2012/07/14 - 2012/07/14
1231位(同エリア1617件中)
tuviajeroさん
- tuviajeroさんTOP
- 旅行記137冊
- クチコミ6件
- Q&A回答106件
- 145,277アクセス
- フォロワー9人
連日のハイキングですが、谷の中と云う事でどうしても流れ、要するに沢沿いに歩くことになります。殆どの時間が灼熱の中なので綺麗な流れに浸かって日陰でノンビリと昼寝をするのがご馳走です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 1.0
- グルメ
- 1.0
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- その他
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝になると天気が怪しかったです。他のグループが目の前のラピッドを乗り越えようとしているので、自分達のは撮り難いので、撮影をしようと、昨日ハイキングで渉った小さな沢を越えて行きました。ものの10分も掛からずに無事撮影を終えて振り返ると・・・ナ、ナ、ナ、ナント・・・さっきの沢が真っ赤な濁流です。谷の上では強い雨が降ったのでしょう。
向こう岸では仲間達が大騒ぎしていますが、流れは超激しく、石や材木なども巻き込んだ小型の土石流みたいなものですから危険で勿論渉れません。ガイドから「直ぐに収まるからこのまま待つように」と言われて30分も待っていると段々収まって来ました。ガイドがロープを渡してくれて無事帰還しました。この風景も他グループのラピッド越え動画もあるのですが4トラベルで公開できないのが残念です。 -
判ると思いますが、綺麗な水がコロラド川の本流で手前の真っ赤ッカがサイド・キャニオンから来た沢の流れです。本来のコロラド川の水は手前の真っ赤っかです。けだしリオ・コロラド(色の付いた川、赤い川)です。雨が降れば(降ってなくても上流が怪しければ、今回はこれに近い)洪水・土石流の危険が有るのは良く解っていたのに、沢があまりに小さかったことと撮影ポイントに走るのに精一杯だったのでこんなことになってしまいました。事故とはこうして起きるものでしょう。
-
そして・・・その後直ぐに川全体が赤く染まりました。これぞコロラド河の色です。さっきの沢の様なのが無数に谷に流れ込んでいるので一瞬でこの様になったのでしょう。
-
これが赤い水の上を行く光景です。
-
天気も何時もの晴れ渡ったピーカンに戻りました。これが本来のコロラド河の風景です。グレン・キャニオンがダムで堰き止められてパウウェル湖になる前のグランド・キャニオンはこんなだったのではないかと思います。
-
午後はまたハイキングです。手前の小さい方のボートが我々ので左の大型のボートが他所の会社のエンジン付きのボートです。
-
ハイキングは普通片道30分〜1時間ぐらいは歩きます。結構辛いのですが目的地の居心地が良いのでそれを励みに歩きます。ただ、帰りにまた歩かなきゃなりません・・・でもって、「"Carry me back to the River(川へ戻して)"と云う歌はどうだ」って適当に歌詞を考えて「俺を川へ運んでくれ、喉は渇くし、足は痛いし」と歌ったらマーティーが「オォ!そっちの方か」と・・・と云うのは普通"Carry(運ぶ) me back"と云うと死んだ人を運ぶ、カウ・ボーイ・ソングとか黒人霊歌で使われる「死後に故郷に葬って貰ったり、葬列で運んで貰ったり」の意味だからです。「連れて帰る」の意味なら"Bring me back"を使わなければなりません。Carryは物理的な意味で運ぶ、だから対象は「私の体」ですからこの場合は死体(普通のおんぶや抱っこでもcarryです)になる訳です。Bringは論理的に運ぶ、持って来るで、対象は物理的存在である必要はなく、「私と云う抽象的存在」になります。要するに洒落です。
歌詞のスタイルとしては最初の部分を、故郷を懐かしむカウ・ボーイが故郷の川の美しさを歌い上げて、死んだら連れて帰ってくれと言わんばかりの内容で途中からハイキングに出たリバー・ランナーの泣き言になって「(歩くの嫌だから)俺を川まで運んでくれ」と云う情け無い内容になる訳です。これは一同の賛同を受けて、色々と自分バージョンで歌ってました。 -
これが目的地で、日陰も多く、水も清く、水の中に寝転がってゴロゴロしたり出来てとても快適です。
-
これがこの川原の最上部分で、奥の岩の所までもっと下流から下に見える流れを遡って行けます。此処から下流へと見て行きましょう。
-
次は直ぐ下流で、もっと手前から下のこの小さな割れ目の中を歩いて、さっきのドン詰まりのプールまで一寸したスロット・キャニオン歩き(10メートルチョイ程度)を体験しながらザブザブと歩いて行くわけです。
-
これが全体の風景で、木の下辺りでせせらぎが岩の上を流れるので体を水に浸したまま昼寝するのにピッタリです。
-
これは直ぐ下です。谷が深くなって本物のスロット・キャニオンになりつつあります。
-
これがその直ぐ下流で、川からこんなトレイルを辿って来ました。
-
結構ギリギリで・・・
-
落ちたらエライことになります。
-
これが本日のキャンプです。大きな洞窟と云うかせり出しが在るのでテントは無用なのですが、矢張りプライバシーが気になるのか皆さんテントを張っていました。
-
中にはもっとプライバシーが欲しい人も。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
17