tuviajeroさんのクチコミ全6件

ダーウィン周辺ならカカドゥ国立公園が目玉ですが、実はハイキングコースも少なく、４ＷＤコースも少ないのでワニ見物のクルーズ以外はすることがありません。１日、ハイキングをしても１泊ぐらいで見て廻れます。カカドゥに隣接するリッチフィールドは小さいですが、滝が沢山あり、それに合わせてハイキングも出来ます。３泊４日以上必要です。特にTjaetaba滝の上へのハイキングは汗をかいた後に高さ数十メートルの滝の落ち口数メートルのプールで泳いで汗を流せるのは世界広と言えどもここだけの体験でしょう。絶景です。キャンプ装備を担いで少々歩く気力が有ればWalker Creekのキャンプが良いでしょう。小川に沿って８つのプールがあり、夫々がキャンプサイトになっています。トレイルヘッドの黒板に名前と使用日を記載すればそのサイトを独占できます。どのサイトが良いかはWangi滝の売店かレンジャーに相談すると良いでしょう。普通のオートキャンプならBuley Rockholesが最高（ただし週末は子供たちが騒ぐ）です。歩いて直ぐの所に小さな滝で繋がったプールがあって１日中遊んでいられます。特に下から２番目のプールに注ぎ込む滝の下は丁度座れる高さで数名並んで肩から滝を浴びてジャグジー状態を楽しめます。Sandy Creek(4WD)もお忘れなく。基本的に２ＷＤで行動でき、キャンプが嫌ならモンスーン・キャフェにキャビンも在ります。この公園も蚊は沢山居ますが、カカドゥよりはましです。

グランドキャニオンでリバートリップを主催しているアウトフィッターから聞いた話では今年の特別として８月にグランドキャニオンを２週間かけて自分でカヤックを漕ぎ下るリバートリップを実施するそうです。ただ、要件として中級以上の技術が必要だそうですからクラス?から?ぐらいは乗り切れる力が必要です。でも、随行の船はコロラド河を初めて探検したジョン・ウェズリー・パウエルが使用したのと同じ木製のドリーを使用するそうですからそれに乗って下る手もあります。
自分でグランドキャニオンを漕ぎ下ったり、ドリーに乗ったりなどと云うチャンスは２度と巡り会えないかもしれない機会なので詳細に興味ある方は御連絡下さい。

オーストラリアではトレーラーや大型テントを車に積載して移動する重装備のキャラバンと言うキャンプ旅行が普通の旅行スタイルとして定着しています。キャンプ場はどんな田舎でも至る所にあり、特にキャラバン・パークと呼ぶ民営のものは設備がかなり充実しています。特筆すべきは必ず共同のキッチンがあり、冷蔵庫、ガスコンロ、日本人には有難い大型のガス鉄板があります。鉄板は巨大でチャンチャン焼きぐらいは軽く出来る大きさです。そのつもりで材料を持ち歩くと相当豊かな食生活が出来ます。このガス鉄板は西オーストラリアの秘境とも言える水さえ無いパヌヌル国立公園（バングルバングル）やカリジニ国立公園のキャンプ場にさえありました（冷蔵庫は無い）。
逆に問題はキャンパーは自分のテーブルと椅子を持ち歩くのが常識で備え付きテーブルの数が少なく争奪戦がある点です。米国の場合はキッチンは無い代わりに無人のバックカントリーでもキャンプ場と名が付けば各パーティ毎に必ずテーブルとベンチとＢＢＱグリルが用意されています。
オーストラリアで長期のキャンプ旅行をする場合は最初に家庭用の調理用具を買い揃えて旅行すると楽しめると思います。

オーストラリアでクレジットカードを使う場合は署名ではなく、ＰＩＮ番号の入力を必要とする場合が多々ありますのでクレジット会社に申請して今のうちからＰＩＮ番号を設定しておきましょう。設定には時間が掛かりますので渡航直前の手続きは遅すぎます。

ノーザンテリトリーの場合、ダーウィンならカカドゥ、リッチフィールド、アリススプリングならエアーズロック（ウルル・カタジュタ）、ウェスト・マクドウェルなど「直近のスポットのみ」を訪れる以外は出来る限り西オーストラリアなどノーザンテリトリー以外でレンタカーをするべきです。ノーザンテリトリーだけは走行距離１００ｋｍ（往復なら５０ｋｍ）／日制限があり。その数字は長距離ドライブが常識のオーストラリアでは非現実的で精算時に想像もしないような高額の追加請求をされます。出来る限り隣接の州を基点とされた方が良いでしょう。どうしても不可避の場合は制限が２００ｋｍの所もあるようですから業者を良く選択してください。

御存知の通り、グランドキャニオンはその中を走るコロラド河の侵食でできたものです。そこで川下りツアーを主催している友人のアウトフィッター、モキ・マック（http://www.mokimac.com/）からメールがあって、先日、世界不思議発見の取材協力をして６月２３日と３０日に放送予定だそうです。コロラド河・グランドキャニオンの河下りを知る良い機会になると思います。宜しければ御覧ください。