2012/09/05 - 2012/09/05
64位(同エリア131件中)
SUR SHANGHAIさん
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この日の午前中は、フロム観光の目玉になっているフロム鉄道に乗ってみようと思っていたSUR SHANGHAIとその旦那。
切符は既に購入済み。
ところがこの朝は昨日の午後からの強風がまだ止まない上に、大型クルーズ船で入港したお客さんたちでフロム鉄道の切符売り場は大賑わい。
う〜ん、これだと天気の具合も今ひとつだし、フロム鉄道はゆったり楽しめる雰囲気でもない…。(−−〆)
でも、朝早くフロムに入港した大型クルーズ船は午後6時頃にはもう出港してしまうから、船のお客さんがフロム鉄道に集中するのは9月初めだと午前中だけ。
じゃあ、天候待ちも兼ねて、フロム鉄道に乗るのは午後に回そう! と決定。
予約してあった切符の時間変更をしてもらった後は、フロム周辺でまだ見ていなかった場所を巡ってみます。
最初にウンドレダールの村で北欧最小というスターブ教会を見た後、スタルハイム渓谷の絶景で有名なスタルハイム・ホテルでお茶にして、古民家を集めた屋外博物館のオッテルネス農場を回ったらちょうどいいタイミングになりそうだね。
表紙の画像は、スタルハイム・ホテルの庭から見下ろしたスタルハイム渓谷。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
表紙に出した経緯で、フロム鉄道に乗るのは午後に変更したSUR SHANGHAIとその旦那。
それが吉と出るかどうかは今後の旅行記で、ということで、この編ではまずウンドレダールの村へ行ってみます。
ウンドレダールは、アウルランフィヨルドに面した小村。
フロム⇔グドヴァンゲンを結ぶフィヨルド巡りのフェリーに乗ると、途中でその村も見えますよ。
●注: アウルランフィヨルドは、ソグネフィヨルドから枝分かれしたフィヨルドの一つ。最奥部にはフロムの町があります。
陸路でウンドレダールへ行く場合は、E16号線を一旦グドヴァンゲン方向へ。
途中に枝道があって≪UNDREDAL 6km≫の標識が出ています。
後は、下段の画像のような道を村まで下って行きます。 -
フロムから30分ほどでウンドレダールの村に到着。
この村には何があるのかと申しますと、北欧最小のスターブ教会。
その教会についてはこの旅行記の中で後述する事にして、無料駐車場に車を停めた後は、まずは周辺を一回り。
アウルランフィヨルドの絶壁から流れ落ちてきた渓流が勢いよく村を貫いて流れて行く様子にブルブルッと身震い。
ひゃ〜、目が覚めた。 -
9月のフロム周辺は天候不順で雨が降ったり止んだり。
日中晴れ間が出た時には上着は要らない感じでも、朝夕には湿った寒さで雨風を通さない厚手の上着が欲しくなるほどだった。
ウンドレダールの村を流れる渓流脇の木々も、もう紅葉準備完了。
そばを流れていく水が、冷たいのを通り越して痛いほど。 -
ウンドレダールの村はアウルランフィヨルドに面しているから、そのあたりにも行ってみよう。
ウンドレダールは人口100人足らずの小さい村。
渓流に沿ってちょっと歩いただけで、もうフィヨルドの流れと対岸の絶壁が見えて来た。
う〜ん、いい眺め。
手前に見える民家の壁の赤色+屋根の緑色の取り合わせはよく見たね。
ノルウェーの民家って言うと、この色の取り合わせを思い出すほど。 -
上に出した赤い家のすぐそばにあったヤギの銅像。
ウンドレダールはヤギを飼う農家が農家が多く、その乳で作られるチーズが有名なんです。
この銅像周辺には、ビジターセンターやカフェあり。
ただし、9月初めにはもう開店休業状態でしたが。
民宿的な宿も見かけたので、車で訪れる方はこういう鄙びた村に泊まってみるのもいいかもです。
下記のウンドレダール村のサイトに、村の紹介が出ています。
http://naroyfjorden.no/verdsarvbygdene/undredal?lang=en (英語版) -
アウルランフィヨルドに面したウンドレダールの村には、小さい船着場もあり。
フロム⇔ウンドレダールを行き来するフェリーも、便数は少ないながらも夏季のみ出ている旨のスケジュール表がフロムの観光インフォにありましたよ。 -
ウンドレダールの村の船着場あたり。
桟橋にカフェの露天席がありましたが、9月初めはもうお客さんもいなくて開店休業。
夏のシーズン中に来たら、アウルランフィヨルドの絶壁を目の前に、壮大な気分でコーヒー休憩が出来そうです。 -
ウンドレダールの船着場に出ていた手作り標識。
村の標識作りなんていう課題が学校か村のコミュニティーであったのかな。
同じようなスタイルの標識が村のあちこちに出てました。
これらの地名は、アウルランフィヨルド沿岸の集落の名? -
ウンドレダールの村にあったお店。
とりあえずの生活雑貨まであるミニ・スーパー的なお店なんですが、村の万屋(よろずや)さんと呼んだ方がピッタリ来る感じ。(*^。^*)
郵便局代わりにもなっているようで、お店の脇にはポストが取り付けてありました。
そのポストを見てみると…、 -
…ノルウェーの郵便マークもホルン。
ヨーロッパではホルンが郵便マークになっている国が多いですが、これは18〜19世紀にかけてのヨーロッパでは馬や馬車による郵便輸送が行われていて、到着や出発の合図にホルンが鳴らされていたからなんだそう。
ちょっと話が脇道に入りますが、フロムからグドヴァンゲン行きのフェリーに乗ると、ネーロイフィヨルド沿いにSTYVI(発音はスティヴィ?)という集落を目にします。
今は随分鄙びた集落のようでしたが、1600年代にはオスロとベルゲンを結ぶ王立郵便道路がその村まで通されていたんだそう。
しかもその当時は、ラールダールまでの郵便物はその集落からボートで配達していたと聞いてびっくり。
ひょっとしてその郵便ボートも、ホルンを鳴らしてこのウンドレダールにも寄っていたんだろうか、と想像してみたSUR SHANGHAI。
現代のウンドレダールまでやって来る郵便屋さんは、もちろんE16号線から車かオートバイで来るんでしょうが、その回数は1日1回のよう。
日曜日にはお休みみたいです。 -
ウンドレダールの村に残っていた木造の建物。
元は小屋だったのかな。
もう小屋としては使われてはいないようだけど、外壁が村の掲示板的に使われていて、まだまだ現役。 -
ウンドレダールの村の家並み。
ちょっとしたスペースにも草木が植えてあったり、庭には青々とした芝生が敷き詰められてあったり。
なんか可愛い。(*^。^*) -
ウンドレダールのマンホールの蓋の絵柄。
どちらもイラスト風の絵が付いている。
上段の画像の絵柄は、林業を表わしているのかな。
材木が工場の前に横になっている感じだけど。
間違っていたらお許しを。(;^ω^)
下段の画像の蓋には砂利がかかって見えにくいけれど、村の家並みを表わしているように見える。 -
さて、ウンドレダールの村にやって来た目的は、この村にもあるスターブ教会を見学すること。
スターブ教会は、簡単に言うと12〜14世紀にノルウェー各地に建てられた独特の構造を持つ木造の教会。
釘を用いず、支柱(スターブ)を梁と土台の間に垂直にはめ込む構造と、ヴァイキング時代の装飾を取り入れているのが特徴なんだそう。
かつては千棟以上もあったスターブ教会も、現在残っているのは28棟のみ。
そのうち、ウルネスにあるスターブ教会は世界遺産の文化遺産にも登録されています。
この画像のポスターに出ているのは、ウンドレダール村のスターブ教会。
1147年に建てられたというこのスターブ教会は、内部の座席は40で北欧最小なんだそう。
この画像を見て、びっくりしたのはその外観。
二日前にボルグンの村で見た真っ黒くてアジア的造りのスターブ教会とは大違い。
これもスターブ教会なんだ〜。(◎◇◎)
ボルグンのスターブ教会と比べてみたい方は、下記の旅行記をご覧ください。
★ノルウェー旅(2) −ボルグンのスターブ教会とアウルランフィヨルドの風景
http://4travel.jp/traveler/casa/album/10722932/ -
なぜ、ウンドレダールのスターブ教会をポスターでご紹介したのかは、この画像を見れば一目瞭然。
2012年9月上旬現在は、足場が組まれ、カバーがかけられて修復中でした。
ガッカリ。(´-ω-`)
一度、ドアが開かれて、作業中の内部がチラリ。
正面の祭壇らしき壇と、その上の十字架が見えただけ。
そばに出ていた貼り紙には、2013年には修復が終わると出ていましたが、何月なのかは書いていなかったので不明です。
この旅行記の出だしにも書いた、ウンドレダール村のサイトにお知らせが出るのかも。
行ってみようと思っている方は事前に要チェック。 -
ウンドレダールのスターブ教会は修復中で、その一部しか見えなかったのは残念。
せっかくここまで来たので、アウルランフィヨルド沿いに歩いてみます。
こういう民家の合間から見るフィヨルドは、フェリーから見るのとはまた別の雰囲気。
ウンドレダール村はヤギを飼う農家が多いんですが、その他の農業に従事しているお宅もあるようで、農作業用の機器が民家の合間や車庫に置いてありました。 -
ウンドレダールの農家の軒先。
車庫に入れてあるトラック(?)が随分古めかしい。
右側の画像の機械って何だろう?
無知なSUR SHANGHAIにはどういう用途があるのか分からないけれど、よくもまあこういうものを造り上げたと思う。 -
アウルランフィヨルド沿いの小道を歩いてみた。
道端の草は秋の始めの風情になっても、牧草らしき草は青々。
これは、ネーロイフィヨルドやソグネフィヨルドの本流方向を見た景色。
昨日SUR SHANGHAIたちが乗ったフロム→グドヴァンゲンのフェリーは、この画像奥を目指した。
今日はウンドレダール村から同じ景色を見ているのが不思議な気分。
あれ? あんな所に小さいショベルカーが。
何を造ろうとしてるんだろ。
●注: アウルランフィヨルドもネーロイフィヨルドも、ソグネフィヨルドから枝分かれしたフィヨルドです。 -
イチオシ
ウンドレダール村からアウルランフィヨルドの対岸を見る。
切り立った絶壁が折り重なる風景には、自然の美しさと厳しさが同居する。
わ、向かいの山のてっぺんには雪が降ったみたいだよ。初雪かな?
昨日の午後からずっと強い風が吹いたから、山の上では荒れた天気だったに違いない。
昨日通ったアウルラン⇔ラールダール間のスノー・ロードの最高地点は1306mだったけど、あの山もそのくらい?
そのはるか下方には、名も知らぬ集落が点在しているのがシュール。
あの集落を造り上げた人々は、いつどこからどうやって、あそこに辿りついたんだろう。 -
イチオシ
ちょっと高い場所から見下ろしてみたウンドレダールの村。
アウルランフィヨルドの景色に溶け込んでるね。(*^。^*)
青空だったら、もっと朗らかに見えそう。
これ以外にもまだ民家があるし、人口は100人足らずって聞いたけど、もう少し多いような気がする。 -
アウルランフィヨルドの小さい谷間に囲まれたウンドレダールの村。
次またこのあたりに来ることがあれば、こういう村の民宿に泊まってみるのもいいかもね。
さ、そろそろ駐車場に戻って、お次のスタルハイム渓谷に行ってみようか。 -
ウンドレダールの村からまたE16号線に戻る道筋で出逢ったヤギの群れ。
村には銅像があるくらい、村のチーズ産業を支える功労者になっているから、ヤギ身事故(笑)を起こしたら一大事。
前を行く車も最徐行。 -
さて、ウンドレダール村からE16号線に戻って、これから行ってみるのはスタルハイム渓谷を見下ろすスタルハイム・ホテル。
グドヴァンゲンを過ぎて、さらにもう少しヴォス方面に車を進めて行くと、行く手の崖の上にその建物が見えてきます。
上段の画像だと、右上の崖の上に細長くその姿が見えています。
このあと、トンネルを出た所にある、スタルハイムへの標識を見落とさないように要注意。 -
上に出した標識の分岐点からは上り坂を1.3kmほど。
坂の途中からは、スタルハイム・ホテルの赤い建物がよく見えます。
森と渓谷に囲まれたホテルだね。 -
スタルハイム・ホテルは、スタルハイム渓谷の眺めが美しいホテル。
画像をクリックして元画像にすると大きく表示されます。
ロビー周辺には、窓の大きい広いラウンジがあったり、博物館風に古風な家具や道具類を展示している部屋があったり。もちろんお土産屋さんも入っています。木彫りの人形が素朴な仕上がりでした。
宿泊客でなくても、ここのラウンジでお茶やスタルハイム渓谷の景観が楽しめます。
車で周辺を回る方は寄ってみるといいですよ。
ここにお茶休憩で立ち寄るツアーもあり。
SUR SHANGHAIたちはコーヒーだけを注文しましたが、にこやかに応対していただけました。恐縮の極み〜。<(_ _)>
もちろんお泊りしてみるのもよし。
スタルハイム・ホテルのサイトはこちら。
http://english.stalheim.dnn.gasta.no/ (英語版) -
スタルハイム・ホテルのロビー・ラウンジ外のお庭。
城壁の上といった風情あり。
ここからのスタルハイム渓谷の眺めが絶景と聞いていたので、ドキドキしながらその先端へ近づいて行くと…、 -
イチオシ
…お天気は上々とは言えないながらも、スタルハイム渓谷のほぼ全容が足元に広がっていた。
むしろ、快晴の時よりも、却ってこの方が幽玄の趣があっていいかも?
しばしその眺めに見入ってしまったSUR SHANGHAIとその旦那。 -
スタルハイム渓谷を縦位置で見るとこんな感じ。
画像奥がグドヴァンゲンやフロム方向。
折り重なる山々の煙るシルエットがいいね〜。
スタルハイム・ホテルの客室は、全部この渓谷を見下ろせるようになっているそうですよ。
朝起きて、カーテンを開けたらこんな景色が広がっているなんていいなあ。
で、谷間を流れる川はスタルハイム川というのかと思ったら、ネーロイダール川なんだそう。
グドヴァンゲンでネーロイフィヨルドに注ぐ川だから? (・・?
間違っていたらお許しを。
谷間にあるのは川だけではなく、緑の牧草が鮮やかな牧場やE16号線も見えてます。
SUR SHANGHAIたちはその道を向こうから手前に走ってきて、今スタルハイム・ホテルの庭に立っています。 -
スタルハイム・ホテルの庭から周りを見ると、渓谷の更に高い場所にも農場や民家が。
山の木と気に包まれた暮らしをしているんでしょうね。
民宿とか無いかなあ?
あったら泊まってみたくなる。 -
スタルハイム・ホテルの庭から見たホテルの宿泊棟の一部とロビー・ラウンジ外観。
決して現代的な造りとは言えませんが、スタルハイム渓谷を見下ろす有名ホテルとして一種独特の風格あり。 -
スタルハイム・ホテルの庭。
そこここにベンチやテーブルがあって、気候・天候がいい時にはスタルハイム渓谷を見渡しながらゆっくり出来そう。
SUR SHANGHAIたち以外にも、お茶と眺めを楽しむために立ち寄ったような人たちもポツポツ。
夏だとそういう人たちもずいぶん多いんじゃないだろうか。 -
スタルハイム・ホテルの庭を探索していると、庭の片隅にこんな細〜い通路とその奥の出入り口を発見。
むむ、怪しい雰囲気。
通路に入って行ってみると、出入り口の上にはLORELEIの文字が。
え? LORELEIって、ドイツのライン川にあるローレライの岩のことだよね。その名を取るような見所になってるの?
奥を覗き込むと、更に怪しい雰囲気の板張りの暗〜い通路が左右に延びていた。
見晴台のような場所に続いているんだろうか?
でも、電気も点いていないし…。
…と振り向くと、後ろから着いて来ているはずの旦那がいない!! (◎◇◎)
キャァ━━━(艸Д<ll)━━━ァァ!!と怖くなって走り出て来たら、旦那は庭の片隅でタバコを吸っていた。(-ω-ll)
結局ここは何だったのかは謎のまま残して行きます。
ミステリー好きの方は解明してみては? -
9月の初めは、雨が降ったり止んだりの湿っぽい寒さと、その合間に青空が覗くお天気続きだったフロム周辺。
葉っぱに宿る雨の粒が秋の訪れを告げているかのよう。 -
さあ、スタルハイム渓谷を見渡すスタルハイム・ホテルも後にして、まずはE16号線へ。
実はE16号線とスタルハイム・ホテルを結ぶ道路は2本あって、上りと下りの道はそれぞれ一方通行。
それはいいんですが、下り専用になっている坂のカーブと傾斜のきついこと!
ちょっとぶれた写真になってしまいましたが、≪18%の下り急勾配≫に注意を促す標識が出ています。
ここは冬季になったら閉鎖して、もう一本の道だけを使うんでしょうね。
ちなみにこの下り専用の道には≪自転車での走行は禁止≫標識も出ていたので自転車でこのあたりを回る方はご注意を。
それにしても、どうして坂の傾斜を表わすのに%を使うんだろう。
不思議。 -
E16号線に戻る≪18%の下り急勾配≫から見上げたスタルハイム・ホテルと周辺の景色。
あ、あんな所にも滝があるよ。
スタルハイム・ホテルが立っている岩山下方に見えているのはE16号線のトンネル。
最初にホテルに上って行った道は、トンネルを向こう側に出た所にありました。 -
スタルハイム・ホテルからE16号線に戻る≪18%の下り急勾配≫。
途中にあるカーブも半端ではないので、運転は慎重に。
ここでチラリと写っている滝を結構近くから見られる場所がありましたよ。 -
フロム周辺には滝がありすぎて「もう滝はたくさん。」と思う人も出てくるかもですが、間近で見られる滝は思ったより少ないので、交通状況をお確かめの上でちょっと車を止めてみては?
秋の初め、切れるように冷たい滝の水にまたまた身震い。 -
スタルハイム・ホテルを去って、お次にE16号線で向かうのはオッテルネス農場。
この農場はフロムと隣町アウルランの中間の、アウルランフィヨルドを見下ろす渓谷中腹にあります。
やはりE16号線からの分岐点手前にはこんな標識が出ているのでお見逃し無く。
オッテルネス農場へはフロムから徒歩で訪れるのも可能。
フロムの観光インフォには、『フロムとフロム峡谷を歩く』という、日本語版+中国語版も一緒になった説明付き地図(無料)があります。
手に入れるといいですよ。
内容は、30分程度の散策ルートから、4〜5時間(20km)のトレッキング・コースまで10種類のコースが紹介されています。
自分の経験、体力、体調に合わせてコースが選べて便利。
それぞれ、距離、所要時間、標高、道順、注意事項などが記されているのも親切だと思います。
ちなみにフロム⇔オッテルネス農場間は往復8kmで、徒歩での所要時間は2.5時間となっています。 -
上に出した標識の分岐点からオッテルネス農場までは上り坂を数百m。
うんときつい坂ではないので、普通の体力のある方ならゆっくり行けば大丈夫な程度。
年配の方や家族連れでも歩いて訪れている人たちがいましたよ。
坂の途中から見上げると、オッテルネス農場がアウルランフィヨルド対岸の岩山を背に見えてきます。
オッテルネス農場は、中世からの古民家を移築して造られた屋外博物館。
入場・見学は50クローネ。
農場入口ゲート手前に簡単な駐車場もありました。
見学可能時期は6月〜9月中旬。下記のオッテルネス農場のサイトで確かめて行くといいと思います。
http://www.otternes.no/en/ (英語版)
敷地には木造の古民家が並んでいて、実際の村のよう。
リンゴ栽培をしていたり、ニワトリを飼っている場所もあり。
中に入れる民家もあって、インテリア見学も出来ます。
敷地外れからのアウルランフィヨルドの眺めよし!
ガイドさん付きで民家を回るツアーや、食事も出来るカフェもあるようなんですが、結論を先に言うと、9月上旬だとお客さんが少なくて寂しかったのが残念。
ここへはお客さんが多い時期に行くといいような気がします。 -
オッテルネス農場から見下ろしたアウルランフィヨルド。
いつの間にかこの日の朝吹いていた強風も弱くなって、水面が落ち着いてきた眺め。
画像右手から突き出している山を回りこんで行く道がE16号線。
その先にアウルランの町があります。 -
オッテルネス農場内の民家や物置小屋は、中世からの建物を移築したもの。
今現在住民がいるわけではありません。
チケットを買う時に貸し出してくれる農場敷地内の説明付き地図によると、全部で27棟ありました。
中に入って構造やインテリアを見学できる建物もありますよ。
SUR SHANGHAIたちはまずこの画像の民家の中へ。 -
イチオシ
オッテルネス農場の民家の一軒。
こういう木枠の窓って、昔は日本にもあったよね。
懐かしい。(*^。^*)
窓辺のレースやお茶道具、窓の向こうの眺めも童話チック。 -
オッテルネス農場の民家内部。
当時の民家の構造やインテリアが見られます。
数軒分の画像の中からいい感じのものだけ取り出してまとめてみました。
画像をクリックして元画像にすると大きく表示されます。
女性なら、キッチン設備や道具類にまず最初に目が行くかも? -
イチオシ
アウルランフィヨルドを見下ろす渓谷の斜面にあるオッテルネス農場。
古民家がこういう具合に並んでいます。
パッと見ただけだと簡単な木造家屋のように見えますが…、 -
…土台部分を見ると、石を積み重ねて平たく造った基礎の上に、さらに高床式に造った木造家屋が乗っかっています。
フィヨルド独特の冷たい湿気を避けるのが目的? …と思ったんですが、どうでしょう。 -
これは農作業器具の物置小屋かな? と思う古びた小屋もあったオッテルネス農場。
この農場に行ったら、ぜひ敷地外れまで行って、アウルランフィヨルドの一番奥にあるフロムの町も眺めてみるのがお勧めです。
この画像だと、フロム港に停泊している大型クルーズ船が見えてます。
農場と言ってもこぢんまりしたサイズなので、入口から眺めのいい場所までゆっくり歩いても10分もかかりません。 -
オッテルネス農場から見たアウルランフィヨルドのどん詰まり。
大型クルーズ船が停泊しているのがフロム港。
フロムの町と比べてクルーズ船が随分でかく見えるよね。
画像左手奥に続いている谷がフロム峡谷。
このあとで乗ってみようと思っているフロム鉄道は、フロム港そばの駅を出発したあとは、フロム峡谷を上って行きます。
風も収まったし、フロム渓谷方向の眺めもクリアになってきた。
フロム鉄道の切符を午後便に変更してもらったのは正解だったか?
それは、この後に続くフロム鉄道編でご紹介します。 -
フロム方向の眺めを楽しんだ後は、車を停めた駐車場へ戻ります。
屋外博物館になっているオッテルネス農場にも牧草やリンゴの木が植えられていて、それを手入れに来ている人たちがいた。
夏の観光客が多く来るシーズンには、ここにヤギも放して、乳絞り体験とかもするんだろうな。 -
オッテルネス農場のリンゴの木。
これから熟しても、オッテルネス農場は9月中旬から来年の5月いっぱいはお休みになるようだから、農場のスタッフさんたちが持って帰るのかな?
それともこのまま地面に落ちてしまうんだろうか。
そうだとしたら、ちょっともったいないな。 -
さ、天候も回復したみたいだし、今日の〆には懸案だったフロム鉄道に乗ってやるぞ〜!!(^◇^)
…と意気込むSUR SHANGHAI。
あれ? 旦那は? (・・? と見回すと、アウルランフィヨルドを見下ろす場所で一人たそがれていた。
うんうん、フィヨルドの眺めって、やけに感傷的だったりするもんね。
この後は、いよいよフロムに戻って、フロム鉄道に乗ってみます!
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