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ウィーンに滞在中に,2回ほどヨーロッパの一部を訪ねる小旅行をしました(ウィーンを出発して,ウィーンに戻ってくるというものです)。リュックサックを背負って,長距離移動は鉄道,宿泊はユースホステルか安宿でした。日程は特に決めておらず,その街が気に入れば何日か滞在するという気まぐれな旅でした。<br /><br />今回は,ヘルマン・ヘッセ(特に「車輪の下」)が好きだったので,ヘッセが生まれたカルフや作品にゆかりのある街(マウルブロン,テュービンゲン,シュトゥットゥガルト)を訪ねました。<br />他に,ハイデルベルク,カールスルーエ,オーバーアマガウ,ミュンヘン(2度目)にも立ち寄りました。<br /><br />【第2回ヨーロッパ小旅行~行程】<br />ウィーン→(ドイツ~ミュンヘン→フュッセン・ホーエンシュヴァンガウ→アウクスブルク)→(フランス~パリ→ヴェルサイユ)→(スイス~ツェルマット・マッターホルン)→(ドイツ~ハイデルベルク→マウルブロン→カールスルーエ→カルフ→テュービンゲン→シュトゥットゥガルト→ミュンヘン→オーバーアマガウ)→ウィーン<br /><br />(お断り)<br />当時はデジカメなど一般的ではなく,フィルムで撮った写真をデジタル化している最中ですので,写真は少しずつアップします。あしからずm(__)m

ヘッセのシュヴァーベン~ヨーロッパ小旅行Ⅵ(ドイツ篇③)

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1994/11/15 - 1994/12/06

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コージ☆

コージ☆さん

ウィーンに滞在中に,2回ほどヨーロッパの一部を訪ねる小旅行をしました(ウィーンを出発して,ウィーンに戻ってくるというものです)。リュックサックを背負って,長距離移動は鉄道,宿泊はユースホステルか安宿でした。日程は特に決めておらず,その街が気に入れば何日か滞在するという気まぐれな旅でした。

今回は,ヘルマン・ヘッセ(特に「車輪の下」)が好きだったので,ヘッセが生まれたカルフや作品にゆかりのある街(マウルブロン,テュービンゲン,シュトゥットゥガルト)を訪ねました。
他に,ハイデルベルク,カールスルーエ,オーバーアマガウ,ミュンヘン(2度目)にも立ち寄りました。

【第2回ヨーロッパ小旅行~行程】
ウィーン→(ドイツ~ミュンヘン→フュッセン・ホーエンシュヴァンガウ→アウクスブルク)→(フランス~パリ→ヴェルサイユ)→(スイス~ツェルマット・マッターホルン)→(ドイツ~ハイデルベルク→マウルブロン→カールスルーエ→カルフ→テュービンゲン→シュトゥットゥガルト→ミュンヘン→オーバーアマガウ)→ウィーン

(お断り)
当時はデジカメなど一般的ではなく,フィルムで撮った写真をデジタル化している最中ですので,写真は少しずつアップします。あしからずm(__)m

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 高速・路線バス
旅行の手配内容
個別手配

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  • 【カルフ】<br />ヘッセの生地で,シュヴァルツヴァルト(黒い森)にある小さな街です。<br />観光客は少なかったです。<br /><br />写真はカルフの駅から街を眺めた様子。

    【カルフ】
    ヘッセの生地で,シュヴァルツヴァルト(黒い森)にある小さな街です。
    観光客は少なかったです。

    写真はカルフの駅から街を眺めた様子。

  • 【カルフ】〜マルクト広場<br />左から3番目の建物がヘッセの生家<br /><br />いかにもドイツという街並みで,住んでみたくなります。

    【カルフ】〜マルクト広場
    左から3番目の建物がヘッセの生家

    いかにもドイツという街並みで,住んでみたくなります。

  • 【カルフ】〜マルクト広場<br />ここの2階にヘッセ一家が住んでいました。

    【カルフ】〜マルクト広場
    ここの2階にヘッセ一家が住んでいました。

  • 【カルフ】〜マルクト広場<br />生家のプレート

    【カルフ】〜マルクト広場
    生家のプレート

  • 【カルフ】〜マルクト広場<br />広場の噴水もヘッセ…。<br />この街は,ヘッセで“街おこし”をしているようです。

    【カルフ】〜マルクト広場
    広場の噴水もヘッセ…。
    この街は,ヘッセで“街おこし”をしているようです。

  • 【カルフ】<br />ナゴルト川に架かる橋の上にあるニコラウス礼拝堂,ヘッセの作品にも登場します。<br />ヘッセも,この橋を幾度となく渡ったんだなあと考えると感慨深いです。

    【カルフ】
    ナゴルト川に架かる橋の上にあるニコラウス礼拝堂,ヘッセの作品にも登場します。
    ヘッセも,この橋を幾度となく渡ったんだなあと考えると感慨深いです。

  • 【マウルブロン】の修道院<br />ヘッセが14歳の時に入学した神学校で,もちろん“全寮制”です。<br />ヘッセは,牧師になるというエリート・コースからはずれ,この学校を脱走・中退して詩人・作家となります。脱走の経緯については,車輪の下に詳しく描かれています。<br /><br />小さな駅からバスに乗って,辺りには何もない村で下車します。<br />修道院自体は,広い敷地と立派な建物が並んでいます。<br />

    【マウルブロン】の修道院
    ヘッセが14歳の時に入学した神学校で,もちろん“全寮制”です。
    ヘッセは,牧師になるというエリート・コースからはずれ,この学校を脱走・中退して詩人・作家となります。脱走の経緯については,車輪の下に詳しく描かれています。

    小さな駅からバスに乗って,辺りには何もない村で下車します。
    修道院自体は,広い敷地と立派な建物が並んでいます。

  • 【マウルブロン】の修道院<br />回廊にある礼拝堂(中に噴水があります)です。<br /><br />ロマネスクの回廊と中庭が,落ち着いたたたずまいで本当に美しいです。春だったら,もっと素晴らしいでしょう。<br />ここでなら勉学に励めそうですが,ヘッセは中退してしまいます。やはり,詩人は他の人とは違う感性があったのでしょう…。

    【マウルブロン】の修道院
    回廊にある礼拝堂(中に噴水があります)です。

    ロマネスクの回廊と中庭が,落ち着いたたたずまいで本当に美しいです。春だったら,もっと素晴らしいでしょう。
    ここでなら勉学に励めそうですが,ヘッセは中退してしまいます。やはり,詩人は他の人とは違う感性があったのでしょう…。

  • 【テュービンゲン】<br />この街は大学都市ですが,川や池や森に囲まれ自然が豊かです。<br />日本の“学生街”とは大違いです。

    【テュービンゲン】
    この街は大学都市ですが,川や池や森に囲まれ自然が豊かです。
    日本の“学生街”とは大違いです。

  • 【テュービンゲン】<br />ネッカー川<br />丸く黄色い塔に,ヘッセが尊敬する詩人ヘルダーリンが住んでいました。<br />

    【テュービンゲン】
    ネッカー川
    丸く黄色い塔に,ヘッセが尊敬する詩人ヘルダーリンが住んでいました。

  • 【テュービンゲン】<br />ヘッセもこよなく愛したプラターネン・アレー<br />ここを散策すると,誰でも“詩人”になれそうな気がしてしまいました。

    【テュービンゲン】
    ヘッセもこよなく愛したプラターネン・アレー
    ここを散策すると,誰でも“詩人”になれそうな気がしてしまいました。

  • 【テュービンゲン】<br />広場<br />あまり日本の観光客が来る街ではないですが,パン屋さんで,ここに住んでいるという日本の方に声をかけられました。

    【テュービンゲン】
    広場
    あまり日本の観光客が来る街ではないですが,パン屋さんで,ここに住んでいるという日本の方に声をかけられました。

  • 【テュービンゲン】<br />ヘッセが見習いとして勤めていたヘッケンハウアー書店<br />広場に面していて,当時も営業中でした。

    【テュービンゲン】
    ヘッセが見習いとして勤めていたヘッケンハウアー書店
    広場に面していて,当時も営業中でした。

  • 【テュービンゲン】<br />書店の2階がヘッセの仕事場だったそうです。<br />ここでヘッセの詩集などを買いました。

    【テュービンゲン】
    書店の2階がヘッセの仕事場だったそうです。
    ここでヘッセの詩集などを買いました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • jijidarumaさん 2018/09/11 18:54:13
    ヘッセとカルフの町
    コージ☆さん、
    こんばんは。お立ち寄りとご投票ありがとうございました。

    黒い森は何度か走りましたが、最近ではもう11年前になる2007年にカルフを訪れました。その時の旅日記から抜粋したものです。

    「ノーベル賞作家ヘルマン・ヘッセの作品“車輪の下”“青春はうるわし”など昔々に読んだが、内容はもう覚えていない。多分、本箱の片隅にまだ置いてあるのだろうが、昨年の旅で行ったWetzlarヴェッツラーでの、ゲーテの“若きウエルテルの悩み”ほどには私の中に残っていないのだ。
    ヘッセは85年の人生を殆ど他郷に過ごしたせいか、『私の知っている町の中で最も美しいのは、シュヴァーベン地方の黒い森の小さな歴史ある町、ナゴルト川沿いのカルフである』と故郷を称えている。
    ところが、故郷の人達には若い時の印象が残っていて、一種の困り者として見られていたらしい。当時はヘッセを“町の誇り”として歓迎する人は少なかったそうだ。
    ヘッセの愛したナゴルト川は深い緑色した清流で、町の真中を流れている。ニコラウス橋から眺める風情は昔のままのように思われた。」

    2007年にはニコラウス橋の上にヘッセの像が立っていましたが、1994年のお写真を拝見すると、像はありませんね。
    jijidaruma

    コージ☆

    コージ☆さん からの返信 2018/09/11 21:50:00
    ヘッセと車輪の下
    jijidarumaさん こんばんは

    ご丁寧にメッセージありがとうございます!

    カルフは,ヘッセの作品に大きな影響を残した故郷なので,できるなら再訪したいと思っています
    御投票いただいた旅行記のことは,すっかり忘れてました
    でも,車輪の下は大好きで数年に一回は読み返してます
    橋の上にヘッセ像が建ったのは,わたしのようなミーハーな観光客が行ったせいかもしれませんねー


    コージ☆

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