2012年紅葉絶景スポット巡り（５）湯ノ湖・竜頭の滝編

2012/10/16 - 2012/10/16

10月16日早朝の小田代ヶ原に行ったついでに昼間は湯ノ湖と竜頭の滝、半月山を散策してきました。この後、２４日に再度小田代ヶ原に行き、その足で同じようなところを巡ってきましたが、１６日は中禅寺湖畔は少し紅葉見頃には早く、湯ノ湖、竜頭の滝はちょうど見頃でした。
というわけで、この旅行記では、中禅寺湖畔の紅葉写真は２４日版に譲り、竜頭の滝、湯ノ湖、湯滝と中禅寺湖畔のイタリア大使館別荘に立ち寄ったときの写真のみ掲載します。　　
奥日光は、至るところに紅葉スポットがありますが、見頃になる時期がずれているので、一度にたくさんの紅葉スポットを巡るという欲張りな行動には、いささか無理がありましたな〜！

エリア 日光湯元温泉(栃木)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

１０月１６日　小田代ヶ原から赤沼の駐車場に戻ったのが朝８時頃。その後、湯ノ湖に向かいました。湖面を泳いでいるのはマガモでしょうか。

追記：この鳥はマガモではなく、キンクロハジロという鳥だそうです。潮来メジロさんからコメントいただきました。小さな画像ですが、しかるべき人が見るとわかるものなのですね〜

湯ノ湖南西側にて。ナナカマドが鮮やかな紅に染まっています。
紅葉が色鮮やかになるには４つの条件が必要だそうです。
①昼夜の温度差が大きいこと　②秋口に気温の低下が大きく、以降晴天が多いこと　③空気がきれいであること　④適度な湿気があること
湖畔や渓流の紅葉があざやかなのは条件④があてはまるからです。

正面の山は高薙山、右側が於呂倶羅山かな？

こちらはカエデの紅葉。カエデにも、いろいろな種類があり、黄葉するものもあります。木の名前がわかるともっと面白いのですが・・・

湯滝の滝上付近から湯ノ湖に突き出た兎島を遠望
今年は9月の残暑が厳しく、紅葉の条件②が不十分なためか、鮮やかさが物足りない感じがします。

湯ノ湖は冬になると渡り鳥でいっぱいになるそうですが、今日は１０羽ほどのマガモが泳いでいるだけです。

この付近は風が弱く、湖面に紅葉が映っています。完全な水鏡ではなく、少し揺らめいているのも良いものです。

湯ノ湖南岸にて

湯ノ湖から湯滝に流れ出る湯川最上流の様子です。

同じく、湯川源流

湯滝の滝上。

滝の脇の遊歩道を下って観瀑台へ。
日が当たっている部分は露出オーバーで白く飛んでしまっています。滝の写真は難しいです。

観瀑台で滝の反対側の空を見上げると、黄葉と空の青が鮮やかなコントラストを作り出しています。

2時間ほど、湯ノ湖、湯滝界隈を散策したあと、竜頭の滝に移動。紅葉シーズン真っ盛りとあって、駐車場は満杯！　滝上駐車場で30分ほど空きを待ちます。

橋の上からみた竜頭の滝上部。上流部は滝というよりも傾斜がある川床をすべるように流れ下る急流といった風情です。

滝の脇の遊歩道を下っていくと、中間点にビューポイントがあります。ここにも大勢のカメラマン、観光客が群がっています。

すじ雲がたなびき、空も秋模様です。

茶店にある竜頭の滝観瀑台にて。定番の撮影ポイントですが、狭くて大勢の人でごった返していて、落ち着いて撮影するような状況ではありませんでした。
紅葉はトウゴクミツバツツジ。まだ見たことはありませんが、5月の花の時期もよさそうです。

右側の滝だけをアップで撮影。この構図の方が好きです。

この後、中禅寺湖スカイラインで展望台まで行ってきましたが、あまり紅葉がパッとしないので24日に撮影した写真を「2012年紅葉絶景スポット巡り（６）中禅寺湖畔散策編」に掲載予定。
「ＢＯＳＣＯ」というＣａｆｅ（イタリアンレストラン？）でパスタの昼食。場所はイタリア大使館別荘に行く歩道の駐車場向かいにあります。パスタ、デザート、コーヒーで\2,100は高い。パスタのチョイスも2種類だけ。
その後、旧イタリア大使館別荘を見学。

昭和3年に建てられ、平成９年まで歴代のイタリア大使が使っていましたが、今は歴史建造物として一般公開されていて、界隈は記念公園として中禅寺湖、男体山の風景を堪能できる場所となっています。
協力金￥１００ということになっていますが、入場料ではないので払わなくてもかまいません。スタッフの方が「払わなくていいですよ」と言ってくれました。

一階は大部屋で食堂、居間、書斎が間仕切りなく配置され、湖岸には広縁にソファが置かれ、ゆったりと湖の風景が眺められるようになっています。観光客も実際にソファに座って外の風景を眺められます。

二階は四部屋からなり、３つの部屋が公開されています。二間は寝室、もう一つが大使のプライベートルームとして使われていました。
二階寝室からの外の風景

一階の書斎コーナー

一階の書斎コーナー

食堂
石積みの暖炉と杉皮の壁の市松模様が、洗練されたイメージを作り出している。

天井も杉皮張りで幾何学模様がレトロだが上品な雰囲気をかもし出している。

３時前には帰宅の途につきましたが、まだ中禅寺湖畔の国道は湯ノ湖方面に向かう車で渋滞が続いていました。

この旅行記へのコメント （2）

• 潮来メジロさん 2012/11/03 13:10:32

  ピンポ〜ン！　正解です。\(^o^)／

  玄白さん、こんにちは！　ヾ(^o^)
  
  > 湯ノ湖は冬になると渡り鳥でいっぱいになるそうですが、今日は１０羽ほ
  > どのマガモが泳いでいるだけです。
  
  こちらは、正真正銘のマガモのオスですね。\(^o^)／
  
  ではまた・・・。(^o^)／~~~
  　　（潮来メジロ）

• 潮来メジロさん 2012/11/03 13:07:53

  キンクロハジロのように見えますが・・・。ヾ(^o^)

  玄白さん、こんにちは！　ヾ(^o^)
  訪問＆コメントありがとうございました。
  こちらこそ、ご無沙汰しておりました。
  
  > １０月１６日　小田代ヶ原から赤沼の駐車場に戻ったのが朝８時頃。その
  > 後、湯ノ湖に向かいました。湖面を泳いでいるのはマガモでしょうか。
  
  美しい湖畔の紅葉と、鴨さんの群れ・・・いいですね〜。絵になります。
  拡大してみましたが、水鳥は鴨の仲間のキンクロハジロの群れのように見えますね。
  春に湯ノ湖行った時は、キンクロハジロもマガモも見られました。
  そういえば、春の奥日光旅行記の作成もまだでした。至急作成します。
  
  ではまた・・・。(^o^)／~~~
  　　（潮来メジロ）