2012/09/07 - 2012/09/25
62位(同エリア174件中)
youさん
まだ訪れていない国に行くということで、中米7か国、ベリーズ、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグワ、コスタリカ、パナマを、19日間、E旅行社のツアーバスにて巡ってきました。
コースの概略は下記。この旅行記はパナマ編を掲載します。表紙の写真は、バナマ運河クルーズにて、ミラフローレス水門を通過中の風景。
東京→アトランタ(泊)→ベリーズシティ(泊)→グアテマラのフローレス(2泊)→ ホンジュラスのコパン→グアテマラのリオ・オンド(泊)→ グアテマラシティ(泊)→チチカステナンゴ→パナパッチェル(泊)→グアテマラシティ(泊)→エルサルバドルの首都サンサルバドル(泊)→ニカラグワのレオン→ニカラグワの首都マナグア(泊)→グラナダ→コスタリカのリベリア(泊)→モンテベルデ(泊)→コスタリカの首都サンホセ(泊)→カルタゴ→■パナマのダビ(泊)→パナマシティ(2泊)→アトランタ(泊)→東京
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通手段
- 観光バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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9月20日、ツアー14日目の続きです。
17時40分 コスタリカとパナマとの国境の街、パソ・カノアスに到着。コスタリカの出国手続きを各自で行い、15分ほどで全員無事通過します。
バスに戻り、パナマ側の入国審査を各自で受けます(写真)。窓口の若いお兄さん、ツーリストカードの記載やクレジットカードの提示、所持金、職業、入国目的やらと真面目なのか、意地悪なのか、質問攻めで時間がかかります。スーツケースも別室にて開けられますが、中身を真剣に調べるのではなく一見しただけの形式的なもの。全員通過に1時間以上かかりました。
パナマ時間21時20分(+1時間)、宿泊地のダビのホテル CIUDAD DE DAVID に到着します -
9月21日、ツアー15日目。
8時30分 パナマの西端の街ダビの観光に出発します。
街の中心のセルバンテス広場。朝から学生さんらが集っています。皆さん無償でいただけるPCにて何やら勉強中です。パナマは公立中学、高校はすべて学費は無償とのこと -
こちらは制服姿の女子中学生
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無邪気に遊ぶ子供たち。
パナマは、人口約340万人、面積は日本の約5/1、北海道よりやや小さい。平均年収は約5万ドル、主たる産業はパナマ運河、港湾、金融業、コロン自由貿易区等の第三次産業で、自国通貨を持たず米国ドルをそのまま使用しています -
ダビの街並み。ここはコスタリカとの国境に近くパナマ第3の都市で、国内の交通の要衝です
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広場の一角に建つサグラダ・ファミリア
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市内外れにあるボリバル広場に隣接の大聖堂。左側鐘楼は1670年創建、右側の礼拝堂は1975年創建とまだ新しい。
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大聖堂の内部はシンプルです。パナマの宗教はローマ・カトリックが85%、プロテスタントが13%
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9時 ダビの街を出発。パンナムハイウェイを一路南下します。このあたりは、片道2車線、快適なドライブです
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道路脇で店開きの魚屋さん。太平洋で今朝水揚げされた巨大マトウダイはいかがですか〜
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16時40分 途中一時どしゃ降りの雨となりましたが、その後に止んでパナマ・シティーの入口、パナマ運河を跨ぐアメリカ橋を通過します
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17時 パナマ・シティーのプロムナードに到着。パナマ湾奥に摩天楼が見えます。大都会のようです〜
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湾に飛び出した半島には旧市街が広がっています
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17時30分 PLAZA PITILLA INN にチェックインします。部屋は18階の湾に面した眺望抜群の部屋でした。ここに2泊します
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部屋から新市街の高層ビル、更に半島の旧市街まで見渡せます
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夕暮れ時、パナマ・シティーの街歩きをします。
パナマ運河の通航料は、現金決済だとか。このため世界中の銀行がここに進出し、中米一の金融都市として発展しています。
これらの高層ビルは、金融関係のオフィスやそこで働く人々の住居になっているのでしょう -
高速道路、近代的なビル、マック等など欧米化している街ですねェ
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9月22日、ツアー16日目。中米7か国ツアーの観光最終日。
8時、ホテルを出発、8時20分 ナオス島のフラメンコ桟橋に来ました。ここはパナマ運河クルーズの集合場所です。各国から来たツアー客がぼちぼちと集まってきています -
クルーズの乗船手続きの受付嬢さんたち
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パナマの民族衣装「ポイエラ」を身に付けたレイカさん、彼女も乗船します
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クルーズ会社のバスに乗ること約40分、クルーズ船が出るガンボア港に来ました。
これから乗船するクルーズ船「パシフィック・クィーン号」で、ガトゥン湖側から太平洋に向かって運河を下ります -
10時15分 パナマ運河クルーズ出港です。
コンテナ船が通過して行きます。パナマ運河を通過する船は年間約15000隻、1日平均約40隻、船の最大許容サイズ(パナマックス・サイズ)は、船幅32.3m、全長294m、水深12mとなっています -
クルーズ船は、275人の定員に対して乗船客は私達を含めて87名、船首の甲板に各国からのお客様が集まっています
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パナマ運河の規模は、全長約80Km、最小幅91m、最大幅200m、深さは一番浅い場所で12.5m。カリブ海と太平洋をつないでいます。
こちらは底にたまった沈殿土砂を排出するための施設で、最大水深を確保するために常時働いています -
2003年にパナマ独立100周年を記念して建設されたセンテニアル橋を間もなく潜ります
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ゲイラート・カットと呼ばれる一番の難工事であった場所を通過します。このあたりの最狭幅は192m。
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右側コンクリートタワーは、第2パナマ運河工事で使用するコンクリートの工場で、その奥が第2パナマ運河の建設工事現場となっています。
第2パナマ運河というのは、現在の閘門の脇に幅の広い閘門を建設するとともに、現存する水路の狭い部分を拡幅する工事全般を指しおり、別ルートの新しい運河を建設しているわけではなのです。パナマ運河開通100周年の2014年年完成をめざしています -
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ペトロミゲル閘門にさしかかりました。
水がエレベータの役目をする閘門が3か所に設置され、閘門の両端の水門を閉めて水位を上げ下げして船を上げたり、下げたりします。
大きな船舶の閘門通過の際には、水路の両側からワイヤーで電気機関車と船舶をつなぎ、機関車は船が壁にぶつからないように制御しながら牽引します。ここに使用されている機関車は日本製ですョ -
船が前進して水門手前まで来ました。この時点で、私達が乗っている船が浮いている水面は、前方奥の水路の水面よりも10m位は高くなっています。
この後、前後の水門で仕切られているプールの水を抜いて水面を下げて行きます。ということは、浮いている船も同じように下がって行きます -
奥の水路の水面と同じになった時点で、前方の水門が開けられま〜す
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水門が完全に開いた状態となり、船は前に進みます。水門で閉ざされた世界から、何か新しい世界に進んで行く・・・そんな感じがします。
この瞬間って、希望が湧いてくるみたいで、いいですネ -
船内でビュッフェ式ランチをいただきます
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ミラフロレス閘門に来ました。
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水位が下がり水門が開かれ、新しい世界が開かれま〜す。
右側の建物はビジター・センターで、観光客が新しい門出を祝ってくれるかの様に手を振ってくれます -
昨日通過したアメリカ橋が見えてきました。その先は太平洋であり、更にその向こうに日本が・・・
運河の通航料は1トンに対して1.4ドル、大型船平均は1500万円。
運河を通過しない場合、南アメリカ大陸の先端ホーン岬やマゼラン海峡を回ってくることになりますが、その場合約22日、約8000Km余計になるとか -
14時30分 パナマ・シティーのフラメンコ桟橋に戻ってきます。約4時間30分の運河クルーズでした
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15時 パナマ旧市街のカスコ・アンティグオに来ました。スペイン統治時代の風情がただよう街並みです
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エレーラ広場。19世紀にスペインで活躍したエレーラ将軍像や廃墟となっているホテル等が残っています
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イチオシ
損傷した建物もありますが、こんな街並み・・最高です
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スペイン風の街並み。ただこの付近は、建物も次第に傷んできているようです。
低所得者層が住み着いていて、残念ながら治安のよくない場所もあるとか -
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こちらは完全に廃墟となっている教会
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イチオシ
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狭い通りの脇に建つサン・ホセ教会に来ました。質素な外観建物です
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教会内部に入ります。正面祭壇は、その飾り部分が木の上に24金を張り付けて造られた1550年の由緒あるものです
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こちらは旧市街の中心、独立広場に面して建つカテドラル
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頼りないですけど、街角にツーリストポリスが立っています
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半島先端のフランス広場に来ました。記念に言い値30ドルを25ドルにしてもらい、本物のパナマ帽を買いました
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16時 バスにてパナマ発祥の地 パナマ・ピエホに来ました。
ここは1519年にスペイン人が街を建設。インカ帝国の黄金など収奮された富は、この街を経由してスペインに運ばれ、一時期繁栄していました。しかし、1671年にイギリスの海賊が侵攻して破壊されて廃墟となった遺跡です。
こちらの建物は女子修道院と礼拝堂 -
大聖堂(左)と高さ33mの鐘楼跡。
鐘楼には内部に階段が設置されており展望台としても一般公開されています -
鐘楼の展望台からの眺望。右下眼下に大聖堂の床が見えます
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20時〜 夕食レストランにて、民族舞踊ショーを楽しみます。
女性が着ているパナマの伝統衣装ポリェラは、3000ドルですテ
中米7か国バス縦断--パナマ編----おわり
最後までご覧いただき有難うございました
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