2012/10/02 - 2012/10/10
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azianokazeさん
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「アメリカ大自然グランドサークル」ツアー 2日目の午後と、3日目朝は「アーチーズ国立公園」を散策します。
絶妙の造形を見せるもの、すでに崩れたもの、新しく生まれたもの・・・・様々なアーチ、自然の彫刻を見ることができます。
- 旅行の満足度
- 5.0
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10月4日 ラスベガス発「アメリカ大自然グランドサークル」ツアー2日目 「オールアメリカン・ロード」12号線をドライブ、24号線で「キャピトルリーフ国立公園」を横断して、午後4時頃でしょうか、「アーチーズ国立公園」に到着
先ずは「パークアベニュー」と呼ばれる一画です。 -
この付近の岩はアーチではなく、薄い板状のフィンと呼ばれる構造が多いようです。
「パークアベニュー」とは、大きな岩が立ち並ぶ様が、ニューヨークの高層建築が立ち並ぶパークアベニューを連想させることからのネーミングです。 -
地層的には、上部のカーティス層が殆んどはぎ取られ、フィン部分はエントラーダ砂岩層(海岸に近い環境にある砂州からできた砂岩)からなっているようです。
エントラーダ砂岩層がはぎ取られると、更にその下にあるナバホ砂岩層が出てきます。 -
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名前が付けられていたと思いますが、忘れました。
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「パークアベニュー」から少し進むと「コートハウスタワーズ」の一画に出ます
道路右手には、「オルガン」と名付けられた岩 -
正面の巨大な岩は「バベルの塔」
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道路左手には「シープロック」(写真右)
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「シープロック」は、昔は左の岩とアーチで繋がっていましたが、今は崩壊しています。
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アーチは崩れる一方で、また新しく形成されるものあります。
「シープロック」とのアーチが崩れた左の岩の下の方に小さなアーチ「ベビーアーチ」が生まれつつあります。 -
アーチの形成については、太古コロラド高原が海底にあった頃に形成された岩塩層の存在、この岩塩層の隆起、地表のひび割れが塩の融解や雨水の浸食でフィンを形成、更に酸性水の化学的作用による穴の形成・・・といったことが関与しているようですが、そのメカニズムはいまひとつよく理解できません。
ネット上のいくつかの説明も読んではみましたが・・・。写真は「ウィンドウ・セクション」にあった解説です。 -
「Three Gossips」(噂話をする三人の女性)は逆光で撮影できませんでした。
“flickr”より By dszacaroli http://www.flickr.com/photos/55281883@N05/5147539046/
なるほど・・・という造形です。 -
車で更に奥に進むと、「バランスロック」が見えてきます。
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岩の周りを歩きますが、この角度が一番面白いようです。
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以前は、もう1本立っていたようですが、崩壊して今はありません。
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遠くに、フィンやアーチの群れが見えます。これから向かう「ウィンドウ・セクション」でしょうか。
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多くのアーチが見られる「ウィンドウ・セクション」を歩きます。
「アーチーズ」には2〜3000ものアーチがあるそうで、何か特徴がないと顧みてもらえません。写真のアーチもそうした“その他大勢”のひとつです。 -
アーチと岩柱のコンビネーションが人気の「Turret Arch」
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こうして見ると、その大きさがわかります。
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「ノースウィンドウ」と「サウスウィンドウ」
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「ノースウィンドウ」から覗いた「Turret Arch」
完全にシルエットになってしまいましたが・・・ -
案内人山崎氏の勧めで、「ノースウィンドウ」と「サウスウィンドウ」の裏の岩に登ります。
写真は降りてくるときのものです。かなりの傾斜です。 -
何のために登ったのか、忘れましたが、多分こんな写真を撮るためだったのではないでしょうか。
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岩から降りてくるツアー一行
今回旅行には、一番歩きやすい古いスニカー(若干靴底が痛んでいるもの)をはいてきたのですが、こうした岩登りで靴底が崩壊してしまいました。この時はまだ気づいていないのですが、翌日から違和感を感じ始め、帰国して羽田についたときは完全に分解状態になってしまいました。仕方なくゴミ箱に捨ててサンダルで鹿児島まで帰ってきました。 -
岩から降りてくるツアー一行
今回旅行には、一番歩きやすい古いスニカー(若干靴底が痛んでいるもの)をはいてきたのですが、こうした岩登りで靴底が崩壊してしまいました。
この時はまだ気づいていないのですが、翌日から違和感を感じ始め、帰国して羽田についたときは完全に分解状態になってしまいました。仕方なくゴミ箱に捨ててサンダルで鹿児島まで帰ってきました。 -
アーチに岩が引っ掛かっています。そのうち誰かの頭上に落下するのかも・・・
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見渡すと、周辺にも多くのアーチがあります。
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こちらは、2本のアーチが組み合わさった「ダブルアーチ」
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「ダブルアーチ」にもよじ登ります。私を含めてかなり年配の参加者もいるのですが・・・
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「ダブルアーチ」の上から眺めた「ウィンドウ・セクション」
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すっかり日が暮れてきました。この日はこれで終了。
宿泊はモアブの「Best Western Greenwell Inn」 前夜と似たような2階建て長屋モーテルです。
夕食は隣の中華レストランでチャーハンと麻婆豆腐 一人には多すぎたので、食べ残した分はテイクアウトして、翌日の朝食にしました。
モアブは大きな町ですから、多くのレストランや大型スーパーもあります。 -
翌日10月5日、朝一番に、ユタ州のシンボルともされている「デリケートアーチ」に向かいます。
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駐車場近くにある、入植者の家 土地や水には塩分が多く、また土地には銅も含まれているということで、耕作は結局挫折したそうです。
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同じく駐車場近くの先住民による岩画 1650〜1850年頃と、比較的新しいものです。
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拡大説明図
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「デリケートアーチ」までは片道2.4km 行きは上りになります。 初日ブライスキャニオンのナバホループの上りよりは緩やかです。
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ゴール近くの風景
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で、これが「デリケートアーチ」 高さは16mと、そんなに大きくありませんが、その完璧な形、円形劇場のようなすり鉢状の場所の上に立つロケーション、周囲の雄大な風景などから「アーチーズ」だけでなく、ユタ州のシンボルとなっています。
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裏側から
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“flickr”より By oldmantravels http://www.flickr.com/photos/12150532@N04/3562708501/
「アーチーズ国立公園」には、「ランドスケープアーチ」という世界最大(差し渡し88m)のアーチがあります。写真でもわかるように非常に危うい状態で、今も崩落を続けています。完全に崩れるのは時間の問題とも見られています。
公園の一番奥に位置していますので、今回は残念ながら行くことができませんでした。
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