2012/08/20 - 2012/08/21
59位(同エリア218件中)
コクリコさん
8月20日と21日のトゥールーズ街歩きの旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.0
PR
-
8月20日。
ルルドから15時48分にトゥールーズ・マタビオ駅に戻ってきました。
1日で一番暑い時間です。
暑すぎるのでトゥールーズの中心地まで一気にメトロで行ってしまおう。
トゥールーズ駅前にメトロの入り口があります。
パリより新しいので綺麗。
チケットの発券機ではコインしか使えなないのでねコインを用意しましょう。
回数券もありますが、何回も乗りそうもないので二人分2枚購入。
(カードは使えますが、この発券機では私たちの持っていたVISA,Masterカードは使えませんでした) -
メトロのチケットはパリより大きい。
このチケットで1時間以内なら乗り降り何回もできます。
パリで試した学生がいましたが、パリでも1時間以内なら乗り降り自由だったそうです。 -
メトロのホームもパリより綺麗。。。でもパリのメトロのみはないわ〜
一気にキャピトル広場を越え、ガロンヌ川を渡ったサン・シプリアンまで乗ることにしました。 -
サン・シプリアンまで駅から4つ目。
あっという間です。
暖色系のレンガの建物見るとトゥールーズだなぁと思います。 -
サン・シプリアン広場だったかな、リベックという人の作品「雄鶏」
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シャトー・ドー。
シャトー・ドーもオレンジ色のレンガ。
駅前はちょっとナンですが、ここまで来ると良い感じのトゥールーズ。
現在はシャトー・ドー(貯水塔)としては使われていないようで、ちょうど写真展をやっているみたい。 -
ガロンヌ川を渡ってトゥールーズの中心地にもどろう!
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ポン・ヌフ(ヌフ橋)を渡って。
セーヌ川のポン・ヌフよりガロンヌ川のポン・ヌフの方が大きいなぁ。 -
ヨーロッパの町はまだ川が生きている。
川が町の代表になって風景に溶け込んでいます。
フランスを旅していて川を眺めるのが楽しみのひとつ。
今年はパリのセーヌ川。
オルレアンとヌヴェールでロワール川。
ルルドのポー川。
モワサックのタルン川。
トゥールーズのガロンヌ川!
カオール、サン・シル・ラポピーでロット川、移動の列車やバスの車窓からもたくさんの川を見ることができました。 -
ポン・ヌフ。
川といえば橋。
川と橋の調和が実にステキです。 -
ガロンヌ川にそってドラード河岸を歩いてみましょう。
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高等美術学校。
建物にジェリコーとかブーシェトとか
ダヴィッドとか有名な画家の顔が彫られてありました。
上野の芸大の建物も良いけれどトゥールーズも良いなぁ。
芸術系の学校って雰囲気があります。 -
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ガロンヌ川河岸沿いに教会が建っていたので、ふらっと入ってみると。
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黒い聖母が祀られていました。
ノートルダム・ド・ラ・ドーラード教会。
9世紀にベネディクト会修道院の聖堂となり、11世紀にはモワサックのサン・ピエール修道院の教会となる。 -
黒い聖母への感謝のメッセージが掲げられています。
妊婦の守護神だとのこと。 -
ロウソクも黒い聖母。
黒い聖母のメダイも売られていました。
観光的には有名な教会ではなく、黒い聖母へ心から心酔している信者たちが静かにお祈りしていました。
雰囲気はとても良かったです。
黒い聖母を見上げると不思議な感動が満ちてきました。 -
綺麗な衣装、と思ったら、新しい衣だそうです。
こちらの教会の彫刻も残ったものはオーギユスタン美術館に集められ展示されているそうです。 -
柔らかいオレンジ色の建物が続く裏通り。
「バラ色の町」という所以はこんな道だと思う。 -
道をくねくね歩いていたら、ジャコバン修道院の威厳ある建物が見えてきました。
ジャコバン修道院は聖ドミニクによってつくられたドミニコ会最初の修道院で建物は13世紀から14世紀にかけて建てられたゴシック様式の傑作です。
後のフランス南部ゴシック建築に多大な影響を与えたそう。
カトリック主流派だったためカタリ派虐殺の歴史があります。 -
扉口の彫刻などというものはありませんが、ジャコバン修道院が人気なのは。。。
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修道院に足を踏み入れてアッと驚くのは、後陣に林立している22本の支柱。
高さ28メートルもの支柱がまるで椰子の木のようにリーブ・ヴォールト(丸天井)に伸びています。
写真の人間の高さと比べてご覧ください。
高い柱と、、、 -
椰子の木のように張られた天井。
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うぉーと唸ってしまうほど高く広がる椰子の木は、綺麗な毒蜘蛛色。
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これは写真がひっくり返っているのではなく、柱の元にある大きな鏡を覗いて撮ったもの。
柱の下から見上げて首が痛くならないように鏡が一箇所に貼り付けられています。 -
私が写した写真は鏡から除きこんで撮った写真ばかりなので、夫が写した写真を借りました(私の写真には自分の鼻の穴が写っていたので危ない危ない)。
こんな感じです。
人間を入れて写した方がわかりやすいからと、モデルになった私。 -
こうやって写真を撮ると、
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こう写る!
下に落っこちてしまいそうなスリル満点な鏡。
面白くて長いこと見ていました。 -
普通は美しいステンドグラスが主役ですが、ジャコバン修道院は椰子の木支柱が主役。
ステンドグラスもオマケに撮っておきましょう。 -
回廊を見学するには3ユーロ払います。
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回廊から鐘楼。
鐘楼は八角形にできているそう。 -
回廊の中庭の中心に糸杉が植えられています。
糸杉とレンガ造りの回廊・・・イタリアのトスカーナっぽくない? -
回廊にある礼拝堂の天井のアーチも押さえた色彩でステキです。
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礼拝堂から回廊越しに中庭まで写しました。
中庭の糸杉の緑がもっと鮮やかに撮れたらなあ。
ぼんやりした色になってしまいました。 -
何を語っているのでしょう。
回廊って瞑想したり夢見たりするのにふさわしい場所なんだな〜と思う。 -
回廊の隅に修復に使う連歌が積まれてありました。
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これも同じく。
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で、修復されたものがこれ!
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8月21日
モワサックへ日帰りし、カオールに行く列車の出発時間までの間、
まだ行っていなかったサン・セルナン聖堂へ。 -
オーギュスタン美術館やモワサックのサン・ピエール修道院に力を入れすぎたせいか、手抜きのサン・セルナン聖堂。。。
ジャコバン修道院や黒い聖母の教会より印象少なし。
サン・ティアゴ・デ・コンポステーラへの道の一つとして重要な教会なのですけどね。
ロマネスクの教会の中でで一番大きな教会だそうです。
身廊から内陣。 -
-
見るべきものとして北翼廊のフレスコ画。
壁がんに描かれている『聖アウグスティヌス』 -
西壁面にうっすら残っている壁画。
写真は『キリストの復活』を4段に描いた壁画。
上から2段目の「墓に詣でる聖女たち」の絵ではマグダラのマリアが泣いているのが目をこらすと見えるそうです。 -
色は薄くなっていますがかえって趣を増しています。
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-
地下聖堂へは20年前に行ったので、
「見なくていいよ」
とまた夫が言う.
タンパンの『キリストの昇天』やマグサの『十二使徒』も見るのを忘れてしまいました。手抜きですかね。
「黒い聖母の教会良かったね」
なんて言っている夫婦でした〜
トゥールーズ発16時38分の列車に乗りカオールに向かいます。
カオール、ロット側・・・名前が童話的で可愛いではありませんか。
どんな町なのでしょう♪
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この旅行記へのコメント (4)
-
- wiz さん 2012/10/24 17:49:22
- こうすると♪
- コクリコさん、Bonjour!
こうすると、天井がよく見えてみやすいですよね〜♪
たまにこんな鏡が置いてありますよね〜。
サン・セルナン教会は、たしか、ミエジュヴィル門とか、
周歩廊の彫刻が有名でしたよね。。。
「フランス・ロマネスクへの旅」の本によると^^;
パリ建築文化財博物館でも1枚撮っていました。
黒い聖母の教会良かったんですね〜。
(メモメモ・・いつの日かのために!!)
私は、今回パリのVelibに挑戦しようと思っていたのに、
クレジットカード3枚はねられてダメでした・・。。。
wiz
- コクリコさん からの返信 2012/10/24 22:43:52
- RE: こうすると♪
- wizさん、Bon soir!
サン・セルナンの手抜きコメントまで見てくださってありがとうございます。
> サン・セルナン教会は、たしか、ミエジュヴィル門とか、
> 周歩廊の彫刻が有名でしたよね。。。
> 「フランス・ロマネスクへの旅」の本によると^^;
> パリ建築文化財博物館でも1枚撮っていました。
きゃーきやー、今「フランス・ロマネスクへの旅」(池田健二)読みなおしました。
書いてある〜でも私が持って行ったメモには書くのを忘れていました。
それから周歩廊の彫刻見ましたが暗くて写真を撮らなかったのを思い出しました!
wizさんはこんなヘマしないようにね。
同じ所に行ったももんがあまんさん撮ってくださっていれば良いのですが、3ヶ月も旅されていたから旅行記UPまでに時間かかるかしら。
それから写真のコメント付け加えました。。。サン・セルナン聖堂の壁画のコメント(大汗)
壁画良かったです。
wizさんの建築文化財博物館もう一度見に行きますね。
> 黒い聖母の教会良かったんですね〜。
> (メモメモ・・いつの日かのために!!
良かったといってもその時の雰囲気が良かっただけで彫刻はたいしたことないです。
> 私は、今回パリのVelibに挑戦しようと思っていたのに、
> クレジットカード3枚はねられてダメでした・・。。。
私は背が低いから無理だと乗った人に言われたので、はなからあきらめていました。wizさんが試してくださったらなぁと思っていました。
-
- ippuniさん 2012/10/24 17:40:46
- 素敵な修道院ですね
- コクリコさん、こんにちは。
掲示板にお返事を書き込んで、すぐにこちらに飛んでまいりました^^
ジャコバン修道院、すっごく気になっていたのに入らなかったんです。
ホテルと鉄道駅に行く通り道だったから何度も通ったのですが、
いつも通る度に入り繰り付近に変な人がたくさんいて入る気になれず…
今度行く機会があれば入ってみたいなぁ。
…そういう場所がコクリコさんの旅行記見るたびに増えていきます(笑)
なんだかトゥールーズ、懐かしいです。
トゥールーズにいる時は、この町はあまり好きではないなぁと思っていたのに。
不思議なものです^^
ippuni
- コクリコさん からの返信 2012/10/24 22:55:00
- RE: 素敵な修道院ですね
- ippuniさん、Bon soir!
> 掲示板にお返事を書き込んで、すぐにこちらに飛んでまいりました^^
わー、ありがとうございます!
> ジャコバン修道院、すっごく気になっていたのに入らなかったんです。
> ホテルと鉄道駅に行く通り道だったから何度も通ったのですが、
> いつも通る度に入り繰り付近に変な人がたくさんいて入る気になれず…
あらあら。
私が行った時は入り口に観光客がたくさんいたので大丈夫でした。
> 今度行く機会があれば入ってみたいなぁ。
> …そういう場所がコクリコさんの旅行記見るたびに増えていきます(笑)
フランスにお住まいのippuniさんにそう言っていただくなんて嬉し恥ずかしの心地です。
オーギュスタン美術館とジャコバン修道院ね♪
> なんだかトゥールーズ、懐かしいです。
> トゥールーズにいる時は、この町はあまり好きではないなぁと思っていたのに。
> 不思議なものです^^
そうなんですよ〜変な場所もあったのですが、旅行記書いていたらジャコバン修道院あたりのレンガの建物の並ぶ道なんて良かったなぁ、ガロンヌ川べりも良かったなぁ〜なんて思えてきました。
20年前に行った時の印象は良かったので、最初は面食らいましたけどね。
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