ドイツ•ポルトガルひとり旅-7日目-

2012/05/14 - 2012/05/14

清々しい朝。
今日もモンサラーシュはよく晴れています。
昨夜遅くまで本を読んでいたので、
なかなか起きられず。
シャワーを浴び、身支度を整えてから
遅めの朝食をとりに下へ。
丁度一緒になった英語を話すご夫婦と仲良くなり、
片言の英語でやり取り。
旦那さんは東京と京都に
仕事で行ったことがあるとのこと。
新幹線が凄かった。
富士山がとても綺麗だった。
ちょうど桜が咲いている季節で、
美しかったと言われていました。
日本はとても美しいところだと。
自分の国を誉められると嬉しいものです。
広島のこともご存じでした。
ご夫婦共、声をそろえて
「戦争はいけない。絶対にいけない」
と繰り返し話されていたのが印象的でした。
写真を撮ってあげると言れて、
お互いのカメラで撮り合いました。
とても楽しかったです。
笑い過ぎて、一緒に撮るのを忘れました。
残念。
スタッフにタクシーを呼んでもらうため、
メモしておいた近くの街(下界)の
タクシー会社の電話番号と、
来るときにおじさんからもらった名刺を見せて
どちらかいい方でとお願いすると、
ちょっと考えてから、名刺の方にすると。
住所からすると、わたしがメモしてきた
タクシー会社の方が、近そうなんだけどなあ。
まあ、呼ぶのにお金がかかるわけではないのでいいのですが。
1時間後に来るとのことだったので、荷物をまとめ、
チェックアウトを済ませてから宿のゲストブックに
メッセージを書いているとタクシーが到着。
40分で来ました。

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

エボラから乗ったおじさんでした。
(おじさんの名刺なので当り前か)
モンサラーシュに別れを告げ(犬達には会えず)、
来た時と同じ道をタクシーは軽快に飛ばします。

えーと、
こんなところをひたすら走ります。

11時半過ぎ、
エボラのバスターミナルに到着。
タクシーのメーターは
60ユーロを表示していましたが、
前回と同じように50ユーロでいいよとのこと。
窓口でリスボンまでのチケットを買い
(もう慣れたもんです)、
お水とサンドイッチを買い、
ターミナルで時間を潰す。

エボラのバスターミナルは、
のんびりしています。綺麗ですし。

そして、13時のバスに乗って
リスボンのセッテリオス駅に到着。
時間もまだ早いので
メトロで帰ってみようと挑戦するが
チケットを買えず．．．
駅員さんに聞いてもよく分からず。
諦めて結局タクシーにしました。

明日利用する、
Cais do Sodre駅の下見もかねて
少し出掛けてみました。
流石に日曜日だけあって観光客が多いです。
テージョ河からは気持ちの良い風が
吹いていました。

でも、宿の近くにあるコメルシオ広場は
あまり人気がないように思います(苦笑)
広場といえばオランダもベルギーも
結構な人だったのですけどね。

さて、目的の駅は宿から徒歩で20分程でした。
微妙な距離…
空港までのバスが出ている乗り場を確認し、
あちこち寄り道しながら帰りました。

途中で夕飯も調達。
今夜のノルマは荷物をまとめて、
宿のゲストブックにお礼を書いて、
宮本輝の本の上巻を読み終えること。
大好きだったテラスからの眺め。
ここからの景色をまた見ることが出来るのだろうか。

流石に次に来るときには
もう階段上れないかも．．．。
リスボンでの最後の夜は、
車の音とおじさんの口笛と、
お隣(ゲイカップル)の部屋を
リフォームする音をBGMに
名残り惜しく過ぎていくのでした。