ヨセミテ国立公園周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
(日程)<br />8月30日 札幌→羽田(8/31、0:15)→ロサンゼルス(8/30、18:15)(ロサンゼルス泊)<br />8月31日 ロサンゼルス→サンタモニカ海岸→ラフリン→ラスベガス (ラスベガス泊)<br />9月1日  ラスベガス→デスバレー→マンザナー収容所跡 (ラスベガス泊)<br />9月2日  ラスベガス→フラッグスタッフ→セドナ (フラッグスタッフ泊)<br />9月3日  フラッグスタッフ→グランドキャニオン→モニュメントバレー (フラッグスタッフ泊)<br />9月4日  フラッグスタッフ→バーストウ→マンモスレイク (マンモスレイク泊)<br />9月5日  マンモスレイク→モノ湖→タイオガロード→ヨセミテ公園 (ソノラ泊)<br />9月6日  ソノラ→サクラメント→レイクタホ→シエラ温泉→リノ (シエラ温泉泊)<br />9月7日  シエラ温泉→レイクタホ→ヨセミテ公園→マーゼット→サリナス (サリナス泊)<br />9月8日  サリナス→モンテレー→カリフォルニア西海岸→ロサンゼルス<br />9月9日  ロサンゼルス(1:15)→羽田(9/10 5:00)<br />9月10日 羽田→札幌帰宅<br /><br />(航空券)全日空スーパーエコ割(新千歳⇔羽田含めて12万4千円)<br /><br /><br />**アメリカ西部ドライブ旅行(その9)より続く**<br /><br />9月7日、朝6時過ぎに目が覚めた・・アメリカの「ど田舎」は静かだなあ・・ 近くの村唯一?の商店が朝6時に開くので飲み物を買いに行った。コーヒーがポットに入っていて、大カップ1ドル50セントだったので、それにした。<br /><br />そのコーヒーを片手に、朝の散歩に出かけた。この「シエラビレッジ」では、肉牛が放牧されており(村の基幹産業だな?)辺りは一面の草原となっている。のんびりするには丁度よい・・と思っていたが、立ち止まるたびに、何頭もの牛に睨まれる・・「どうせ食われるのだから、警戒しても仕方がないだろ!そのうち吉野屋で食ってやるから!」と心の中でつぶやいたら・・何か、更に強く睨まれているような気がしてきた??<br /><br />牛を興奮させて、闘牛みたいに?突進されては堪らない・・「自己責任」の書面にサインもしているし・・? 目線を合わさず、立ち止まらないように気を付けながら周りを散策した・・気分転換にはなったが、リラックス出来なかったなあ(笑)<br /><br />グローブホテルに戻り、ネットで今日の宿泊地、サリナス(カリフォルニア西海岸の近くの街)のモーテル(スーパー8)にホテル予約サイトから予約を入れた。<br /><br />今日は、レイクタホの残り(西岸)を観光後、サンフランシスコの金門橋を通ってサリナスに向かう予定だった。しかしサンフランシスコの街は12年前に観光している。金門橋もその時、遊覧船から見上げているから、別段のこだわりはない・・<br /><br />それならば、タイヤパンクの為、ヨセミテ旅行を中断せざるを得なかった「心残り」を晴らそう!何とかヨセミテに再訪できないものか・・と旅程を再検討することにした!<br /><br />すると・・頑張れば、何とか夕方には着けそうだ・・サリナス到着は深夜になるが、この日は深夜1時15分に起きている必要(理由は後述)があり、それでも構わない・・ということで、ヨセミテに再訪することにした!(この無理な日程が問題を引き起こす・・orz)<br /><br />早めに出発することになったので、この後、すぐにシエラ温泉の温泉プールに行った。すると誰もいない・・貸し切り状態だ! 温度も適温だ! 気持ちいい・・温泉プールを露天風呂だと思えば良いww<br /><br />そうしていたら・・白人女性が二人、脱衣所に入ってきた・・ここでエフタロウは、気を効かせて?ドーム風呂の方に移った・・(せっかくのチャンス?を逃してしまったかな?)<br /><br />ドーム風呂は、掃除が終わったばかりで、湯がまだ少しだけだったが・・下が砂地になっており、逆に寝湯として丁度よかった・・風呂に注がれる温泉を飲みながら・・のんびりと温泉につかった。<br /><br />結局、シエラ温泉を出発したのは、朝10時半・・早めに出る予定がゆっくりしすぎたか・・<br /><br />昨日通った、89号と267号を戻っていくと・・再び、レイクタホの湖水が見えてきた!今日は西岸を走って、サウスレイクタホの町に向かう。<br /><br />西岸も、確かに景色は良いのだが・・取り立ててということはない・・このままレイクタホを後にするのか・・と思ったとき、素晴らしい景色が目の前に現れた! エメラルドベイと呼ばれている、湖が入り江のようになっている絶景のビューポイントだ。レイクタホは期待を裏切らなかった!<br /><br />車を止めて、しばし、その光景に見惚れる・・周りには沢山の観光客が・・でも、エフタロウ以外は全て!白人だ・・ここまで来るアジア人観光客は、流石に少ないのだな・・<br /><br />この後、サウスレイクタホのマックで昼食をとったが、ここには、アジア人が沢山居た・・でも、明らかに全員がホテルや工事関係の「ワーカー」だ! グランドキャニオンやヨセミテには、あらゆる人種の観光客がいるが、レイクタホは未だ白人だけの楽園なのだ・・アジア人観光客もここまで来て欲しいなあ・・(何ともいえない寂しさと疎外感を感じてしまった)<br /><br />午後1時半にレイクタホを後にした。ヨセミテ方面には、89号を経由して州道88号を走って向かう。この道は、カーソンパス・ハイウエイといい、ヨセミテ程ではないが・・景観を楽しみながら走れる道だ。所々で止まって、景色を眺めながら通過した。<br /><br />そして、パンクした時スペアタイヤで走った49号と合流し南方に走る。前に泊まったソノラの町を抜けて、120号との分岐を左折してヨセミテ公園に向かった。<br /><br />午後5時40分、漸くヨセミテ公園の料金所に到着。2日前のレシート(7日間有効)を見せて通過した。ヨセミテバレー入り口に差し掛かったが、流石にバレー散策の時間は無い・・そのまま右折して、ヨセミテバレーが一望できる絶景ポイント「グランシャーポイント」に直接向かった。<br /><br />途中、トンネルを抜けたところにビューポイントがあった。その名も「トンネルビュー」という・・車を降りて見たところ・・中々の絶景だ! ゆっくりしたかったのだが・・時間が無いので、写真を撮って直ぐ後にした。<br /><br />暫く行くと、グランシャーへの分岐点に到達、ここを左折して上っていく。あと15マイルほどだ・・<br /><br />午後6時半、グランシャーポイントに到着。夕方のメインの観光場所だから、駐車場はほぼ埋まっていた。車を止めて、絶景ポイントまで徒歩で向かう。沢山の観光客がいるなあ・・<br /><br />眼下にヨセミテバレーが広がる。正面にハーフドームが見える。その奥に、シエラネバダの山々が連なる・・夕日に映えて・・刻々とその表情や色彩を変化させていく・・素晴らしいなあ・・ そして、ヨセミテ滝は・・と探したが・・それらしいものはあったが・・この時期は水が流れてないから良く分らなかった・・<br /><br />かなり、無理をしたが・・漸く、ヨセミテ観光を「完結?」させることが出来た・・これで、未練なく?帰国することが出来る・・<br /><br />ここには、日没直後?の午後7時半前までいた。他の観光客も一斉に?グランシャーポイントを後にするから・・やはり渋滞に・・ヨセミテ公園を出たときには午後8時半になっていた。<br /><br />サリナスまでは200マイル以上ある・・思ったよりも遅くなってしまったので、まずはマーセッドの街まで懸命に飛ばした・・途中、マリポザというヨセミテの観光拠点の町を通過、道沿いにクラシックなホテルが建ち並び、金曜夜なので沢山の客がいた。<br /><br />マーセッドの街に近づいたところで、前方にパトカー発見!ヒヤリとしたが、反対側車線のスピード取締りだったww (金曜夜だから、仕事を終えて観光地のホテルに慌てて向かっている人がターゲットだわなww)<br /><br />そして、マーセッドの街に到着。ここで、左折して50号を南方に向かうのだが・・場所が分らない・・迷い込んでしまった・・アメリカは標識が少ないのだから、特に街中では、どこで曲がるのかについては、しっかり地図を頭の中に叩き込んで置かなければならないのに・・怠ってしまった・・<br /><br />GSで給油をして、店員にマックの場所を聞いた。迷った時は、やはりマックだな。ドリンクだけ買って、ネットで場所を確認して、現在地を把握した。<br /><br />その後、お気に入りになった「INNOUTバーガー」の店を発見。当初サリナスに着いてから食べる予定だったが、午前1時の閉店に間に合わないので、ここで食べることにした。夜10時半を回っているのに・・大混雑だ。(マックは空いていた)アメリカ人でも(といったら失礼だが・・)安くて美味いものは、わかるんだなあ・・<br /><br />夜11時にマーセッドを出て、50号を南下し突き当りを右折して152号を走る。フリーウエイになっており、頑張って飛ばす。そうしているうちに町に差し掛かった。ロスバナス(LOS BANOS)という町だ・・<br /><br />フリーウエイが終わり、スピード制限が50マイルに落ちたと思うと信号が・・更に30マイル制限の標識もあったかな・・エフタロウもスピードは落としたが・・前の車について、50マイル位で走っていた・・<br /><br />すると、後ろに警告灯が・・パトカーだぁ!! 「その車、路肩に止まりなさい!」と停止させられる! エフタロウ・・ついにやってしまった・・orz(アメリカではフリーウエイよりこういう場所が危ないのだ・・街中では急に制限速度が遅くなる・・気を付けてはいたのだが・・疲れていて注意力が散漫に成っていた・・)<br /><br />こういう時、日本では先頭の車が捕まるのだが・・アメリカでは、一番後ろの車が捕まることがあるというのは、他の旅行記から知ってはいたのだが・・エフタロウ自身がそういう目に遭うとは・・orz<br /><br />警官がマイクで「車の中で待ってろ」って云った様だが、エフタロウは、呆然として、助手席側のドアから外に出てしまった。後で知ったが、これ!大変危険な行動なんだなあ・・アメリカは銃社会で、警官は常に撃たれることを警戒している・・ だから、警官が来るまで車内で待たなければならないのだ・・ 夏で半袖で銃を隠し持てるようなポケットも無かったから・・事なきを得たが・・多分、エフタロウが外に出た途端、警官は身構えたのだろうなあ??<br /><br />警官が2人、パトカーから出てエフタロウに近づいてきた。「スピード違反だ!免許証を出して!」と言われたので、国外免許証を警官に差し出した・・すると警官は、かなり戸惑っていたようだ・・こんなところを深夜走るような、外国人なんていないだろうし・・<br /><br />「どこから来て、どこへ行くのか」と質問してきたから、「ヨセミテから走ってきて、サリナスに行く」と答えたら驚いていた。「何しに行くのだ」と聞かれたから、「モーテルを予約している」と回答した。<br /><br />警官も、外国人が観光地で遊びすぎて、遅くなったのだと理解してくれたようだ・・そして「疲れているようだから、コーヒーを沢山のんで、目を覚まして気をつけて行け」と云って、国外免許証を返して、パトカーに戻っていった・・<br /><br />あれれ?エフタロウのスピード違反はどうなったの??て、戸惑ったのだが・・ラッキー!! 許してくれたぁ〜ww<br /><br />軽微な違反の場合(20マイル未満のスピード違反だったのだろう・・)処理が面倒なので、非居住の外国人の場合は、許してくれるようになっているのかもしれない・・<br /><br />逆に日本で、非居住の外国人がレンタカーでスピード違反をしたらどうなるかって、考えてしまった・・30KM未満の速度違反の場合、行政処分の反則金で「刑罰」ではないから、非居住の外国人には「そぐわない」。 あくまでもエフタロウの勝手な推測だが、許してあげているのではないのかな? 今度、知り合いの警察官に聞いてみよう・・ (絶対に教えてはくれないだろうけど・・)<br /><br />しかし、これが、重大なスピード違反だったら話は別だ! 違反書にサインさせられ、帰国後にアメリカの裁判所から出頭命令が来る。無視し続けたら、その後アメリカ入国拒否か、かの「ロス疑惑の三浦氏」みたいに入国させて拘束し連行されるかのどちらかになってしまう。 自ら再び渡米するか、アメリカの弁護士(←高いらしい・・)に代理出席を依頼するかしなければならず、慣れない英語で、煩雑な手続きをした上で、罰金と諸費用で莫大な金額を支払わなければならない。<br /><br />外国では、軽微なことは許してもらえる確率が高いが、重大なことをすれば、とんでもないことになる。ということはエフタロウも肝に銘じておきたい・・<br /><br />冷や汗をかいたが・・その後、午前1時過ぎに漸くサリナスのスーパー8モーテルに到着した。チェックインして、部屋に向かうと、ドアの前でホームレスが寝ている! 見逃してくれと言われたが、こっちは銭を払っているからそうは行かない! 中々立ち去らないので、フロントに人を呼びに行っていたら・・その間に逃げていった。<br /><br />直ぐにネットを立ち上げて、ANAのホームページを開ける。帰国便は、翌日の午前1時15分発だ。(その1)でも書いたが、エフタロウは、ANAのSFC会員で、当日空席があれば、プレミアムエコノミーにアップグレードされる。この空席が出発24時間前から自分で座席指定出来るようになるのだ。 特に帰国便の方は、ほぼ満席で、出発の時より状況が厳しいから、すぐに指定する必要があったのだ。<br /><br />でも、そのページを開いたら、既にANA側でプレミアムエコノミーの通路側にアサインしてくれていた。これで、ゆっくり休むことが出来る。 今日、無理なスケジュールを強行したことを、反省しながら・・眠りについた・・明日はゆっくりカリフォルニア西海岸をロサンゼルスに向かって走ろう・・<br /><br /><br />アメリカドライブ旅行(その11)に続く <br /> <br /><br /> 

アメリカ西部ドライブ旅行(その10) シエラ温泉→レイクタホ(再訪)→ヨセミテ(再訪)→サリナス

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2012/09/07 - 2012/09/08

367位(同エリア596件中)

0

12

エフタロウ

エフタロウさん

(日程)
8月30日 札幌→羽田(8/31、0:15)→ロサンゼルス(8/30、18:15)(ロサンゼルス泊)
8月31日 ロサンゼルス→サンタモニカ海岸→ラフリン→ラスベガス (ラスベガス泊)
9月1日  ラスベガス→デスバレー→マンザナー収容所跡 (ラスベガス泊)
9月2日  ラスベガス→フラッグスタッフ→セドナ (フラッグスタッフ泊)
9月3日  フラッグスタッフ→グランドキャニオン→モニュメントバレー (フラッグスタッフ泊)
9月4日  フラッグスタッフ→バーストウ→マンモスレイク (マンモスレイク泊)
9月5日  マンモスレイク→モノ湖→タイオガロード→ヨセミテ公園 (ソノラ泊)
9月6日  ソノラ→サクラメント→レイクタホ→シエラ温泉→リノ (シエラ温泉泊)
9月7日  シエラ温泉→レイクタホ→ヨセミテ公園→マーゼット→サリナス (サリナス泊)
9月8日  サリナス→モンテレー→カリフォルニア西海岸→ロサンゼルス
9月9日  ロサンゼルス(1:15)→羽田(9/10 5:00)
9月10日 羽田→札幌帰宅

(航空券)全日空スーパーエコ割(新千歳⇔羽田含めて12万4千円)


**アメリカ西部ドライブ旅行(その9)より続く**

9月7日、朝6時過ぎに目が覚めた・・アメリカの「ど田舎」は静かだなあ・・ 近くの村唯一?の商店が朝6時に開くので飲み物を買いに行った。コーヒーがポットに入っていて、大カップ1ドル50セントだったので、それにした。

そのコーヒーを片手に、朝の散歩に出かけた。この「シエラビレッジ」では、肉牛が放牧されており(村の基幹産業だな?)辺りは一面の草原となっている。のんびりするには丁度よい・・と思っていたが、立ち止まるたびに、何頭もの牛に睨まれる・・「どうせ食われるのだから、警戒しても仕方がないだろ!そのうち吉野屋で食ってやるから!」と心の中でつぶやいたら・・何か、更に強く睨まれているような気がしてきた??

牛を興奮させて、闘牛みたいに?突進されては堪らない・・「自己責任」の書面にサインもしているし・・? 目線を合わさず、立ち止まらないように気を付けながら周りを散策した・・気分転換にはなったが、リラックス出来なかったなあ(笑)

グローブホテルに戻り、ネットで今日の宿泊地、サリナス(カリフォルニア西海岸の近くの街)のモーテル(スーパー8)にホテル予約サイトから予約を入れた。

今日は、レイクタホの残り(西岸)を観光後、サンフランシスコの金門橋を通ってサリナスに向かう予定だった。しかしサンフランシスコの街は12年前に観光している。金門橋もその時、遊覧船から見上げているから、別段のこだわりはない・・

それならば、タイヤパンクの為、ヨセミテ旅行を中断せざるを得なかった「心残り」を晴らそう!何とかヨセミテに再訪できないものか・・と旅程を再検討することにした!

すると・・頑張れば、何とか夕方には着けそうだ・・サリナス到着は深夜になるが、この日は深夜1時15分に起きている必要(理由は後述)があり、それでも構わない・・ということで、ヨセミテに再訪することにした!(この無理な日程が問題を引き起こす・・orz)

早めに出発することになったので、この後、すぐにシエラ温泉の温泉プールに行った。すると誰もいない・・貸し切り状態だ! 温度も適温だ! 気持ちいい・・温泉プールを露天風呂だと思えば良いww

そうしていたら・・白人女性が二人、脱衣所に入ってきた・・ここでエフタロウは、気を効かせて?ドーム風呂の方に移った・・(せっかくのチャンス?を逃してしまったかな?)

ドーム風呂は、掃除が終わったばかりで、湯がまだ少しだけだったが・・下が砂地になっており、逆に寝湯として丁度よかった・・風呂に注がれる温泉を飲みながら・・のんびりと温泉につかった。

結局、シエラ温泉を出発したのは、朝10時半・・早めに出る予定がゆっくりしすぎたか・・

昨日通った、89号と267号を戻っていくと・・再び、レイクタホの湖水が見えてきた!今日は西岸を走って、サウスレイクタホの町に向かう。

西岸も、確かに景色は良いのだが・・取り立ててということはない・・このままレイクタホを後にするのか・・と思ったとき、素晴らしい景色が目の前に現れた! エメラルドベイと呼ばれている、湖が入り江のようになっている絶景のビューポイントだ。レイクタホは期待を裏切らなかった!

車を止めて、しばし、その光景に見惚れる・・周りには沢山の観光客が・・でも、エフタロウ以外は全て!白人だ・・ここまで来るアジア人観光客は、流石に少ないのだな・・

この後、サウスレイクタホのマックで昼食をとったが、ここには、アジア人が沢山居た・・でも、明らかに全員がホテルや工事関係の「ワーカー」だ! グランドキャニオンやヨセミテには、あらゆる人種の観光客がいるが、レイクタホは未だ白人だけの楽園なのだ・・アジア人観光客もここまで来て欲しいなあ・・(何ともいえない寂しさと疎外感を感じてしまった)

午後1時半にレイクタホを後にした。ヨセミテ方面には、89号を経由して州道88号を走って向かう。この道は、カーソンパス・ハイウエイといい、ヨセミテ程ではないが・・景観を楽しみながら走れる道だ。所々で止まって、景色を眺めながら通過した。

そして、パンクした時スペアタイヤで走った49号と合流し南方に走る。前に泊まったソノラの町を抜けて、120号との分岐を左折してヨセミテ公園に向かった。

午後5時40分、漸くヨセミテ公園の料金所に到着。2日前のレシート(7日間有効)を見せて通過した。ヨセミテバレー入り口に差し掛かったが、流石にバレー散策の時間は無い・・そのまま右折して、ヨセミテバレーが一望できる絶景ポイント「グランシャーポイント」に直接向かった。

途中、トンネルを抜けたところにビューポイントがあった。その名も「トンネルビュー」という・・車を降りて見たところ・・中々の絶景だ! ゆっくりしたかったのだが・・時間が無いので、写真を撮って直ぐ後にした。

暫く行くと、グランシャーへの分岐点に到達、ここを左折して上っていく。あと15マイルほどだ・・

午後6時半、グランシャーポイントに到着。夕方のメインの観光場所だから、駐車場はほぼ埋まっていた。車を止めて、絶景ポイントまで徒歩で向かう。沢山の観光客がいるなあ・・

眼下にヨセミテバレーが広がる。正面にハーフドームが見える。その奥に、シエラネバダの山々が連なる・・夕日に映えて・・刻々とその表情や色彩を変化させていく・・素晴らしいなあ・・ そして、ヨセミテ滝は・・と探したが・・それらしいものはあったが・・この時期は水が流れてないから良く分らなかった・・

かなり、無理をしたが・・漸く、ヨセミテ観光を「完結?」させることが出来た・・これで、未練なく?帰国することが出来る・・

ここには、日没直後?の午後7時半前までいた。他の観光客も一斉に?グランシャーポイントを後にするから・・やはり渋滞に・・ヨセミテ公園を出たときには午後8時半になっていた。

サリナスまでは200マイル以上ある・・思ったよりも遅くなってしまったので、まずはマーセッドの街まで懸命に飛ばした・・途中、マリポザというヨセミテの観光拠点の町を通過、道沿いにクラシックなホテルが建ち並び、金曜夜なので沢山の客がいた。

マーセッドの街に近づいたところで、前方にパトカー発見!ヒヤリとしたが、反対側車線のスピード取締りだったww (金曜夜だから、仕事を終えて観光地のホテルに慌てて向かっている人がターゲットだわなww)

そして、マーセッドの街に到着。ここで、左折して50号を南方に向かうのだが・・場所が分らない・・迷い込んでしまった・・アメリカは標識が少ないのだから、特に街中では、どこで曲がるのかについては、しっかり地図を頭の中に叩き込んで置かなければならないのに・・怠ってしまった・・

GSで給油をして、店員にマックの場所を聞いた。迷った時は、やはりマックだな。ドリンクだけ買って、ネットで場所を確認して、現在地を把握した。

その後、お気に入りになった「INNOUTバーガー」の店を発見。当初サリナスに着いてから食べる予定だったが、午前1時の閉店に間に合わないので、ここで食べることにした。夜10時半を回っているのに・・大混雑だ。(マックは空いていた)アメリカ人でも(といったら失礼だが・・)安くて美味いものは、わかるんだなあ・・

夜11時にマーセッドを出て、50号を南下し突き当りを右折して152号を走る。フリーウエイになっており、頑張って飛ばす。そうしているうちに町に差し掛かった。ロスバナス(LOS BANOS)という町だ・・

フリーウエイが終わり、スピード制限が50マイルに落ちたと思うと信号が・・更に30マイル制限の標識もあったかな・・エフタロウもスピードは落としたが・・前の車について、50マイル位で走っていた・・

すると、後ろに警告灯が・・パトカーだぁ!! 「その車、路肩に止まりなさい!」と停止させられる! エフタロウ・・ついにやってしまった・・orz(アメリカではフリーウエイよりこういう場所が危ないのだ・・街中では急に制限速度が遅くなる・・気を付けてはいたのだが・・疲れていて注意力が散漫に成っていた・・)

こういう時、日本では先頭の車が捕まるのだが・・アメリカでは、一番後ろの車が捕まることがあるというのは、他の旅行記から知ってはいたのだが・・エフタロウ自身がそういう目に遭うとは・・orz

警官がマイクで「車の中で待ってろ」って云った様だが、エフタロウは、呆然として、助手席側のドアから外に出てしまった。後で知ったが、これ!大変危険な行動なんだなあ・・アメリカは銃社会で、警官は常に撃たれることを警戒している・・ だから、警官が来るまで車内で待たなければならないのだ・・ 夏で半袖で銃を隠し持てるようなポケットも無かったから・・事なきを得たが・・多分、エフタロウが外に出た途端、警官は身構えたのだろうなあ??

警官が2人、パトカーから出てエフタロウに近づいてきた。「スピード違反だ!免許証を出して!」と言われたので、国外免許証を警官に差し出した・・すると警官は、かなり戸惑っていたようだ・・こんなところを深夜走るような、外国人なんていないだろうし・・

「どこから来て、どこへ行くのか」と質問してきたから、「ヨセミテから走ってきて、サリナスに行く」と答えたら驚いていた。「何しに行くのだ」と聞かれたから、「モーテルを予約している」と回答した。

警官も、外国人が観光地で遊びすぎて、遅くなったのだと理解してくれたようだ・・そして「疲れているようだから、コーヒーを沢山のんで、目を覚まして気をつけて行け」と云って、国外免許証を返して、パトカーに戻っていった・・

あれれ?エフタロウのスピード違反はどうなったの??て、戸惑ったのだが・・ラッキー!! 許してくれたぁ〜ww

軽微な違反の場合(20マイル未満のスピード違反だったのだろう・・)処理が面倒なので、非居住の外国人の場合は、許してくれるようになっているのかもしれない・・

逆に日本で、非居住の外国人がレンタカーでスピード違反をしたらどうなるかって、考えてしまった・・30KM未満の速度違反の場合、行政処分の反則金で「刑罰」ではないから、非居住の外国人には「そぐわない」。 あくまでもエフタロウの勝手な推測だが、許してあげているのではないのかな? 今度、知り合いの警察官に聞いてみよう・・ (絶対に教えてはくれないだろうけど・・)

しかし、これが、重大なスピード違反だったら話は別だ! 違反書にサインさせられ、帰国後にアメリカの裁判所から出頭命令が来る。無視し続けたら、その後アメリカ入国拒否か、かの「ロス疑惑の三浦氏」みたいに入国させて拘束し連行されるかのどちらかになってしまう。 自ら再び渡米するか、アメリカの弁護士(←高いらしい・・)に代理出席を依頼するかしなければならず、慣れない英語で、煩雑な手続きをした上で、罰金と諸費用で莫大な金額を支払わなければならない。

外国では、軽微なことは許してもらえる確率が高いが、重大なことをすれば、とんでもないことになる。ということはエフタロウも肝に銘じておきたい・・

冷や汗をかいたが・・その後、午前1時過ぎに漸くサリナスのスーパー8モーテルに到着した。チェックインして、部屋に向かうと、ドアの前でホームレスが寝ている! 見逃してくれと言われたが、こっちは銭を払っているからそうは行かない! 中々立ち去らないので、フロントに人を呼びに行っていたら・・その間に逃げていった。

直ぐにネットを立ち上げて、ANAのホームページを開ける。帰国便は、翌日の午前1時15分発だ。(その1)でも書いたが、エフタロウは、ANAのSFC会員で、当日空席があれば、プレミアムエコノミーにアップグレードされる。この空席が出発24時間前から自分で座席指定出来るようになるのだ。 特に帰国便の方は、ほぼ満席で、出発の時より状況が厳しいから、すぐに指定する必要があったのだ。

でも、そのページを開いたら、既にANA側でプレミアムエコノミーの通路側にアサインしてくれていた。これで、ゆっくり休むことが出来る。 今日、無理なスケジュールを強行したことを、反省しながら・・眠りについた・・明日はゆっくりカリフォルニア西海岸をロサンゼルスに向かって走ろう・・


アメリカドライブ旅行(その11)に続く 
 

 

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
4.0
交通
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
25万円 - 30万円
交通手段
レンタカー
航空会社
ANA
旅行の手配内容
個別手配

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  • シエラビレッジの朝の風景、一面に草原(牧草地)が広がる

    シエラビレッジの朝の風景、一面に草原(牧草地)が広がる

  • シエラビレッジ(シエラ温泉の側)の牧草地と牛たち。散歩中、牛たちに睨まれた・・(そのうち吉野屋で食ってやる?)

    シエラビレッジ(シエラ温泉の側)の牧草地と牛たち。散歩中、牛たちに睨まれた・・(そのうち吉野屋で食ってやる?)

  • レイクタホ、南西側の入り江、エメラルドベイの眺め(その1)<br />

    レイクタホ、南西側の入り江、エメラルドベイの眺め(その1)

  • レイクタホ、南西側の入り江、エメラルドベイの眺め(その2)

    レイクタホ、南西側の入り江、エメラルドベイの眺め(その2)

  • 州道88号(カーソンパス・ハイウエイ)からの遠望

    州道88号(カーソンパス・ハイウエイ)からの遠望

  • 州道88号(カーソンパス・ハイウエイ)からの湖沼の景色

    州道88号(カーソンパス・ハイウエイ)からの湖沼の景色

  • ヨセミテ公園、トンネルビューからのヨセミテバレーの眺望

    ヨセミテ公園、トンネルビューからのヨセミテバレーの眺望

  • ヨセミテ公園、グランシャーポイントからの夕方のハーフドームの景色

    ヨセミテ公園、グランシャーポイントからの夕方のハーフドームの景色

  • ヨセミテ公園、グランシャーポイントからの夕方のシエラネバダの山々の景色

    ヨセミテ公園、グランシャーポイントからの夕方のシエラネバダの山々の景色

  • ヨセミテ公園、グランシャーポイントからの日が落ちた直後のヨセミテバレーとハーフドーム(その1)

    ヨセミテ公園、グランシャーポイントからの日が落ちた直後のヨセミテバレーとハーフドーム(その1)

  • ヨセミテ公園、グランシャーポイントからの日が落ちた直後の景色(その2)

    ヨセミテ公園、グランシャーポイントからの日が落ちた直後の景色(その2)

  • ヨセミテ公園、グランシャーポイントからの日が落ちた直後のヨセミテバレーとヨセミテ滝(だと思う・・)

    ヨセミテ公園、グランシャーポイントからの日が落ちた直後のヨセミテバレーとヨセミテ滝(だと思う・・)

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