江差～いにしえ街道、開陽丸、鴎島など

2012/09/01 - 2012/09/08

江差は北海道では最も歴史がある町のひとつで、既に紹介した横山家、旧中村家、旧檜山爾志郡役所といった歴史的建築のほかにも様々な見どころがあります。

例えば、1キロ余り続く古い街並みを再現した「いにしえ街道」があるほか、幕末から明治にかけて戊辰戦争の最後の戦いである箱館戦争の舞台にもなり、旧幕府側が持っていた江戸時代最強の軍艦・開陽丸が江差沖で沈没したことから、その遺品などを復元した開陽丸で見学することもできます。

また、江差の発展の背景に常に潜んでいた鴎島の存在も忘れてはならないでしょう。現在は散策コースとしても整備されているので、海の景色を見ながら散歩してみるのも気持ちが良いものです。


江差観光に必要な時間は？というと、団体ツアーのような感じで比較的足早に主要スポットを見るならば半日ちょっと程度でしょう。あらゆるスポットをじっくり詳しく見るなら2日は必要ですが、見るところを絞れば（いにしえ街道周辺の歴史的建造物、開陽丸、鴎島散策を短時間で回るくらい）丸1日あれば可能です。


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エリア 七飯・江差(北海道)

いにしえ街道

左側に見えるのが旧中村家でこの交差点を右に曲がり少し坂を上ると旧檜山爾志郡役所があります。


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いにしえ街道にある北洋銀行。銀行までもこうした江戸時代的デザインで景観を守っています。

ちなみに、松前町のお城の下に続く商店街でも同じようになっていました。


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いにしえ街道だけでなく、町には随所に割と古い家屋や店舗の建築が残っています。こうしたものを発見しながら歩くのも楽しいです。

この店舗建築では、土蔵と洋風木造建築（縦長の窓や下見板張りの壁）の店舗の組合せが面白いです。


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法華寺

黒い瓦が特徴的です。正面の屋根を支える支柱の柱頭彫刻なども実は見事ですが、覆われているので写真では見えにくいです。

中には八方睨みの龍の天井画があり、一見の価値があります。

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復元された開陽丸では、箱館戦争や開陽丸に関する展示を見ることができます。

ただ、開陽丸は木造の戦艦だったのが、復元では鉄製になっているなどしており、本物と復元でどのように違うのかが分かりにくいのが歴史を知りたい側としては難点だと思いました。


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瓶子岩と開陽丸

鴎島から、江差の繁栄の開始を象徴する瓶子岩と江差の繁栄の終結を暗示する近代汽船・開陽丸が同時に見えました。


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鴎島

市街地に面した部分に北前船を係留した係船の跡（木杭）があります。

往時はここに多くの北前船が係留して港を賑わわせていたことが想像されます。


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鴎島の厳島神社


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鴎島灯台



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江差では海の景色が気に入りました。また、見に行きたいです。


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鴎島


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江差の町並み。

函館山からの景色や夜景が美しいのは有名ですが、江差の町なみと海の景色も落ち着いた美しさがあると思います。



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