2012/09/15 - 2012/09/16
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たびたびさん
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城崎温泉は、志賀直哉の「城崎にて」とか、実際に読んだことはないのですが、何か特別な場所のようなイメージがありました。そういう意味で、これまでずっと憧れていた温泉。今回やっと念願がかないました。
で、実際の城崎は、これがまた期待以上に風情たっぷり。夜の温泉街をカラコロと歩く観光客は何とも旅情を誘います。さらに、今回は、たまたまですが、但州湯島の盆もありまして、いっそう心に染みる一夜になりました。
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鳥取を早めに出たつもりだったのですが、到着すると、もうけっこう暗くなってました。
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まあ、明日一日あるし、慌てることはないだろうと宿に入りましたが、何でも、外湯では、夜しかやってないところが三つもあるようで。それはいけません。そそくさと準備をして、さっそく湯めぐりに出かけました。
まずやってきたのは、さとの湯。 -
ここは、午後3時からオープンなので、今夜はいる必要がありますね。
場所は城崎駅の隣り。入ると広めのスペースに内湯がいくつか。まあ、これでもいいかなと思ったら、二階に、滝や池を組み合わせた面白い趣向の露天風呂がありました。あと、休憩スペースがとてもゆったりしているのも、ここの特徴です。 -
おけしょう鮮魚の海中苑。
明日の昼飯は、ここの予定なので、しっかり場所をチェックしておきます。 -
イチオシ
これが城崎の中心部を流れる大谿(おおたに)川。京都の高瀬川のように底が浅い流れであると、どなたかが表現していました。
ただ、いずれにしても、城崎は、志賀直哉の小説「城崎にて」があまりにも有名。古くから文人墨客も数多く訪れた名湯です。湯めぐりの客がカランコロンとげたで散策する風情は、ちょっと想像以上です。 -
ところで、今日は城崎温泉の盆踊りだそうで。一日しかないのですが、たまたまその日に当たっていたようです。ラッキーです。
ちょうど、始まったばかりのようです。 -
川沿いを流して踊るのですが、
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ちょっと哀愁を帯びた三味線と二胡の音色に、
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艶やかな男踊りと
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女踊りの組み合わせ。
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これは、どうかするとおわら風の盆みたいですね。
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指先まで、
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神経が行き届いた動きも
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さすがでした。
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人数は少ないのですが、
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それでも、
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この日のために、
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一生懸命、
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練習してきたような。
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踊り手は、年配の方が多いようですが、
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イチオシ
その分、経験も豊富。
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家族の応援もあってでしょう。
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しっかり、踊りこまれた風格があります。
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もう一度先頭のほうへ移動してみます。
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子供たちが、ちょうちんを持って先導しているんですね。
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イチオシ
これはかわいい。思わず、正面に出てカシャ。
これがベストショットになりました。 -
さて、湯巡り再開。
川の上流に向かって -
今度は、まんだら湯を目指します。
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イチオシ
一の湯を過ぎて、
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さらに奥。
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イチオシ
御所の湯も通り過ぎます。
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イチオシ
ここがまんだら湯。
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まんだらというのは、仏教のまんだらですが、入り口には、この湯を開いたと言う開祖道智上人像も。しかし、ここの特徴は、深い風呂。露天風呂はありませんが、この深い風呂が青ずんで、とてもきれい。これだけ深いのは、湯量が豊富なことの証でしょう。ゆったり気分を存分に楽しみました。
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二つ回って、もういい加減ゆでだこ状態。ちょっと、休憩です。
ここは、御所の湯の真向かいにあるスイーツのお店。もう、夜の9時過ぎでしたが、店内は、若い女性も含めて、多くの客で賑わっていました。 -
店内の一角には高い椅子もあって、そちらで座っていただきましたが、丁寧に、手作りしたという濃厚な味わいに、ほっと一息。外湯めぐりにはちょうどいい場所でもあります。
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街中の射的場。皆さん、風呂上りに、のんびり寛いでます。
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さて、3軒目は、柳湯です。
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こじんまりしたタイプで、玄関先に、ちょっとした腰掛があるだけなので、待ち合わせのカップルとかが窮屈そうに座っていました。
お風呂は、ここもまんだら湯と同じで、深い浴槽です。 -
予定の三つは終わったのですが、湯巡りチケットは明日の朝10時まで。
明日に余裕を持たせるために、もう一軒。地蔵湯に向かいました。
三階建てか四階建てのがっちりしたりっぱな建物です。11時までやっているのですが、もうぎりぎりです。建物はりっぱだったのですが、その分、内湯が中心。広めの内風呂ですが、それ以外に特徴がなくて。外観のインパクトが強烈な分、少し、残念だったかもしれません。 -
翌朝の地蔵湯です。
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イチオシ
よく晴れて、
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朝の感じも
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またいいですね。
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朝一番は、一の湯。
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奥の露天は、半分が洞穴になっているのが面白い。洞穴といっても、天井は高くて、圧迫感はありません。露天のあちこち底の方から勢いよく温泉が湧き出していて、とても豪快。周囲の岩が甲羅干しでも出来るようにしつらえてあって、これも長湯をするにはいい感じでした。
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朝飯を食べていなかったので、ちょっとスイーツ。
駅の方に戻って、ここは城崎の老舗和菓子屋さんです。地図を持っていたのですが、なかなか分からずに、道を歩いていた地元の人に尋ねると、「あそこはおいしいですよ」とすぐに教えてくれました。駅から中心部に向かう大通り沿いで、迷うような場所ではありませんでした。 -
朝、8時くらいでしたが、もう開いていまして。
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このどら焼きを朝飯代わりにいただきました。これはふっくらしていて肉厚。どら焼きというより、大判焼きみたいで、ボリュームたっぷり。おいしいです。
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再び、川沿いです。
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また、
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一の湯を通り過ぎて、
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御所の湯を目指します。
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ところで、これは城崎温泉「御所の湯」の隣りにある神社。
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城崎温泉は、養老元年(717年)開湯の古い歴史を持っていますが、この神社は、参拝した道智に神託があって、外湯「まんだら湯」を開湯したということ。城崎温泉の守護神として崇められています。境内は静かな雰囲気が漂います。
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さて、いよいよ城崎温泉の六つの外湯の中でも一番人気の御所の湯です。
名前の通り、京都の御所のような趣のある建物です。 -
一番湯の札。一番に来た人がもらえるんだそうです。
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入り口を入ると。天井や休憩スペースの正面に書かれている人物画など、
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とても優雅で、雅な雰囲気です。 -
イチオシ
少し休んでから、入浴しましたが、風呂は手前がガラス張りのオープンスペース。それに続く奥が半分露天。その露天の先には、勢いよく滝が落ちています。雅と野趣が組み合わさって、意表をつく設計には舌を巻きました。
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城崎温泉の六つの外湯の中で、一番離れた奥にある温泉。コウノトリが傷を癒したとされ、この名前となっています。内湯に、庭も付いたそれなりに広い露天風呂が設置されているのですが、これはちょっとした旅館なら、どこにでもある感じ。これ自体は、何ということはないでしょう。なお、休憩スペースはしっかりありますので、長居も可能です。
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城崎には姉妹店がいくつかありまして、ここもその一つ。城崎ロープーウェイのふもと。温泉寺の参道脇です。御所の湯のお店には行きましたよというと、うちの姉妹店ですけど、それぞれ違う品揃えなんですよとアイスクリームを見せてくれました。濃い抹茶のアイスとか、御所の湯の方にはなかったような。店先の広場が開放感があって、源泉が湧いていたり。これもいい雰囲気のお店です。
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城崎市街から、市街を見下ろす大師山を結ぶロープーウェイなのですが、関西電力の社長だったと言う創業者の元々の思いは、温泉寺へのアクセスを確保するためだったのだとか。
温泉寺はふもとに山門、中間地点に本堂、頂上に奥の院。なので、ロープーウェイは、本堂の位置する中間地点にも途中駅があるという変わった構造となっています。 -
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ロープーウェイで上がったところが大師山。
地図でみると、城崎は日本海に近いのですが、街の雰囲気は山の中。ここから、市街を一望すると、海は近いのに、川沿いの山に囲まれた狭い平地に展開する温泉街のロケーションがよく分かりました。絶景と言うほどではありませんが、自分の歩いた経路の確認もできて、悪くはなかったと思います。 -
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大師山頂に上がるロープーウェイを待っていると、おいしそうなわらび餅のポスター。しばらく待っている間に、こんなのを見させられたら、行かないわけにはいきません。
で、メニューを見ると、わらび餅にソフトクリームを乗っけたタイプもあったので、迷わず、これを注文。ロープーウェイを眺めながらの席でゆっくりといただきました。ソフトもうまいし、わらび餅もうまい。しかし、コラボでうまいかというとそれはそうでもないかもしれません。 -
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温泉寺は、温泉地なら、結構どこにでもあるのですが、ここの温泉寺はちょっと違います。
城崎温泉を開いた道智上人により開創。 -
そして、ここの観音は、奈良の長谷寺、鎌倉の長谷寺の観音と同木同作といって、同じ木、同じ仏師の作なのです。三つの観音は、一番根元が奈良、次が鎌倉。ここが一番先の木を使ったので、木の先→城崎という説もあるくらいだとか。本尊十一面観音像は秘仏ですが、他の仏像は、拝観可能です。
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城崎温泉寺の所有する仏像や美術品を展示する美術館。温泉寺本堂から歩いて、5分のところ。ロープーウェイと共通のチケットがあったので、これを利用して立ち寄りました。
追加料金を払うと撮影可能というのは変わっています。
観音があらゆる人物に姿を変えて救済するという多数の極彩色像がメインでしょうか。江戸時代の作だそうです。 -
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極楽寺は、城崎温泉市街にある寺。京都大徳寺の末寺のようですが、石庭が見事と聞いて、訪ねました。山門を入ると、そこがいきなり石庭。本堂の前に、枯山水の庭です。入り口は無人なのですが、志納金をいくらか払い、中へ。本堂の縁に座って眺めましたが、萩も花をつけ始めていまして、少し潤いもありました。
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ここのプリンも城崎では評判のうまさ。お店で、ゆっくりといただきます。
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イチオシ
むむ。この味わいはこれまでにないもの。濃厚で、チーズのようなねっとり感です。プリンはさらりと軽やかなところもうまさの一つなのですが、これは対極。少し水を飲みながら食べた方がいいくらいの凝縮した濃厚さです。
お店の人によると、この食感にこだわりましたとのことでしたが、ここに至るにはずいぶん試行錯誤があったのだと思います。すごい一品だと思いました。 -
名前の通り、ここは酢の専門店。酢に果物とかを漬け込んで、おしゃれな飲み物としています。店の外からも、ビンに入ったきれいな飲み物の様子がよく見えて、つられて入ってしまいました。中では試飲もOK。梅ごこちというりんご酢に梅を漬け込んだのをいただきましたが、柔らかで芳醇な味わい。完成度は、かなり高いと思いました。
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麦わら細工という言葉からは、素人の片手間にやっている趣味の工芸といった先入観をもっていたのですが、館内のビデオで作製工程を見せてもらったら、これは想像を絶する集中力と高い技能が必要だと分かり、感服しました。
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イチオシ
伝統工芸に指定されているのは当然です。鮮やかな色彩と繊細で細やかな表現力の作品は素晴らしいです。やはり、京都が近いので、影響もあったのでしょう。本物志向が強くなったのだと思います。
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魚屋さんが直営している人気の食堂。案の定、お昼時は、二階のお店に向かう階段にはずらりとずいぶんな行列が出来ていましたが、せっかくなので、しばらく並んで入りました。
注文したのは、刺身定食。5〜6種類の刺身でしたが、活きもいいし、量もほどほど。隣で、酒を飲みながら食べている人がいましたが、これだけうまいとこちらもそうしたくなるような。評判通りのお店だと思いました。
ちなみに、1000円ほどの安い海鮮丼もあって、若い人も意識した配慮が窺われる。これにも好感を持ちました。 -
街の豆腐屋さんなのですが、表の看板には、目立つように、「おからのかりんとう」の文字。ドーナッツなどもあるようで、スイーツにも進出したようです。城崎は、ゆかたの似合う温泉が売りなので、若い女性がすごく多い。そうした客層を狙って、こんな商品開発をしたんだと思います。店内には、テレビで紹介された際の色紙なども飾ってありまして、ちょっと寄ってみたくなるお店です。駅からは文芸館への近道途中なので、わざわざ足を延ばすような無駄もないと思います。
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城崎文芸館は、城崎を訪れた文人墨客を紹介する施設。志賀直哉の「城崎にて」くらいは知っていましたが、歴史ある温泉だけに、枕草子の下りやつれずれ草の吉田兼好まで遡るほどで、その内容は、半端ではありません。
ただ、展示は、「白樺派と城崎」のコーナーがあって、白樺派との関係が特に充実しています。 -
フルーツのジュース専門店。湯巡り城崎には適っているコンセプトだと思いますが、それでもちゃんと人気があるのは理由があるからでしょう。
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店に入った途端、新鮮な果物がケースに豊富に盛られていまして、雰囲気が抜群。牛乳に果物なので、出来立てじゃないとうまくない。
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作り置きできないのは当然ですが、回転が効かないとやっていけない。簡単にはできない商売だと思いました。
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またしても、城崎スイーツ。ここの湯上りプリンも評判の一品です。
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小さなビンに詰められたプリンです。お店で買って、店内のカウンターでいただきます。
なるほど。このうまさは表面に掛けてある生クリームですね。プリン自体もとてもいいのですが、この生クリームがさらにそれを補っています。
これだけうまいと、もっと食べたくなる気持ちが残りますが、それもまたいいところかもしれません。 -
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さとの湯まで帰ってきました。ここから今夜の宿、天橋立に向かいます。
写真の右手には、城崎温泉で快癒した人が残していったと言う多くのげたが棚に並んでいまして。歴史、風情の前に、ちゃんと効能があることをアピールしているようでした。
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