2011/01/17 - 2011/01/20
2256位(同エリア2704件中)
魅々さん
沖縄ではバスの窓から、あちこちで住宅地のすぐ近にお墓がたくさん見みられました。
かつては集団墓地が無く、個人の敷地の中にお墓が造られていたためとのことです。現在ではお墓の集中化(墓園化)が進められていますが、なかなか進まないようです。
沖縄のお墓について、現地で見聞したことをまとめて紹介します。
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 観光バス JALグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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沖縄のお墓の習慣
沖縄で多いお墓は、亀甲墓(きっこうぼ。沖縄方言ではカミヌクー)というタイプです(資料写真)。
これは亀の甲羅のような石の屋根を持つ墓で、斜面を彫り込んで造ったものです。
屋根の下には八畳くらいの広さの石室があり、そこに遺骨が安置されています。
石室の屋根は、後方がふくらんだ丸っこい形ですが、これは女性の子宮をモチーフにしたもので、「人は母の胎内から生まれ、死ぬとまた胎内に帰ってゆく」という考え方の現れと言われています。
亀甲墓のほかには、家の形をした屋形墓、屋根が破風形の破風墓などもあります。
お墓の中が広いのは沖縄独特の習慣によるもので、かつて遺体はまずお墓の中に安置され、一定期間そのまま放置されました。
そして1〜7年間経って墓を開け、白骨化した遺体を海水や泡盛で洗い清め、骨壺に収める洗骨という儀式が行われました。
現在では火葬が普及して、遺体は最初から骨の状態で納骨されるため、洗骨はほとんど行われなくなり、石室の広くない亀甲墓が増えているようです -
またお墓の前には数十人が座れるスペースが設けられています。
これは旧暦の3月にその墓に縁のある家族や親戚がお供え物を持って集まり、墓の前で先祖供養の宴「清明祭(シーミー)」を行うためです。
清明祭はお供え物を先祖に捧げた後、皆で分けて食べながら宴会をするとのことです(資料写真)。 -
お墓の見学
1月19日、辺戸岬に行く途中に広い墓地がありましたので、タクシーを停めてもらい見学しました。 -
亀甲墓のようです。
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古い亀甲墓でない、新しいタイプのお墓のうおうです。
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お墓を横から見ると、多くのお墓が大きな石室をもっていません。
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一族の数軒が集まって造ったお墓もありました。
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清明祭のために、お墓の前に人が座るベンチを供えたお墓も見付けました。
この墓地には古いタイプのお墓や新しいタイプのお墓が入り混じっていました。また広い空きスペースもありました。
このことから、この墓地はお墓を集中化した墓地と思われます。
沖縄の墓地を通し、祖先崇拝を重んじる沖縄の風習、文化が内地と異なることを実感しました。
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