2012/09/08 - 2012/09/11
10位(同エリア36件中)
冷風扇さん
バンコクから日帰りでいけて、かつ列車で行ける場所・・・という選択で探して日帰り観光スポットを探しました。
アユタヤは以前列車で行ったことがあるし、パタヤは興味がない。
パタヤの先のサタヒップあたりにしようかとも思ったけど、早起きに自信がなくて。
他にもローカル列車がつながっている場所はあるのですが、バンコク発が夕方でバンコクに戻る列車が早朝というのが大半です。前日に行ったスパンブリーもその典型でした。(スパンブリーに関する旅行記はこちら>http://4travel.jp/traveler/fkubo/album/10706672/とhttp://4travel.jp/traveler/fkubo/album/10706941/)
結局、ペッチャブリーにしました。
ペッチャブリーはラマ4世や5世の別荘があることで有名ですが、実はこの地域はラオスやベトナムから流れてきた民族や中華系、イスラム教徒など様々な民族が居住している場所なのだそうです。
だから本とはもっと山の方とか海の方の町にまで足をのばしたかったんだけど、日帰りじゃちょっとな〜。
食べ物も、宿泊すればいろいろ名物が食べられたのよ。
でも、さすがに駅前じゃないのです。駅前は宮殿もすぐ近いですし、門前町というか、タイの人たちが多いんではないかな〜って感じです。
というわけで、仕方ないから今回のペッチャブリーの旅は王様のお膝元でお菓子の都でもあるペッチャブリーの銘菓を購入してかえってくるという旅になりました。
列車が遅れてあまりゆっくりできなかったのが残念です。
ガンガン飛ばすので疲れますが、ペッブリーはロットゥー利用が早くて便利です。戦勝記念塔周辺とサーイ・ターイ・マイから出ています。今度は日帰りじゃなくて泊まりでいくかな〜って思ってます。まだペッブリーグルメを堪能してない!
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
バンコクからペッチャブリーまでの列車の切符です。
現在、タイの国鉄はインターネットからも予約できるのですが、たったの1回の乗車のために会員登録するのは面倒なのでやめました。
いちおう3日前でも空席があったし、大丈夫だろ〜という感じで。
寝台車など長距離で乗られる方はタイの旅行代理店で予約したり、ネット予約をしておいた方がよいと思われます。 -
今回の列車はバンコク発スラーターニー行きの長距離列車です。
本当はローカル線に乗りたいところですが、朝一番早くバンコクをでる列車がこの特急でした。
仕方ないのでこれに乗りました。 -
列車が駅構内に入ってきました。
入ってきて驚いたんですけど、2両です。たったの!
しかも全車両2等エアコン席なんですね。
切符を買うときに「もっと下のクラスのチケットないの?」って聞いたんだけど「ない」ってあっさり言われたのはこういうことだった。
しかも席が連れと離れてしまったんですが、こういうことか〜。
いや、びっくりしました。 -
反対側から改めて撮った写真です。
タイで列車に乗るときは3等しかないローカル線か長距離で、長距離の時は寝台利用だったので、こういう短い車両というのは初めてでした。
道路が整ってバスの方が早くてやすいので列車がどんどん廃れて行っているようです。 -
車内の様子です。こちらの列車は韓国のデウーが作ったようだ。
リクライニングが壊れていたりするところもあって相当古い。
エアコンがついているとはいえ、これでバンコク−ペッチャブリーが358バーツです。
バスを使うと100バーツくらいなのですよ。
これはそれなりの長距離移動するひとしか乗りませんね。
バスとの勝負にならん。
ただ、バンコクのバスターミナルはどこも中心部から遠いので、地下鉄がフォアランポーンにつながっている今は、駅に出るのは便利なんですよ。
ただ、その後の列車のスピードが問題。
今更初めて気づいたけどほとんど単線なのですね。
上下線の待ち合わせが多すぎて時間通りにつかなかった。
時間通りだと所要時間がバスと同じくらいだったのですが。
(ロットゥーはとばすのでもっと早い。)
話によると列車の信号システムが貧弱なんだそうです。
バスは道路さえ造ればすむしな〜。 -
発車してしばらくしてからお茶のサービスがありました。
あ、そういえばタイってエアコンバスに乗ると車掌さんがお茶とお菓子のサービスしてくれるけど、列車でもあるんですね。
今まで2等とか3等しか乗ってなかったので知らなかったです。 -
そして、列車があまりに遅れてしまったので、
昼食まででてしまいました。
「え?」ととまどっておろおろしていると隣のおじさんが
「今日は列車が遅れているからね。
もうすぐペッチャブリーにつくから
あなたは降りてからどこかで食べなさい」
とおっしゃられた。
関係ないが私は初めてのタイの列車の旅の時、乗り合わせたおじさんに親切にしていただいたが、あのときは自分が若いからだと思っていたのだが、今回もお隣のおじさんは妙に気を遣ってくれた。
要するに年齢がどうのという話ではなく、外国人がおろおろしているとほっとけないだけなのだと思った。 -
おじさんに言われたとおり、車内で食べずにテイクアウト。
鶏肉と野菜の黒酢あんとピリ辛の薩摩揚げにご飯の弁当。
車内弁当には2種類あって、おじさんはインゲンのカレーを食べていた。
(私は有無をいわさずこれを渡された。)
仕方ないのでペッチャブリーの駅のホームで食べました。
ああ、ペッチャブリーの郷土の味カレーか牛肉麺を食べようと思っていたのだが。
でも、この弁当を口を付けずに捨てるなんてできません。
うまそうだったから。(実際、うまかったです。)
薩摩揚げはちょい辛いので酒のつまみにいいかんじ。 -
こちらはデザートです。
コンビニとか屋台とかでもよく見かけるゼリー。
蛙の卵みたいな見た目のつぶつぶのフルーツ?も入ってます。
なんだか甘さ控えめのデザートです。 -
列車を降りてから徒歩でプラ・ナコーン・キーリー歴史公園(カオ・ワン)まで移動しました。
こちらはケーブルカーのチケットです。(往復分)
別にケーブルカーに乗らなくても徒歩であがることもできます。 -
ケーブルカー。なんつーかタイでケーブルカーに乗ることになるとは思わなかった。はじめてみました。
-
ものすごい急斜面を上ります。
日本でもここまで急なのはみたことない。
新しかったのでできたのは結構最近だと思う。
列車よりケーブルカーの方がきれいだった。 -
カオ・ワンから見下ろした町の眺め。
風が通り抜けてとても涼しく、王様がここに
離宮を造ったわけがよくわかる。
しかし、ラマ4世の時代に王様はここにどうやって登ったのかがなぞ。
象に乗ってのんびりとあがっていくのだろうか? -
公園内のすとぅーぱからの眺め。
左手の奥に見えるのがラマ4世の離宮とラマ4世がまつってある塔。
遠くから見ると「あそこまで歩いていくの〜?」と躊躇しますが、
歩道がきちんと整備されているので、たぶんしたから歩いてあがってもたいしたことはないです。
ただし、タイの気温と野生の猿には十分留意のうえでどうぞ。
日光の猿のようにおそってきます。 -
わかるかな〜。写真の真ん中にポテチを抱えた猿が1匹。
ケーブルカーで乗り合わせた家族のとおさんははなから猿に餌付けをするつもりだったらしく、猿を見かけたらいきなりコンビニの袋の中からポテチを出しました。
そしたら、10メートルほど離れた場所にいた猿がめざとくだだだーーっと走りより、ポテチを奪うとあっという間に木の上に駆け上ったのです。
ほんで、誰にもじゃまされない場所に着いたところで器用にポテチをあけ、むしゃむしゃと食べ始めました。いやー、驚いた。
人間と同じようにビニールパッケージをあけられるんですよ〜。
ちなみにこのとうさんは違う猿にペットボトルの水もあげたんだけど、ペットボトルのキャップをあけたあと、ボトルの中身を地面にぶちまけてからぺろぺろと舐めはじめました。
ただし一口舐めたところで「なんだ水かよ〜」って顔して走り去ったのです。
コーラとかジュースを期待してたんだろか。 -
というわけで、カオ・ワンの周りを歩くときはコンビニビニールを下げていると猿にねらわれます。私は2回ほどおそわれかけました。
山の麓にもいますし、麓から徒歩であがる道すがらには特にたくさん待機しています。逆にケーブルカーにはいません。
私はペッチャブリで買ったスイーツをビニールで下げて歩いていたのです。
量が多いのと、水物なので傾けられず、鞄に入れられなかったのだ。
猿は後ろからそーっと近寄ってくるので注意です。
「くそ!見つかったか!」と舌打ちします。マジです。
というわけで、ペッチャブリ日帰り旅のメインの目的である「ペッチャブリースイーツ」は別のページでご報告です。
■タイスイーツの郷ペッチャブリーでスイーツ大人買い?!
http://4travel.jp/traveler/fkubo/album/10707971/
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- junさん 2012/12/10 23:05:15
- バンコクからの鉄道旅とても参考になりました。
- 9月に行かれたのですね。
私は8月にホアヒンまで、妻と一緒に、3等車で行きました。
当日行ったら2等車が満席だったためですが、
3等車は片道なんと44バーツでした。
1月にまた行くので、今度は2等車で行こうと研究中です。
バンコク−ペッチャブリーが358バーツとは、随分高いですが、食事付きだったのですね。
おいしそうなので、食事付き2等車をNET予約して乗ろうと思います。
それにしても、ペッチャブリの猿は怖くなかったですか。
私たちが行った時、観光客の荷物がとられて、結構大変でした。
男性は襲わないですね。
今後ともよろしくお願いします。
- 冷風扇さん からの返信 2012/12/12 12:11:42
- RE: バンコクからの鉄道旅とても参考になりました。
- > 9月に行かれたのですね。
> 私は8月にホアヒンまで、妻と一緒に、3等車で行きました。
こんにちは。コメントありがとうございます。
私は連れが列車好きなためローカル列車の旅などもくろんでいたのですが、
3等車は時間があまりよくなく(日帰りだったので)あきらめたのです。
なぜ席が並びでとれないのか不思議だったのですが、2両編成だったというオチでした。
今まで南行きは寝台しか乗ったことなかったので、寝台は3等から1等まで連なった物だったので、昼間運行のものも当然そうだろうと思いこんでいたので、2両の列車が来たときにはびっくりしてしまいました。
> バンコク−ペッチャブリーが358バーツとは、随分高いですが、食事付きだったのですね。
> おいしそうなので、食事付き2等車をNET予約して乗ろうと思います。
今回は列車が遅れたため食事をいただけましたが、時間通りにペッチャブリりに着いていたらもらえなかったかもしれません。
11時くらいにもらえました。どうも時間でサービスをしていたような感じがします。
聞いたところによるとタイの列車は信号システムが非常に貧弱なことと、単線が多いので、どこかでダイヤが狂うとたちまち遅れるそうです。
長距離であれば時間を取り戻せるのでしょうが、近距離はバスに流れるのは仕方がなさそうです。
> それにしても、ペッチャブリの猿は怖くなかったですか。
確かにとっても怖かったですが、おそわれなかったので(未遂はあった)今は笑い話になってます。
ペットボトルなど、キャップをくりくりっと開けて中身飲んでましたよ。
ただ、中身が水だったので、不満だったのか、ぶちまけて去っていきましたが。
> 私たちが行った時、観光客の荷物がとられて、結構大変でした。
> 男性は襲わないですね。
あ、男性はおそわないんですか。確かに私はねらわれていました。
ただ、私が購入したカノムモーゲンの袋を下げていたのもあるのですが。
うしろからそーっと近づいてきたり、頭使ってました。危なかった。
> 今後ともよろしくお願いします。
ありがとうございます。よろしくお願いします。
こちらも旅行記など、楽しみにしてます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
冷風扇さんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
16