2012/08/14 - 2012/08/18
99位(同エリア150件中)
ムヒカさん
4泊5日で函館旅行を楽しんできました。
観光4日目、江差の横山家でニシン蕎麦を食べた後、江差いにしえ街道をサクッと散策。
暑かったけど、静かで景色が良くて、のんびりとした雰囲気は悪くはなかった江差。
次なる目的地へのはやる気持ちがあったのですが、迷った末に素敵な洋館、旧檜山爾志郡役所(江差町郷土資料館)を見学することに。
バルコニーからの眺めと華麗な布クロスが印象的な館内でありました。
PR
-
日陰のない、いにしえ街道をクラクラしながら散策中、小高い丘に涼しげに建っている旧檜山爾志郡役所(江差町郷土資料館)が目に留まりました。
建物は印象的だけど、難しい漢字が並ぶこの洋館。
「きゅうひやまにしぐんやくしょ」と読みます。 -
紫陽花が咲く坂道を上がっていきます。
-
赤い野花も混じってました。
-
函館と違い、観光客が少ない江差。
-
300円を支払うと、受付の方が簡単に建物についての説明をしてくれました。
建物は当時、役所と警察署を兼ねており、入って左側が警察部門、右側が役所部門との事。
説明を聞いた後は、自由見学となります。 -
もちろん最初に向かった先は、警察部門の牢屋!
-
外から見るとこんな感じ。
木の建物が牢屋になります。 -
牢屋の手前には、取調室もありました。
あまり取調室っぽくない印象だったかな。 -
明治20年(1887)に郡役所兼江差警察署として建てられた旧檜山爾志郡役所。
コンパクトながらも、牢屋は看守部屋から良く見えるような造りであります。 -
冬は寒そうですね。
-
警察部門の見学を終え、役所部門の見学へ移りましょう。
階段を上がり、まずは2階へ向かいます。
階段サイドの装飾が素敵であります♪ -
湾曲した手すりが堪りません!
-
階段の中心部かな。
一気に急降下する手すりがドラマチック♪ -
すりへった階段の様子がわかるように、黄色の樹脂が施されております。
-
カメラ機能のドラマチックトーンをつい乱用してしまう。。。
後々後悔しなければよいが。。。 -
2階通路の正面にはバルコニー。
-
バルコニーからは、江差の街並みと海が良〜く見えます。
-
2階の部屋は郷土資料館となっており、江差の自然、考古、歴史、民族についての展示があります。
下駄スケートと。。。 -
雪下駄。
どちらも雪国らしい履物であります。
毛皮部分は、何の毛皮かしら。。。 -
建物の壁や天井には、修復工事の際に確認された布クロスが再現されております。
-
2階はペーズリー柄。
-
1階に降りてきました。
-
1階の布クロスが張られた部屋は美しかったなぁ。
布クロスの種類は13種! -
サーモンピンクのカーテンとシックな布クロスがマッチしております。
-
華やかな「菊華文」柄。
-
歴史的建造物に模型は付き物♪
こちらは上棟式の想像模型。 -
建物を1周して見て回る余裕がない時や、建物の造りを把握したい時に、模型はたいへん便利であります。
-
洋館の出入口からは、嘆きの松が見え隠れ。
-
明治元年、開陽丸が沈没していく姿をここから見た土方歳三が、嘆いてこの木を叩いたそうな。
見事に曲がっているのは、叩いたせい?との噂。 -
お金を払ってまで見学する方は少なく、館内は我々のみでした。
一時は見送る予定でしたが、バルコニーからの景色や階段の美しさ、華麗な布クロスは一見の価値あり! -
嘆きの松の前からも、江差の街並みと海を望むことができます。
-
見学を見送っていたら、絶対後悔していた旧檜山爾志郡役所でありました。
寄って良かった!
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ムヒカさんの関連旅行記
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
32