2012/08/14 - 2012/08/18
125位(同エリア160件中)
ムヒカさん
4泊5日で函館旅行を楽しんできました。
観光4日目は、温泉旅館 銀婚湯から江差へ向かいます。
昼食後、ニシン御殿の横山家を見学。
200年以上の歴史を持つ横山家の内部をカメラ機能の一つ、ラフモノクロームを活用して撮影してみました。
-
約160年前に建てられたという横山家。
ニシン漁全盛時代の生活道具などが陳列され、300円を支払い見学することができます。
横山家が所有していた船の幟でしょうか。 -
横山家の屋号である「いちやまちょう」。
廻旋問屋も営んでいたせいか、取引先がすぐわかるように、あらゆる物にこのマークが刻まれております。 -
ブラシ部分が屋号になっており、この道具を利用してマークを付けたのかしら。
展示室には、説明書きのある生活道具も存在しますが、全体的に雑然と道具が置かれた感じでした。
現在も当主が住んでいるし、蔵だから雑然としてるのは当然かな。 -
玄関から最奥の4番蔵が展示室となっております。
-
奥行きの長い横山家の再奥部。
海に向けて門のある一階を「穴」、沖を見る子窓のある二階が「はね出し」。
当時は建物が海と隣接しており、小舟から荷物を直接積み卸しできるような構造になっていたそうな。 -
はね出しと穴がある部分の外観。
かつての海は埋め立てられ、現在は国道となっております。
江差では、このような家が明治の初め頃まで軒を連ねていたらしい。 -
横山家を目指し、歩いてきた道が海だったなんて驚きです!
-
玄関から再奥部は一直線につながり、80mの距離があるそうな。
奥から玄関先を眺めたところ。
右手に蔵が4つ並んで建てられています。 -
至る所に張られていた火の用心の貼紙。
-
昔は火事が多かったみたい。
-
はね出しのある再奥部から、居間のあるエリアに戻って来ました。
バケツは防火用かな。 -
火事が起こった際、お金を持って逃げるための背負い金庫。
重たそう。。。 -
居間の囲炉裏。
作りかけみたいな形状が印象的な鉄瓶。 -
4番蔵の展示室にもありましたが、こちらも当時の絵紙でしょうか。。。?
鰊漁が終わった後、京都や大阪見物に出かけた際のお土産も展示されていました。
歌舞伎などを見物した後に、お土産に買ってくる芝居絵のことを絵紙と呼ぶそうな。 -
玄関口に近い、手前の居間に移ります。
-
ものすごく大きな屏風が置かれているのですが、それ以上に居間が広いので、まったく狭さを感じません。
-
帳場や居間エリアは、蔵に置かれた生活道具とは異なり、華やかな展示物が目を引きます。
指定文化財となっている大きな鏡。 -
やっと玄関まで近づいて来ました。
2階へ続く階段。 -
玄関側から見た階段。
計算された美しさでしょうか。 -
ようやく横山家の玄関へ。
縦長で、思いのほか見学に時間がかかってしまいました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ムヒカさんの関連旅行記
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
20