ポルトガル・スペイン旅行　10日間 ⑤（コルドバ）

2012/08/10 - 2012/08/19

ポルトガル・スペイン旅行　10日間⑤

・４日目午後
　コルドバ　　メスキータ
　　　　　　 ユダヤ人街

セビリアから移動してきた午後は、これ世界遺産のコルドバ。

この街はローマの植民地時代から栄えた都市であり、
イスラムの後ウマイヤ朝の首都でもありました。

コルドバでの見所は何といってもメスキータ。
スペイン語でモスクの意味です。

エリア コルドバ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

コルドバに到着。

手前の川がグアダルキビル川。
セビリアで流れていた川の上流になります。

橋に架かるのはローマ橋。

古代ローマ時代に築かれた橋で、その後破壊と修復が繰り返されています。

ローマ橋を渡った先にメスキータが見えます。

メスキータの外観はイスラム風そのままな感じ。

メスキータに早速入ります。
ぱっと見た感じモスクの雰囲気たっぷり。

この部分には壁がほとんどありません。
柱はローマ時代からのものを再利用しているとか。

しかしちょっと進むと、違和感のあるものが・・・

モスクの柱とステンドグラスの組み合わせ。

一番奥まで進むと、ミフラーブというメッカの方向を示す壁のくぼみがあります。
要するにイスラム教寺院での祭壇。

装飾も素晴らしく、この部分は完璧にモスクですね。

ここの柱にも労働者の名前が所々に彫ってあります。

これはレプリカですが、真ん中下段には日本人の名前にも見えるものもありますね。（たまたま文字が似ているだけですが）

メスキータの中央部分に来ると、キリスト教のカテドラルがあります。

この組み合わせは、まず他の場所では見ることができないでしょう。

カテドラル部分の祭壇。

メスキータの中央部分は教会一色です。

メスキータの聖歌隊席です。

席はマホガニーで造られており司教たちがここに並びます。

中央部分から離れた場所にある宝物庫には、
１６世紀に造られた聖体顕示台があります。

現在もお祭りの日にはコルドバの街を神輿のように担いで歩き回るそうです。

時の王カルロス１世（神聖ローマ皇帝カール５世）は、カテドラル部分ができた後に初めてメスキータを見て、建設許可を出したことを後悔したと言われてます。

確かに元々あったモスクの部分を壊してしまったのは、もったいないけど、これはこれで希少価値が高いものになったのかなと思いました。

いつまで見ていても飽きない感じです。

こういう建物があるのも、レコンキスタ（国土回復運動）があったイベリア半島ならではですね。

外にあるメスキータのミナレット（尖塔）。

メスキータを出てユダヤ人街へ向かいます。

ユダヤ人街からの１ショット。
家の壁には植木鉢で花が飾られており、花の小路と呼ばれています。

ここからメスキータを写すのがポイントですが、
さすがに観光客がたくさんいました。

自由時間ができたので街の散策に。

バーガーキングも格好いいですね。
入らなかったけど。

ジェラートを食べました。

暑くて溶けてしまうため、この時期はコーン型ではなくカップ型で食べるのが正解でした。

フラメンコのショップ。

スペイン国内には所々にあります。

ユダヤ人街を経由してバスへ向かいます。

JUDIOSというのはユダヤ人街を意味するんだとか。

家によっては中庭みたいなものもあります。

城門も古くから使われています。

城門の外からみた旧市街。

グラナダへ向けて移動開始。

街から街への移動中の風景はずっとこんな感じです。

幹線道路沿いにはほとんど民家を見ませんでした。

途中でよったドライブイン。

オリーブでできた石鹸とかを、店員が中途半端な日本語で売りつけてきていました。

怪しいなと思ってましたが、ガイドさんに聞くと実際に安くてお得だった見たいです。

ドライブインのバルで飲んだ、フレッシュオレンジジュース。

オレンジの自動搾り機があって、オーダするとその場でジュースを作ってくれました。

改めて移動開始。周りはオリーブの木ばかり。

ただアンダルシアの土壌では他の作物を作ることは難しく、オリーブくらいしか出来ないのだそうです。

さて、いよいよグラナダですが、この日はまだ終わりません。