十和田・奥入瀬アートと自然の旅（＋八戸）（1日目）

2012/08/24 - 2012/08/26

日程
1日目：十和田バラ焼きの昼食、十和田市現代美術館と周辺のアート散策
2日目：十和田湖畔・奥入瀬渓流散策、八戸・安藤昌益資料館、シャモロック・ホームズ
3日目：八食センター

涼しさを求めて訪れたのですが、やはり暑かったです。
十和田湖畔の木々の中には、一部紅葉しているものもありました。
機会があれば、紅葉の時期に訪問してみたいです。

エリア 十和田市(青森)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

新幹線七戸十和田駅から路線バスで数十分、十和田市の市街地に到着しました。
目当ては、十和田市現代美術館ですが、まず、「バラ焼きショップふじの」で腹ごしらえです。

お店の脇にはふじの足湯があります。

混んでいるかもと思っていたのですが、先客は地元の人たちが2組ほどでした。
お店の人の対応もよく、たまねぎ多めのバラ焼きは想像していたよりもあっさりしていておいしくいただきました。
写真は、手前がラムのバラ焼き、向かいが鶏のバラ焼きです。

徒歩で、十和田市現代美術館に向かいます。
美術館に近づくと、歩道にアート作品が置かれていたり、歩道石にも意匠が凝らされていて、期待が高まります。
写真は、リュウ・ジャンファの「マーク・イン・ザ・スペース」。彫刻であると同時にベンチとしても機能します。

美術館の向かいは、公園のようになっていて、アート作品を自由に見ることができます。
写真は、エルヴィン・ヴルムの「ファット・ハウス」。

ファット・ハウスの内側から外を見たところです。
内部では、この作品が最初に製作・展示されたときの映像が流れています。

草間彌生の「十和田で発見された私の黄色カボチャ」があります。
暗い内部では、ライトが点滅しており、直島のとは違う感じがします。

「十和田のハナコちゃん」とキノコ、犬たち（「愛はとこしえ　十和田でうたう」）
広場全体がなんだか楽しげに見えます。

左はインゲス・イデーの「ゴースト」、西沢立衛のトイレの屋根から銀色の「アンノウン・マス」が流れ落ちるように見えます。
男性用トイレの内側からは、流れ落ちるように見える銀の雫を見ることができるようです。

R&Sie(n)（設計事務所）の「ピプノティック・チェンバー」。
中に入ることができますが、奇妙な感覚になります。

美術館の入り口では、チェ・ジョンファの「フラワー・ホース」が出迎えてくれます。

椿昇の「アッタ」（ハキリアリの彫刻）です。
美術館の外側の作品は特に写真制限はありませんが、内部は写真禁止です。

スゥ・ドーホーの「コーズ・アンド・エフェクト」、アナ・ラウラ・アラエズの「光の橋」などは、外からも窓越しに見られますが、体験型の作品が多いので、ゆっくり時間をとってみるのがお薦めです。

この美術館には行ってみて本当によかったと思いました。

栗林隆によるまちなか展示（2012.4.21-2012.9.2）の案内をいただいたので、訪問してみました。

まずは、bank towadaにあったペンギンシリーズの作品とドローイング
このシリーズは美術館のミュージアムショップで買えるようでした。

次は、中央商店街内の展示を見に行きます。
このシャッター通りに本当にあるのかなと半信半疑で進みます。

閉じたシャッターの隙間から覗き込むと、屋台の作品と記録映像が展示されています。

松本茶舗地下室のインスタレーション
はしごを途中まで降りて見ます。
店舗では、お店の方が丁寧に作品の説明をしてくれます。

美術館内の同氏の企画展示（十和田の土で作った山脈に霧が噴き出すインスタレーション）についてもあわせて説明を聞けてよかったです。

美術館前から、JRバスで十和田湖畔の休屋に向かいます。
十和田湖に向かうバス内では、観光客向けに地域のいろいろな説明がアナウンスされます。特に、奥入瀬渓流沿いになると、左右の滝の名前などの説明が詳しいです。

宿は、十和田湖畔温泉　とわだこ賑山亭です。
炉端焼きプランで、前菜、きりたんぽ鍋、各種焼き物を堪能しました。