2012/07/20 - 2012/07/26
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menchiさん
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旅行三日目はブルージュ
水の都、ブルージュは、運河によって、北海とつながっている。
北海のドーバー海峡を越えイギリスの羊毛を入手。
13世紀にはブルージュのあるベルギー、フランドル地域は、この羊毛を使った毛織物の一大生産地となる。
ブルージュは毛織物の交易によって、ハンザ同盟に於いても、中心的な都市として発展する。
西ヨーロッパ第一の貿易港となったブルージュだが、15世紀になると、北海とブルージュを結ぶ水路に泥が溜り、水深が保てず、商船の運航が出来なくなってしまった。
こうして、ヨーロッパの河口港には、良くある原因で、ブルージュも貿易港の機能を失ってしまい、都市としても低迷してしまう。
しかし、そのおかげで、中世の街並みが、タイムカプセルになって、現代まで残され、世界遺産に登録され、旅行者を集める事になった。
そして、ブルージュの私にとっての見どころ、聖母教会のミケランジェロ作「聖母子像」
イタリア旅行の達人spumamiさんから投げかけられた疑問に答えようと調べていて分かった事にmenchi自身もちょっと驚いた。
ミケランジェロの作品でイタリア以外に存在するのは、この聖母子像だけなんだそうだ。
1506年にブルージュの商人が教会に寄進したらしい。
商人は誰からか、購入したと言う事だ。
これ、誰から誰へ、いつ、幾らでと調べて行ったら面白そうだなと思う。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今日もブリュッセル中央駅から列車でブルージュへ。
ブルージュ駅で沢山の観光客が下車しました。 -
広々とした駅前広場。
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ベギン修道院の塀と水路に挟まれた真っ直ぐな道をすすみました。
緑に囲まれた、気持ちのいい道です。 -
塀の中にベギン修道院の屋根が見えます。
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愛の湖と修道院の間の道をのんびりお散歩している人々の姿が見受けられます。
お天気も良いし、気候も良いし、爽やかで気持ちが宜しい。
日本の蒸し暑さを思い出すと、ゾッとしました。 -
イチオシ
親子の鴨さん達でしょうか。可愛らしい。
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白鳥もいっぱいいます。
愛の湖は、水鳥達の楽園ですね。 -
今考えると、多分この橋を渡ると、ベギン修道院の中庭に入れたような気がします。
結局、修道院を塀の外からしか見ていませんでした。
ちょっと勿体無かったな。。。 -
ベギン修道院の周りは、お土産屋さん、レストラン、チョコレート屋さん等々大変賑やかになっています。
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ブルージュの街には観光用の馬車が沢山います。
ヨーロッパを旅すると観光地では良く見かけますよね。
ベルギーは騎馬隊の数にも驚かされましたが、とりわけ馬との係わりが強いのかしらと思われました。 -
運河クルーズのチケット売り場
正面に立っている恰幅の良いおじ様がガイド。 -
色使いが綺麗じゃないですか!
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イチオシ
船着き場です。
綺麗としか言いようがないです。 -
さっき渡れば良かったなあ、と思った橋だ。
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修道院の入口と思われる門
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聖母教会の鐘楼が見えています。
この教会には、ミケランジェロの聖母子像があります。
勿論後で見に行きます。 -
グルートゥーズ博物館の下を通ります。
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抜けると、こちらも運河クルーズの発着所のようです。
盛り上がっていますね! -
隣の建物は、アンティークのお店のようです。
色使いが綺麗ですね。 -
眠りの森の美女のオーロラ姫が隠れていた塔みたい!
私は中世が大好き!
幼少の頃、ウォルト・ディズニーのアニメを見て育ったからですかね? -
あっ!
ここって良くガイドブックに載っている風景です。
オレンジ色の屋根のは確かホテルです。
テレビでやってた。
「死都ブリュージュ」の作者ローデンバックの子孫が経営している、とても趣のあるホテルだった。
右端に見えているのは、マルクト広場の鐘楼ですね。 -
中世の趣のある石橋
こんな橋をいくつも潜りながら、運河クルーズのボートは進んでいきます。 -
素敵な建物です。
何なのかな? -
住宅になっているのでしょうか、ギルドの建物だったのかしら。
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水路が袋小路になった。
背中が見えている銅像はヤン・ファン・アイクの像
ゲントの「神秘の仔羊」の作者です。
ここで、ボートは引き返します。 -
イチオシ
石橋の連なりが美しい。
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石橋と、ずっと書いてきましたが、良く見ると、煉瓦製ではないですか!
建築物も煉瓦造りですから、そう言う事か、石の産地が近くにはないのでしょうね。
あちらに見えている建物気になる。。。
一番左に見えてるのは、救世主大聖堂のようです。
だから、公文書館なのかな… -
綺麗な色使い。
今、ベルギーは、ファッションの世界で大きな役割を担っているそうですが、こんなセンスを見るとなるほどなあと思います。 -
ゆっくりお散歩してみたい並木道。
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聖母教会の塔が青空に映えます。
こんな、良いお天気、聖母様にもキリスト様にも、八百万の神様にも、なんにでも感謝!感謝!感謝! -
船着き場に着きました。
この建物の煉瓦や瓦や木のサッシも美しく絶妙にマッチしている。 -
逢いたかったミケランジェロの聖母子像のもとへやって来ました。
聖母教会です。 -
いました、いました!
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イチオシ
ミケランジェロ作「聖母子像」です。
ヴァチカンのピエタを思い出します。 -
後塵のステンドグラス
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内陣にはブルゴーニュ公国のシャルル突進公と娘マリーの霊廟
立派な棺です。 -
入口から内陣をのぞむ
真ん中にパイプオルガンが。 -
外に出ると、眩しい日差し。
マルクト広場へ向かいましょう。 -
マルクト広場
可愛い建物が並んでいる。 -
州庁舎
広場の入口には、自転車がいっぱい。
ベルギーは自転車が多い。
特に、ここ、フランダース地方は坂も少なく、道路も整っていて、自転車利用に最適なだって。 -
マルクト広場にある鐘楼。
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もう一回、マルクト広場
真ん中の像は1300年代、フランスの支配をはねのけるべく働いた、二人の英雄。 -
ビール屋さん
凄いよね、この種類 -
今日のビールrodenbach
こちらのビールは、先程のコメントで書いた作家ローデンバックの親戚が作っているビール。
ブルージュ産のビールです。 -
ベルギー料理3種
フリッツ、ムール貝のワイン蒸し、ウナギのグリーンソース煮 -
レストランの前で記念撮影
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さて、帰りますか!
ブルージュ駅に向かって歩くと、面白い噴水のあるひろばに出会いました。
ザンド広場です。 -
ブルージュ駅到着
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イチオシ
ブルージュ駅で可愛い、おしゃれな女の子3人連れに遭いました。
シンプルな、綺麗な色のワンピース。
なんか、新鮮。
好きだなこんな感じ。 -
なぜか、私達これからオステンドに向かう事になりました。
なんて素敵な、思い付きでしょう!
オステンド旅行記も宜しくね!
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この旅行記へのコメント (4)
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- サウスピーチさん 2012/12/05 05:55:23
- ブルージュのボートツアー
- menchiさん、こんにちは♪
私もブルージュ、行きました! でも、私達の乗ったボート、ガタイの大きな(やっぱり小さな日本人とは違う!)
年配グループの方達といっしょになり・・・。 ツアコンの方が無理やり全員乗せる・乗せる・・・。
重さ配分が悪かったのか、私の乗った側、水面がすぐそこに!
一度大きく揺れた時にはボートがひっくり返るかと思いました・・・。
何だか珍道中を思い出しました。 (^^;
それでは、また!
サウスピーチ :)
- menchiさん からの返信 2012/12/08 18:08:37
- RE: ブルージュのボートツアー
- サウスピースさんご訪問と投票コメントまで有難うございました。
ブルージュの運河クルーズは楽しかったです。
綺麗な街並みを水面からのんびり眺められて、うっとりでした。
うっとりし過ぎて、うっかりベギン修道会のなかに入り損ねてしまい、「あれ?」っと思いましたが、あとのまつりでした。。。(T_T)
色々なハプニングと共に、忘れられない思い出になるのですね。
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- spumamiさん 2012/08/31 19:56:13
- 偉大なミケランジェロ☆
- こんばんは。
ベルギーにもミケランジェロの作品があるだなんてスゴイ!
戦利品で(?)ベルギーに渡ったのかしら???
それともミケランジェロはベルギーにもいたのかしら???
カラヴァッジョ同様、ミケランジェロの生い立ちは気になります。
かといって、活字が好きじゃなので本で知識を得ようとはせず
ひたすら「ミケランジェロの生涯」が映画化されないか待っているところです(^^)
この素直な線は、若年期の頃の作品なのかしら・・・。
興味深い写真を有難うございます!!
spumami
- menchiさん からの返信 2012/09/06 22:42:39
- RE: 偉大なミケランジェロ☆
- spumamiさん、お返事が遅くなってしまいました。。。
> ベルギーにもミケランジェロの作品があるだなんてスゴイ!
> 戦利品で(?)ベルギーに渡ったのかしら???
> それともミケランジェロはベルギーにもいたのかしら???
聖母子像の事、少し調べました。
ブルージュの商人が購入し1506年に教会に寄進した物のようです。
唯一イタリア国外にある、ミケランジェロ作品だそうです。
spumamiさんの仰るように、若い頃の作品かもしれません。
「バランスの悪い失敗作ではないか」と、辛口の批評をされる方もいるそうです。
かつて、ブルージュは毛織物産業やレースの生産そして交易で大変栄えた都市だったそうです。
ブルージュのタペストリーを持つことが、ヨーロッパ貴族のステイタスであったそうです。
フィレンツェの貴族達と交流をもった大商人が、ミケランジェロの聖母子像を、買い求めたのでしょうね。
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