201207　スウェーデン・ノルウェー　その5　ゴットランド・ヴィスビー2

2012/07/14 - 2012/07/23

7月17日（火）四日目

8時半ごろ、朝食
10時すぎに自転車レンタル、海岸沿いを走ってみる。
引き返して11時過ぎ辺りから城壁沿いを走る。
12時半ごろ一旦休憩して買い物、サンタカタリーナ教会
13時半ごろ、セントニコライ廃墟とセントクレメンス廃墟
14時半ごろ、高台のカフェで一休み
16時ごろ自転車を返却、ホテルで昼食
17時半ごろに空港へ。チェックイン。
19:00　ヴィスビー⇒ストックホルム・ブルンマ19:35（DC938）
20時ごろバスで中央駅へ。

昨年スロヴェニア・ブレッド湖に引き続き
ヴィスビー二日目は、自転車で旧市街を駆け巡りました。
坂もそれほどきつくないし、なにより効率的に
あっちこっち気ままに回れるのがとてもよかったです。

さんざん回りまわってヴィスビーを後に。
帰りは小型飛行機でストックホルムに戻りました。
ホテルは駅裏の完全ビジネス御用達プチホテル。


7月18日（水）五日目朝

7時ごろホテル出発
8時ごろ空港チェックイン、軽く朝ごはん。
9時過ぎにトロムソへ出発。

アーランダ空港では、トナカイのサラミとか
面白いものが売っていました。くさそう。。。
ここが最後だったら、もっと買ってたんだけどなぁ。

エリア ゴットランド島(スウェーデン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝。ちょっと遅めの朝食
今日も快晴です。

ヴィスビー旧市街はコンパクトなのですが
あちこち移動するなら、自転車が便利です。

ということで、レンタサイクルで借りてきました。
120クローネ（一日）　⇒ん？HPよりも高い？
http://gotlandscykeluthyrning.com/Default.aspx

なおこの自転車、ブレーキが前輪しかついていません。
後輪を止める場合は、ペダルを逆回転します。ピストですね。

さっそく出発です。
まずは、海沿いのサイクリングロードを北に進んでいきます。
爽やかで、とっても気持ちいい。

自転車道は車道に沿ってずっと延びています。

途中、こんな標識と信号機を見つけました。
飛行機のマークがかかれているので

あ、これは飛行機が着陸するときに近すぎるから
自動車とか止める信号なんだな

と思ったんですが、そんなに空港って海に近かったっけ？
と考え直し隣を見ると、病院が。

なるほど。ヘリポートだったんですね。（ドクターヘリの）

さらに北のほうへ進んでいって
キャンプ場を越えた辺りで何もなくなってしまい
あまり行き過ぎても面白くなさそうだなということで
引き返してきました。

城壁の端部（北西の）まで戻って
そこから旧市街に入ります。

角のところに櫓が建っているので
ちょいと登ってみました。
手前に森（公園）が広がり、その先に大聖堂が見えます。

ところどころ崩れかけてはいるのですが
まだまだしっかりと城壁が残っています。

北門まで来ました。
車の往来が他よりも多いのですが
旧市街から空港方面に抜ける通りになっているから
みたいです。

そこから坂になっていて、
登っていった先の家。

明らかに個人宅だと思います。
日当たりのいい高台。
それ程大きくはない平屋。
花に水をやってのんびりすごす。

リタイアしたらこういう生活、いいなぁ。
冬はどうなのか知らないけど。

自転車を止めて城壁をよじ登ってみました。
ま、よじ登るとはいっても階段みたいなところが
あるので、簡単に登れるようになっています。

青い空と海。オレンジの屋根に森の緑。

と、そこへベビーカーを引いた
家族連れがやってきました。
赤いウェアを着ている人もいて、なんだろうと思ったら
旧市街を案内するガイドさんなんですね。

旧市街をバックに写真と撮ったり撮ってもらったり。

旧市街のあちこちに
こんな、ペイントがされたボックスがありました。

一見、郵便ボックス？と思ったのですが
どうも郵便物を入れるような口も見当たらないし。。

なんだったんでしょう。

バラの下で、愛するペットを記念撮影する人。
絵になるなぁ。

大聖堂の裏に位置する高台までやってきました。
このあたりまで来ると、他の観光客の姿を
ちらほら見かけます。

ヨーロッパはどこに行っても
基本的に屋根がオレンジなんですね。

日本の場合は黒とか茶色とか。
材質や歴史の違いだとは思うのですが
もうちょっと明るい色だったらいいのにねぇ。

大聖堂の隣に広がる芝生に
ゴロ寝。

その芝生から高台を眺める。

おばあちゃんが杖をつきながら
えっちらおっちら、ゆっくりと階段を登っていきました。
毎日のことなのかなぁ。。

旧市街地の南端までやってきました。
こちらの城壁は低いので、すぐに登れます。
あんまり登っている人はいませんでしたが。

一軒一軒の敷地は広くはないのですが
それでも、小さなお庭がついていて
昼間はバーベキューやったら気持ちよさそうだなー。

大広場まで戻ってきました。

小さい町なので、自転車だと簡単にいけて便利です。

サンタカタリーナ教会の廃墟。
この日も入れませんでした。

何やら、夕方からイベントをやっているようで
その準備なのか器材保管のためなのか、締め切られています。

なので、妻がカメラを中に差し込んで撮影。

北のほうに進んだところにあるのが
セントニコライ教会の廃墟。
こちらも中には入れませんでした。

どこか中に入れる廃墟はないのかなぁ

と、妻と話していたところ
唯一入れたのがこちら

セントクレメンス教会の廃墟

天空が開けてしまっているので
青空が映えます。

実は隣接してカフェ（？ホテル？）があるようで
結婚式なんかも可能なんだそうです。

http://www.clemensruin.se/

自転車に乗っていたら、なんだか門みたいな
ところがあったので通り抜けたら、そこは植物園でした。

ま、走ったところは植物園というより「庭」だったんですが
1800年代からあるという、これも由緒正しい植物園なんだそうです。

このあたり、降りたり登ったり。
さらにキレイな景色を求めて、あちこち巡っていました。

こちらの廃墟、ガイドブック（歩き方）には載ってなくて
サラッと素通りしたんですが
他の廃墟とは違ってオープンでした。
子供たちが遊んでたくらいなので、それほど有名ではないのでしょう。

http://www.gotland.net/sv/platser/st-hans-och-st-pers-ruiner
これのことっぽい。

妻が
「あの、見晴らしの素敵なカフェを探してるんだけど。。」
というので一生懸命探していました。
そんなカフェあったっけなぁ？と思いながら一緒に回っていたのですが
やっと発見。おぉ、こんなところがあったのねぇ。

ビールを飲んで一息。

Kafe Cronet
http://www.gotland.net/sv/foretag/kronet

本当はここでランチできればいいのですが
まぁ大した料理もなさそうだったので、
ホテルにレストランがあることを思い出し、降りることにしました。

案内されて現地語メニューが出てきたので妻が
「英語のメニューはないの？」と聞いたら
「すみません。。。ないんです」と。
ボーイの必死な翻訳により、何となくイメージできたので
ようやく注文。

安そうだなーと思ったら、みんな小皿で出てきました。
ま、つまみには丁度よかったです。

というか今調べて初めて知ったんですが
「タパス」というスペインの小料理を出す店だったんですね。

La Masía Restaurang & Tapas Bar
http://www.lamasia.se/

頼んだもの
Albond:トマトソースのスパニッシュミートボール
Fricand:スペインのスパイスとマッシュルームとビーフシチュー
Alitas:ニンニクのチキンウィング
Tortill:スペイン風オムレツポテト
Patatas:アイオリとスパイシーなトマトソースで揚げたジャガイモ
Esparra:パタ?ネグラハムとグリーンアスパラガス
ハリー：メシではありません。

さて自転車も返却したので、ちょっと早いですが
空港に向かいます。

東門のところにバス停があって、空港バスもあるらしいのですが
面倒くさいので、タクシーで向かいます。

ホテルから15分くらいで、空港に到着
とても小さい空港で、のーんびりしていました。

チェックインまで1時間くらいあったので
外のベンチに寝転がったり
中のカフェでまったりしたり。

チェックインカウンターです。
常にチェックインしているわけではないので
何もないときは閑散としています。

待合室。
みんな船で出入りしているせいなのか
飛行機に乗っていく人はそれほど多くありません。

ただ、日帰りだとどちらか飛行機にしないと厳しいでしょうなぁ。

飛行機はSAAB340

予約はGotlandflygというところでしたんですが
運行自体は別会社（NextJet）と、複雑です。
ま、普通に飛んでくれればなんでもいいんですけど。

http://www.gotlandsflyg.se/huvudmeny/boka.aspx

19時に離陸して、ストックホルムには19時半すぎ。
400kmくらいの距離なので、飛行機ではあっという間です。

窓際から、シェップスホルメンやガムラスタンが
キレイに見えます。

よかった右側に陣取って。

小さい飛行機（国内線？）は、
ブルンマ空港のほうに到着します。
もちろん、ブリッジなんてものはないので
歩いて移動します。

そこからは市内までバスで移動。
ストックホルム中央駅のバスターミナルに到着します。

この日泊まるホテルは、次の日が早いということで
駅の近くにとりました。

このホテルは、完全にビジネス仕様です。
で、チェックインをして階下に下りたらすごい部屋割りで。
これ、真ん中の部屋は窓がないってことなんですよね。

我々の部屋は窓際でした。
まぁホントに寝るだけなので別にいいんですが。
それ以外はコンパクトにまとまっていて
十分だと思います。

ちなみに、フロントには
アーランダエクスプレスのリアルタイム時刻表が
カウントダウン表示されていました。

さて、窓からの眺めです。

・・・・・・・・

みなさん、夜遅くまでガッチリ働いていました。

近くの7-11で軽い夕食を調達し
ホテルでのんびり過ごしました。

テレビを付けたら、ABBAのコンサートが。
お？本物？と思ったら違ったようで。

トリビュートバンドらしいです。かなり有名な。

さて次の日。朝食もとらずに
中央駅に向かいます。
この日でスウェーデンは終了。

空港に到着し、チェックイン。
フロアには日本人ツアー客も大勢いました。

チェックインは基本的に自動で行います。
面白かったのは、バゲージタグまで印刷されてくる
ところですかね。
進んでいますねぇ。

タグ自体は、バゲージドロップで
係員につけてもらうのですが、
他のところみたいに、待たされず簡単に
チェックインできるのはすばらしいです。

でも、慣れないと大変だろうなぁ。。。

空港ロビー内の本屋で物色していたら
飛行機の雑誌をいくつか発見。

日本ではなかなか見られないマイナーな飛行機も
見られたので、買っておけばよかったと今更ながら後悔。

しかし、この「空飛ぶサーモン」
うまそうだなぁ。。。アラスカ航空ですか。

結局、朝食は抜いてしまったのですが
こんなところで食べるのもいいですね。

さすがヴァイキング文化。
いつも思うんだけど、ついつい取りすぎちゃうんだよなぁ。。

ということで、これから北極圏を越えます。