201207　スウェーデン・ノルウェー　その2　ストックホルム2（ガムラスタン）

2012/07/14 - 2012/07/23

7月15日（日）：二日目前半

朝早くから太陽が出るから早起きしようと
思っていたにもかかわらず、朝食は8時半ごろに。

9時半ごろホテルを出て、フェリーでガムラスタンへ。
朝だからなのか雨だからなのか、それほど人通りも
多くない中、細い路地やら大通りを歩き回ります。

10時半くらいに王宮、大聖堂、ノーベル博物館。
ノーベルカフェで、くだんのアイスを食べ一息ついて、
11時半ごろ再び散策。

12時ごろリッダーホルム教会。
13時ごろ王宮へ行き、衛兵交代式を観覧。
14時半くらいに、ようやくお昼となりました。

ガムラスタンは小さい島なので
路地もそれほど（ヴェネツィアとかドゥブロヴニクに比べて）
数多くはないので、似たような路地を行ったりきたり
しておりました。
アンティーク関係や家具やら照明やらのお店が多く
さすが北欧だなーと。

衛兵交代式も見たのですが、交代式は最初のほうだけで
後は音楽隊のプチコンサートみたいな感じでした。

エリア ストックホルム(スウェーデン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 2.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルの前庭には
昨日に引き続き、大勢の鴨が
ワシャワシャ草を食べていました。

ホント、よく食べるなぁ。

シェップスホルメンからは船で
ガムラスタンに渡れます。

シェップスホルメンの船着場に
チケットの自販機があったんですが、
こちらもクレジットカードオンリー。

10分くらいしたら、船がやってきました。
が、どうも時刻表の時間より早いので聞いてみたら
向こう岸のユールゴーデンに行くとのこと。

しばらくしてすぐに戻ってきて
「ガムラスタン？」と聞いたら、にーちゃんが
「ヤー」

よかったよかった。

朝早い便なのか、殆ど乗客はいません。
ガムラスタンとユールゴーデンとを結ぶ路線に
付け足しで寄っている感じなんでしょうか。

船はゆっくりと進み、10分足らずで到着です。

ガムラスタンの南端あたりに位置する
スルッセンに到着します。

http://www.waxholmsbolaget.se/resenar/djurgardsfarjan/planera-resa/

スルッセン方向。
何の銅像かは知りません。

ちなみにスルッセンとは「閘門」という意味で
外洋（バルト海）と内海（メーラレン湖）との間の
流量調節の役目を果たしているそうな。

と書いていて、今気づいたんですが
だから、昨日歩いていた通りの海の流れ
（ちょうど、ガムラスタン島を挟んで駅側）
が早かったのは、この干満が理由だったのか。

同じくスルッセン方向ですが
ちょうど、地下鉄が地下に潜っていくところでした。
交通の要所になっているのか
ひっきりなしに電車が行き交っていました。

いよいよガムラスタンの中に潜入。

暗いのは夕方だからではなく、雨だからです。
狭い路地に高い建物が並んでいるので
薄暗く感じます。

と、すぐにとても狭い路地に遭遇
これは行かねば！と突き進みます。

ここは有名な路地なんですね。
（Marten Trotzigsgrand）
翌日、多くのツアー客でごった返していました。

狭い路地の最後の階段を登りきると
ちょっとした広場に出ます。
意外に高低差があるんですね。

まだ朝9時半（しかも日曜日）なので
ほとんど観光客もいません。

これこれ。こういうところを見ると
つい覗いてみたり、通ってみたくなるものです。
ヨーロッパならではの街並みですね。

アンティークのお店が数多く並ぶなか
船の模型のお店を発見。いいなぁ。欲しいなぁ。

大通り（Osterlanggatan）を突ききったところに
あるのが、貨幣博物館です。
10時を過ぎて、少しづつ観光客が集まりだしてきました。

そして、貨幣博物館の向かいにデーンと聳えるのが
王宮です。ちゃんと衛兵さんも仕事してました。

しかし大変だよなぁ。もはや形式だけとはいえ
大勢の観光客に囲まれて身じろぎ一つしないでいるなんて。

王宮の中に一旦入って、広間などを軽く見たあと
西の中庭へ。どうやら1時過ぎに衛兵交代式があるらしいので
もう一度来ることにして、大聖堂へ。

大聖堂の麓で見つけた、古い公衆電話ボックス。
今も使えるのかしらん？

大聖堂に入ってみました。
当たり前ですが、とても静寂です。
ずらーっと机が並んでいるのですが
どうみても柱に邪魔された席もあります。
座ったら目の前が柱。

で、まわりにはこのような石像が。
横たわっているのでなんだろうと思ったら、

お墓なんですね。

妻に「そうよ、そういうところなんだよ教会は」
といわれたのですが、知らなかったなぁ。

その大聖堂の近くにあるのが
ノーベル博物館。

もっと広いのかなーと思ったんですが
ワンフロアのみと意外に小さくて。
造りはモダンですが。

タッチパネルがいくつか並んでおりまして
年代ごとの受賞者の紹介スライドが見られます。
こちらは川端康成。

受賞時？の研究内容を表した絵や
受賞者の写真などが展示されていました。
でもこのときには日本人受賞者のパネルはなかった。。。

博物館の一角に、喫茶店がありまして
そこで一息つくことにしました。

もちろん、アイスを食べるためにです。

このビストロの椅子には
歴代受賞者のサインが書かれているとのことで
手当たりしだい（といってもテーブル近くだけですが）
椅子をひっくり返して探したのですが
日本人受賞者のサインは見つからず・・・残念

授賞式後の晩餐会で出されるというアイスを食べました。

30分ほどまったりした後、再び散策へ。
博物館前の大広場です。

真ん中に噴水があって、触ったけれど
それほど冷たくはなかったです。

例の血浴のときに洗い流すために作ったのか
・・・ってのは考えすぎか。

切手を買うためにコンビニへ。
この国では、街のいたるところに7-11があって便利です。
もちろん日本の7-11とは雰囲気が異なります。

王宮の西側の広場にやってきました。
観光馬車が待機して、大勢の人を乗せていました。
こういうのに乗ってあちこち巡るのもいいですねぇ。

どこに行くのか知らないんですが。

と、その反対側では・・・・

かの国では、いろいろな面で有名な団体です。

国会議事堂まで出てきました。
このアーチから先は、セルゲル広場付近まで
ほぼ歩行者天国っぽいので人通りが多くて
にぎわっています。

次に、リッダーホルム教会へ向かいます。
すると、先ほどの観光馬車が
パッカパッカ音をたてて通り過ぎていきました。
ガムラスタンを一周するコースっぽいです（雰囲気）

橋を渡ります。
ホルム（holmen）というからには
教会のところも「島」なんでしょうが
道路や鉄道が縦横無尽に張り巡らされているので
島を渡り歩いているようには感じません。

教会に到着しました。

教会の中に、いろいろな紋章が飾られていたので
多分、貴族とか王族とかの関係する教会なんでしょう。
（知識がないので想像です）

教会の先にある海辺に出ました。
向こう正面に、市庁舎が。

市庁舎の上からは、市内が一望できると
有名なスポットらしいのですが
この天気では、あんまり期待できないかな？と
素通りしてしまいました。

そうこうしているうちに、衛兵交代式が始まるとのことで
急いで？王宮に戻ってきました。

何とか一番前をキープして開始を待ちます。
やがて、鼓笛隊がやってきてスタートです。

続いて衛兵たちが銃を掲げて登場です。
が、キープした場所は入口付近だったので
メインイベントはずーっと奥のほうに・・・。

それでも、初めて見たかいはありました。

その始まる直前にテレビクルーが。
チャイニーズかな？と思ったのですが
妻曰く
「あの服装の感じは多分日本だよ」と。

何の旅番組だろう。どこかのCSチャンネルかな？

衛兵交代式は、何故か途中から
マーチングコンサートみたいになっていましたが
観客も結構盛り上がっていたことから
最後まで堪能しました。

さて、２時半すぎになってさすがにお腹もすいてきました。
いきあたりばったりで見つけたレストランに入ります。


http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189852-d887107-Reviews-Restaurang_Samborombon-Stockholm.html

昨夜の魚が、あまりにしょっぱかったので
二人とも肉を非常に欲していました。

妻はポークで。

そして私はビーフで。

ボリュームはありましたが
お腹が減っていたので一気に食べつくしました。

ガムラスタンを一通り堪能したので
地下鉄に乗って、ヒョートリエットに向かいます。