恒例の家族旅行　駒ケ岳

2012/08/06 - 2012/08/07

2日目は、以前から行きたかった駒ケ岳へ。
千畳敷カールは憧れの場所でした。
お天気にも恵まれて、とても気持ちよくハイキングできました。
恒例の母もがんばって歩き、たくさんの高山植物を楽しんでいました。

エリア 駒ヶ根(長野)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝5時半に母に起こされ、温泉に入って朝食へ・・。
団体客もいたので、朝千畳敷へ行く人たちでレストランが混むと聞いていたので早めの行動です。
それでもバイキングの列に並びましたが。。

父は足が痛いので歩けないと言うので、ホテルで待機。
母とホテルの前にあるバス停で、しらび平行きのバスを待ちます。
8:10のバスに乗りましたが、この停留所ですでに満席。
補助席を使ってました。
次の停留所はバスセンターですが、3人しか乗れませんでした。
写真はホテル前の池。

すれ違いができないほど細い山道を40分ほどバスは走り、しらび平に到着。
片側は崖になっていて、落ちそうなくらい。
しらび平でロープウェイに乗り換えます。

950mの高低差を毎秒7mというスピードで進み、あっという間に山頂に到着です。
よくこんなの作ったなあと感心します。
山頂は2612m。

憧れの千畳敷カール！
涼しいし、お天気もよくて最高です。

77歳の母が、「疲れるからここで待ってる」と言うのを、なんとか説得して一緒に周遊コースを歩くことにしました。
歩かないと高山植物も見れないし。
まずは駒ヶ岳神社にお詣り。
雷鳥の彫り物がしてあります。

残念ながら雷鳥は見れませんでしたが、サルの大群がいました。
小猿もいてかわいかったです。

歩き始めるとすぐに高山植物が。
チングルマ。

ミヤマクロユリ。
内側にも模様があってとても可愛いです。

ミヤマクロユリと宝剣岳。

シナノキンバイ。

雪渓が見えてきました。
ここまでは結構暑かったのですが、さすがに涼しい風が来ます。
空に近いしさえぎるものも無いので直射日光浴びまくりです。

雪渓。

雪渓の上を降りていきます。
普通のスニーカーの人がほとんどなので、必然的にロープにしがみつく格好になります。

綿毛になったチングルマ。

撮影ポイント。
剣ケ池の横にあります。
でもガスが出てきて宝剣岳見えません。。。

通常なら50分くらいで歩けるコースですが、高齢の母とゆっくり歩いたので1時間半かかりましたが、無事到着。
母、頑張りました。
最後にトリカブトが咲いていました。
どこかの叔母さんが「うちのだんなに持って帰ろうかしらー。根っこのほうね」ってブラックジョークを言っていました。

たくさんの高山植物を堪能して、満足です。
ロープウェイでバス停まで戻ります。
ハイシーズンなので、臨時バスが出ていました。

菅の台バスセンターで父と待ち合わせ、昨日閉まっていたレストランで昼食にしました。
その後は「こまくさの湯」で温泉に入りました。
ここは、天気がよければ駒ケ岳が見えるのですが、この日はガスがかかっていて見えませんでした。
でもとてもいい温泉です。

光前寺に行ってみました。
古刹と言われるだけあり、立派です。

杉並木が見事でした。
この石垣に見えるのが、ヒカリゴケ。
昼間なのであまりわからないのですが・・。

三門。

お地蔵様がのほほんとたたずんでいました。

本殿。
本尊は不動明王様。

延命水もありました。
注意書きに「飲水は個人の責任でお願いします」とありました。^^;)
ちゃんと検査済みとのことで、飲んでみました。
冷たくておいしいです。

光前寺は、早太郎という霊犬のお墓があります。
昔、悪い蛇を退治したという霊犬です。

三重塔。

ヒカリゴケが光っているのを発見しました。
石垣の間の暗いところで発光していました。
あまりに暑くて、露出の調整も何もしないで撮ったので、ぶれぶれです・・。

最後におきまりのかんてんぱぱへ。
かんてんぱぱでは、試食のゼリーが食べ放題。お茶も飲み放題です。
しかも地元野菜が激安。
母が大量買いしていました。お土産もここで購入。
となりにある、かんてんぱぱミュージアムで青野恭典さんの写真展を見てきました。
ここも無料。なのに素敵な作品が見れてとってもいいところです。
今回はお天気もよく、涼しい高原の空気も吸えて、大満足でした。