2012/08/04 - 2012/08/04
105位(同エリア190件中)
梅干し純さん
朝9時、昨晩ホテルで手配を申し込んだツアーに参加するために
ホテルの前に広がるマテイキ広場で待つ。
ここマテイキ広場からバスは出発するのだが、
なんせ広場というだけあって結構広い。3ブロック分くらいはゆうにあったかと。
ホテルのスタッフのこの広場から出発だ、
あとは依頼ツアー会社のマークを探してねってこと位しか情報をくれないので
やや心配になりつつ、9時ちょうど位に
例のツアー会社のマークが付いたバスが広場に入ってきた。
ホッ。
が、バスに乗り込んだのは私一人。
もしや、めちゃ参加者の少ないツアー!?ヴィエリチカは実は不人気なのか!?
などとまたまた不安が頭をもたげたが、
色々なホテルを点々として停まり、その都度数人ずつ参加者が乗車。
ルート的にヴァヴェル城の脇を通ったので、
今日の午後を待たずしていち早く見られてラッキーだった。
シェラトンでツアー参加者はツアー別にそれぞれのバスやバンに振り分けられた。
30〜40分くらいでヴィエリチカに到着。
入口は既にすごい人出。団体が非常に多く、順番に入場待ちをしているようだった。
待ち時間中にササっとハガキを買ってしまった。(まだ中を見てもないのに!)
晴天で外はとても暑い。30℃くらいだったかと思う。
東欧と思って油断していたが、やはり夏は夏なのだ。
15分ほどして私たちのツアーグループはようやく中に入る。
目が回りそうなほど階段を降り続け、ようやく塩鉱の入口に入ったようだ。
縦に降りた後は更に横へ。
大きな木のカーテンを何枚もくぐりながら進んでゆく。
(内部の湿度と温度を一定にし、塩の臨界湿度を超えないよう保つためとのこと)
ドンドン涼しく…というか寒くなってきた。長袖を着る。
内部の気温は年間通じて14℃という。
塩というと色は白を思いつくけれど、
白いのだけじゃなく、ミネラル分も多く含まれているため来い茶色をしていたりもする。
臨界湿度の絶妙なバランスによって生まれた塩のつららや
きのこ(黴菌)のように見える塩の結晶なんかもある。
自然界の不思議を感じる。
人間の像や小人、劇場のように物語の場面を模ったようなものなどを見ながら
ひたすら進み、とうとう、複数の塩のシャンデリアで照らされた大きな空間に出る。
マリアの像、キリスト誕生場面、最後の晩餐などの彫刻やレリーフが
洞窟の壁面いっぱいに広がっており、
この塩の芸術を宗教芸術という域にまで高めている。
またここは教会というだけあり、
土曜日や日曜日などには結婚式が挙げられることもあるそうだ。
洞窟壁面の中段には椅子が並んだ観覧席のような部分があったので
列席者はそこに座って式を見守るのだろう。
他に、シャンデリアと木製の礼拝堂がある間、
大きい空間に造られた教会の数々、王の像、コペルニクスの像や
塩採掘の場面を再現する機械や、地下で馬力が活躍した様子などを見た。
また塩湖もあった。
洞窟内の湖の淵の壁も塩でできているが、バランスを取って塩水が岸壁を削らない。
ちなみに、ここはアレルギーやアトピー、喘息などの呼吸器系疾患にも良いとされ、
専用のサナトリウムもあるかとか。
ここでガイドさんに教えられて初めて知ったこと。
それは800段以上の階段を下ってきたというのだ。ビックリ!
我々は地下110mの位置にいるそうだ。
さらに驚くのは、なお深く広く塩鉱は広がっているということだった。
整備、調査中のため現在は未公開だそう。
いつかもっともっと深く、そして他にも色々な塩の芸術が目にできる日が来るのだろうか。
最後に、過去には塩を運んでいたというエレベーターで地上へ一気に上がる。
エレベーターを降りるとそこは真夏の世界。
気温差に自然のすごさを改めて思い知らされるのでした。
このツアーで私の他に唯一の日本人参加者だった方に声をかけて頂いた。
クラコフに帰るバスの中で今日の夕食を一緒にする約束をして別れる。
さて、クラコフ旧市街へ繰り出すとしよう。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ヴィエリチカ塩鉱の地上受付入口付近。
この他にもこの建物に沿って6〜7団体が待っていたようだった。 -
階段をひたすら降りていく。
ほとんど降り切ったところから上を撮った一枚。
1階6段〜7段で60階分ほど降りたから、
この時点で地上から360〜420段降りたことになる。 -
こういった板のカーテンを何枚も抜けて中へ進む。
この板が白いのは塩鉱現役当時の伝統だという。
白は明るさを増幅するから通路の木は白く塗られていたそうだ。
現在は電気が普及しているためその必要はないが
名残を残すため敢えて白くしているそうだ。 -
いよいよ入っていく。
壁はすべて塩だ。 -
礼拝堂への階段。これも塩で出来ている。
礼拝堂自体は現在融解が進んでしまっているため
閉鎖されているとのことで見られなかった。 -
ヴィエリチカ塩鉱の守護神を言われているキンガ王女と
キンガ王女に結婚を申し込むポーランド王子の図。
「王子との結婚に気が進まなかった王女は
父から譲り受けた塩鉱に指輪を捨てた。
婚礼当日になり王女の行列が移動しているとき、
王女は急に行列を止め井戸を掘るように言った。
するとそこに水でなく塩が掘り出され、指輪も見つかったという。
それ以来キンガ王女はヴィエリチカの守護神となった」 -
塩鉱採掘はガス爆発の危険とも隣合わせだった。
先人隊が火で天然ガスの発生の有無を確認しつつ
採掘は行われた。
上に見えるのは珍しい塩のつらら。 -
フンギ(きのこ・菌類)のように見える塩。
通路の柱や壁いっぱいに結晶している。 -
採掘においても馬は重要な労働力だった。
地下で馬の世話をする場面を再現したもの。 -
何とか王の彫像・・・
-
塩水をひくための水路。
周りには結晶。
舐めてみた人は思ったほど塩辛くないと言っていた。 -
-
イエスの誕生
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マリア像
-
最後の晩餐のレリーフ
-
礼拝堂の祭壇
-
更に進むと木枠で囲まれたこれまた広い空間が。
この上の方にも礼拝堂があるんだとか。
(危ないので現在修復中とのこと) -
レストランやお土産ものやさんがあるフロア。
-
コンサートが行われることもあるホール。
大変福井伝統を持つ楽団が行うようで、大変人気なようだ。
有名な方が出資しているとガイドさんが言っていた(と思う)。 -
地上に上がるためのエレベーター。
かつては塩を運んでいたとか。
ここに7人くらい入ってギュウギュウ詰めで
ギシギシいいながら上っていきます。
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