2009/07/25 - 2009/08/04
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papagenaさん
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縁あってポーランドに住んでいた娘を訪ねて2004年の早春と2009年の夏と2度、ポーランドを旅行しました。
'04はポーランドがEUに入る直前で、ワルシャワ空港が小さくてこれで国際空港なのかと驚いたり、街灯がまばらで暗い街を空港からホテルまでのタクシーの中から見て子供のころの日本を思い出しました。
3月の終わりのまだ雪が残るポーランドの風景は寂しげで牧歌的、そしてなんだか懐かしい。子供のときに聞いたおとぎ話の世界のようだと思いました。
次に夫と訪れたのはEU加盟後。
5年の間に、空港は国際航空の名にふさわしい姿になり、ワルシャワの町には大きなショッピングモールができ、中には洗練されたお店がいっぱいで、あまりの変わりように目を見張ると同時にがっかりしたものです。
今回は2度目に訪れた夏の旅行を回想し、2003年の思い出も交えながら書きたいと思います。
旅行の日程
7/25 関空〜スキポール〜ワルシャワ・オケンチェ国際空港(KLM)
7/26 ワルシャワ市内観光,ジェラゾヴァ・ヴォラ
7/27 ワルシャワ〜クラクフ(鉄道)
7/28 クラクフ観光とビエリチカ塩鉱見学
7/29 クラクフ〜トルン(鉄道)
7/30 トルン市内
7/31 トルン〜グダンスク観光〜トルン(鉄道)
8/1〜3 トルン〜ワルシャワ
8/4 帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- その他
- 利用旅行会社
- SPC(エスピーシー|総合ツアーシステム)
-
7/26 フレデリック・ショパン生家(ジェラゾヴァ・ヴォラ)
首都ワルシャワから田園の中の道を車を飛ばして1時間ほど、ジェラゾヴァ・ヴォラ村にショパンの生家があります。
すぐ横に車の走る道路があるのに中に入るとそんな喧噪は聞こえません。
小さな家を取り囲んで広大な庭園があり、もみの木やたくさんの木々が植えてあって、その上をリスたちが走り回り、木の根元には小さな野の花が咲いていて、静かさの中に鳥の声だけが聞こえていました。
. .と、前に来たときのすてきな体験を、音楽の教師だったお父さんにもさせてあげたくて再訪しました。
タクシーの運転手さんに2時間待っててもらって見学です。 -
ゲートをくぐったら大きな樅の木が迎えてくれるはずだったのですが. . .
('04年の写真) -
次の年(2010)がショパン生誕200年とショパン国際ピアノコンクールの開催が重なるショパンイヤーなので、それに向けての大改修工事のまっ最中。
おかげで、もみの木どころか庭のほとんどがバリケードで隠されてしまっていて、生家に続くこの道しか見られなくなっていました。
おとうさんはがっかり。 -
先に質素ながらも可愛い家が見えてきてショパンが迎えてくれるんだけど. . .
首だけというのが、わたしにはどうもね. . .
写真右手は池になっています。 -
出っ張っている所が入り口。
ここで初めて、入館料を払って生家(博物館になっている)の中へ。 -
ショパンの生家の中。('04の写真)
これも'04の旅行の写真。'09に行ったとき博物館の中は写真はだめだと言われたけれど、前に行ったときは自由にバシャバシャ撮れました。
キリン型ピアノと言うらしい。
音大生になりたてだった娘(左)がおおはしゃぎ。 -
ショパンが生まれた場所。('04の写真)
デジカメに慣れなくて、いくら撮り直しても手ぶれのためにピンぼけになった。
他に、ショパンが初めて作曲した楽譜や手紙などの展示があります。
ちょっと引いてしまうほどきれいな筆跡で、几帳面な人だったんだなーと感心。
ホールではピアノコンサートも開かれていた。(なんとピアノはKAWAI製) -
イチオシ
ピアノコンサートが開かれているホールの外にあるステージ。
夏の週末にはこのベンチに座って野外コンサートが聴けるらしい。
’03年に行ったときは、中でイタリア人のツアーのオーダーでコンサートが開かれていました。私らは入れなかったのですが、管理人の女性が「外で聴けるわよ。」と教えてくれてここに出てきてみました。そしたら. . .
3月のひんやりした空気と、木々をわたる風の音と、鳥のさえずりが、ホールから漏れ聞こえてくるピアノの音に混ざり合って、これが本当にショパンが奏でたかった音楽なんだ!とみんなで感動。すてきな思い出になりました。 -
生家の裏口から見える、ショパンの銅像。('04の写真)
これがここにあるから、表は首だけなのか〜と妙に納得??
でも、なぜこっちが裏にあるのか?
パーティとかするのかな?
わからん! -
博物館の裏庭。ショパンの像の右手側。('04の写真)
表の庭より2倍は広いんじゃないかしら?
小川が流れていて、ショパンのシンボルの柳の並木がほとりに並んでたっています。
奥に見える橋を渡っていくと、小人でも住んでいそうな大きなウロのある老木が立っていたり、とんがり屋根の小屋があったり、おとぎ話がいくつでもできそうな風景が広がっていました。 -
博物館の前の池に座っていた、美しい黒猫。
改修工事のバリケードは裏庭にもされていて行けないので、もうワルシャワに戻ろうと博物館から出てきて、黒猫発見。
後ろ向きでじっと座っている姿のなんと美しくて、凛々しいこと!! -
長女が黒猫さんに迫る。
撮らせてくださいな。 -
黒猫さんは、「近すぎるっ」とばかりにすっと立って行ってしまった。
娘と私はその後ろ姿をほれぼれ眺め、、
黒猫のうしろには期待が外れて残念そうなお父さんが。
話がそれますが、私は今年(2012)の春、友人とオランダのキューケンホフ公園に行きました。それはきれいに整備されチューリップやムスカリが抜群なセンスで植えられていて「きれいね〜!!」と感心しながら過ごしました。
私が訪れたジェラゾヴァ・ヴォラは、それとは反対に人の手でオーガナイズドされていない素朴な自然の美しさが息づいている所で、いつまでもここでのんびりと風の音や鳥の声を聞いていたいな〜と思いました。
もしかしたら今は、オランダの公園の様に、きらびやかなお庭に変わってるかもしれません。
ワルシャワにまた行く機会があれば、夫のためにも、また行きたいと思いますが、あまり変わっていてほしくないな〜
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この旅行記へのコメント (3)
-
- Hattivatitさん 2012/09/15 09:06:05
- 2010年6月に行きました
- ホテルの受付で車+ガイドさん(英語)を頼んで、行ってきました。
工事は終了していました。
ショパンコンクールの年だというのに、ワルシャワのショパン博物館はクローズでしたが…。
お庭はきれいに手入れされていましたが素朴な感じでした。
- papagenaさん からの返信 2012/09/17 22:19:01
- RE: 2010年6月に行きました
- 書き込み、ありがとうございます。
素朴さがポーランドの魅力ですね。
がむしゃらの正反対とでもいうのかな?そういう所が私は好きなんです。
好みがよくにた方と出会えて本当にうれしいです。
これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
-
- とらいもんさん 2012/08/21 08:53:28
- ショパン生家
- こんにちわ、拝見させて頂きました。
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