麗しきスイスの山々①　【出発編】

2012/07/27 - 2012/08/03

山に囲まれた田舎に住む私にとって、山など珍しくもなく、わざわざスイスへ行くという選択肢はありませんでした。

しかし、ベストシーズンのスイス8日間が22万円というツアーを見つけた時、「これは、行くっきゃないよね！」と思ったのです。サーチャージや空港使用料を足しても27万円弱。普通は30万円は下りませんから･･･。

安いツアーには、必ず落とし穴があることは百も承知。覚悟の上で出かけたのですが･･･。

〈メモ）ツアー代金　219800×2
　　　　サーチャージ　40600×2　　　　
　　　　空港使用料　4430×2
　　　　両替　1スイスフラン≒84.5円

エリア その他の都市(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス
• 航空会社: エティハド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

初めて使うエディハド航空。

名古屋〜アブダビ（3時間＋9時間）･･･北京を経由。
アブダビ〜ミラノ（6時間）･･･イタリアからスイス入りです。

乗り継ぎは覚悟の上とはいえ、こんなに長いフライト時間とは！

私にとっては、これが落とし穴だったのです。

名古屋〜北京（3時間）で提供された機内食。

夫はパスタをチョイス。

そして、私は和食をチョイス。メインは、ツナのパティ。

ここまでは元気一杯だったので、夫の分も試食。パスタの方がチーズ味で美味しかったです。

その後、北京に到着して、機内で缶詰状態となった時、突如気分が悪くなったのでした。経由地では、清掃中も外へ出してもらえないのですね。

それにしても、飛んでもいないのに酔った？エコノミー症候群？閉所恐怖症？

最悪の状態のまま、北京を真夜中に離陸し、やがて朝に･･･。

一刻でも早く着かないかと、そればかり考えていました。まあ、体調の悪い９時間の長かったこと！

もう二度と飛行機には乗りたくない･･･と思いました。

それでも、アブダビに近づき、着陸前の朝食はオムレツだった･･･ようです。

しかし、今はそのにおいさえ気持ち悪い。

飲まず食わずではいけないと、頭で解っていても、体が全く受け付ません。

やっとアブダビに到着。

窓の外は、ただただ砂漠･･･だったらしい。

着陸です。

しかし、まだ乗り継がなくてはなりません。

アブダビ〜ミラノ（6時間）では空席があったので、4つの席を使って、真横にならせてもらえました。

おかげで、少し回復。

機内食（チキン？）の中で、水、パン、デザート（チョコレートムース）だけは、何とか胃の中へ入れることができるまでに回復し、ミラノマルペンサ空港に到着。

ミラノからサンモリッツへ行く途中、コモ湖に立ち寄りました。

少しは回復したとはいえ、まだまだ歩き回ることはできず、ここで、ずっと座っていました。

なので、コモ湖周辺を夫が歩き回って、撮った写真をお目にかけます。

これは、教会でしょう･･･ね。

広場でしょう･･･か。

広場では、美味しそうなフルーツが売っていた･･･そうです。

バスの中でも、最後部の座席でずっと横になったまま、サンモリッツのホテル「ラウディネラ」に到着。

ヨーロッパのホテルにしては、広い！

こちら側が、ベッドルーム。

シングルを二つくっつけて、ダブルベッドになっていました。

そして、こちらはリビングルーム。

このソファーは、3人で利用する際、簡易ベッドになるのでしょうか？

バスルームには、洗面ボウルが二つありました。

お部屋でくつろいだ後、ホテルのレストランにて夕食。

まだ食欲が復活していない私にとって、このトマトとモツァレラチーズのサラダは、さっぱりしていて、うれしかったです。

バジルのドレッシングも、食を進めました。

メインはポーク料理。

そもそも肉は嫌いだし、味付けも辛めだったので、一口も食べることができませんでした。

もったいないことをして、ごめんなさい。

デザートはティラミス。

どんなに食欲がなくても、スイーツだけは別腹･･･のはずなのに、一口しか入りません。

我ながら情けなく、今回はちょっとやばいかも･･･と思いつつ、とにかく睡眠で体調を立て直すしかないとばかりに、ベッドに入った初日でした。