120708　伊賀鉄道（3）　860系さよなら運転・乗車

2012/07/08 - 2012/07/08

伊賀鉄道で近鉄時代から長らく走ってきた860系が引退するので、さよなら運転と撮影会がさる7/8に行われました。
少し間が開いてしまいまたが、この旅行記では「さよなら運転」の様子を。私は基本的に撮り鉄派よりも乗り鉄派ですので、「さよなら運転」に実際に乗車して参りました。

【乗り鉄】【さよなら運転】

◇伊賀鉄道記録◇（一部編集中）
(1)860系さよなら撮影会
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10687483/
(2)860系さよなら運転出発式
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10692627/
(3)860系さよなら運転
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10692691/
(4)伊賀上野観光（伊賀上野城、忍者博物館）
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10692718/
(5)伊賀市庁舎、伊賀鉄道（上野市-伊賀上野）、JR関西本線等帰路
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10713462/

◆全旅行記目次◆
http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10642746/

エリア 伊賀・上野(三重)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

それでは、さよなら列車に乗車します。。

860系は2両編成ですが、このうち先頭車のドア（２つ）から並んで乗車。ここで乗車する際に一日乗車券を見せて乗車証明書を受け取ります。
スタッフが証明書を200部用意したが足らないので増刷するといったようなことを話しているのが聞こえました。
私は、もうほとんど最後に乗車しましたが、乗車時に証明書をもらうことができました。

こちらが乗車する際に配られた「860系さよなら列車乗車証明書」
さよなら列車のスタフ型になっていました。
こちらは往路。

裏面は復路です。

車内の様子。

混んでます、当然。

時間となって、ドアクローズ。見送る人たちに手を振られながら出発です。

「ふくにん」にも見送られながら、出発！！

広小路駅を通過。

広小路駅 駅

広小路駅。

広小路駅 駅

猪田道駅にて、5分停車。行き違いです。

猪田道駅 駅

猪田道駅駅名票

猪田道駅 駅

このような準備をしてきているちびっ子ファンたちも。

改札の外に出て（無人駅ですが）、駅横の踏切からの撮影。

ちなみに、この撮影の時に小さな子供を連れた女の方が携帯で（多分お父さんに）もう降りる！　ほんとどれだけ大変だと思ってるの！　と声を荒げていました。確かに写真の通りの混雑具合ですから小さな子供連れでは大変だったかと思いますし、このへんに住んでいるのならラッシュなどとは無縁でしょうが、「気持ち悪いおっさんが体押し付けてくるのよ！　耐えられないわ！」とヒステリックにわめいて（？）いるのは……　もうちょっと周りに配慮をしてもいいのでは、とさすがに思ってしまいました。彼女がどう思っていようとも、乗車されている方々はマナーを守っている人ばかりでしたし、せめてそのおっさんたちが周りにうようよいる中でいう言葉じゃなかろう、と。

まあ気持ち悪いおっさんの一人扱いされた私の僻みかもしれませんｗ

とかまあそんなこともあったりしましたが、しばらくすると対向列車として青い忍者列車がやってきました。
乗車してきた何人かは撮影のために駅に残り、少し少なくなった車内で出発します。

各地で車にて先行した撮り鉄派の洗礼を受けながら、さよなら列車は走ります。

次は、丸山駅にて停車。
ここでも8分ほど停車して行き違いです。

丸山駅 駅

駅の周りは田んぼ。

駅名票。

駅舎です。

駅舎内。
現在はこの駅も無人化されていました。

この駅は島式ホームです。

いつか彼女が大きくなった時に、ふとこの一枚を見てこの日を思い出すことがあるのかな……

対向列車がやってくると同時にドアが締まり出発。
駅に停まるたびに車内の混雑密度は低下していきます。

まもなく伊賀神戸駅といったところ。
私はあまり撮影スポットとかは詳しくないのですが、この橋のところはどうやらスポットの一つだったようで、数台の車が停まっていました。

伊賀神戸駅 駅

伊賀神戸駅です。

伊賀神戸駅 駅

駅名票。

さて、この列車は伊賀神戸駅ではドアの開閉を行わずにすぐに折り返します。
ホームにはおそらくそれを知らなかったのであろう一組のご家族がおられ、小さな女の子が「なんで乗れないの〜？　乗りたい！」と……
見ていてちょっと可哀想でしたが、列車が出発するときにはお母さんと一緒にバイバ〜イと手を振ってくれました。良かった良かった。
さすがに目の前で泣かれたまま出発してしまったらなにか後味が悪いですから。

伊賀神戸駅 駅

最後の勇姿を撮影しようと並ぶ人々

こちらにも。

伊賀神戸から比土の間のこの二箇所はメジャーな撮影ポイントなようです。

比土駅 駅

復路でも丸山駅で行き違いがあります。

丸山駅 駅

先ほど猪田道駅で行き違った忍者列車とまた行き違い。

このあと、猪田道駅でもまた行き違いがありました。

猪田道駅 駅

混雑具合もだんだんましになってきたこともあり、猪田道から上野市までは席に座って行く事に

猪田道駅 駅

座っていると、ついうとうとしてしまいました。
この車両、車内は少し古いとは言えども近鉄の車両。車両のサイズやドアの数などの差異はあれども基本的に内装が今も走っている近鉄車両と同じなので、つい通学時同様に寝てしまったんですかね。
気がつくと、もうすぐ終点。

間もなく上野市駅。
車掌さんの「近鉄時代から５０年走り続けましたこの車両も、この運転を持ちまして引退となります。」というアナウンスを聞くと、この車両への思い入れが特にない私でも感慨深いものがあります。

上野市駅 駅

上野市駅前の踏切を通り、間もなく到着です。

上野市駅 駅

せっかくなので、車内の写真を。

やっぱり近鉄電車はこの赤いモケットにこのつり革ですよね。

こうして、さよなら運転を終えた860系862Fは車庫へと回送されて行きました。

今回さよなら運転に使用された862Fとライト点灯などしていた863Fは7/31-8/1にかけて解体されたとのことです。

860系、これまで51年間、お疲れ様。

ノシ

最後に、駅舎内に置かれていた「ふくにん」の写真でイベントのレポートを終えたいと思います。
なお、Youtubeにて産経がこの日のイベント（撮影会やさよなら運転出発式、さよなら運転）の様子をUpしていたので、よろしければどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=XbBYvWB2QsI

あ、あと伊賀鉄道の旅行記はあと少しばかり続きます。それでは。

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