その７です。<br /><br />その１(ミラノ編)<br />http://4travel.jp/traveler/gorono5656/album/10679278/<br />その２(ベローナ　ジュリエットの家編)<br />http://4travel.jp/traveler/gorono5656/album/10679512/<br />その３(ベネチア編１)<br />http://4travel.jp/traveler/gorono5656/album/10679534/<br />その４(ベネチア編２)<br />http://4travel.jp/traveler/gorono5656/album/10683149/<br />その５(ラベンナ編)<br />http://4travel.jp/traveler/gorono5656/album/10683572/<br />その６(サンマリノ共和国編)<br />http://4travel.jp/traveler/gorono5656/album/10684929/<br />その７(フィレンツェ編)<br />http://4travel.jp/traveler/gorono5656/album/10687239/<br /><br />もご覧ください。<br /><br />---------------<br /><br />２度目の海外旅行です。<br /><br />4月26日〜5月7日の12日間で行きました。<br />メンバーは私と嫁の２人です。<br /><br />ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマ行きました。<br /><br />1日目：関空〜<br />2日目：〜ミラノ（ドゥオモ、最後の晩餐）<br />3日目：ミラノ〜ベローナ（ジュリエットの家）〜ベネチア<br />4日目：ベネチア<br />5日目：ベネチア〜ラベンナ〜サンマリノ共和国〜フェレンツェ

（その８：フィレンツェ&ピサ編）2007年　イタリア旅行

4いいね！

2007/04/26 - 2007/05/07

428位(同エリア699件中)

#街歩き

エリア

ピサ(イタリア)

旅行の満足度: 5.0

観光: 4.5

ショッピング: 4.5

交通: 4.0

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 25万円 - 30万円

交通手段: 観光バス

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

利用旅行会社: JTB

[7:30]
起床。今日はあいにくの雨。晴れるといいな。

今日の予定は、
半日観光を行って、昼からはオプショナルツアーでピサへ向かう。

[9:30]
ミケランジェロ広場に到着。小雨。
ダヴィデ像の前で写真を撮る。
広場は丘の上にあるのでフィレンツェの街並みが見える。

とてもきれいな風景だ。
[10:30]
移動してドゥーモに到着。
今日は昨日入らなかった建物の中に入る。

他の町のドゥーモと同じようにキリストを崇めまくっている
絵画や天井画が所狭しとおいてある。
散々見たのですごさを感じる感覚が麻痺してしまい感動する事がなくなってしまった。
日本のものなんて屁みたいものだという認識はあるのだが。
[11:00]
しばらくあるいてシニョリーア広場に向かう。
ちょっと休憩時間を挟んで、ウフィッツイ美術館を見学する。
この美術館をちゃんと見ようとすると丸１日はかかるそうだ。

[11:30]
ウフィッツィ美術館の前には50人以上の人が並んでいた。

←美術館への行列

30分ほど並んで入場。
ガイドさんの説明を聞きながら、社会や美術の教科書に載っていた絵画の
説明を受ける。

メディチ家歴代の美術コレクションを収蔵する美術館だけあって、
貴重な美術品がたくさんおいてある。

廊下にもたくさんの彫刻や天井画があり、
何十という部屋にも、古代ギリシャから近代までの
絵画や彫刻が所狭しと置いていた。

ラファエロや、ダヴィンチ、ミケランジェロもよかったが
私はボッティチェッリの｢春｣が一番感動した。

残念なことにウフィッツィ美術館内は写真撮影、ビデオ撮影が
禁止されているので記録に収めることはできなかった。

←美術館からヴェッキオ橋を撮る

確かにこれらをひとつひとつゆっくり見ていると、
丸一日はかかりそうだ。

今回は2時間弱しかいられないので、かいつまんだ説明を受け、解散。
←美術館内のテラス。雨が降っているのが残念

我々はオプショナルツアーでピサに行く予定なので、
この美術館を後にしなければならないが、ツアーに行かない人は
このまま美術館で見学ができる。

もっと美術館にとどまりたいがそうはいかないので、
トイレ休憩(もちろん無料)の後、ツアーに組まれている
ランチを食べに行く。

また、雨が降ってきた。
メニューは、ミネストローネ、ローストビーフ、デザートだ。

さっそく、頂戴する。

は！！
ミネストローネが激しょっぱい！！
この前の料理といい、しょっぱい料理ってイタリア人の味覚なんだ！！
みんなしょっぱいしょっぱいといいながら
なんとかスープにパンを浸したりして完食した。
その後、ローストビーフを食べる。これはおいしい。
昼食を終え、次はいよいよ「ピサ」へ向かう。
→敷地内一番奥が、ピサの斜塔

ピサへ行く途中、
「今回のツアーは、ピサの斜塔に登れる確約を取っていないツアーです。
現地に着いて、予約をしようと試みますが、
予約が一杯で、我々の滞在時間中での観覧ができない可能性があります。
その時は、ご了承ください。」
と、添乗員さんが言っていた。

なに？聞いていないぞ！
私たちはピサの斜塔に登れるものと思って高い金出して、
オプショナルツアーを申し込んでいるんだ。
そんなことなら、こんなオプショナルツアー申し込まないで
事前に自分で予約を取ったのに。

そんなことを思っても、添乗員さんには罪はない。
ただただピサの斜塔の予約が開いていることを願うだけだ。

バスを降りて、斜塔がある場所まで歩く。
ここも観光地なのでたくさんの観光客がひしめき合っている。
斜塔敷地の門にたどり着くまで、露天がならび、
コピー商品がこれでもかというくらい売られていた。

斜塔の敷地に入ると手前は緑の芝生が広がり、その左奥に、
手前から洗礼所と大聖堂、斜塔と並んであった。
→ピサの斜塔。かなり傾いている。これでもだいぶ傾きを戻したらしい。

我々はそのまま、予約所に行って予約が取れるか見てみた。
がーん。
なんと、2時間先まで予約が取れない。

しょうがない。あきらめよう。

昔は斜塔は人数制限がなかったらしいのだが、
斜塔の傾きがひどくなって、塔に登った人の重みで
倒れてしまう可能性があるため、人数制限を設けたという話だ。
大聖堂の中へ。
他の大聖堂と同じようにキリスト大好きオーラで包まれていて、
日本と比べ物にならないほどの年代と規模をもった
貴重な建造物、美術品なんだけど、
毎日見てるから感覚が麻痺してしまっているので、
ほとんど感動もないまま、大聖堂から出てきた。

ピサの斜塔からバスプールへ歩いている時、
狭い歩道がある車の往来が激しい道を通った。

歩道の途中には、我々にぶつかるように歩いている
ジプシー(乞食)ぽい女性2人がいた。

よくみると、
２人は地図本を持って、道をきいているようなのだが、
何かがおかしい。

１人が地図本を相手に押し付けながら道を聞き、
もう一人が道を聞かれている人の横に立って
その人が移動できないようにブロックしているのだ。

それをツアーメンバーにやっていて、
私にもそれをしてきた。

ちらっと、地図を見て驚いた。
見せた地図はヨーロッパ広域地図なのだ。

道を聞くなら、そんな地図なんて見せるわけない。

私はうさんくさいので、体をおしつけてくるジプシーを
振りほどいてその場を後にしたのだが、
しばらくして、気がつくと、
腰につけているバッグのチャックが開いていた。

あの時は貴重品は入っていないので気にも留めずに、
チャックを閉めて、そのままバスに乗り込んでホテルに向かったのだが、

今考えると、その開いていたポケットにイヤホンガイドを入れていたような気がする。。。

更に、そのポケットにはいつもおつりを入れていたので、
何ユーロかは入っているはずだし、ポケットティッシュも入れていた。
だが、あの後ポケットにはおつりもティッシュも入っていなかった。

もちろん、どこかでぽろっとイヤホンガイドを落としてしまった可能性もある。

今となっては、真実を突き止める手段もない。