南イタリア女一人旅2010②　パレルモ

2010/05/16 - 2010/05/23

イタリア大好き！一人旅大好き！
５年ぶりに訪れたイタリア。ずっと念願だった
シチリアを訪れ、美しい景色を堪能してきました。

１日目　東京(成田)→ローマ→ナポリ
２日目　カプリ島→ナポリ→シチリア島
３日目　パレルモ
４日目　モンレアーレ
５日目　パレルモ→アグリジェント
６日目　アグリジェント→タオルミーナ
７日目　タオルミーナ→カターニア→ローマ
８日目　ローマ→東京(成田）

エリア シチリア島(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

５／１８
早朝５時半、目が覚めて甲板に出てみると、朝日が海を照らし始めてました。わぁ・・・・

シチリア島もどんどん近づいてくる。ずっと憧れてたシチリアだぁ！

朝日もどんどん昇る。こんなキレイな写真が撮れました。
一生忘れられない光景です。

もうすぐ船が港に着きます。いよいよシチリア上陸！

まずは２泊する予定のホテル”Residenza d'Aragona”へ。早朝でチェックインできないため、スーツケースを預かってもらい、元気に散策に出発！

”ポリテアーマ劇場”
パレルモ新市街の中心にあり、広々としたカステルヌオーヴォ広場に面したこの劇場、円形のフォルムが目立っていました。平日なので仕事へ向かうらしき人たちが行きかっていましたが、私はのんびりこの近くのBarで朝食。天気も良くて気持ちいい♪

そしてそして、”マッシモ劇場”
タラリラリラリ　タラリラリ〜♪
ここ来たら絶対ゴッドファーザーのテーマ頭よぎるはず。

うん、さすがの存在感。
ヤシの木がまた異国ムード醸し出してて、イタリアなのにイタリアじゃないみたい。

なんか素敵な教会・・・と思って撮ったけど、名前わかんないや(汗)

”マクエダ通り”
並行してパレルモの旧市街を貫く”ローマ通り”は小洒落たお店や比較的きれいな建物が並ぶけど、私は庶民的で雑然とした雰囲気のマクエダ通りの方が好き。

てくてく、てくてく、中央駅方向に向かって歩きます。
いいねぇ、この寂れ感。

いったいどのくらい前からここに建ってるんだろう。

そして、辿り着きました、”クアットロ・カンティ”

クアットロ・カンティとは”４つ辻”という意味。ヴィットリオ・エマヌエーレ大通りとの交差点の四隅にバロック様式の彫刻で飾られた建物が建っている。

こんな彫刻が全ての建物に。

どの角の建物を見ても同じように角を丸く切ってあり、交差点内が八角形になってます。面白い（＾＾
後ろのクーポラ(ドーム屋根)は”サン・ジュゼッペ・ディ・テアティーニ教会”のもの。屋根の色といいデザインといい、なんかエキゾチックなムードです。

”プレトーリア広場”
中心の”プレトーリアの噴水”を３０体以上のヌード彫刻が取り囲んでいるので、『恥の広場』とも呼ばれているそうな。１体１体観察しようかな、と思ったけど、変態と思われるのもなんなので、そこそこで退散。

”マルトラーナ教会”(左)　内部はシチリア最古のビザンチン様式で装飾されている。輝くモザイク装飾は必見です！
”サンカタルド教会”(右)　３つの赤いドームが並ぶ、パレルモを代表するアラブ‐ノルマン様式の建築物の１つ。

どちらもベッリーニ広場に面していますが、広場というか、車がいっぱい停まってて駐車場みたいでした。

マルトラーナ教会の天井のモザイク。
すご〜い、金色のシャワーが降り注ぎます。

マルトラーナ教会内部へはこの鐘楼下から入ります。

マルトラーナとサンカタルド両教会の建つ高台から見た街並み。あの路地を入ってくと何があるのかな〜。なぜか好奇心がむくむく。

気になって路地に入って見たら、散歩中(?)のおぢちゃんが声をかけてきた。頼んでないけど『この界隈で一番古い区画を見せたげる』って。おっ、そりゃイイね〜と一緒に歩いてみる。

うん、いい感じ。

・・・古っ！
てか、古すぎて人住んでません。

おぢちゃんは小っちゃい頃、この広場でよく遊んだそうです。うん、なんか目を閉じたら想像できそうな・・・貧しいけど豊かな時代、かな。

”カテドラーレ(大聖堂)”

ノルマン、アラブなど様々な様式が混在しているそうで、シチリアの歴史の複雑さを物語ってますね。建物上部の細かな彫刻も珍しい。

中央のアーチが大聖堂と鐘楼をつないでいる。

ゴシック式アーチだそうです。

入口上部にあった聖母子の絵。

カテドラーレ内部は外観の複雑さとは反対に意外とシンプル。

正面アップ。

カテドラーレを出て、ヴィットリア広場へ。ヤシの木がたくさん！ここ、ホントにイタリア？？って感じです。

ヴィットリア広場から見た”ノルマン王宮”。
現在はシチリア州議会場になっているそうです。

ノルマン王宮の玄関を入り、階段を上ると突き当たりが金色主体のモザイクの内装が美しい”パラティーナ礼拝堂”。外壁にもこんなモザイクの壁画が。

礼拝堂入口には列ができていて、２０分ほど待った。その間に王宮中庭に臨む回廊をパチリ。３６０度アーチ、アーチ、アーチです。

そしてついに礼拝堂内部へ。むむっ！

うぁぁぁ！入った瞬間に息を飲みました。

コレ全部モザイクって？！どれだけの年月を費やして装飾を施したんでしょうか？

天井もすごいぞぉぉぉ！なんじゃこりゃ？！
ただただ圧倒されて王宮を後にしました。

ヴィットリオ・エマヌエーレ大通りを港の方角に戻り、クアットロ・カンティも超えて今度はもう一つの目抜き通り、ローマ通りに出る。途中の路地からまた変わったドームが覗いたのでパチリ。パレルモで見るドーム屋根は、どれもこれもエキゾチックムードが漂うデザインです。

ヴィットリオ・エマヌエーレ大通りとローマ通りの交差点近くに、パレルモ三大市場のひとつ、”ヴッチリア市場”がある。市場大好き〜♪当然のことながら吸い込まれる。

楽し〜♪

楽し〜、楽し〜♪

魚、新鮮だろうなぁ。食べたい〜♪

フルーツ買って、ホテルで食べよ。

市場を出ると、サン・ドメニコ広場が。そこに建つ”サン・ドメニコ教会”。１４世紀に建てられたバロック様式の教会だそうです。

ずーっと歩きまわってガス欠状態。ローマ通りを北に上がり、クチコミで評判の Trattoria ”Piccolo Napoli”へ。

お店はまだ開店したばかりで、私が１番乗りでした。

パネッレ(ヒヨコ豆の粉で作った生地を油で揚げたもの)
パレルモの名物です。サックリ揚がって、ヒヨコ豆の甘さが優しい味でした。

名前忘れましたが、魚が食べたいと言ったらお店のおじさんが勧めてくれました。このソースがまろやかでコクがあって、はしたないけどパンにつけてキレイに食べてしまいました。

これこれ、これが食べたかった〜！イワシのブカティーニ。
パスタの穴の中までしみた魚の出しが噛みしめると口の中に広がって、たまらん事になってました。
ここの料理は１皿１皿そんなに多くなく、日本人の胃袋には優しいかも。
私は胃袋だけイタリア人サイズなので、もう一声！って感じでした。
パネッレ・魚料理・ブカティーニ・Copertoと水で合計２５ユーロ。

食後のデザートは、ここも有名な”Oriol”。マッシモ劇場の近くです。
パレルモ名物ジェラートをブリオッシュで挟んで食べちゃう！
食後のデザートにしてはパンチあり過ぎ？！でも美味しくてペロっと平らげました。確かこれで２ユーロだったと思う。

夕方、ホテルにチェックイン。一人なのに、こぉーんなに広い部屋！写真には写ってませんが、広さはこの倍あります。ベッドの反対側のスペースにはキッチンも付いていて、もちろん鍋や食器類も備えてあります。大通りも近いのに静かだし、このResidenza d'Aragona、オススメです。これで１泊４９ユーロ。激安！今回は１泊でしたが、次回は数日滞在したいなぁ。

バ、バ、バスタブも付いてたぁぁぁ(泣)しかもピカピカ！
今夜はスーパーで食材買ってきて、部屋で作って食べよう。そんで、ゆっくりお風呂に浸かってしばし疲れを癒そーっと。
明日はモンレアーレだ！

この旅行記へのコメント （2）

• duc teruさん 2014/08/27 08:50:30

  初めまして

  めておら☆さん
  
  キャッツアイさんの掲示版で拝見してお邪魔しました。
  
  イタリアは良いですね、若さと行動力溢れるめておら☆さん旅行記は老人には魅力たっぷりです、又お邪魔させて頂きます。
  
  duc teru

  めておら☆さん からの返信 2014/08/27 16:21:22

  RE: 初めまして

  duc teruさん、こちらこそはじめまして！
  
  コメントありがとうございました。
  若さと行動力・・・いえいえ、そんなに若くもないんですよ(^^;
  行動力といえばduc teruさんの方がよっぽどスゴイ！
  すごい旅行記の数でビックリです。私が愛するイタリアにもあちこち
  行かれてるようなので、私も少しずつ旅行記拝見させていただきますね。
  これからもお付き合いよろしくお願いします！
  
  めておら☆