2010/05/16 - 2010/05/23
250位(同エリア1017件中)
めておら☆さん
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イタリア大好き!一人旅大好き!
5年ぶりに訪れたイタリア。ずっと念願だった
シチリアを訪れ、美しい景色を堪能してきました。
1日目 東京(成田)→ローマ→ナポリ
2日目 カプリ島→ナポリ→シチリア島
3日目 パレルモ
4日目 モンレアーレ
5日目 パレルモ→アグリジェント
6日目 アグリジェント→タオルミーナ
7日目 タオルミーナ→カターニア→ローマ
8日目 ローマ→東京(成田)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
5/19
朝、ローマ通りでバスに乗り、”パレルモ中央駅”に到着。この日泊る駅前のB&Bに荷物を預けて行動開始。 -
今日はパレルモ市街から約8キロの山の中腹にある”モンレアーレ”を訪ねる。ここには輝く黄金のモザイクで覆われた内部と回廊付き中庭が美しいドゥオーモがある。
駅前のVia Lincolnからバスに乗り、約10分でノルマン王宮そばのPiazza Indipendenzaへ。そこで?389のバスに乗り換える。 -
バスの中はこんな感じ。
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どんどん山を登っていき、眼下にはパレルモの街が広がってきます。街の喧騒がウソのような、穏やかな景色。乗車約30分、もうすぐモンレアーレに到着です。
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着いた〜!
バスを降りるともうそこに”ドゥオーモ”。回廊付き中庭のある修道院も隣接しています。 -
ドゥオーモのファザード。1174年〜1183年にかけてノルマン王のグルエルモ2世によって建てられたそうです。外観は教会というより城塞のよう。ノルマン建築の特徴なんだって。
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入口で2ユーロ払い、早速中に入ってみる・・・
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私の写真ではよくわかりませんが、中は金地モザイクの壁画で埋め尽くされていて、息を飲む豪華さ!まさにゴールデンシャワーが降り注ぐ感じ。
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壁画も全て繊細に描かれています。
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イチオシ
すごい・・・昨日見たパラティーナ礼拝堂もすごかったけど、ここはその何倍もの規模のモザイク。こんな小さな町に、こんな壮大なドゥオーモがあるなんて驚きです!
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モザイクだけでなく、彫刻も素晴らしい。
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大理石の彫刻。カーテンのドレープやレースの細かい模様まで、これが本当に石なのかと思うほど。
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ただただ溜息。
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床はこんな幾何学模様のモザイクが施されています。
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ステンドグラスも見事。差し込む光で身が清められるようです。
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壁から天井、床まで、どこを見ても芸術のかたまり。本当に素晴らしい大聖堂です。
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ドゥオーモの屋上テラスから修道院の中庭を見下ろせるというので、テラスに登ってみることにしました。
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こんな狭いとこを登っていきます。『なんとかは高いとこが好き』と言いますが、私はまさにソレ。足取りも軽く登ります。
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そして屋上テラスに着きました。風が気持ちいい〜!
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あれが修道院の回廊かぁ〜。降りて見てみよう。
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一旦ドゥオーモを出て、修道院入口へ。こちらは6ユーロです。
中庭はモザイク装飾が施された228本の円柱によってアーチ状になっている回廊に囲まれています。どれどれ、ぐるりと廻ってみよう。 -
同じようで微妙に違う柄。芸が細かいです。
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ホントに様々なデザインがあります。
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モザイクの柱もキレイだけど、後方の彫刻の柱も手が込んでて見事ですね。
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コレ、私好みのデザインです。
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ふと上を見ると、さっき登った屋上テラスが見えました。
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それにしても、山間の静寂と心地よい風、広々とした中庭、しばらくまどろんでいたくなる場所です。名残惜しいけど、そろそろ下界に戻ろう。
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モンレアーレからパレルモ市内に戻り、まずやって来たのは”サン・フランチェスコ・ダッシジ教会”ヴィットリオ・エマヌエーレ通りから小道を入ったところにあります。
でも・・・ここに来た本当の目的は・・・ -
教会前にある”アンティーカ・フォカッチェリア・サン・フランチェスコ”
1843年創業の歴史あるトラットリアで、地元の人にも人気のお店。牛の脾臓や肺を煮込んだものを挟んだ”パニーノ・コン・ミルツァ”が食べたくてやって来ました。パニーノだけでなく、揚げ物などのスナックも色々あります。B級グルメ派にはたまらない!
この建物の中ではみんな列をなしてカウンターで注文していましたが、私はふといろんな種類をちょっとずつ食べたい衝動にかられ、教会前のオープンテラスに座ってオーダーすることにしました。 -
Cameriereに『とにかくここの名物をちょっとずつ色々食べたい!』と伝えると、『OK!』と満面の笑みで去っていき、手にして戻った1皿がコレ、”名物ごた混ぜセット”(とは誰も言ってませんが)
上の丸いのがパニーノ・コン・ミルツァ、その右下はパネッレ、左下はシチリア特有のpizza(というかフォカッチャに近い)スフィンチョーネ、丸いコロッケのような物はアランチーニ(ライスコロッケ)、楕円のはカッツィリ(ポテトコロッケ)、一番下はカポナータ(ナスの甘酢煮)。
どれもこれもシチリア特有の料理で、甲乙つけがたい位美味しい! -
マルゲリータ・アッランチョーヴァ(イワシのパスタ)
マルゲリータといってもpizzaではなく、シチリア特有の幅広パスタの事で、うねうねしてるのが特徴。このうねうねにソースがよくからんで美味しい!
上にかかっているのは油で香ばしく揚げたパン粉で、シチリアではチーズのかわりにこれをかけるとか。イワシと松の実の風味に、この香ばしさが加わって、これは絶品でした。しかもボリューム満点♪ -
最後にCameriereが美味しそうなdolceを勧めてくれましたが、残念ながらお腹いっぱいで断念。ちゃっかり写真だけ撮りました(^^
パスタ・名物ごた混ぜセット(誰も言ってません)・水・copertoで合計18ユーロ。こんなに満足したのに、この値段って! -
夕方、B&B ”La casa dei limoni”にチェックイン。
翌朝早くに駅前からアグリジェント行きのバスに乗るため、とにかく駅から近いところを予約した。1泊35ユーロ。まぁ・・・それなりですが、寝るだけだし、いいや。 -
チェックイン後再び散策開始。パレルモ最後の夜だから、もう少し街並みを記憶に焼き付けとこー。改めてパレルモ中央駅を撮ってみた。結構デカイですね。
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駅前からのローマ通りの入口。
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こちらはマクエダ通りの入口。
やっぱりローマ通りと全然雰囲気が違う。でも私はこのすすけた街並みが妙に好き。 -
”パラッツォ・フィランジェーリ・ディ・クトー”
マクエダ通りに建つ巨大な建物。 -
この建物のアーチを超えると、パレルモ三代市場のひとつ”バッラロ市場”に出ます。
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”バッラロ市場”
スティッギオーレという子羊や子牛の腸を長いまま棒にぐるぐる巻いて差し、炭火で焼いたものを探しウロウロ。屋台で焼いて売ってるって聞いたんだけど・・・ -
某サイトからお借りしてきましたが、こんなんです、スティッギオーレ。見た目は『?!』って感じですが、ホルモン好きにはどうにも興味をそそられる1品。ないかなぁ〜。
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やっぱりいいなぁ、市場。
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明日の朝早いから、夕飯はここでフルーツやパニーノ買ってホテルで食べよう。
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結局、夕方遅い時間だったので、スティッギオーレの屋台は終わってしまったようだ。残念・・・食べたかったのに〜!次回またパレルモに来る時の楽しみにとっとこ。
そして市場から少し離れ、住宅街をブラブラ。 -
あっ、またエキゾチックなクーポラ発見!
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”サンタ・マリア・デル・カルミネ教会”
このクーポラ、マヨルカ焼きなんだそうな。下の彫像も豪華。こんなクーポラ見たことないなぁ・・・素敵♪ -
”サン・フランチェスコ・サヴェリオ教会”
この教会の名前、サンフランシスコ・ザヴィエルの事なんだって。そう、日本にキリスト教を伝えたアノ人です。典型的なバロック様式の建物で、漆喰の白と石積み茶のコントラストが美しい。 -
うわっ、お化け屋敷みたい!・・・でも、いいねぇ〜♪
さて、もう少し散策したらホテル帰ろうかな。明日の朝は4時起きだ・・・
2日間だけの滞在だったけど、パレルモ、まだまだ見どころがいっぱい。B級グルメの宝庫だし、すごく気に入りました。絶対また来るぞ〜!
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