2012/06/30 - 2012/07/09
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bikke3さん
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梅雨空の日本を抜け出し、夫と2人でプラハ・ウィーンに出かけてきました。
プラハ4泊、ウィーン3泊、ザルツブルク1泊の8泊10日の旅。ANAマイルを使ったスターアライアンスの特典ビジネスチケットを利用し、往路はルフトハンザ(フランクフルト乗り換え)、復路はオーストリア航空です。
2日目は、旧市街を中心にぶらぶら街歩きをしました。
(1日目こちら。http://4travel.jp/traveler/bikketravel/album/10687793/)
1日目:成田→プラハ(フランクフルト乗り換え)
2日目:プラハ 旧市街散策
3日目:チェスキー・クロムロフ
4日目:プラハ フラッチャニ方面散策
5日目:ウィーン市内散策
6日目:ザルツブルクへ
7日目:ウィーン市内散策
8日目:ウィーン市内散策
9日目:午前中オペラ座ガイドツアー、午後帰国便に
10日目:早朝成田着
- 旅行の満足度
- 4.5
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2日目の朝。ホテル1階のダイニングでの朝食はビュッフェスタイル。サラダ、フルーツ、ヨーグルト、チーズ、ハムなど。卵はカウンターに行ってオーダーすれば、好みのものを作ってくれます。このホテルのお客さんは西洋人ばっかりだったみたい。珈琲は薄くておいしくなかった。
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朝一番に向かったのは、市民会館。ここにはのだめのロケにも使われたスメタナホールがあります。コンサートに行けなくても、ガイドツアーに参加すれば中を見られという情報が。前日にSIMカードを買いにパラディウムに行ったついでに、ツアーの時間を確認しておいたので、この日11時のツアーに参加することにしました。
受付は、市民会館の正面入口を入って、左奥の方に進んでいったところにあるカウンターで。予約とかはなくて、当日、時間の少し前にここに来てチケットを買えばOK。料金はひとり290czk。写真を撮りたい場合は別途55czk払ってIDカードのようなものを首から提げて歩きます。 -
写真はスメタナホール。このときのツアー参加者は、英語を話すおばさま2人と、私たち夫婦、そして日本人女性1人の合計5人でした。ガイドさんの説明は英語ですが、日本語で説明された紙も持たせてもらえました。
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スメタナホール以外の館内も少し回ります。これは、ムハ(ミシャ)が装飾を担当したという「市長の間」。
アールヌーボーを代表するアーティストであるムハは、フランスでの活躍が有名らしいですが、元はチェコ人なのです。彼はこの仕事を無償で引き受けたんだそうです。
ムハの絵って、退廃的なイメージがあったけど、ここで見た「チェコの過去・現在・未来」を描いたというこのフレスコ画は、祖国愛というか、力強さが感じられたのが印象的でした。 -
ステンドグラスも、ムハ風。
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ツアー料金には、ワンドリンクが含まれていて、終了後に地下の「American Bar」でビールかシャンパンがいただけます。
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市民会館まで来たついでに、またパラディウムに行き、ルームウェアを購入。持ってきたパジャマが半袖短パンで、冷房の効いたホテルでは寒かったのです。
セールをしていたせいもあるけど、Tシャツが1枚500円相当ぐらいで、やはり物価はかなり安い模様。 -
部屋に帰って食べるお昼を調達しようと、同じビル内にあるスーパーにも行ってみました。ビールがいっぱいあるところは、さすがチェコなのですが、こんな良い場所の品がこんなスカスカのまま放って置かれていたりするのは、ついこの前まで社会主義国だった名残?
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このホテル(Savic)、お部屋にエスプレッソマシンが着いているのです。スーパーで買ったサラダ、パンと珈琲で、軽くランチタイム。
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ちょっと休憩したら、また街へ。旧市街広場から「王の道」を撮ってカレル通りへ。
お土産もの屋さんには、なぜかマトリョーシカを置いているお店がたくさん。ロシアが近いから?
写真で一番下の段にならんでるのは、スターリン、レーニン、ビンラビン、カストロなど独裁者シリーズ。人気があるのかなぁ。 -
せっかくプラハに来たので、マリオネット劇を見てみようかと思っていたら、「王の道マリオネット劇場」の前で声をかけられました。聞くと、この日は5時からの1回のみというので、一応チケットを買っておくことに。
ちなみに、この受付にいたオバサンは、プラハでは珍し、日本語をしゃべってました。必要最低限の言葉しか知らないみたいだったけど。「ゴジカラ。460クローネ、ゲンキンダケ」みたいな。 -
5時まではまだ大分時間があるので、カレル橋から川沿いに歩いてシナゴーク方面に行ってみることにします。(シナゴークとは、ユダヤ教の教会のことです。
カレル橋のすぐ手前のカレル通り。お店やカフェが建ち並び、人通りも多いところです。行く手にカレル橋の旧市街塔が見えています。 -
カレル橋に出たら、右に曲がって川沿いを歩きます。川向こうには、プラハ城が見えます。
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シナゴーク地区にやってきました。まず、訪れたのは「儀式の家」。とりあえず入ってみるかと、ここのチケットを買ったつもりが、知らずに共通チケットを買ってしまったようです。
正直、中はどこもよく分からんって感じだったので、わざわざチケット買ってはいることもないかも。そして、一番見たかったユダヤ人墓地は、どこから入るのかよく分からなくて、結局行けずじまいで残念。 -
旧新シナゴーク。現存し、現在も使用されているヨーロッパ最古のシナゴーグだそうです。ここは共通チケットでは入れないので、外観の写真だけパチリ。天気がいいので、キレイな写真が撮れました。
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スペインシナゴークの前にあるカフカの像。だから、なんだ?という感じですが、一応パチリ。ガイドブックによると、生誕120年を記念して作られた像だとか。顔のない巨人に肩車されてる? なんか不思議な像ですね。
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どこの教会だか、今となってはもう覚えてないけど、中身はこんな感じです。
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マイゼルシナゴーク。独特のデザインですね。
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あまりテンションの上がらなかったシナゴーク巡りでしたが、このあたりは、シナゴーク以外にも、きれいな建物が多くて、ぶらぶら眺めて歩くのにいい雰囲気でした。ヴィトンとかエルメスとかのブランドショップもあったり。
なんでも「パリ通り」という名前は、その昔、パリを真似て作った街並みということに由来するんだとか、何かの本で読んだ記憶が。
建築に興味のある人は、真剣に見て歩いたら飽きないかも。 -
5時近くなったので、マリオネットを見るためにカレル通りに戻ってきました。暑いし、小腹が空いたので、アイスで一休み。
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マリオネット劇場にて。狭い階段を上った小さな部屋は、観光客で結構一杯でした。演目はドン・ジョヴァンニ。
セリフは一切なくて、オペラ音楽だけ。ここの劇場はコミカルに演出して楽しめるという話でしたが、確かに、ずっこけたり、カツラがとれたりという笑わせどころはあったものの、詳しいストーリーを知らないので、最後まで誰が主人公でどういう話なのかも分からなかった。
面白かった!とは言い難いけど、まあ、せっかくプラハなので思い出にはなりました。 -
外を出てぶらぶら。ふと足下を見ると、マンホールの蓋もプラハっぽかったので、写真にとっておきました。書かれている文字、PRASKA KANALIZACEってどういう意味だろうと、ネット辞書で調べたら、「プラハ下水道施設」と出ました。「東京都水道局」みたいなもんでしょうか。
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旧市街広場に出ました。聖ミクラーシュ教会。外観しか見なかったけど、中も入れたのかしら?
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せっかくなので、ヤン・フス像の前まで行って拝んできました。ヤン・フスはプラハ大学の学長で、ルターよりも100年以上前に、免罪符に反対し宗教改革を行おうとしたものの、宗教会議で異端とされて火あぶりになったという、チェコの英雄です。
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さて、広場を向けて向かったのは、オーガニックコスメのお店「ボタニクス」。ミクラーシュ教会を左に見て、ヤン・フス像を通り過ぎ、そのまま道なりに進むと左側にあります。
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店内はこんな感じ。チェコ語分からないので、どこになにがあるのか困っていると、少し日本語の分かる店員さんが話しかけてきて、日本語の説明書のようなものをくれました。友人に頼まれていたものや、ガイドブックに載っていたものを指さして、売場を教えてもらいました。値段は、日本で買うのと比べて、4分の1ぐらいのようです。中国人がドカ買いしてましたが、中国でも人気なのかな。
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お店を出た後、今まで歩いてない道を歩いてみます。ここは、アマデウスのオペラシーンのロケをやったというスタヴォフスケー劇場(エステート劇場)。ぜひ中を見てみたかったけど、シーズンオフで公演はないし、ここはガイドツアーなどがないので、外観だけ見てきました。いつか、またリベンジしたいな。
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お腹が空いたので、夜ご飯を食べることに。入ったのは、Havelska Koruna(ハベルカーコルナ)というセルフサービス式のレストラン。
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お店を入ると、番台みたいなのがあって、座ってるおばちゃんが白紙の伝票をくれます。
中のカウンターで食べたいものを注文し、伝票に記入してもらい、料理を受け取り、最後にお金を払って席に着きます。
ガラスケースを指さして注文できるので気軽。ただ、閉店時間(8時)が近かったせいか、残ってるお料理はあまりありませんでした。 -
指さし注文なので料理名はわからないけど、ビースストロガノフみたいのと、チーズフライ。フライは付け合わせにライスかポテトか、ソースはトマトかクリームか、みたいなことを聞かれた記憶が。お会計は、全部で300czk(1200円ぐらい)。安いっ。
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食後、まだ明るいので、翌日朝利用予定の地下鉄の駅の場所を確認しに行くと、ヴァーツラフ広場に出ました。正面に見えるのは国立博物館らしい。ここまで行けば、ボヘミアの初代王ヴァーツラフの騎士像があるらしいのですが、疲れてたのでギブアップ。
ちなみに、このヴァーツラフ広場は、プラハの春や、チェコが共産主義から脱したビロード革命のときに、人々がデモで集まった場所らしいです。現在は、デパートやショップが建ち並ぶ新市街の中心地となっています。 -
その足で、チープなお土産屋さんが並ぶという「ハヴェルスカー市場」に行ってみたのですが、あらら、閉まってる。。日曜日だからなのか、時間が遅いからなのか。(2日後の夕方18時前に通りかかったら、続々店じまいしてるところだったので、閉まるのが早いみたいです。行くなら昼間にどうぞ!)
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まだ、明るいけど、いっぱい歩いて疲れたので、ホテルに戻ってユーロ2012の決勝をテレビで観戦しました。
3日目に続く。http://4travel.jp/traveler/bikketravel/album/10689451/
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