ドブロブニク旅行記(ブログ) 一覧に戻る
5月5日(土)】<br /><br />昨日、ドブロブニクをしっかり満喫したので、朝食後はホテルの周囲を散策。<br />小高い所に行けば、城壁が見えるのではないかと歩いてみる。<br />病院がある高台に行ってみたが、眺望は無理だった。<br />1時間ほど散策してバスでホテルに戻り、荷物を持って出発。<br /><br />バスでピレ門まで行くつもりだったが、途中下車してバスターミナルへ。<br />クルージュ湾沿いに歩くが、クルーザーや客船が多数泊まっている。<br />中でも大型客船のスケールは度肝を抜かれた。<br />巨大なビルが海に浮かんでいるようで、船という概念を越えている。<br /><br />バスターミナルで荷物を預け、バスでピレ門へ。<br />まずはロヴリナッツ要塞まで行き、少し高い所から城壁を眺める。<br />コバルトブルーの入江の向こうに赤い屋根の街並みが広がる。<br />そのコントラストは実に見事で、何度もシャッターを押す。<br /><br />城壁内に入り、すぐ左手にあるフランシスコ会修道院へ。<br />入り口脇には、世界で3番目に古い薬局があるので、覗いてみる。<br />確かに歴史が感じられ、堂々たる薬局であった。<br />修道院に入ると、ロマネスク風のアーチ天井を持つ回廊が清清しい。<br />教会内部は思いのほか装飾が美しく、バロック的な匂いもする。<br />17世紀の地震後に再建されたから、内外でスタイルが微妙に違うのだろう。<br /><br />外に出ると団体客がやたらに多いが、あの大型客船の乗客だろうか。<br />ドブロブニクのいい思い出を壊したくないので、早めに撤退することに。<br />バスでターミナルに向かい、ちょっと手前で途中下車。<br />クルージュ湾沿いは青空市場やレストランがあって、ちょっと楽しい。<br />ピザ屋でトルティーヤをテイクアウトして、ターミナルへ。<br /><br />空港へのリムジンバスは定刻に出発。<br />最後部の席に陣取り、のんびりランチだ。<br />バスは旧市街の山手を抜け、さらにどんどん坂道を登って行く。<br />振り返れば、アドリア海に張り出た赤屋根の街並みが、どんどん小さくなる。<br />さよなら~、ドブロブニク!<br /><br />空港は丘の上るにあり、小規模ながら新しくて明るい。<br />遅れを心配していたが、クロアチア航空のプロペラ機は、予定通りに離陸。<br />オーストリアを目指し北に飛んでいるが、緑が豊かになる。<br />都市的な街区が多くなってくると、もうウィーンだ。<br /><br />ウィーンは1泊だけなので、空港にスーツケースを預け、小さな荷物だけ持って出発。<br />まずはホテルでチェックインするところだが、その前に1箇所立ち寄りたい所がある。<br /><br />高速鉄道CATでミッテ駅へ行き、地下鉄でガソメーターへ。<br />機内の雑誌で見た航空写真が気になってしかたがなかったからだ。<br />いわゆるガスタンクを改修して、ショッピングセンターと住居に変えたという。<br />あまりに大胆な発想に驚いたが、それでも成り立っている。<br />周辺のアパート群も変わったデザインだが、ちょっと無理があるかも。<br /><br />時間が無いので、すぐに地下鉄に乗り換えホテルのある西駅へ。<br />ホテルは「メルキュール・ウィーン・ウエストバンホーフ」で、駅のすぐ隣。<br />新しいホテルでは無いが、内装は品良くリニューアルしてあった。<br />チェックインして直ぐに街へ。<br /><br />地下鉄で中心部であるヘレンガッセ駅へ。<br />地上に出ると、けっこうな雨、日も落ちかかっていて寒い。<br />散策する気にもならず、行きたかったカフェ「ツェントラル」で雨宿り。<br />高い天井のクラシックな空間でピアノの弾き語り、さすがウィーンのカフェ。<br />有名店のためか雨のためか、満員で20分程待ってやっと席へ。<br />ウインナコーヒー、スープ、ケーキで体を温め、カフェ文化を体感する。<br /><br />外に出ると、あたりは真っ暗だが、雨はほとんど止んでいた。<br />コールマルクト通りから散策するが、ブランドショップが増えた気がする。<br />それでもマンツ書店、シュリン宝石店など、建築的に有名なお店も健在だ。<br />ただ、土曜日なので、全てのお店は夕方に閉店していて、そこは残念。<br /><br />シュテファン寺院は3度目だが、いつ見てもその荘厳さは別格。<br />ケルントナー通りからオペラ座を抜け、リンクへ。<br />そこから路面電車に乗り、リンク周囲の建物のライトアップ姿を見学。<br /><br />また中心部へ戻り、気になっていたワインバーを覗くが、閉店直前でダメ。<br />別のお店もダメなので、仕方なく地下鉄で西駅へ戻る。<br />駅内のスーパーでワインと軽食を買い、ホテルで乾杯!<br />さすがに疲れていて、バタンキュー。<br /><br /><br />【5月6日(日)】<br /><br />今日で最後だが、このホテルの朝食は充実している。<br />パンだけでも、10種類はあったのではないだろうか。<br />手短に食事を済ませ、ホテルをチェックアウト。<br /><br />街並みをしっかり見たいので、地下鉄を使わず歩いて中心部へ向かう。<br />まずは、表参道のような雰囲気のマリアヒルファー通りを東へ進む。<br />早朝なのでお店はやってないが、有名なブランドショップも少なくない。<br />暫く進んで右手に折れ、ウィーンの大市場、コールマルクトへ。<br />日曜日は休みと聞いていたが、そのとおり人っ子一人いない。<br /><br />ワグナー設計のマジョリカハウスを横目で見て、リンクを横切り王宮へ。<br />日曜朝のミサで、ウィーン少年合唱団の歌声が聴けるらしい。<br />入り口には既に数十名の列があり、椅子席は有料、立ち見は無料とのこと。<br />最後まで聴ける時間的な余裕が無いので、立ち見で我慢。<br />小さな教会で厳かにミサが始まり、暫くしてウィーン少年合唱団の歌声が響く。<br />その姿はまったく見えないのだが、男性合唱の素晴らしさは判った。<br /><br />途中で退出し、シュテファン寺院へ。<br />この偉大な建造物は、何度来ても見る者を圧倒する。<br />宗教建築は、古今東西大きな建物を造るが、それは意味あることかもしれない。<br />所詮、人間なんてちっぽけな者、そんなに悩んでも仕方ないと、諭しているようだ。<br /><br />中心部からケルントナー通りの裏を散策し、リンクを横切り市立公園へ。<br />新緑の中、幾つもの花が咲き誇っていて、一番いい時期かもしれない。<br />有名なヨハンシュトラウス像もある。<br /><br />今度は地下鉄に乗り、ドナウ運河近くまで行く。<br />大型の遊覧ボートが行き交う運河沿いの散歩道を南に歩く。<br />カラフルなモザイク画のようなクンストハウスが見えてきた。<br />設計はウィーンが生んだ奇才、フンデルトバッサー。<br />ウィーンという歴史が集積した街で、よくぞ設計したもの。<br /><br />中庭にカフェがあり、実にいい雰囲気。<br />内装もゆっくり見たいとことだが、絵葉書1枚買ってすぐ外へ。<br />5分ほど先に、同じ設計者のアパートがもう一軒あるのだ。<br /><br />近くまで行くと、観光客で道が溢れかえっている。<br />建物の名前は、フンデルトバッサーハウス。<br />設計者の名前がそのまま付いているのも珍しいが、そう言いたくなるのも判る。<br />建築の概念を超えた、自由奔放なカラフルな表現は、彼しかできない。<br />道路向かいにはアートショップまで出来ていて、観光地そのもの。<br /><br />そそそろ時間が無くなってきた。<br />ウィーン・ミッテ駅まで早足で歩く。<br />駅が工事中で少し迷ったが、予定の高速鉄道CATに乗り込めた。<br />緑の中を走りぬけ、20分ほどで空港へ到着。<br />残ったユーロでチーズ、ワイン、チョコなどを買い、無事に機内へ。<br /><br />オーストリア航空のジェット機は、予定どおりに成田に到着。<br />フライト疲れはあるものの、まずまず元気。<br />このまま仕事、さあ頑張るぞ!<br />

魅惑の旅・クロアチア ⑥ドブロヴニク、ウィーン

5いいね!

2012/04/29 - 2012/05/07

1483位(同エリア2027件中)

0

62

arcstudio

arcstudioさん

5月5日(土)】

昨日、ドブロブニクをしっかり満喫したので、朝食後はホテルの周囲を散策。
小高い所に行けば、城壁が見えるのではないかと歩いてみる。
病院がある高台に行ってみたが、眺望は無理だった。
1時間ほど散策してバスでホテルに戻り、荷物を持って出発。

バスでピレ門まで行くつもりだったが、途中下車してバスターミナルへ。
クルージュ湾沿いに歩くが、クルーザーや客船が多数泊まっている。
中でも大型客船のスケールは度肝を抜かれた。
巨大なビルが海に浮かんでいるようで、船という概念を越えている。

バスターミナルで荷物を預け、バスでピレ門へ。
まずはロヴリナッツ要塞まで行き、少し高い所から城壁を眺める。
コバルトブルーの入江の向こうに赤い屋根の街並みが広がる。
そのコントラストは実に見事で、何度もシャッターを押す。

城壁内に入り、すぐ左手にあるフランシスコ会修道院へ。
入り口脇には、世界で3番目に古い薬局があるので、覗いてみる。
確かに歴史が感じられ、堂々たる薬局であった。
修道院に入ると、ロマネスク風のアーチ天井を持つ回廊が清清しい。
教会内部は思いのほか装飾が美しく、バロック的な匂いもする。
17世紀の地震後に再建されたから、内外でスタイルが微妙に違うのだろう。

外に出ると団体客がやたらに多いが、あの大型客船の乗客だろうか。
ドブロブニクのいい思い出を壊したくないので、早めに撤退することに。
バスでターミナルに向かい、ちょっと手前で途中下車。
クルージュ湾沿いは青空市場やレストランがあって、ちょっと楽しい。
ピザ屋でトルティーヤをテイクアウトして、ターミナルへ。

空港へのリムジンバスは定刻に出発。
最後部の席に陣取り、のんびりランチだ。
バスは旧市街の山手を抜け、さらにどんどん坂道を登って行く。
振り返れば、アドリア海に張り出た赤屋根の街並みが、どんどん小さくなる。
さよなら~、ドブロブニク!

空港は丘の上るにあり、小規模ながら新しくて明るい。
遅れを心配していたが、クロアチア航空のプロペラ機は、予定通りに離陸。
オーストリアを目指し北に飛んでいるが、緑が豊かになる。
都市的な街区が多くなってくると、もうウィーンだ。

ウィーンは1泊だけなので、空港にスーツケースを預け、小さな荷物だけ持って出発。
まずはホテルでチェックインするところだが、その前に1箇所立ち寄りたい所がある。

高速鉄道CATでミッテ駅へ行き、地下鉄でガソメーターへ。
機内の雑誌で見た航空写真が気になってしかたがなかったからだ。
いわゆるガスタンクを改修して、ショッピングセンターと住居に変えたという。
あまりに大胆な発想に驚いたが、それでも成り立っている。
周辺のアパート群も変わったデザインだが、ちょっと無理があるかも。

時間が無いので、すぐに地下鉄に乗り換えホテルのある西駅へ。
ホテルは「メルキュール・ウィーン・ウエストバンホーフ」で、駅のすぐ隣。
新しいホテルでは無いが、内装は品良くリニューアルしてあった。
チェックインして直ぐに街へ。

地下鉄で中心部であるヘレンガッセ駅へ。
地上に出ると、けっこうな雨、日も落ちかかっていて寒い。
散策する気にもならず、行きたかったカフェ「ツェントラル」で雨宿り。
高い天井のクラシックな空間でピアノの弾き語り、さすがウィーンのカフェ。
有名店のためか雨のためか、満員で20分程待ってやっと席へ。
ウインナコーヒー、スープ、ケーキで体を温め、カフェ文化を体感する。

外に出ると、あたりは真っ暗だが、雨はほとんど止んでいた。
コールマルクト通りから散策するが、ブランドショップが増えた気がする。
それでもマンツ書店、シュリン宝石店など、建築的に有名なお店も健在だ。
ただ、土曜日なので、全てのお店は夕方に閉店していて、そこは残念。

シュテファン寺院は3度目だが、いつ見てもその荘厳さは別格。
ケルントナー通りからオペラ座を抜け、リンクへ。
そこから路面電車に乗り、リンク周囲の建物のライトアップ姿を見学。

また中心部へ戻り、気になっていたワインバーを覗くが、閉店直前でダメ。
別のお店もダメなので、仕方なく地下鉄で西駅へ戻る。
駅内のスーパーでワインと軽食を買い、ホテルで乾杯!
さすがに疲れていて、バタンキュー。


【5月6日(日)】

今日で最後だが、このホテルの朝食は充実している。
パンだけでも、10種類はあったのではないだろうか。
手短に食事を済ませ、ホテルをチェックアウト。

街並みをしっかり見たいので、地下鉄を使わず歩いて中心部へ向かう。
まずは、表参道のような雰囲気のマリアヒルファー通りを東へ進む。
早朝なのでお店はやってないが、有名なブランドショップも少なくない。
暫く進んで右手に折れ、ウィーンの大市場、コールマルクトへ。
日曜日は休みと聞いていたが、そのとおり人っ子一人いない。

ワグナー設計のマジョリカハウスを横目で見て、リンクを横切り王宮へ。
日曜朝のミサで、ウィーン少年合唱団の歌声が聴けるらしい。
入り口には既に数十名の列があり、椅子席は有料、立ち見は無料とのこと。
最後まで聴ける時間的な余裕が無いので、立ち見で我慢。
小さな教会で厳かにミサが始まり、暫くしてウィーン少年合唱団の歌声が響く。
その姿はまったく見えないのだが、男性合唱の素晴らしさは判った。

途中で退出し、シュテファン寺院へ。
この偉大な建造物は、何度来ても見る者を圧倒する。
宗教建築は、古今東西大きな建物を造るが、それは意味あることかもしれない。
所詮、人間なんてちっぽけな者、そんなに悩んでも仕方ないと、諭しているようだ。

中心部からケルントナー通りの裏を散策し、リンクを横切り市立公園へ。
新緑の中、幾つもの花が咲き誇っていて、一番いい時期かもしれない。
有名なヨハンシュトラウス像もある。

今度は地下鉄に乗り、ドナウ運河近くまで行く。
大型の遊覧ボートが行き交う運河沿いの散歩道を南に歩く。
カラフルなモザイク画のようなクンストハウスが見えてきた。
設計はウィーンが生んだ奇才、フンデルトバッサー。
ウィーンという歴史が集積した街で、よくぞ設計したもの。

中庭にカフェがあり、実にいい雰囲気。
内装もゆっくり見たいとことだが、絵葉書1枚買ってすぐ外へ。
5分ほど先に、同じ設計者のアパートがもう一軒あるのだ。

近くまで行くと、観光客で道が溢れかえっている。
建物の名前は、フンデルトバッサーハウス。
設計者の名前がそのまま付いているのも珍しいが、そう言いたくなるのも判る。
建築の概念を超えた、自由奔放なカラフルな表現は、彼しかできない。
道路向かいにはアートショップまで出来ていて、観光地そのもの。

そそそろ時間が無くなってきた。
ウィーン・ミッテ駅まで早足で歩く。
駅が工事中で少し迷ったが、予定の高速鉄道CATに乗り込めた。
緑の中を走りぬけ、20分ほどで空港へ到着。
残ったユーロでチーズ、ワイン、チョコなどを買い、無事に機内へ。

オーストリア航空のジェット機は、予定どおりに成田に到着。
フライト疲れはあるものの、まずまず元気。
このまま仕事、さあ頑張るぞ!

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
ホテル
3.5
グルメ
4.5
ショッピング
4.0
交通
3.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
航空会社
オーストリア航空
旅行の手配内容
その他
利用旅行会社
エス・ティー・ワールド

PR

  • バスでピレ門まで行くつもりだったが、途中下車してバスターミナルへ。<br />クルージュ湾沿いに歩くが気分がいい。<br />

    バスでピレ門まで行くつもりだったが、途中下車してバスターミナルへ。
    クルージュ湾沿いに歩くが気分がいい。

  • クルーザーや観光船が多数停泊している。<br />海賊船のようなものもある。

    クルーザーや観光船が多数停泊している。
    海賊船のようなものもある。

  • 中でも大型客船のスケールは度肝を抜かれた。<br />巨大なビルが海に浮かんでいるようで、船という概念を越えている。<br />

    中でも大型客船のスケールは度肝を抜かれた。
    巨大なビルが海に浮かんでいるようで、船という概念を越えている。

  • バスセンターからピレ門前までバスで移動。<br />城壁内へ行かずに、ロヴリナッツ要塞の下の入り江に下る。<br />道端にはイチジクの木が多い。<br />日本より小ぶりの未で、乾燥したものがよく売られている。

    バスセンターからピレ門前までバスで移動。
    城壁内へ行かずに、ロヴリナッツ要塞の下の入り江に下る。
    道端にはイチジクの木が多い。
    日本より小ぶりの未で、乾燥したものがよく売られている。

  • ロヴリナッツ要塞の下の入り江に出た。<br />見上げると、結構高い。

    ロヴリナッツ要塞の下の入り江に出た。
    見上げると、結構高い。

  • 階段を上るにつれ、連なる赤い屋根が見えてくる。<br />高さによって景観が変化するのは楽しい。

    階段を上るにつれ、連なる赤い屋根が見えてくる。
    高さによって景観が変化するのは楽しい。

  • ロヴリナッツ要塞の入り口まで登る。<br />コバルトブルーの入江と赤い屋根の街並みが広がる。<br />そのコントラストは実に見事で、何度もシャッターを押す。

    ロヴリナッツ要塞の入り口まで登る。
    コバルトブルーの入江と赤い屋根の街並みが広がる。
    そのコントラストは実に見事で、何度もシャッターを押す。

  • 別の方角を眺めると白い世界。<br />別の国に来たようような錯覚を覚える。<br />

    別の方角を眺めると白い世界。
    別の国に来たようような錯覚を覚える。

  • ロヴリナッツ要塞の入り口。<br />チケットが必要とのことだが、昨日の城壁めぐりのチケットとセットだったって。<br />また買う気もしないので、見学は止め。<br />

    ロヴリナッツ要塞の入り口。
    チケットが必要とのことだが、昨日の城壁めぐりのチケットとセットだったって。
    また買う気もしないので、見学は止め。

  • 城壁と要塞を見上げる、戦乱の歴史に思いを馳せる。<br />そこへ一艘のカヤック。<br />時代は大きく変わったんだなぁ。<br /><br />

    城壁と要塞を見上げる、戦乱の歴史に思いを馳せる。
    そこへ一艘のカヤック。
    時代は大きく変わったんだなぁ。

  • ピレ門まで戻ると、凄い人の波。<br />大型船の団体客だろうか。<br />中へ入るのに気が引ける。<br />昨夜の印象のまま旅立ったほうが良かったかも。

    ピレ門まで戻ると、凄い人の波。
    大型船の団体客だろうか。
    中へ入るのに気が引ける。
    昨夜の印象のまま旅立ったほうが良かったかも。

  • ピレ門近くのフランシスコ会修道院へ。<br />その入り口横には、世界で3番目に古い薬局がある。<br />記念に何か買って帰ろうかと思ったが…。<br />注文の仕方が判らないので諦めた。<br />

    ピレ門近くのフランシスコ会修道院へ。
    その入り口横には、世界で3番目に古い薬局がある。
    記念に何か買って帰ろうかと思ったが…。
    注文の仕方が判らないので諦めた。

  • ロマネスク様式の回廊が長い歴史を感じさせる。

    ロマネスク様式の回廊が長い歴史を感じさせる。

  • 中庭から塔を見上げる。<br />アーチや丸窓はベネチアの影響か。

    中庭から塔を見上げる。
    アーチや丸窓はベネチアの影響か。

  • 不思議なことに内部はバロック様式。<br />17世紀の震災で再建されたからだという。

    不思議なことに内部はバロック様式。
    17世紀の震災で再建されたからだという。

  • いよいよ旧市街ともお別れ。<br />再びバスセンターに向かう。

    いよいよ旧市街ともお別れ。
    再びバスセンターに向かう。

  • バスセンターの1つ手前で降り、青空市場へ。<br />城壁内の観光客向けとは違い、日常生活のための食品が多い。

    バスセンターの1つ手前で降り、青空市場へ。
    城壁内の観光客向けとは違い、日常生活のための食品が多い。

  • 食事をする時間もないので、トルティーヤをテイクアウト。<br />バスで食べよう。

    食事をする時間もないので、トルティーヤをテイクアウト。
    バスで食べよう。

  • 空港行きのバスになんとか間に合う。<br />食べるために最後列に座ったが、これが良かった。<br />ドブロヴニクの街並みが一望できるではないか。<br />さよなら〜、ドブロヴニク!!

    空港行きのバスになんとか間に合う。
    食べるために最後列に座ったが、これが良かった。
    ドブロヴニクの街並みが一望できるではないか。
    さよなら〜、ドブロヴニク!!

  • 空港は台地状の山の上。<br />ウィーン行きの飛行機はかわいいもの。<br />飛行機は予定どおり15時に出発。<br />

    空港は台地状の山の上。
    ウィーン行きの飛行機はかわいいもの。
    飛行機は予定どおり15時に出発。

  • もうすぐウィーン(Wien)だ。<br />整備された街並がウィーンらしい。<br /><br />滞在は明日の昼まで。<br />時間が無いので精力的にまわろう。<br />

    もうすぐウィーン(Wien)だ。
    整備された街並がウィーンらしい。

    滞在は明日の昼まで。
    時間が無いので精力的にまわろう。

  • まずはホテルへチェックインと思ったが、その前に立ち寄りたい所がある。<br />飛行機内の雑誌で見て、心惹かれてしまった「ガソメーター」。<br />空港高速鉄道とメトロを乗り継ぎ、来てしまった。<br /><br />

    まずはホテルへチェックインと思ったが、その前に立ち寄りたい所がある。
    飛行機内の雑誌で見て、心惹かれてしまった「ガソメーター」。
    空港高速鉄道とメトロを乗り継ぎ、来てしまった。

  • ガスタンクだったところをリノベーションして、<br />ショッピングセンターや住宅に変えたもの。<br />その発想に驚いたのだ。

    ガスタンクだったところをリノベーションして、
    ショッピングセンターや住宅に変えたもの。
    その発想に驚いたのだ。

  • トップライトの上は円状に並んだ住宅群。<br />どういう生活なのか興味が尽きない。<br /><br />但し全体的にちょっと寂しい感じ。<br />立地の面が大きいと思うが、頑張ってほしい。<br /><br />

    トップライトの上は円状に並んだ住宅群。
    どういう生活なのか興味が尽きない。

    但し全体的にちょっと寂しい感じ。
    立地の面が大きいと思うが、頑張ってほしい。

  • ホテルのある西駅にメトロで向かう。<br />ウィーンのメトロのデザインは凄い。<br />基本デザインは30年ほど前だが、まったく色あせていない。<br />

    ホテルのある西駅にメトロで向かう。
    ウィーンのメトロのデザインは凄い。
    基本デザインは30年ほど前だが、まったく色あせていない。

  • 最近改装された西駅。<br />サインがシンプルで判りやすい。<br />大阪の地下街はぜひ見習ってほしい。

    最近改装された西駅。
    サインがシンプルで判りやすい。
    大阪の地下街はぜひ見習ってほしい。

  • ホテルは駅の隣のメルキュール・ウエスト・バーンホーフ。<br />改装してモダンになったらしい。<br />特別なデコレーションは無いが、カラーコーディネートは秀逸。<br />

    ホテルは駅の隣のメルキュール・ウエスト・バーンホーフ。
    改装してモダンになったらしい。
    特別なデコレーションは無いが、カラーコーディネートは秀逸。

  • ホテルから西駅側を見る。<br />今までずっと晴れだったが、どうも怪しい。<br />ホテルを出て、メトロで旧市街のヘレンガッセへ。

    ホテルから西駅側を見る。
    今までずっと晴れだったが、どうも怪しい。
    ホテルを出て、メトロで旧市街のヘレンガッセへ。

  • 地上に出ると激しい雨。<br />まずは、お目当てのカフェ「ツェントラル」へ。<br />高いボールト天井、ピアノの生演奏、さすがにウィーンだ。<br />メランジェ、ザッハトルテ、スープなどを注文し、暫しまどろむ。<br /><br />

    地上に出ると激しい雨。
    まずは、お目当てのカフェ「ツェントラル」へ。
    高いボールト天井、ピアノの生演奏、さすがにウィーンだ。
    メランジェ、ザッハトルテ、スープなどを注文し、暫しまどろむ。

  • 外に出ると雨は止んでいたが、すっかり日が暮れていた。<br />土曜の夜は、お店はどこもクローズとのことで、ちょっと寂しい。<br /><br />

    外に出ると雨は止んでいたが、すっかり日が暮れていた。
    土曜の夜は、お店はどこもクローズとのことで、ちょっと寂しい。

  • シュテファン寺院の前に出た。<br />この辺はさすがに人が多い。<br />

    シュテファン寺院の前に出た。
    この辺はさすがに人が多い。

  • ウィーン名物の路上のライブ。<br />雨上がりで少ないのが残念。

    ウィーン名物の路上のライブ。
    雨上がりで少ないのが残念。

  • シュリン宝石店。<br />斬新なデザインは今も健在。

    シュリン宝石店。
    斬新なデザインは今も健在。

  • 一夜明けて、今日が最終日だ。<br />朝食はメニューも多くここが最高。<br /><br />

    一夜明けて、今日が最終日だ。
    朝食はメニューも多くここが最高。

  • 昨日とはうって変わって、いい天気。<br />ホテルから中心部まで頑張って歩くことに。<br />ウィーン西駅の横を通り抜ける。

    昨日とはうって変わって、いい天気。
    ホテルから中心部まで頑張って歩くことに。
    ウィーン西駅の横を通り抜ける。

  • マリアヒルファー通りを歩く。<br />街路樹が立派で、雰囲気は表参道に似ている。<br />日曜日でどこも閉店しているのが残念。<br /><br /><br />

    マリアヒルファー通りを歩く。
    街路樹が立派で、雰囲気は表参道に似ている。
    日曜日でどこも閉店しているのが残念。


  • 工事の仮囲いに注目。<br />お洒落だ。

    工事の仮囲いに注目。
    お洒落だ。

  • ちょっと迂回して、マジョリカハウスへ。<br />ワグナーの作品は健在だ。<br />向かい側はコールマルクト(市場)だが、日曜日なので誰もいない。

    ちょっと迂回して、マジョリカハウスへ。
    ワグナーの作品は健在だ。
    向かい側はコールマルクト(市場)だが、日曜日なので誰もいない。

  • 分離派会館も同様。<br />時間に余裕があれば、中のクリムトの作品を見られたのだが。<br />朝早いので、まだ閉館中。

    分離派会館も同様。
    時間に余裕があれば、中のクリムトの作品を見られたのだが。
    朝早いので、まだ閉館中。

  • オペラ座はさすがに大きい。<br />ウィーン文化の殿堂は見事だ。<br />以前来た時はオペラを観たのだが、今回はパス。<br />

    オペラ座はさすがに大きい。
    ウィーン文化の殿堂は見事だ。
    以前来た時はオペラを観たのだが、今回はパス。

  • 王宮へ足を速める。<br />路地を走る馬車とすれ違う。<br />

    王宮へ足を速める。
    路地を走る馬車とすれ違う。

  • やれやれ、王宮までやって来た。<br />ミサでウィーン少年合唱団の歌声が聴けるのだ。<br />しかも、立ち見なら無料だという。<br />日曜はお店が閉まっていいことはないのだが、これが唯一の救いか。

    やれやれ、王宮までやって来た。
    ミサでウィーン少年合唱団の歌声が聴けるのだ。
    しかも、立ち見なら無料だという。
    日曜はお店が閉まっていいことはないのだが、これが唯一の救いか。

  • 教会内部だが、思ったより狭い空間。<br />ミサが始まって暫くすると、2階からだろうか、歌声がこだまする。<br />男性合唱もなかなかいい。<br />時間が無いので、途中退室。<br />

    教会内部だが、思ったより狭い空間。
    ミサが始まって暫くすると、2階からだろうか、歌声がこだまする。
    男性合唱もなかなかいい。
    時間が無いので、途中退室。

  • 街の中心部へ歩く。<br />振り返ると王宮の華麗な姿が美しい。

    街の中心部へ歩く。
    振り返ると王宮の華麗な姿が美しい。

  • 分離派時代の一例、マンツ書店。<br />今でもモダンさと風格がある。<br />

    分離派時代の一例、マンツ書店。
    今でもモダンさと風格がある。

  • 中心部のカフェ。<br />後ろの像はペスト記念碑。

    中心部のカフェ。
    後ろの像はペスト記念碑。

  • 再び、シュテファン寺院。<br />何度見ても感動もの。<br />昔の人なら思わずひれ伏しただろう。

    再び、シュテファン寺院。
    何度見ても感動もの。
    昔の人なら思わずひれ伏しただろう。

  • 内部も息を呑む荘厳さ。<br />暫くじっとしていたいところ。

    内部も息を呑む荘厳さ。
    暫くじっとしていたいところ。

  • ゆるくカーブした街並みの美しさは一級品。<br />車のない街歩きは最高。

    ゆるくカーブした街並みの美しさは一級品。
    車のない街歩きは最高。

  • 路地かた見えるシュテファン寺院の屋根。<br />けっこうカラフルでお洒落だ。

    路地かた見えるシュテファン寺院の屋根。
    けっこうカラフルでお洒落だ。

  • 新緑の市立公園へ。<br />有名なヨハンシュトラウス像は金色に光っていた。

    新緑の市立公園へ。
    有名なヨハンシュトラウス像は金色に光っていた。

  • 公園内を貫く小さな運河。<br />水のある光景は絵になる。

    公園内を貫く小さな運河。
    水のある光景は絵になる。

  • 公園隣にある地下鉄のシュタットパーク駅。<br />これもワグナーの設計だろう。<br />世紀末のモダンさが漂う。

    公園隣にある地下鉄のシュタットパーク駅。
    これもワグナーの設計だろう。
    世紀末のモダンさが漂う。

  • 地下鉄だが、上はオープンだ。<br />街の反対側のドナウ運河方面へ。<br />

    地下鉄だが、上はオープンだ。
    街の反対側のドナウ運河方面へ。

  • 水が溢れるばかりのドナウ運河。<br />こんなに大きな遊覧船も走るのだ。

    水が溢れるばかりのドナウ運河。
    こんなに大きな遊覧船も走るのだ。

  • 運河沿いを歩く。<br />いかにもウィーンらしい落ち着いた街並み。<br />目的地はフンデルトバッサーの建築作品群。<br />

    運河沿いを歩く。
    いかにもウィーンらしい落ち着いた街並み。
    目的地はフンデルトバッサーの建築作品群。

  • 最初に目に飛び込んできたのがクンストハウス。<br />周囲の静けさを打ち消すワクワク感。<br />おもちゃの家のよう。

    最初に目に飛び込んできたのがクンストハウス。
    周囲の静けさを打ち消すワクワク感。
    おもちゃの家のよう。

  • 派手さはあるが、思いのほかまとまりがある。<br />新緑ともマッチして、けっこう美しい。

    派手さはあるが、思いのほかまとまりがある。
    新緑ともマッチして、けっこう美しい。

  • 日が降り注ぐ中庭もカラフルで楽しい。<br />成熟したウィーンにいると、発散したくなるのだろう。<br />

    日が降り注ぐ中庭もカラフルで楽しい。
    成熟したウィーンにいると、発散したくなるのだろう。

  • さらに行くと、フンデルトバッサーハウス。<br />建築作家の名前がそのまま着いたアパートだ。<br />昔は建築関係者ぐらいしか来なかったのに、今では完全な観光地。<br />向かいにお土産やまで出来ている。

    さらに行くと、フンデルトバッサーハウス。
    建築作家の名前がそのまま着いたアパートだ。
    昔は建築関係者ぐらいしか来なかったのに、今では完全な観光地。
    向かいにお土産やまで出来ている。

  • もっと真似する人が出てきてもいいはずだが、なかなか現れない。<br />その意味でも、フンデルトバッサーの表現力、実行力は偉大だ。

    もっと真似する人が出てきてもいいはずだが、なかなか現れない。
    その意味でも、フンデルトバッサーの表現力、実行力は偉大だ。

  • 見るべきもの見た。<br />ウィーンミッテ駅までは歩いて10分ほど。<br />名もない新しいビルだが、外壁のデザインが凝っている。<br />今でもウィーンの文化は健在だ。<br /><br />MITで空港まで直行。<br />さよならウィーン、さよららクロアチア!<br />

    見るべきもの見た。
    ウィーンミッテ駅までは歩いて10分ほど。
    名もない新しいビルだが、外壁のデザインが凝っている。
    今でもウィーンの文化は健在だ。

    MITで空港まで直行。
    さよならウィーン、さよららクロアチア!

この旅行記のタグ

5いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

クロアチアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
クロアチア最安 425円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

クロアチアの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP