ザグレブ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
今年のゴールデンウィークは2日休めば9連休。<br />そこで仕事を投げ捨て、妻と二人で魅惑の国クロアチアへ。<br />内戦があったとは思えない、赤い屋根と青い海の美しい国そのものだった。<br /><br />訪問先は、クロアチアの首都のザグレブ(Zagreb)とその郊外のサモボル(Samobor)、自然公園のプリトヴィツェ(Plitvicka)、中世の港町トロギール(Trogir)、スプリト(Split)、ドゥブロヴニク(Dubrovnik)、そしてトランジットで最後にウィーン(Wien)。<br />このうち、プリトヴィツェ以降5箇所は全て世界遺産という価値ある旅だった。<br /><br />【4月29日(日)】<br />成田からウィーンを経由してザグレブ(Zagreb)へ。<br />オーストリア航空は予定より早くウィーン(Wien)に着き、幸先のよいスタートかと思ったら、クロアチア航空の機器トラブルで出発が大幅に遅延。<br />結局、ウィーン空港で5時間以上も足止めされ、ザグレブ空港に着いたのは夜10時。<br />同ホテルに宿泊するという女性2人組みが送迎付で空港を後にするのを尻目に、シャトルバスに乗って市内のバスセンターへ。<br />そこから白タクっぽいタクシーで、街路灯が黄色く光る街を走り抜け、ホテルへ。<br /><br />ちょっと古めのホテルだが、11時過ぎに無事にチェックイン。<br />部屋に入りほっとしたのも束の間、iphoneを充電しようと変換プラグと充電器をコンセントに差し込んだところ、充電器から火花が出て、一瞬で部屋が真っ暗!!<br /><br />暗闇の中、どうにかブレーカーを探し、部屋は明るくなったが、頭がクラクラ。<br />iphoneは国際標準で240Vまで対応しているハズだが…。<br />調べると、使ったバッファロー製の充電器が日本国内専用の100V対応。<br />バッファローさん、大手企業なのにそりゃないですよ。<br /><br /><br />【4月30日(月)】<br />初日のトラブルを振り払うように、6時の朝食に一番乗り。<br />思ったより充実したバイキングでお腹を満たし、7時過ぎにはホテルを出発。<br />午前中の予定はザグレブ郊外、サモボル(Samobor)という小さな中世の町へ足を伸ばすこと。<br />ホテル近くのトラムの駅へ行き、TISAKというキオスクのようなお店で一日券を購入。<br />トラムは路線が多いし、市内中心部は無料区間もあるなど、とても便利。<br />バスセンターまでトラムで行き、8時発のバスに乗り込む。<br />近郊行きのバスだが、日本の観光バスのようなタイプで乗り心地はいい。<br /><br />バスは整備されたハイウェイを順調に飛ばす。<br />暫くして山裾に分け入り、30分ほどでサモボルのバスセンターに到着。<br />このバスセンターはモダンな建物で、中心部から少し離れたところに新築されたらしい。<br />「地球の歩き方」の地図とは場所が違うではないか…。<br />ちょっと道に迷ったが、20分ほど住宅地を歩くと伝統的な街並みが現れてきた。<br />山から流れる川に沿い広場があり、その周囲を教会や赤屋根の建物が囲む。<br />ドイツなどによく見られる内陸型の伝統的な街並みで、起源は13世紀に遡るという。<br />川沿いの木々はちょうど新緑、花も咲き出し、確かに美しい。<br /><br />サモボルが有名なのは、中世の街並みだけではなく、クリームケーキがあるから。<br />広場にあるお勧めオープンカフェ、ウ・プロラズ(U Prolazu)で早速注文。<br />よくある甘口クリームとは違い、甘さを抑えた卵白のフワッとした食感で、美味しかった。<br />お洒落なショップや市場もあり、ゆっくり散策したい所だが、昼前のバスでザグレブに戻る。<br /><br />市の輪郭を見たいので、ザグレブ市内で途中下車し、トラムに乗り換え。<br />川を越え、南側に広がる新市街を車窓から見学。<br />どこも敷地がゆったりし、建物は道路からセットバックして建っている。<br />道路と建物の間は芝生や樹木の庭があり、美しい。<br /><br />トラムで中心部のズリニェヴァツ公園(Zrinjevac)へ移動し、そこから市内散策を開始。<br />ザグレブはクロアチアの首都だが人口は80万人ほど。<br />決して大きな町ではないが、道路や公園は整備されているし、ショップやレストランも少なくない。<br />特に驚いたのがカフェの多さで、有名なウィーンを遥かに凌ぐほど。<br />広場や歩道はもちろん、道路にまで迫り出したカフェが、いったい何件あることか。<br /><br />そんな中からランチに選んだのはGood Foodというサラダ専門カフェ。<br />お客さんの目の前でサラダを作るもので、若い人、特に女性が多かった。<br />サンドイッチを食べたが、ヘルシーで美味しかった。<br /><br />午後は丘の上の旧市街へ。<br />世界一短いという66mのケーブルカーで丘の上に行くつもりだったが、あいにく故障中。<br />しかたなく石畳を歩いて登ったが、季節外れの30度という暑さで、クタクタ。<br />確かにこのケーブルカーの存在意義はある。<br />苦労しただけあって、丘の上からの見晴らし素晴らしく、眼下の新市内はもちろん、起伏に富んだ旧市内の景観も見事。<br /><br />カラフルで漫画チックな瓦屋根の聖マルコ教会をまわり、城壁の石の門をくぐり、谷筋へ。<br />緩くカーブした細い路地に、幾つもカフェが立ち並ぶ。<br /><br />旧市内をずっと散策していてもいいのだが、写真を見て興味を持ったミロゴイ墓地(Mirogoj)へ。<br />大聖堂の前からバスに乗り15分ほどのところに、蔦の絡まる大きな城壁風の建物。<br />欧州で最も美しい墓地とも言われているらしいが、墓地という宮殿に近い。<br />墓地を囲むアーケードのような壁面に、間口5mほど間隔で、モニュメント状の墓が並ぶ。<br />そのデザインは思い思いで、キリスト像やら、個人の銅像のようなものまで様々。<br />全部が壁付の墓ではなく、土の上に立つ墓もあるが、そちらは見慣れたもの。<br />カルチャーの違いに戸惑いながら、再びバスに乗り、大聖堂前へ。<br /><br />聖母被昇天大聖堂(Katedrala Marojina Uznesenja)は2つの鐘楼を持つ巨大な教会。<br />13世紀の建物を19世紀築に修復したとのことだが、様式はゴチック建築。<br />片方の鐘楼は修繕工事中らしいが、仮囲いに外観の絵がプリントしてあるのは面白い。<br />大聖堂だけでなく、他の工事現場でも見たので、どうもこれが一般的らしい。<br /><br />暑さによる疲れと渇きで、パラソル付の居心地の良さそうなカフェへ。<br />冷たいものを飲みながら、行き交う人々を眺めるのは、結構楽しい。<br />モデルかと思う女性、愛くるしい子供達、散歩の犬と飼い主、飽きることはない。<br /><br />旧市街の丘を下り、市内中心部の散策へ。<br />アロマショップで紅茶を買ったり、H&Mで服を買ったり、iphoneショップで充電したりで、ブラブラと街並み見学。<br /><br />それにしても兎に角暑い。<br />アイスクリーム屋「ミレニアム」で一休み。<br />ジェラートを食べるが、さすがにレベルは高い。<br /><br />日も暮れかけ夕食の時間になったが、疲れ果てて食欲も出ない。<br />レストランをパスし、昼と同じくサラダをテイクアウトして、ホテルに戻り食事。<br />明日からに備え、本日はここで終了。<br />

魅惑の旅・クロアチア ①サモボル、ザグレブ

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2012/04/29 - 2012/05/07

346位(同エリア980件中)

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42

arcstudio

arcstudioさん

今年のゴールデンウィークは2日休めば9連休。
そこで仕事を投げ捨て、妻と二人で魅惑の国クロアチアへ。
内戦があったとは思えない、赤い屋根と青い海の美しい国そのものだった。

訪問先は、クロアチアの首都のザグレブ(Zagreb)とその郊外のサモボル(Samobor)、自然公園のプリトヴィツェ(Plitvicka)、中世の港町トロギール(Trogir)、スプリト(Split)、ドゥブロヴニク(Dubrovnik)、そしてトランジットで最後にウィーン(Wien)。
このうち、プリトヴィツェ以降5箇所は全て世界遺産という価値ある旅だった。

【4月29日(日)】
成田からウィーンを経由してザグレブ(Zagreb)へ。
オーストリア航空は予定より早くウィーン(Wien)に着き、幸先のよいスタートかと思ったら、クロアチア航空の機器トラブルで出発が大幅に遅延。
結局、ウィーン空港で5時間以上も足止めされ、ザグレブ空港に着いたのは夜10時。
同ホテルに宿泊するという女性2人組みが送迎付で空港を後にするのを尻目に、シャトルバスに乗って市内のバスセンターへ。
そこから白タクっぽいタクシーで、街路灯が黄色く光る街を走り抜け、ホテルへ。

ちょっと古めのホテルだが、11時過ぎに無事にチェックイン。
部屋に入りほっとしたのも束の間、iphoneを充電しようと変換プラグと充電器をコンセントに差し込んだところ、充電器から火花が出て、一瞬で部屋が真っ暗!!

暗闇の中、どうにかブレーカーを探し、部屋は明るくなったが、頭がクラクラ。
iphoneは国際標準で240Vまで対応しているハズだが…。
調べると、使ったバッファロー製の充電器が日本国内専用の100V対応。
バッファローさん、大手企業なのにそりゃないですよ。


【4月30日(月)】
初日のトラブルを振り払うように、6時の朝食に一番乗り。
思ったより充実したバイキングでお腹を満たし、7時過ぎにはホテルを出発。
午前中の予定はザグレブ郊外、サモボル(Samobor)という小さな中世の町へ足を伸ばすこと。
ホテル近くのトラムの駅へ行き、TISAKというキオスクのようなお店で一日券を購入。
トラムは路線が多いし、市内中心部は無料区間もあるなど、とても便利。
バスセンターまでトラムで行き、8時発のバスに乗り込む。
近郊行きのバスだが、日本の観光バスのようなタイプで乗り心地はいい。

バスは整備されたハイウェイを順調に飛ばす。
暫くして山裾に分け入り、30分ほどでサモボルのバスセンターに到着。
このバスセンターはモダンな建物で、中心部から少し離れたところに新築されたらしい。
「地球の歩き方」の地図とは場所が違うではないか…。
ちょっと道に迷ったが、20分ほど住宅地を歩くと伝統的な街並みが現れてきた。
山から流れる川に沿い広場があり、その周囲を教会や赤屋根の建物が囲む。
ドイツなどによく見られる内陸型の伝統的な街並みで、起源は13世紀に遡るという。
川沿いの木々はちょうど新緑、花も咲き出し、確かに美しい。

サモボルが有名なのは、中世の街並みだけではなく、クリームケーキがあるから。
広場にあるお勧めオープンカフェ、ウ・プロラズ(U Prolazu)で早速注文。
よくある甘口クリームとは違い、甘さを抑えた卵白のフワッとした食感で、美味しかった。
お洒落なショップや市場もあり、ゆっくり散策したい所だが、昼前のバスでザグレブに戻る。

市の輪郭を見たいので、ザグレブ市内で途中下車し、トラムに乗り換え。
川を越え、南側に広がる新市街を車窓から見学。
どこも敷地がゆったりし、建物は道路からセットバックして建っている。
道路と建物の間は芝生や樹木の庭があり、美しい。

トラムで中心部のズリニェヴァツ公園(Zrinjevac)へ移動し、そこから市内散策を開始。
ザグレブはクロアチアの首都だが人口は80万人ほど。
決して大きな町ではないが、道路や公園は整備されているし、ショップやレストランも少なくない。
特に驚いたのがカフェの多さで、有名なウィーンを遥かに凌ぐほど。
広場や歩道はもちろん、道路にまで迫り出したカフェが、いったい何件あることか。

そんな中からランチに選んだのはGood Foodというサラダ専門カフェ。
お客さんの目の前でサラダを作るもので、若い人、特に女性が多かった。
サンドイッチを食べたが、ヘルシーで美味しかった。

午後は丘の上の旧市街へ。
世界一短いという66mのケーブルカーで丘の上に行くつもりだったが、あいにく故障中。
しかたなく石畳を歩いて登ったが、季節外れの30度という暑さで、クタクタ。
確かにこのケーブルカーの存在意義はある。
苦労しただけあって、丘の上からの見晴らし素晴らしく、眼下の新市内はもちろん、起伏に富んだ旧市内の景観も見事。

カラフルで漫画チックな瓦屋根の聖マルコ教会をまわり、城壁の石の門をくぐり、谷筋へ。
緩くカーブした細い路地に、幾つもカフェが立ち並ぶ。

旧市内をずっと散策していてもいいのだが、写真を見て興味を持ったミロゴイ墓地(Mirogoj)へ。
大聖堂の前からバスに乗り15分ほどのところに、蔦の絡まる大きな城壁風の建物。
欧州で最も美しい墓地とも言われているらしいが、墓地という宮殿に近い。
墓地を囲むアーケードのような壁面に、間口5mほど間隔で、モニュメント状の墓が並ぶ。
そのデザインは思い思いで、キリスト像やら、個人の銅像のようなものまで様々。
全部が壁付の墓ではなく、土の上に立つ墓もあるが、そちらは見慣れたもの。
カルチャーの違いに戸惑いながら、再びバスに乗り、大聖堂前へ。

聖母被昇天大聖堂(Katedrala Marojina Uznesenja)は2つの鐘楼を持つ巨大な教会。
13世紀の建物を19世紀築に修復したとのことだが、様式はゴチック建築。
片方の鐘楼は修繕工事中らしいが、仮囲いに外観の絵がプリントしてあるのは面白い。
大聖堂だけでなく、他の工事現場でも見たので、どうもこれが一般的らしい。

暑さによる疲れと渇きで、パラソル付の居心地の良さそうなカフェへ。
冷たいものを飲みながら、行き交う人々を眺めるのは、結構楽しい。
モデルかと思う女性、愛くるしい子供達、散歩の犬と飼い主、飽きることはない。

旧市街の丘を下り、市内中心部の散策へ。
アロマショップで紅茶を買ったり、H&Mで服を買ったり、iphoneショップで充電したりで、ブラブラと街並み見学。

それにしても兎に角暑い。
アイスクリーム屋「ミレニアム」で一休み。
ジェラートを食べるが、さすがにレベルは高い。

日も暮れかけ夕食の時間になったが、疲れ果てて食欲も出ない。
レストランをパスし、昼と同じくサラダをテイクアウトして、ホテルに戻り食事。
明日からに備え、本日はここで終了。

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
ホテル
3.5
グルメ
4.5
ショッピング
4.0
交通
3.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
航空会社
オーストリア航空
旅行の手配内容
その他
利用旅行会社
エス・ティー・ワールド

PR

  • ザグレブ(Zagreb)へのトランジットに4時間近くあるので、空港の外へ出て見る。<br />思ったより小さな空港だ、というのが第一印象。

    ザグレブ(Zagreb)へのトランジットに4時間近くあるので、空港の外へ出て見る。
    思ったより小さな空港だ、というのが第一印象。

  • 空港周辺には斬新なビルが幾つ建っていた。<br />真っ赤なウエアのオーストリア航空のキャビンアレンダントがビルに入っていく。<br /><br /><br /><br />

    空港周辺には斬新なビルが幾つ建っていた。
    真っ赤なウエアのオーストリア航空のキャビンアレンダントがビルに入っていく。



  • シャトルバスに乗って市内のバスセンターへ。<br />そこから白タクっぽいタクシーで、黄色く光る街を走り抜け、ホテルへ。<br />ちょっと古めのホテルだが、11時過ぎにチェックインでき、やれやれ。<br /><br />この後トラブルが…。<br />電源ショートで部屋が真っ暗に。<br /><br />

    シャトルバスに乗って市内のバスセンターへ。
    そこから白タクっぽいタクシーで、黄色く光る街を走り抜け、ホテルへ。
    ちょっと古めのホテルだが、11時過ぎにチェックインでき、やれやれ。

    この後トラブルが…。
    電源ショートで部屋が真っ暗に。

  • 初日のトラブルを振り払うように、6時の朝食に一番乗り。<br />さすがにお客は2組ほど。<br />思ったより充実したバイキングでお腹を満たし、7時過ぎにはホテルを出発。<br />

    初日のトラブルを振り払うように、6時の朝食に一番乗り。
    さすがにお客は2組ほど。
    思ったより充実したバイキングでお腹を満たし、7時過ぎにはホテルを出発。

  • 午前中の予定はザグレブ郊外、サモボル(Samobor)という小さな中世の町へ足を伸ばすこと。<br />旅行会社の担当女子のオススメでもある。<br />バスセンターまでトラムで行き、8時発のバスに乗り込む。<br />

    午前中の予定はザグレブ郊外、サモボル(Samobor)という小さな中世の町へ足を伸ばすこと。
    旅行会社の担当女子のオススメでもある。
    バスセンターまでトラムで行き、8時発のバスに乗り込む。

  • 30分ほどでサモボルのバスセンターに到着。<br />このバスセンターはモダンな建物で、中心部から少し離れたところに新築されたらしい。<br />「地球の歩き方」の地図とは場所が違うではないか…。<br />

    30分ほどでサモボルのバスセンターに到着。
    このバスセンターはモダンな建物で、中心部から少し離れたところに新築されたらしい。
    「地球の歩き方」の地図とは場所が違うではないか…。

  • よく道が判らないが、あてずっぽうで住宅地を歩く。<br />ゆったりしていて、別荘地のような雰囲気だ。<br />こんな所に住むのも悪くない。<br />

    よく道が判らないが、あてずっぽうで住宅地を歩く。
    ゆったりしていて、別荘地のような雰囲気だ。
    こんな所に住むのも悪くない。

  • 20分ほどと伝統的な街並みが現れてきた。<br />桜のような樹木が美しい。

    20分ほどと伝統的な街並みが現れてきた。
    桜のような樹木が美しい。

  • 川沿いの街と聞いていたが、思ったより小さな川だ。<br />内陸のせいか、ドイツの街のように見える。<br />

    川沿いの街と聞いていたが、思ったより小さな川だ。
    内陸のせいか、ドイツの街のように見える。

  • 川沿いに歩くと大きな広場に出た。<br />まるで中世の街に迷いこんだよう。<br />起源は13世紀に遡るという。<br />人が多いし、カフェも幾つも出ている。<br /><br /><br /><br />

    川沿いに歩くと大きな広場に出た。
    まるで中世の街に迷いこんだよう。
    起源は13世紀に遡るという。
    人が多いし、カフェも幾つも出ている。



  • 向かい側に教会。<br />塔もなんとなくドイツ的だ。

    向かい側に教会。
    塔もなんとなくドイツ的だ。

  • さらに川沿いに歩くと公園のよう。<br />ちょうど新緑、木々の芽吹きが美しい。

    さらに川沿いに歩くと公園のよう。
    ちょうど新緑、木々の芽吹きが美しい。

  • 橋に屋根が掛かっている。<br />ベンチが付いているので、一休み。<br />振り返れば、川面が眺められて気持ちいい。

    橋に屋根が掛かっている。
    ベンチが付いているので、一休み。
    振り返れば、川面が眺められて気持ちいい。

  • サモボルが有名なのは、街並みだけではなく、クリームケーキがあるから。<br />広場にあるお勧めオープンカフェ、ウ・プロラズ(U Prolazu)で早速注文。<br />よくある甘口クリームとは違い、甘さを抑えた卵白のフワッとした食感。<br />評判どおり美味しかった。<br />

    サモボルが有名なのは、街並みだけではなく、クリームケーキがあるから。
    広場にあるお勧めオープンカフェ、ウ・プロラズ(U Prolazu)で早速注文。
    よくある甘口クリームとは違い、甘さを抑えた卵白のフワッとした食感。
    評判どおり美味しかった。

  • 教会脇の道を山手に歩く。<br />起伏のあるところも、この街の魅力か。<br />振り返れば、木々の緑と屋根の赤のコントラストが素晴らしい。

    教会脇の道を山手に歩く。
    起伏のあるところも、この街の魅力か。
    振り返れば、木々の緑と屋根の赤のコントラストが素晴らしい。

  • どうもこの国は犬よりネコが多いらしい。<br />それも美人ネコが。

    どうもこの国は犬よりネコが多いらしい。
    それも美人ネコが。

  • 山手を一回りして、旧市街の路地に戻る。<br />ぶらぶら散策していると、青果市場があった。<br />歴史的な街だが、生活観も感じられて楽しい。<br /><br />もっとゆっくり散策したい所だが、昼前のバスでザグレブに戻る。

    山手を一回りして、旧市街の路地に戻る。
    ぶらぶら散策していると、青果市場があった。
    歴史的な街だが、生活観も感じられて楽しい。

    もっとゆっくり散策したい所だが、昼前のバスでザグレブに戻る。

  • 市の輪郭を見たいので、ザグレブ市内で途中下車し、トラムに乗り換え。<br />川を越え、南側に広がる新市街を車窓から見学。<br />

    市の輪郭を見たいので、ザグレブ市内で途中下車し、トラムに乗り換え。
    川を越え、南側に広がる新市街を車窓から見学。

  • トラムは便利だし、景色が見えるがいい。<br />バスや地下鉄ではこうはいかない。<br />東京にもトラムを!<br />

    トラムは便利だし、景色が見えるがいい。
    バスや地下鉄ではこうはいかない。
    東京にもトラムを!

  • どこも敷地がゆったりし、建物は道路からセットバックして建っている。<br />道路と建物の間は芝生や樹木の庭があり、なんとも優雅。

    どこも敷地がゆったりし、建物は道路からセットバックして建っている。
    道路と建物の間は芝生や樹木の庭があり、なんとも優雅。

  • トラムで中心部のズリニェヴァツ公園(Zrinjevac)へ移動。<br />街の中央に位置する大きな公園だ。<br />ここから市内散策を開始。<br /><br /><br /><br />

    トラムで中心部のズリニェヴァツ公園(Zrinjevac)へ移動。
    街の中央に位置する大きな公園だ。
    ここから市内散策を開始。



  • ザグレブはクロアチアの首都だが人口は80万人ほど。<br />決して大きな町ではないが、建物がしっかりしている。<br />道路や公園も整備されているし、ショップやレストランも少なくない。

    ザグレブはクロアチアの首都だが人口は80万人ほど。
    決して大きな町ではないが、建物がしっかりしている。
    道路や公園も整備されているし、ショップやレストランも少なくない。

  • 新緑が美しい。<br />札幌の大通り公園のようだ。

    新緑が美しい。
    札幌の大通り公園のようだ。

  • 特に驚いたのがカフェの多さで、有名なウィーンを遥かに凌ぐほど。<br />広場や歩道はもちろん、道路にまで迫り出したカフェが、いったい何件あることか。

    特に驚いたのがカフェの多さで、有名なウィーンを遥かに凌ぐほど。
    広場や歩道はもちろん、道路にまで迫り出したカフェが、いったい何件あることか。

  • どこのカフェもそこそこの人で埋まっている。<br />この国の人は一日の半分をカフェで過ごすのだろうか。

    どこのカフェもそこそこの人で埋まっている。
    この国の人は一日の半分をカフェで過ごすのだろうか。

  • そんな中からランチに選んだのは「Good Food」というサラダ専門カフェ。<br />お客さんの目の前でサラダを作るもので、若い人、特に女性が多かった。<br />サンドイッチを食べたが、ヘルシーで美味しかった。<br />

    そんな中からランチに選んだのは「Good Food」というサラダ専門カフェ。
    お客さんの目の前でサラダを作るもので、若い人、特に女性が多かった。
    サンドイッチを食べたが、ヘルシーで美味しかった。

  • 午後は丘の上の旧市街に行くつもり。<br />有名なイリッツア通りへ出て、西に進む。<br />さすがに市内一の繁華街らしく、有名なショップが並んでいる。

    午後は丘の上の旧市街に行くつもり。
    有名なイリッツア通りへ出て、西に進む。
    さすがに市内一の繁華街らしく、有名なショップが並んでいる。

  • 世界一短いという66mのケーブルカーで丘の上へと思ったら、あいにく故障中!<br />せっかく楽しみに来たのに、ちょっと残念。<br />しかたなく石畳を歩いて登ったが、季節外れの30度という暑さで、クタクタ。<br /><br />

    世界一短いという66mのケーブルカーで丘の上へと思ったら、あいにく故障中!
    せっかく楽しみに来たのに、ちょっと残念。
    しかたなく石畳を歩いて登ったが、季節外れの30度という暑さで、クタクタ。

  • 苦労しただけあって、丘の上からの見晴らし素晴らしい。<br />ケーブルカーに乗らなかった分、感激は大きいかも。

    苦労しただけあって、丘の上からの見晴らし素晴らしい。
    ケーブルカーに乗らなかった分、感激は大きいかも。

  • 眼下の新市内はもちろん、起伏に富んだ旧市内の景観も見事。<br />聖母被昇天大聖堂の大きさは群を抜いている。

    眼下の新市内はもちろん、起伏に富んだ旧市内の景観も見事。
    聖母被昇天大聖堂の大きさは群を抜いている。

  • 暫し眺めを楽しんで、聖マルコ教会へ。<br />カラフルで漫画チックな瓦屋根は独特だ。<br />教会と言うより、お伽の家のよう。<br /><br /><br /><br /><br />

    暫し眺めを楽しんで、聖マルコ教会へ。
    カラフルで漫画チックな瓦屋根は独特だ。
    教会と言うより、お伽の家のよう。




  • 旧市街のぶらぶらし、城壁にある石の門へ。<br />門には大火の際に難を逃れたマリア像が鎮座している。<br />ここをくぐり、谷筋の小道へ進む。

    旧市街のぶらぶらし、城壁にある石の門へ。
    門には大火の際に難を逃れたマリア像が鎮座している。
    ここをくぐり、谷筋の小道へ進む。

  • 壁が歴史を物語っているかのよう。

    壁が歴史を物語っているかのよう。

  • 狭く曲がりくねった路地だが、カフェが多い。<br />落ち着いた雰囲気がカフェにいいのだろう。

    狭く曲がりくねった路地だが、カフェが多い。
    落ち着いた雰囲気がカフェにいいのだろう。

  • 暫く歩くと前が開けてパッと明るくなった。<br />有名なドラツ青果市場だ。<br />

    暫く歩くと前が開けてパッと明るくなった。
    有名なドラツ青果市場だ。

  • 市場を抜けると、聖母被昇天大聖堂が眼前に立ちはだかる。<br />圧倒的な存在感だが、威圧するのではなく優美に立ち上がる。<br />工事中の囲いに外観の絵がプリントしてあるのは、日本にはない発想だ。

    市場を抜けると、聖母被昇天大聖堂が眼前に立ちはだかる。
    圧倒的な存在感だが、威圧するのではなく優美に立ち上がる。
    工事中の囲いに外観の絵がプリントしてあるのは、日本にはない発想だ。

  • 旧市内をずっと散策していてもいいのだが、写真を見て興味を持ったミロゴイ墓地(Mirogoj)へ。<br />大聖堂の前からバスに乗り15分ほど。<br />蔦の絡まる大きな城壁に囲まれ、まるで宮殿のよう。<br />欧州で最も美しい墓地とも言われているらしい。<br />

    旧市内をずっと散策していてもいいのだが、写真を見て興味を持ったミロゴイ墓地(Mirogoj)へ。
    大聖堂の前からバスに乗り15分ほど。
    蔦の絡まる大きな城壁に囲まれ、まるで宮殿のよう。
    欧州で最も美しい墓地とも言われているらしい。

  • 興味深かったのは、美しい回廊の空間。<br />回廊の壁面に数メートルおきに墓碑が刻まれている。<br />マリア像のようなものから、なんだが意味不明な造形まで。<br />普通の墓地もあるのだが、全体が公園のようだった。

    興味深かったのは、美しい回廊の空間。
    回廊の壁面に数メートルおきに墓碑が刻まれている。
    マリア像のようなものから、なんだが意味不明な造形まで。
    普通の墓地もあるのだが、全体が公園のようだった。

  • 石の門を下ったところの、パラソル付で居心地が良さそうなカフェ。<br />冷たいものを飲みながら、行き交う人々を眺めるのは、結構楽しい。<br />モデルかと思う女性、愛くるしい子供達、散歩の犬と飼い主、飽きることはない。<br />

    石の門を下ったところの、パラソル付で居心地が良さそうなカフェ。
    冷たいものを飲みながら、行き交う人々を眺めるのは、結構楽しい。
    モデルかと思う女性、愛くるしい子供達、散歩の犬と飼い主、飽きることはない。

  • 丘を下りイェラチッチ広場に出る。<br />思ったより大きなスクエアだ。<br />さすがに中心地だけあって人も多い。<br />

    丘を下りイェラチッチ広場に出る。
    思ったより大きなスクエアだ。
    さすがに中心地だけあって人も多い。

  • それにつけても兎に角暑い。<br />アイスクリーム屋「ミレニアム」に行く。<br />路上を占領したベンチでジェラートを食べ、一息つく。<br />

    それにつけても兎に角暑い。
    アイスクリーム屋「ミレニアム」に行く。
    路上を占領したベンチでジェラートを食べ、一息つく。

  • 疲れ果て、レストランに行く元気が出ない。<br />昼と同じくサラダバーで軽食を買い、ホテルで食べる。<br />食べてバタンキュー、本日終了。

    疲れ果て、レストランに行く元気が出ない。
    昼と同じくサラダバーで軽食を買い、ホテルで食べる。
    食べてバタンキュー、本日終了。

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  • ももであさん 2012/07/16 10:37:55
    クレムシュニテ
    arcstudioさん

    クレムシュニテが美味しそう♪
    でもそれ以上にビールが旨そう!

    クロアチアを旅したいと思っているので参考になります。

    ももであ

    arcstudio

    arcstudioさん からの返信 2012/07/16 10:55:03
    RE: クレムシュニテ
    ももであ さん


    クレムシュニテは甘すぎず、日本人にもぴったりです。
    ビールもワインも、パラソルの下は何でも美味しいですね。


    arcstudio




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