2012/06/18 - 2012/06/19
18位(同エリア62件中)
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フランスバスクの中心地バイヨンヌ(BAYONNE)
この街に泊まるか、サン=ジャン=ド=リュズに泊まるか迷いましたが、写真で見たニーヴ川沿いの家並みが妙に印象的で、バイヨンヌに泊まることにしました。
バスクというと独立を標榜してテロを繰り返すバスク祖国と自由(ETA)の印象が強く、なんとなく暗く厳めしいイメージがありましたが、近年はその活動も減っているよう。
バイヨンヌはフランスバスクの中心都市でありながら、サン=ジャン=ド=リュズやビアリッツのような華やかな観光地と比べて、地味な印象を持っていましたが、この街に来てその思い込みは覆されました。サン=ジャン=ド=リュズ以上に色彩豊かでかつバスクの誇り高さを感じられる美しい街並み。観光地過ぎないため反って落ち着いて買い物や食事ができる環境。いい意味で裏切られました。ここはフランスバスクの街でももっと知られていいしもっと評価されていい街なんじゃないでしょうか。とはいえ名物の生ハムもチョコレートも口にすることなくここを去ったので、もっと長くいたらさらにこの街が大好きになっていたかもしれません。短時間でも十分好きな街になりましたけども。。。
6/16 《成田》〜(CDG)〜《トゥールーズ》 トゥールーズ泊
6/17 《コンク》〜《コルド=シュル=シエル》〜(アルビ) トゥールーズ泊
6/18 《サン=ジャン=ド=リュズ》〜《バイヨンヌ》 バイヨンヌ泊
6/19 《オンダリビア》〜《サンセバスチャン》 サンセバスチャン泊
6/20 《マドリード》〜《チンチョン》 マドリード泊
6/21 《マドリード》〜《クエンカ》 クエンカ泊
6/22 《クエンカ》〜(バレンシア)〜《バルセロナ》 バルセロナ泊
6/23 《バルセロナ》 バルセロナ泊
6/24 《バルセロナ》〜(ローマフィミチーノ)〜
6/25 《成田》
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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予定よりも早くサン=ジャン=ド=リュズ観光を終え、19:12にバイヨンヌに戻ってきました。日はまだ高いので、ホテルにお土産をおいてからバイヨンヌ散策。旧市街に行くにはアドゥール川にかかる大きな橋を渡ります。川は橋の下でいくつも渦が巻いていました。海に流れ込もうとする川の水と、海から流れ込んでくる引き潮がぶつかる場所なのでしょうか。
橋を渡りきったところの、プチ・バイヨンヌ側のブールニャフ通り。バスク特融の赤と緑の旗が閃いています。 -
サン=ジャン=ド=リュズにもありましたが、観光客を意識したそれとはまた違って、ここがフランスでもスペインでもない、バスクであることを強く主張しているようにも思えます。
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ここにもバスクの象徴ラウブル。バスク十字と言われ、火・大地・水・空気の4元素を表していると言われてるようですが定かではないようです。
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サンティアゴ・デコンポステーラの巡礼路の一部として、世界遺産にも登録されているサント・マリー大聖堂の塔が見えます。
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手前がグラン・バイヨンヌ側にあるマルシェ。
あいかわらず天気は曇ってますが、町の雰囲気にはあっているような。。 -
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イチオシ
窓・窓・窓だらけ
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リュズの白と赤の世界とは違って、壁や窓枠はバラバラなのに不思議な統一感。
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イチオシ
思い描くバスクのイメージです。
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よく見ると建物それぞれはけっこう歪んでいて、支えあっているよいうよりは自己主張しあっているような。。
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でもなんだか迫力があります。
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川を挟んで両サイド競い合うようにカラフル。
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こんな優しげな色もあったり
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古めかしいものもあったり
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バスク州旗をかかげてるところもあります。
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プチ・バイヨンヌ側
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イチオシ
こちらはさらに色使いがカラフル
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同じ建物でも階によってグラデーションしてたり。
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左から2番目の二階(日本の三階)がミントグリーンの窓枠が私の好みです。
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街の中程に入っていくとさらに色彩が豊かになります。
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絵具箱の中を覗いているよう。。
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サント・マリー大聖堂はさすがに20:00近くでは閉まっています。
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この大聖堂の周りもまた・・・
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いろんな色に出会えてなんかワクワクします。
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イチオシ
気づくとなんと奥の真ん中の建物の1階がArtiga。
月曜日だからか、この時間だからかCLOSEしてます。
OPENは9:30。この通り沿いにあるTRADITIONというお店も9:30。どちらもリュズで見たより、いいリネンがそろっていそう・・・。
明日は早めにここを発ってサン・セバスチャンに行く予定でしたが、予定の変更が頭をよぎります。 -
明日のことを考える前に、とりあえずランチを逃したのでお腹がぺっこぺこです。
リュズではお店に入れませんでしたが、グラン・バイヨンヌの川沿いにあるItsaski(イッサスキ)というレストランがちょうど雑誌に載っていたところで、しかも一人でも入れそう!
ショートカットの浅黒い感じの良い店員さんに声をかけ、テラス席に座らせてもらいます。
バスクリネン柄のナプキンがかわいい。 -
白ワインのグラスとガンバ(海老)のペンネ。この茎っぽい香りのする白ワインが美味しい。ワインはまったく詳しくありませんが、ソービニョン・ブランだったのかなぁ。
そしてこのガンバ。プリップリでジューシ―かつスパイシーで香ばしくて本当に美味しいのです!
こんな美味しい海老は始めてかも!!さすがにペンネの量が見た目以上に多くて食べきれませんでしたが、大満足の一人の食卓でした。。計17.5ユーロです。 -
アドゥール川を渡ってホテルへ(一番左)。
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ここCote Basqueは駅前で本当に便利。部屋もシンプルでかわいらしくベッドの寝心地も良いです。支払いはチェックイン時。鍵はカード式で22:00には建物の入り口が閉まるのでカードにかいてある暗証番号で建物のドアが開くようです。部屋の鍵は閉めるときはオートロックのはずなんですが・・・閉まりが悪く何度も開いてしまいます。実際出かけてる間鍵かかってなかったのかも。朝食が8ユーロ取られるのですが、かなり質素でパンとジャムと1種類のチーズ。あとはオレンジジュースとコーヒーのみ。ハムもヨーグルトもありません。朝食込み計73.7ユーロ。フロントは親切です。
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お腹いっぱいなんですが、メゾンアダムで買ったマカロン(左)とパリエスで買ったサクランボのコンフィチュール入りガトーバスクを食べなくては・・・・。
ガトーバスクはまぁ甘すぎず美味しい。でもすっごく美味しいかと言われると?お腹いっぱいの上スイーツ音痴の私にはよくわかりません。マカロンの原型なるものはねっとりした食感でけっこう甘い。でもなんとなくやみつきになりそうな味でした。 -
6/19(火)
結局前の日の晩に、翌日の出発を遅らせてでもArtigaに寄ることに決めました。
この後サンセバスチャンとオンダリビアに行く予定ですが、それほど広い街でもないし日は長いので、少しくらい出発を遅らせても大丈夫でしょう。
昨晩はバイヨンヌは雨が降り雷も光っていましたが、今朝も朝からけっこう激しく降っています。今日は一日雨かな。でも空がなんとなく明るいのでかすかに期待してました。
ホテルはチェックアウトせずにAM9:00前に出発し、雨の中グラン・バイヨンヌに向かいます。店のOPENまでまだ30分はあるので、雨を避けるためサント・マリー大聖堂の中へ。 -
大聖堂に入った途端にパイプオルガンの音が響き渡ります。ステレオではなくて本当に弾いていました。
朝の人気のない大聖堂に、それは荘厳な音色を響かせます。 -
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後ろの絵がよく見るとワイルド。
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イチオシ
とても優しそうな顔をした像がありました。
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私にしては珍しく30分以上いたでしょうか。
大聖堂を出ると、なんとあんなに激しく降っていた雨が止んでいました。 -
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教会の周りを歩いてみると、中庭の回廊が見えるところがありました。
教会の中から回廊にいけたのかな。
気づきませんでした。 -
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大聖堂の脇にあったこのお土産屋Atmosphere Basque(アトモスフェールバスク)はとてもセンスのいいお土産がいっぱい。値段もリュズより安い・・・。
バスクリネンも(昨日はいいと思わなかったEuskal Lingeのものでしたが、ところ変われば・・・ですね)ですが、ラウブルマーク入りの陶器類がとっても素敵なのです。他のお土産屋によくある柄とはまた違って、シックでお洒落。でもこの先旅はまだまだ続くので、壊してしまう危険もあって諦めました。これは日本の雑貨屋にあっても人気が出ると思うなぁ。
ここでは赤と白の伝統的な7本ライン柄バスクリネンの中サイズテーブルクロス(7.5ユーロ)とラウブルのピンバッチ(4ユーロ)を購入。 -
そしてOPENしていたアルティガではカラフルなラインの入った大きめのランチョンマット(9ユーロ)を購入。アルティガはやっぱり専門店の中では一番私の好みのお店でした。どれもこれも欲しくなってしまうのですが、安いものではないので。。
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この看板はよく見た気がします。ベレー帽屋さんだったのかな。。
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晴れ間もでてきたので最後にもう一度可愛い街並みをパシャリ。まぁ写真だと晴れてるのか曇ってるのかよくわかりませんね。
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昨日のリュズと本日のバイヨンヌで購入したバスクグッズのお土産です。
気づくと10:30になっていたので、急いでホテルに戻り荷物をまとめてチェックアウト。 -
窓口で11:15のアンダイエ行き切符を購入。7.1ユーロ。SNCFはここまで驚くほど時間に正確です。来る前はストを心配していましたがまったく問題ありませんでした。友人が言ってたのですがやっぱり総選挙が影響していたのかもしれません。
すっかり明るくなって、ラ・リューヌ山の頂上にかかっていた雲もとれました。海も昨日より青く見えます。 -
11:52アンダイエ着。SNCFの駅を出ると右斜め前方にEusko Trenの駅舎がありました。券売機が並んでいますが、間違って買うのもなんなので、一つだけある窓口で切符を購入。既に来ていた12:03の電車に滑り込みセーフ。サン・セバスチャンまで2.75ユーロ(確か)。電車は30分おきにあるようでした。
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国境を超える瞬間を見逃しました。
40〜45分くらいでサン・セバスチャン到着。San Sebastianバスク名Donostiaですが駅名はAmara。ややこしい。 -
駅前です。
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駅前の通りの街路樹が黒い。こんな木初めて見ました。
ここに来てまた天気もどんよりしてきたし、高くて古くていかつい建物が多いし、街路樹は黒いので、この時のサンセバスチャンには暗い印象を受けました。
この後宿泊するペンションにチェックインし、もう一度国境に近いオンダリビアまで戻ります。
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