マラムレシュ地方・ブコビナ地方周遊とトランシルヴァニア地方へ再び　２日目その４

2011/10/01 - 2011/10/06

夏のトランシルヴァニア地方周遊の旅が思っていた以上に楽しく、すぐにマラムレシュ地方・ブコビナ地方周遊の旅に出ることにしました。

２日目④は、今回の旅で１番楽しみにしていたSapanta（サプンツァ）の『陽気なお墓』です。

Sapanta（サプンツァ）にある『陽気なお墓』は、1935年に村人イオン・スタン・パトラシュ氏が、故人の生前の職業や生活を、ユーモラスな彫刻として墓標に施し、彩色したことが始まりで、現在は弟子のドゥミトル・ポップ・ティンクさんが引き継いでいます。

エリア その他の都市(ルーマニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

Sapanta（サプンツァ）へ

陽気なお墓の門（左）

陽気なお墓の門（右）

チケット売り場の看板

チケット売り場のおじさん

『陽気なお墓』のチケット売り場
入場料：４レイ
撮影料：５レイ

ある雑誌でこのお墓の写真を見てからずっと、ここ『陽気なお墓』に来てみたいと思っていました。
やっと本物に出逢えたけど、逆光でうまく撮れず・・・＞＜

たばこやお酒が好きで、飲みすぎで亡くなったか自殺した男性のお墓。

料理好きの80歳で亡くなった女性のお墓

糸紡ぎをしていた女性のお墓

Dr. Tite
ブダペストでも医師として働いていた66歳で亡くなった男性。大臣をしていたこともある。

左：子孫が多かった82歳で亡くなった農家の男性。
右：頭を撃たれ、首を切られて亡くなった羊飼いの男性。

勤勉だった94歳で亡くなった男性のお墓

交通事故で亡くなった女の子のお墓

共産党員のお墓

交通事故で亡くなった女の子のお墓

飲むのが好きだった父子のお墓
父親は、戦争で亡くなった。

左：踊りが好きなダンサーの男性のお墓
右：ダンサーの妻のお墓

ダンサーだった男性のお墓

ダンサーの奥さんのお墓

機織りをしていた女性のお墓

87歳で亡くなった粉屋だった男性のお墓

交通事故で亡くなった男性のお墓

左：落雷で亡くなった男性のお墓
右：農場で働いていた女性のお墓

牧場で、雷に打たれて亡くなった青年のお墓。

社長だった男性。
自分を犠牲にして働き過ぎたので、生まれ変わったら自分を大切にしたいと言っていた。

生まれてすぐ亡くなった男の子のお墓

採掘の仕事をしていた男性のお墓。
岩が爆発して体に当たって亡くなった。

交通事故で亡くなった男性のお墓

３人の息子を育てるためにがんばった母親のお墓

チーズ作りを、若い女性たちに教えた女性のお墓

お酒と女性が好きなプライドの高い男性のお墓。
バイオリンを弾くことも好きだった。
双頭の黒い鳥のついたお墓は、悪いことをした人のお墓。

獣医だった男性のお墓

機織りをしていた女性のお墓

左：郵便配達の男性のお墓
右：ゴミ収集の仕事をしていた男性のお墓

郵便配達の男性のお墓

ゴミ収集の仕事をしていた男性のお墓

教師だった女性のお墓

採掘の仕事をしていた男性のお墓

エンジニアだった男性のお墓

羊飼いだった男性のお墓

73歳で亡くなった軍人のお墓

車好きだった男性のお墓

お墓を修復する仕事をしていた男性のお墓

パリの地下鉄で亡くなった16歳の少年のお墓

馬飼いの男性のお墓

きこりだった男性のお墓

牧場で働いていた女性のお墓

交通事故で亡くなった女性のお墓

交通事故で亡くなった男性のお墓

羊飼いだった男性のお墓

狩人だった男性のお墓

大工だった男性のお墓

ブラショフの山で、電車にひかれて亡くなった男性のお墓

Tisza川を泳いで渡ろうとした時に、撃たれて亡くなった男性のお墓。

『陽気なお墓』の創始者であるイオン・スタン・パトラシュさんのお墓

イオン・スタン・パトラシュさんのお墓

イオン・スタン・パトラシュさんのお墓

イオン・スタン・パトラシュさんのお墓

『陽気なお墓』の方おすすめのお墓『姑の墓』
このお墓の詩は、ウィットに富んでいて人気があるとか。

もしお義母さんが３日長く生きていたら、僕がここに眠っていただろう。
どうか彼女の眠りをじゃましないでください。
もしお義母さんが戻ってきたら、また小言を延々と言われるので。
わたしを静かに暮らさせてください。

というような詩が書かれているそうです。

交通事故で亡くなった女の子のお墓

川でおぼれた男性のお墓

機織りをしていた女性のお墓が、たくさんありました。

『陽気なお墓』の門

『陽気なお墓』の前にあるお土産物屋さん

『陽気なお墓』の前にあるお土産物屋さん

『陽気なお墓』の前にあるお土産物屋さんで売っていた『陽気なお墓』のミニチュア

次は、『陽気なお墓』のアトリエに向かいます。

左は泊まったペンションで買ったSapanta（サプンツァ）の本、右は『陽気なお墓』のチケット売り場で買ったSapanta（サプンツァ）本。

この旅行記へのコメント （4）

• mykonosさん 2012/07/31 22:40:40

  私もそんなお墓に入ってみたいです

  *JY*さん、こんばんわ。
  ルーマニアって、ヨーロッパの行ってない国の中では一番行きたいとずーっと思ってる国なんですが、そのなかでも5つの修道院やマラムレシュ地方は本当に行ってみたいところなので楽しく見させていただいてます。
  「陽気な墓」って本当に陽気なんですね。しかもけっこう悲惨な死因までコミカルな絵に変えてしまうという・・・。こんなお墓に入れたらみんな未練も残さず成仏できそうですね(笑）日本のお墓ももっとなんとかならないものでしょうか。。

  *JY*さん からの返信 2012/08/06 07:51:55

  RE: 私もそんなお墓に入ってみたいです

  mykonosさん　こんばんは。
  
  ルーマニア、なぜか心惹かれてしまいます。
  昨夏から秋、そして先週とかなりルーマニアを巡りました。
  マラムレシュ地方、おすすめです。
  日本からだと、本当に癒されると思います。
  
  そして『陽気なお墓』本当にいいですよ〜。
  お墓がおすすめってなんだかへんな感じではありますが。
  こんなお墓に入れたら、天国でも幸せに暮らせそうですよね。　*JY*
  
  > *JY*さん、こんばんわ。
  > ルーマニアって、ヨーロッパの行ってない国の中では一番行きたいとずーっと思ってる国なんですが、そのなかでも5つの修道院やマラムレシュ地方は本当に行ってみたいところなので楽しく見させていただいてます。
  > 「陽気な墓」って本当に陽気なんですね。しかもけっこう悲惨な死因までコミカルな絵に変えてしまうという・・・。こんなお墓に入れたらみんな未練も残さず成仏できそうですね(笑）日本のお墓ももっとなんとかならないものでしょうか。。

• こあひるさん 2012/06/30 20:23:17

  陽気なお墓、おもしろすぎ・・・

  *JY*さん、こんばんは。
  
  いやいや〜、陽気なお墓、こんなの初めて見ました、面白すぎ（って言っちゃ、死者に失礼ですね）・・。
  
  無くなった原因をそのまんま絵にしているなんて、日本じゃたぶん大ヒンシュクかっちゃいそうですね・・。
  
  絵の下の文字の部分に、その人の人生が書かれているのですか？
  
  *JY*さんが、一度行ってみたいと思っていた気持ちがよくわかります。こんなカラフルで楽しいお墓、私も見てみたくなりました。
  
  こあひる

  *JY*さん からの返信 2012/07/11 04:32:45

  RE: 陽気なお墓、おもしろすぎ・・・

  こあひるさん　こんばんは。
  
  雑誌や４トラで見てから、絶対に行ってみたいと思ってしまったお墓です。
  お墓に行ってみたいなんて、なんだかですが・・・（笑）
  このお墓は、本当にユーモアがあって素敵なお墓だと思いました。
  
  絵の下の部分は、その人の人生を詩で表しています。
  なので、村の人のことをよく知っていないと作れないんです。
  小さな村だからこそ実現できたと聞きました。
  こあひるさんも、機会があったらぜひ行ってみてください！　*JY*
  
  > *JY*さん、こんばんは。
  >
  > いやいや〜、陽気なお墓、こんなの初めて見ました、面白すぎ（って言っちゃ、死者に失礼ですね）・・。
  >
  > 無くなった原因をそのまんま絵にしているなんて、日本じゃたぶん大ヒンシュクかっちゃいそうですね・・。
  >
  > 絵の下の文字の部分に、その人の人生が書かれているのですか？
  >
  > *JY*さんが、一度行ってみたいと思っていた気持ちがよくわかります。こんなカラフルで楽しいお墓、私も見てみたくなりました。
  >
  > こあひる