2012/05/05 - 2012/05/06
935位(同エリア1180件中)
ナオさん
彦根は、井伊家35万石の城下町。落ち着いたとてもいい街です。 私は今までに何度か彦根を訪れていますが、今回も関ヶ原散策*(旅行記名:史跡めぐり 「関ヶ原」ミニ散歩:http://4travel.jp/traveler/nnkojima/album/10678619/)や、泉神社の名水*(旅行記名:名水を訪ねて 「泉神社の御神水」http://4travel.jp/traveler/nnkojima/album/10679802/)を訪ねた帰りにまたやって来ました。
芹川の畔に宿を取り、夕方と朝に、彦根の街中を散歩しました。観光客が多く訪れる彦根城からは、少し外れた所にも素敵なところがいっぱいあります。
今回私が歩いたのは、芹川に架かる芹橋界隈から、彦根城のお堀に架かる京橋界隈までの区間です。
彦根八景のケヤキ並木や善利組足軽組屋敷、明性寺などは今回初めて訪れた場所ですが、とても素敵で、お薦めしたいところです。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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井伊家35万石の城下町彦根は、歴史のある落ち着いたいい街です。私は彦根が好きなので、以前から何度か訪れていますが、今回も関ヶ原や泉神社の帰りに立ち寄りました。
芹川の畔に宿を取り、夕方と朝に、彦根の街をそぞろ歩きしました。
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これは芹川に架かる「芹橋」です。今は芹川には何本もの橋が架けられていますが、江戸の昔には、「芹橋」のみが唯一芹川に架かる橋でした。彦根城築城直後に架けられた「芹橋」は、将軍上洛の道であり、朝鮮外交の道でもあり、多くの人々が行き来する道でした。
そして、橋のたもとの町は橋本町と呼ばれて、市が立つ町人の町だったそうです。この辺り、今は「リバーサイド橋本通り」と言います。 -
「リバーサイド橋本通り」で見かけた道標石です。彦根の街にはこのような史跡の案内標識がたくさんあります。大きな道標石なのですが、また不思議と街通りに調和し、似合っています。
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「リバーサイド橋本通り」を彦根駅方向に歩いて行くと、交差点で「はなしょうぶ通り」の道標と町並みが見えました。ちょっと行ってみます。
この「花しょうぶ通り」は、戦国をテーマに街づくりに取り組んでいるのだとか。いしだみつにゃん、しまさこにゃんを生み出したなかなかユニークな商店街のようです。 -
ここは「はなしょうぶ商店街」で見つけました。
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ここは「はなしょうぶ商店街」の一角です。「はなしょうぶ商店街」は、伝統技術の職人から若者まで店を構え、戦国時代から現代までの魅力がぎゅっと詰まった街なのだそうです。
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「リバーサイド橋本通り」と、「はなしょうぶ通り」との交差点まで戻ってきました。
角に文化庁の登録有形文化財で、彦根市の景観重要建造物の建物を見つけました。 -
これが、文化庁の登録有形文化財で、彦根市の景観重要建造物に指定されている滋賀中央信用金庫銀座支店の建物です。
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ここからは彦根の「銀座商店街」を歩きます。
見えているのは覗くだけでも面白い古布・着物・人形・民具の店「松居」です。ETが着物を着ていたりして楽しいです。私は、ここでトンボ玉に似たガラス玉を10個買いました。 -
やって来たのは、「四番町スクエア」です。謳い文句は、「ご城下彦根の新名所 大正ロマンあふれるまち」です。彦根の台所と呼ばれた市場商店街がノスタルジックな癒しの都市空間として生まれ変わった街です。
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「四番町スクエア」は、大正ロマンをイメージして設計された「水と音と祈りの街!」だとか。どこか懐かしく親しみやすいのが特徴だそうです。
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「音で癒される 脳に優しいハイパーソニックサウンドの流れる街」だそうです。
この日も、ひこね食賓館「四番町ダイニング」前では、無料のライブが行われていました。 -
「四番町スクエア」のひこね食賓館「四番町ダイニング」前です。買い物客も、観光客も、お店の人もゆったりと落ち着いて音楽を聴くこの雰囲気、いいですねぇ。
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ここは「俳遊館」です。大正時代(大正13年建設)の信用金庫を利用したレトロな施設で、彦根にゆかりのある俳句をはじめ、歴史的資料が展示されています。また、ここには投句箱が設けられており、洒落たみちくさ処となっています。旅の想い出に、一句どうぞ!
ここには、観光案内のガイドの人も常駐されています。火曜日は定休日です。 -
「夢京橋キャッスルロード」に出てきました。
この道を北西に辿れば琵琶湖に出ます。
私達は今回は、琵琶湖へは行かず、「夢京橋キャッスルロード」をうろうろし、京橋を渡って、彦根城の天守閣がチラッと見える所までだけ行きます。 -
「夢京橋キャッスルロード」の辺りは、夕方と朝と二度散策しましたが、写真は時間に関係なく並べています。
「両替商」と書かれた看板が上がっているのは、「関西アーバン銀行彦根支店」です。 -
イチオシ
散策するのに気持ちのいい「夢京橋キャッスルロード」です。時間帯によっては、観光客で溢れかえるところです。
「夢京橋キャッスルロード」は、歴史的景観を大切に、城下町の趣を現代によみがえらせた町並みです。 -
歩道のタイルもなかなかお洒落です。
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ここも「夢京橋キャッスルロード」の一角です。白壁と黒格子の建物が街に調和して、落ち着いた雰囲気をかもし出しています。
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ここも「夢京橋キャッスルロード」の一角です。お食事処、和菓子店、土産物店などが並んでいます。中には、観光客の行列の出来る人気店もあります。
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「夢京橋キャッスルロード」からの道は、京橋を通って彦根城へと続きます。京橋界隈には多くの観光客が溢れ、車や人力車も見えています。
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「夢京橋キャッスルロード」から彦根城へと向います。今、京橋です。見えているのは彦根城の中堀です。これは京橋の上から撮った風景です。
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イチオシ
彦根城の中堀と石垣です。
回りこんで、石垣の上に上ってみます。この石垣の上から眺めると、次の写真のような光景が見えます。 -
イチオシ
これが、石垣の上から眺めた京橋界隈と彦根城の中掘です。
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すぐ下に見えているのは、旧西郷屋敷長屋門です。ここは外観のみ公開されています。
その向こうに小さく彦根城天守閣も見えています。 -
彦根城は井伊家35万石のお城です。姫路城、松本城、犬山城とともに国宝に指定されています。
彦根城は2度行っているので、今回はここまでにして、引き返します。 -
彦根では、このようなひこにゃん仕立ての楽しい自転車タクシーが走っています。二十分千円で貸切って、城下町めぐりをすることもできます。
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ここは「夢京橋キャッスルロード」に面して建つ浄土宗 宗安寺です。宗安寺は、江戸時代には朝鮮通信使の宿泊所となったお寺です。この黒門は、その時のご馳走搬入口の勝手口に使われたと伝えられているそうです。
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井伊家の家紋の入った赤旗が翻る宗安寺の山門です。この門は石田三成の佐和山城の表門だったと伝えられています。
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宗安寺を山門を額のように使って撮った写真です。
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藩政時代の町名が記された道標で、上魚屋町、職人町となっています。
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ここは近江の国の江州六大坊の一つ、金光山 明性寺です。明性寺は浄土真宗本願寺派で、井伊家歴代の藩主の位牌が安置されている由緒あるお寺です。
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明性寺です。歴史と風格の漂うお寺です。
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続いてやって来たのは、善利組足軽組屋敷が建ち並ぶ一帯です。
見えているのは、彦根市指定文化財の旧彦根藩足軽組屋敷中居家住宅です。 -
この辺り、善利組足軽組屋敷が建ち並んでいたようです。
左手に見えているのが、彦根市指定文化財の旧彦根藩足軽組屋敷林家住宅です。 -
見えているのは、左手、善利組足軽倶楽部と、右手、彦根市指定文化財の旧彦根藩足軽組屋敷太田家住宅です。
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善利組足軽組屋敷が建ち並ぶ一帯を歩き回ります。たいがいの家が、今でも住まわれて使われていることに、ちょっぴり驚きを感じます。
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この一角に城下への人の出入りを監視した辻番所が残っていますが、私達が行った時はちょうど修繕中でした。
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芹川の土手に上がって来ました。ここには彦根八景に数えられるケヤキ並木があります。
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堤防に沿って続くケヤキ並木の木々はどれもかなりな巨木です。それもそのはず、彦根城築城の際に、防護堤用に植えられたものだそうで、樹齢は400年になるのだそうです。
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芹川の南側には遊歩道が整備され、桜も植えられ、四季を通じて楽しめるようになっています。
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イチオシ
これはヒノキ並木の中でも特に立派で、「大老の樹」と名前の付いた檜です。井伊直弼公の樹?でしょうか。
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これは「赤鬼の樹」だそうです。彦根藩の初代藩主井伊直政公は、彦根の街の基礎を築いた人物ですが、赤で統一された武具を着けて戦場で戦ったことから、「井伊の赤鬼」と恐れられていたといいます。この樹はきっと、井伊直政公をしたって名付けられた樹なのでしょうね。
ケヤキ並木、散策にはもってこいの散歩道でした。 -
この石碑には、芹川十句が彫られています。
彦根のそぞろ歩きは、大満足です。 -
芹川畔に建つビジネスホテル芹川にやって来ました。今夜の私達の宿です。ビジネスホテル芹川は、「彦根で一番安いホテル」が謳い文句です。
最近の私は、ネットで安いいい宿を探すことに喜びを見つけてしまい、そんな中で見つけた宿です。ここは人が温かかったです。 -
これは、ビジネスホテル芹川で私達が泊まったツインルームです。展望がない分お得料金になっている部屋です。
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ビジネスホテル芹川での夕食です。カツオのたたきが山盛りです。
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ビジネスホテル芹川での朝食です。朝は和食と洋食が選べます。これは和食の方です。
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ビジネスホテル芹川の朝食です。こちらは洋食です。
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この旅行で行ったホテル
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ビジネスホテル芹川
3.22
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