2012/05/01 - 2012/05/01
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でいめくと さん
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カッパドキア、ネヴィシェヒル空港から一飛び。
快晴のイスタンブールに戻ってきました。
もう長い間、来たくて来たくて、その思いを募らせた場所、イスタンブール。
又の名を、いにしえのビザンティン帝国の都、コンスタンティノープル。
歴史ある街、建物にじっくりと触れてみたい。
世界史好きにはたまりません。
まずは到着の初日。
旧市街中心地の主だった場所に、興奮気味に出かけてきました。
春のイスタンブール、カッパドキアその04~イスタンブール2日目/トプカプ宮殿、軍事博物館、乙女の塔
http://4travel.jp/traveler/-196-196-196-196/album/10682491/
春のイスタンブール、カッパドキアその05~イスタンブール3日目/カーリエ博物館、グランドバザール、考古学博物館
http://4travel.jp/traveler/-196-196-196-196/album/10683771/
春のイスタンブール、カッパドキアその06~イスタンブール4日目/ドルマバフチェ宮殿、ブルーモスクふたたび
http://4travel.jp/traveler/-196-196-196-196/album/10684063/
- 旅行の満足度
- 5.0
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アタチュルク空港からメトロに乗って、乗り換え駅ゼイティンヌブルヌへ。
ここでカバタシュ行きのトラムヴァイに乗ります。 -
30分位でスルタンアフメット駅に到着。
いよいよやって来たぞ〜、イスタンブール! -
ホテルは駅の近くのノマド。
ほんとに駅に近くて便利。
1階はお肉屋さん、ホテルの入口は右側の通路側にあります。
正午過ぎチェックイン。 -
早速屋上のテラスに出てみた。
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わあー、ブルーモスクがこんなに近く!
これはいい!! -
まずは一番行きたかったアヤソフィヤに向かいます。
トラムヴァイの線路を渡った場所から既にチラリと見えています。 -
既に感激、テンション上がりまくり。
ネットによると、「アヤソフィアは東ローマ帝国時代に正統派キリスト教の大聖堂として建設され、帝国第一の格式を誇る教会、コンスタンティノポリス総主教座の所在地であった。東西教会の分裂以後は、正教会の総本山となる。」とのこと。 -
と、その前にドイツの泉を発見。ヴィルヘルム2世が寄贈し1895年に完成したもの。
世界史の教科書を紐解くと、第一次大戦前にドイツがベルリン・ビザンチィウム・バグダードを結ぶ鉄道敷設権を獲得。ゲルマン勢力南下の大幹線にしようとした3B政策の要地となるのがビザンティウム。
寄贈はその流れの中でのことだろう。
第一次大戦の敗戦でトルコはバルカン半島の大半、シリア、メソポタミア、パレスチナ、エジプト、キプロス、ロードス島等国土の過半を失った。
ある意味この泉はオスマン・トルコ帝国衰退の象徴。 -
再び世界史の時計の針をビザンチィン帝国時代に戻します。
アヤソフィアはローマ帝国皇帝ユスティニアヌスの命により537年に完成。
なんと法隆寺より70年前のこと。
この壮大な建築を建てた当時技術に驚かされる。 -
振り返ると南西側には向き合う形で立つブルーモスク。
こちらは1616年完成。 -
写真でよく見るこの南西側からの外観が正面だとずっと思っていたけど、この後中に入ってわかりました。
建物の左側が正面でした。 -
ブルーモスクも後で行ってみよう。
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アヤソフィア前には入場待ちの観光客で大行列。
おなかが空いたので屋台でスィミット(ゴマ付パン)を買って食べながら、約30分並んで、やっと入場。25TL。 -
まずは皇帝の門から入って、奥の空間の広さに度胆を抜かれます。
すぐに中に入るのは惜しい気がして、ここでしばらくこの景色を見続けました。 -
入口近くの最初のモザイク「祝福を与えるイエス」。
中央にイエス、左下にひざまずくのは9世紀のこのモザイクを献上したとされる皇帝レオン6世(諸説あるらしい)。
左右の円にはマリア(左)と大天使ガブリエル(右)。 -
それでは大ドームの方に、ゆっくりと進みましょう。
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名前は博物館ですがキリスト教徒にとってはここは紛れもなく荘厳で神聖な教会です。
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大ドームは直径33m、高さ56m。
調べたら、高さは東京ドームとほぼ同じだった。すごい。
ローマのサンピエトロ、ミラノのドゥオモ、ロンドンのセントポールに次いで、世界で4番目の大きさ。 -
後陣にすぐに近づくのはもったいない。
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大ドーム中央の一際大きな照明
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後陣の聖母子のモザイクが見えてきた。
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幼いイエスを膝に抱くマリア。本当に穏やかな表情をしている。
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マリアの右側に見える大天使ガブリエル
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数回にわたる大地震でドームなど、あちこちが部分的に破壊されたらしい。
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後陣正面のステンドグラス
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1、2階の柱は大理石でできています。
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何度見ても迫力に圧倒されます。
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このモザイクを帰りがけに忘れないように。。。
忘れそうで気になって仕方なかったので、先に「聖母子に献上する皇帝」のモザイクを見学。
コンスタンティノープルの街を献上するコンスタンティヌス大帝(右)とアヤソフィアを献上するユスティニアヌス。
ローマ人の物語にも掲載されていた有名なモザイクです。
これがあの大帝?
全然似てないし。 -
それではどうぞお二階へ。
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空間の広がりは二階からのほうが実感できます。
やはり凄すぎる建造物です。 -
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二階正面から見る大ドームの全景。
浮遊しているかのようならんぷ達。
奥にミフラーブが黄色く光る。 -
二階南西側に回り込み振り返った場所にあるのが、かの有名なディーシス。
中央にイエス、左にマリア、右には洗礼者ヨハネ。 -
ビザンティン美術の最高傑作とされるイエスの表情。
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ディーシスはこんな場所にあります。
小さな復元図が展示されていました。 -
ふと見ると皆窓の外を眺めている。
真似して外を見ると遠くにブルーモスクの屋根が見えた。 -
これは「聖母子と皇帝家族」のモザイク。
左には金貨入り袋を献上する皇帝ヨアンネス2世、右には寄進目録を差し出す皇后イレーネ。
更に右に息子のアレクシス。
こう言ってはなんですが、ディーシスとは表情の描き方などの差が歴然としています。 -
「キリストと女帝ゾエ夫妻」。
金貨の袋を持つコンスタンティヌス9世と寄進目録を持つ皇后ゾエ。
イエスの目線は女帝を追っている。 -
丸いドームはヴェネチアのサン・マルコ寺院ではクーポラと呼ばれていたが、ここでは違うようです。
ロードス島の軽石で造られているそうです。 -
かつてのギリシャ正教の大本山の場所に据えられた円盤。
唯一神アッラーと書かれているのだそうだ。
適切ではないかもしれないが、日本に例えると伊勢神宮の鳥居の横に掲げられているようなものかも。 -
らんぷがかわいい感じ。理科の実験器具みたい。
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ミンバル(説教壇)が見えます。
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このらんぷ達がお気に入り。
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よく見たら天井にもアラビア語が書かれていた。
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キリスト教の教会であった時代には壁面は黄金のモザイクで埋められていた。
光輝く中にマリアとイエス。 -
奥は皇帝の門の方向。あちら側の天井はかなり傷んだままでした。
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名残惜しくもアヤソフィアはここまで。圧巻の世界遺産でした。
まるまる2時間の見学は大満足の時間でした。 -
外は相変わらずいい天気。
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外に出るとトルコの桜?が満開。
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そんな大きな国旗は売れるの?
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時刻は午後3時。次に向かうのは地下宮殿。
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入口が分かりづらいとの事前情報。
横に縞々模様の建物と覚えていたら、、、ありました!
10分ほど並んで入場。 -
入ると急にひんやりしてきた。
ユスティニアヌス帝のころから造られたと言われる地下の大貯水池。 -
地下だからこそ風化せず、これだけ見事な列柱が残っていたんだろう。
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孔雀の羽模様がモチーフとされる「涙目の円柱」
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床はつるつるして滑りやすい。
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そして一番奥にあるのがご存じメデューサの首。
いっそう暗い場所なので皆さん撮影にひと苦労。 -
こっちはこの状況でちょっと笑っている。
このあと翌々日に国立考古学博物館の庭で同じような彫像を見かけたが誰にも見向きもされていませんでした。。。 -
外に出て、地下宮殿の上はどうなっているのか?を探ってみたら、こんな空地になっていた。
そりゃこの上に建物を建てるのはちょっと勇気がいる。 -
そしてこれがアヤソフィアの正面ファサード。
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大ドームの屋根の上には本来は当然十字架があったのだろう。
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スィミット売りのおじさん
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午後4時、ロング缶のビールを2本買って、ホテル・ノマドで休憩することにしました。
イスラム教の国でも普通に売店でビールが買えるのは、うれしいです。 -
109号室はシンプルな部屋でした。
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休憩の後ホテルを出発。ホテルから10mも歩けば、この景色。
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トラムヴァイに乗ってスルタン・アメフット駅から三つ目。
エミノニュ駅で下車。
いきなり目の前にボスフォラス海峡!!
これはどこに行くボートだろう。結構満員。 -
そしてガラタ塔!見たかった風景が目の前に!
もう大感激です。 -
右奥が海峡の方角。
両岸に山が迫るボスフォラス海峡に入ったとたん、北風も南風も強さを増す。
そして黒海の方が水位が高いため潮位は常にマルモラ海に向かって南下する。
ボスフォラス海峡の航行には高度が技術が必要なのだそうだ。 -
午後4時30分、振り返ってみるとイエニ・ジャーミィ。
小振りながらも、美しい建物です。 -
ガラタ橋の反対側にやって来た。
やっぱり釣りをしている人はたくさんいました。 -
イチオシ
ガラタ塔はジェノヴァ人が建てた城壁の見張り塔。
新市街のランドマークになっている。 -
海の向こうに街が見えるなんて、いいなあ。
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小腹が減ったので、ベタですが、お馴染みサバサンドを食べてみよう!
船の舳先にはドラゴン、その両脇にはイルカがいました。 -
待てよ。。。今日食べたのは朝のネヴィシェヒル空港のスィミットと機中の軽食、それにアヤソフィアの行列の最中のスィミット。
ここまでそれしか食ってないのか?
実はこれが今日一番のごちそう。。。
5TL。いっぱいレモン汁をかけて頂きまーす。
ちょっと大きな骨があったりしたけど、評判通り、おいしいっす!!
左上の赤いのはピクルス・ジュース1.5TL。
後日談ですが、テレビ番組によるとここのサバはノルウェー産の冷凍ものだそうです。。。 -
とうとうこの旅行記の写真が75枚を越えてしまった。。。
すみません、もう少しお付き合い下さい。
イエミ・ジャーミィの横にあるエジプシャン・バザールに行ってみよう。 -
別名、香辛料市(スパイス・バザール)。
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なんだか流行ってたお店をパチリ。
香辛料にらんぷ、クッションにお皿にドライフルーツ。
なんでも売ってる。 -
ちょっとおいしそう。。。。だけど買いませんでした。
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これだけのスパイス、味が少しずつ違うのだろうな。
でも黄色いのはおおむねカレー味でしょう。(ホント?) -
この店の名前をグーグルで翻訳してみたら「Food Rescue」と出た。
ん?結局なんだそれ?
みんな白衣なのが面白い。
そういえばホテルのレストランで朝食の支度をしていたおねいさんも白衣を着ていた。 -
路地に見えたトルコ国旗
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エジプシャン・バザールから坂道を上り、ひたすら歩いてスルタン・アメフットに戻ってきた。
暑いので途中アイスを買い食いしてしまった。 -
ここはヒポドゥロームのテオドシウスのオベリスク。
ルクソールのカルナック神殿から運ばれたもの。
元来は60mの高さだったが、搬送中の破損のため、現在は上部20mだけがここに据えられた。 -
コンスタンティヌス7世のオベリスク。
かつては農民や漁民を描いた青銅で覆われていたと言われるが、第4次十字軍によって、すべて剥がされて奪われてしまったらしい。 -
そして青銅製の「蛇の柱」
ギリシアの31都市がペルシア軍に戦勝したのを記念して、紀元前479年にデルフィのアポロン神殿に建てられたというオベリスク。
先端部は破損しているが、3匹の蛇が絡み合った姿が表現されていた。
その部分は考古学博物館に展示されている。 -
その頭部がこれ。後日考古学博物館で見つけました。
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午後6時近く。まだ空は青い。
次に向かったのはブルーモスク。 -
イチオシ
ブルーモスクの迫力ある姿。
この時刻くらいが一番光線状態がいいかも。 -
左上には月が見えます。
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それでは中に入ってみましょう。
この時刻はそれほど混んでいませんでした。
靴をビニール袋に入れて見学開始。 -
見上げるとこの天井。厳粛な空気が流れます。
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壁にはステンドグラスがたくさん。
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ブルーモスクのタイルの枚数はなんと21,000枚。
ドームの高さは43m。 -
ブルーのタイルたち。一枚一枚色が微妙に異なります。
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ブルーモスクから出てきました。
感想は。。。うーん、私としてはアヤソフィアの圧勝でした。 -
さて本日最後の目的地に行きましょうか。
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向かったのはスルタン・アメフット駅からも、歩いてすぐのホテル「ゴールデンホーン」。
ホテル・アルカディアの手前にあります。
フロント前を素通りしてEVでレストランのテラス席にやってきました。
いきなりブルーモスクが、正面からドーンと見えます!
スプライト5TLを頼んで、席に付きます。 -
イスタンブールの空とブルーモスク。これこそ絶景!
オベリスクも二本見えています。 -
左に目をやるとアヤソフィア。奥はアジアサイドです。
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そしてこちらがトプカプ宮殿。
左が正義の塔、右には送迎の門。 -
目立たないけどアヤソフィアの横にあるアヤ・イリニ教会。
創建当時は総主教座が置かれていたとのこと。
こちらは現在非公開でした。 -
イチオシ
ブルーモスクとミナレット
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麗しのアヤソフィア
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このショットもお気に入り
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ゴールデンホーンのテラスの手摺越しに。
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ここから、少しずつ色付く風景を、どうぞ。
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トプカプ宮殿
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海を背景に、コンステンティヌス7世のオベリスク
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美しきミナレットたち
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アヤソフィアの赤さがより増してきた。
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イスタンブールに来て、よかった。
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こんな景色を見れたのだから。
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どこまでも、空と海とモスクだけ。
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もう、時刻は午後7時45分。
そろそろ帰りましょうか。 -
ゴールデンホーンはこんなホテルです。
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締めはホテル・ノマドのテラスからのブルーモスク。
イスタンブールの初日は大満足でした。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- Kittyさん 2013/07/02 16:19:22
- 素敵なイスタンブール
- でいめくとさん
こんにちは。初めまして。
イスタンブールの写真どれもとっても綺麗ですね。
私も今年のGWにトルコに行ったばかりですが、写真を見てまた行きたくなりました♪
(イスタンブール編の旅行記はまだですが…)
ブルーモスクの見える屋上レストランの景色は特別ですね〜。
私も行けばよかったなあ、と後悔。
素敵な写真ばかりなので、参考になります。
よろしければフォローさせてください♪
よろしくお願いします。
Kitty
- でいめくと さん からの返信 2013/07/02 22:14:57
- RE: 素敵なイスタンブール
- こんばんは。初めまして。
イスタンブールの旅行記をご覧いただき、ありがとうございました!
このときはお天気もよく、本当に気持ちのいい一日でした。
アヤソフィアはとくにお気に入りの場所で、
長年行きたかった思いを果たすことができて
本当に感激したことを思い出します。
そしてブルーモスクを屋上から見られる場所では
誰にも邪魔されずに長い時間絶景を楽しむことができました。
今年のGWにイスタンブールに行かれたのですね?
旅行記ができましたら覗きに行かせてください。
これからもよろしくお願いします。
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