美術展巡りその1　東京藝術大学大学美術館「高橋由一展」

2012/06/15 - 2012/06/15

上野で開催されている美術展へまとめて行って来ました。

・東京藝術大学大学美術館　「高橋由一展」
・東京国立博物館　「総合文化展」
・国立西洋美術館　「ベルリン国立美術館展」

の３つ。

どれから行こうかな〜と迷った挙句、とりあえず上野駅から一番遠い「高橋由一展」へ。

今回で２回目かな来たのは。

結構混んでた。今週ちょうどテレビでやってたのでそのせいかもしれませんが。その効果かわかりませんが「鮭」ストラップが売り切れで予約販売してました。そんなにいいかねぇ・・・あれ。

エリア 上野・御徒町(東京)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

最初に高橋由一の自画像・・・まだ丁髷してました。弟子の原田直次郎が描いた高橋由一像、かっこよかったです。

しかし高橋由一っていろいろ描いてるんですねぇ。風景画、肖像画、歴史画、静物画。当たり前だけど全部上手い、というか味がある。風景画は「鵜飼図」が良かった。真っ暗な画面に篝火の炎が映えててなんともきれいな絵でした。
肖像画は色々と有名人も描かれてました。西周、岩倉具視、大久保利通。どれも全身像でかなり気合が入ってるようで細部まで細かく描かれてたな。大久保利通の顔だけコミカルが入ってるような気がしたのは私だけか？

「花魁」も展示されてました。これが重要文化財か。当時はこれが重要文化財になるとは思わなかっただろうなぁ・・・モデルは絵を見たときこんな顔じゃないと怒ったとか解説文には書いてありましけど。

そういや「花魁」の前に展示されてた「日本武尊」とかいうのが、ものすごーくかっこよかったです。ポストカードがあったので購入。

そんでもって静物画。「鮭」は３点展示されてました。なかなかの人だかり。あんま静物画は興味なかったので、そんなまじまじとは見ませんでしたが。個人的に静物画は「甲冑図」の方が良かったかな。かなりこまかーくリアルに描かれてました。

とりあえず図録と「日本武尊」のポストカードを購入。グッズはほぼ「鮭」ずくしでした。ポストカード・クリアファイル・トートバッグ等々。

高橋由一展の他に「春の名品展」という芸大コレクション展が開催されてました。絵画・彫刻とか色々展示。

そのなかではまってしまったのが、菱田春草「水鏡」と和田英作「野遊び」。特に良かったのが「野遊び」。めちゃくちゃきれいでした。ポストカードがあったので迷わず購入。

和田英作「野遊び」とはっきり私の脳裏に焼きつきました。また次回見に来ることにしましょう。

さて、大満足で終わった芸大美術館を後にしてお次に向かったのは、東京国立博物館へ。私の好きな上村松園の代表作「焔」が期間限定で展示されてるとのことなので、一度実物を見てみようと。

というわけで、美術展巡りその２　東京国立博物館「総合文化展」へ続く。