2012/05/04 - 2012/05/04
235位(同エリア340件中)
まりも母さん
今年の5月の連休は、お天気がいまいちでした・・・。
出かける予定が雨天の為ボツになったりで、暇になってしまった4日に笠間市に行ってみました。
4月29日〜5月5日まで、第31回陶炎祭(ひまつり)が開催されています。
毎年、相当な人出のイベントなので、混んでるだろうから・・・と午後に陶炎祭には行く事にして、
その前後に笠間あたりのお花の名所を廻ってみる事にしました。
笠間つつじまつりと笠間稲荷の大藤がそろそろ見ごろかな?
そして、笠間しゃくなげ寺と呼ばれる鳳台院達磨寺にも行ってみました。
正直、どのお花もまだ早かった〜。あと1週間から10日だった〜。
まぁ、又の機会にくればいいや、ってな事で。
でも、陶器を見たり、レトロも楽しめる笠間は楽しい所です。
表紙画像は笠間稲荷の大藤です。(まだまだ大藤になる前の状態)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
石岡市八郷地区を抜けて、車で笠間市方面に向かいます。
途中に棚田がありました。
茨城の棚田は特に有名ではありませんが、
所々で見かけることがあります。
田植えはこれからみたいです。
茨城の県南では5月の連休に、田植えが行われる場所が多いので、
ここもそろそろなのかなぁ。
青稲が育った頃、穂をつけて黄金色になってきた頃、またこの道を通って、
棚田の風景を見たいです。 -
最初に訪れたのは石楠花で有名だというお寺です。
webで調べてきましたが、一応”しゃくなげが見ごろです”と書いてあったのです。
初めて来る場所なので、とりあえずお寺の建物を目的地にカーナビでやってきました。 -
畑の脇の農道のような狭い道を通って着いた所には茅葺きの門がありました。
苔むした茅屋根です。 -
門の辺りに少し石楠花が咲いているのが見えます。
ピンク、白、赤っぽいの、色々あります。 -
今朝まで雨が降ったので、まだ花にはたっぷり雨水が乗かっています。
ちょっと重そう。 -
咲いている花はきれいですが、
これだけなのかな?そんなに沢山 石楠花の木がある訳でもないような・・・。
良くわからないままに本堂らしき建物の方へ行ってみる事にしました。 -
今入ってきた道です。
茅葺きの門を入って左側の方に駐車場がありました。
車も何台か入ってきたり、停まっています。
檀家さんや墓参の方用の駐車場って感じです。 -
”しゃくなげ寺”の異名もある「鳳台院達磨寺」です。
茅葺きの山門から正面に見えるのがこちらの建物で、けっこう古いお寺のようです。 -
壁画が描かれています。
震災で、ダメージ受けちゃったんですね・・・。
ちょっと残念だけど、瓦が落ちた位だからまだまだお直しできますね。 -
本堂は少し高い所にあります。
遠くに赤い山が・・・。
あれは、つつじ山公園ですね。
山肌が赤くなるほど沢山のつつじが斜面に咲いている訳です。
遠くからでも色づいているのが判りますが、
サイトで確認すると、やっと咲き始めた所だそうです。 -
石楠花 少ないな?あれ?と思いながら、本堂前から周りを眺めると駐車場の上の方に五重塔らしき建物が見えます。
あっちにも何かあるんだ、とそちらの道を徒歩で登ってみました。
すると、そこにもお堂や門があり、反対側には大きな達磨様が。
観光協会によると”世界最大級の達磨大師像”だそうです。 -
石楠花の庭はこちらでした〜〜〜。
達磨像の前にひろーいお庭があり、全面的に石楠花です!
高低さのある場所で、上からお花が眺められますが
残念!じぇんじぇん咲いてないやんけ!! -
かろうじて、藤の花が咲いてます。
-
ばっちり咲いたらこりゃ〜見事でしょうねぇ〜。
でも全く咲いてないよ・・・。
つぼみは沢山あるからあと1週間位なのかなぁ
しゃ〜ね〜いまじね〜しょ〜ん。
ソーゾーするしかない・・・。 -
石楠花のお庭の方にも本堂的な建物や五重塔があるのです。
あれ?違うお寺?と思ったら、同じです。
どうも、こちらの高台の方は新しい建物で、観音堂と仏舎利塔の五重塔などを
ご子息が、
本堂や鐘楼のある古い方はお父様が管理されているようです。 -
阿吽の仁王象と反対側には風神雷神像のある門もありました。
まだお花には早いのですが、車で来られる方の他に観光バスも来ていました。
石楠花を見に来る方は、お寺の駐車場ではなく、達磨像の脇の道路近くの隣の笠間市運動公園の駐車場を利用しているようでした。
観光協会で、花見客用に臨時駐車場として開放されているようです。
駐車場・石楠花庭園とも無料です。 -
下のお寺の駐車場に戻って、本堂あたりの全景です。
こちらにも大きな石に彫った達磨様が見えます。 -
石楠花 残念でしたが、気を取り直して「陶炎祭」へ向かいます。
もう、午後2時過ぎなので、そろそろ帰る車もあるだろう、と
会場のある「笠間芸術の森公園」の駐車場へ向かいました。
ちょっと並びましたが、案外すんなり駐車場に入れました。
1台300円を払います。
(イベントの無い時はこの駐車場は無料です)
5月の連休の茨城圏内の人出の多さでは、1.2位を争うイベントです。
臨時駐車場やシャトルバスも運行されます。
笠間地区の陶器の釜元や作家さんの展示即売が一同に行われるので、
陶器が好きな方にはまたとない期間です。
食べ物の販売や関連イベントもどんどん増えて、今ではりっぱなお祭りになりました。
笠間の陶炎祭公式webサイト
http://www.himatsuri.net/index.php -
「陶炎祭」はイベント広場という場所で行われています。
この「笠間芸術の森公園」かなり広いのです。
車は南駐車場という所に停めたので、まずは、公園内の「笠間工芸の丘」あたりを通ります。
こちらにも沢山の食べ物や物販のテントが並んでいます。
センタープラザのクラフトショップ(陶器売り場)だけでもけっこう見ごたえがありますが、
今日はここにひっかかっていては「陶炎祭」が見られません。 -
イベント広場へ行く道も通った事のないルートで歩いてみました。
公園内にも陶芸作品が飾られています。
こちらは”陶の杜”という森の中に作品が展示された場所です。
陶器の小鳥が沢山留まった作品。
屋外のそれも森の中にぴったりの作品です。
しかし・・・小鳥をお持ち帰りしたフトドキ者居るみたいですね・・・。
小鳥さんの居なくなった跡があります・・・。 -
これは”森の番犬”とい言う作品。
あれ〜番犬逃げちゃったみたい・・・。
脇にある緑色の注意書きには、
「森を汚す人間に噛み付く恐れあり」と書かれています。
こりゃ〜原子力ムラ住人全員に噛み付いたれ!
森を一番汚したのは放射線だよ・・・。 -
イベント広場の隣はこんなに静かな緑のオアシス。
新緑がきれいです。
ここでお弁当食べたり、歩きつかれて一休みもいいですね〜。 -
ジャズのステージが演奏されていました。
屋台でおいしいものを買って、食べながらのんびり楽しめます。
お母さんは陶器買うのに忙しいからお父さんはこっちで、というのもいいですね。 -
それぞれのテントがディスプレイに工夫を凝らしています。
今までにも何度か来た事のある「陶炎祭」ですが、
どんどん大きくなって、こうした各お店のディスプレイも良くなっています。
花器に一緒に飾られたお花を見たり、手書きのポップを見るのもなかなか楽しいです。 -
テントの中心にはフードコートとして、食べ物のお店でぐるっと囲まれた広場があります。
クレープに人が沢山並んでいました。なにか特別なクレープだったのかな?
気温も上がってきたので、アイスクリームも人だかり。 -
あまりにも沢山のテントがあるので、”これいいな?”と思って、でも
”他を見てからにしよう”と思ったら、注意が必要です。
どこで見たのか判らなくなるのです・・・。
だから、そのような時は、"探索マップ”(出店マップ)に印をつけておくしかないですね。
私はもう自宅の食器棚に入りきらないし、おじいちゃんが釜まで持って陶芸をやっていたので、
陶器ははっきり言って、ここに出店したい位あるのです・・・。
なので〜ちょっとやそっとじゃ買えない身分なのですが、
今日は毎朝食べるヨーグルト用にちょうどいい器を探します。 -
昨日までかなりの雨だったので、足元かなりドロドロです。
一応歩く為のプラスチックの通路が敷かれていますが、それでもドロドロ。
「陶炎祭」期間中ずっと天気が良ければ、もっと沢山の人で混んだでしょう。 -
全部見るのは無理でした・・・。疲れちゃった。
やっぱし色々寄ろうなんて欲張るより、
「陶炎祭」だけに絞って、ここで120%楽しんだ方がいいかもしれません。
来年はそうしようかな。
11月上旬には陶器と やはり笠間市から桜川市あたりに多い、石関連の産業イベント「ストーンフェスティバル」との同時開催の「匠のまつり」ってのもあるのです。
今年の「匠のまつり」はなんでも少し変わるそうですから、乞うご期待って感じです。 -
車を移動します。
笠間稲荷のある方を歩こうと、臨時駐車場に車を停めました。
(連休中のつつじ見物や笠間観光用に用意されています)
移転したスーパーの跡地でしたが、ガラガラでした。
そこから約5分、歩いて「笠間稲荷神社」の方へ向かいました。 -
「笠間稲荷神社」のすぐお向かいにある「笹目宗兵衛商店」は”松緑”というお酒を造っています。
”松緑”は「笠間稲荷神社」のお神酒でもあるそうです。
酒造の方も観光用に見学や試飲ができるようになっていたりします。
神社側から入ると右手にあった蔵では、古着物などの販売もあったのですが、
その蔵は震災でこわれてしまったようです。
友部から笠間のあたりは、震災の被害が大きかった地域です。
今日は、酒造の敷地で骨董市が開催されていると聞いていたので、表通りからこの裏門へ抜けて、後ろの駐車場へ来ました。 -
骨董市は春と秋に開催されているようです。
「笹目宗兵衛商店」裏手の駐車場がその場所です。
最初、どこでやっているのか判らず、お店の方に聞いたところ、敷地内を通り抜けて裏側へ行く道を教えて下さいました。
もう夕方なので、そろそろ骨董市も終わりのようでした。
特に骨董好きという事もありませんし、詳しくないのでめったなものには手は出せませんが、
ジャンク的なレトロ雑貨には興味があるので、自分の判断できる範囲で欲しいものがあれば買ったりします。 -
骨董市を冷やかして、
「笠間稲荷神社」に来ました。
ここは前にも旅行記に書いています。
2007年10月10日
陶芸アートの街・笠間
http://4travel.jp/traveler/marimomaman/album/10189302/ -
こちらが大藤、花房の長さが1.5mにもなるそうですが、
まだまだこれからみたいです・・・。
この藤の左側にはもう1本「八重の藤」がありますが、そちらも全然です。
これまた、再度見に来るしかないね〜。
まぁ、今年はダメでも来年がある。 -
形の良いりっぱな松もあります。
-
拝殿です。
-
これは東門。
新しい楼門が造られた際に前にあった門が移されたようです。
彫り物の沢山ある古い重厚な門です。 -
楼門には馬が飾られています。
珍しいように思います。 -
東門をくぐった先は路地です。
タイル舗装になっていますが、狭い路地は趣があっていいものです。
先がどこに出るのかな?という期待感が沸いてくるのです。
しかし・・・すぐ前に見えるおうち・・・震災でやられちゃったままなんですね・・・。 -
ブロック塀は崩れてるし、門も傾いちゃって・・・。
路地にぴったりのいい雰囲気の住宅なのに・・・。
次に来る頃には解体撤去されてしまっているかもしれないので、
画像に残しておきます。 -
東門から正面の道を進み通りに出た所で右に曲がると
こちらにも残念なおうちが・・・。
こりゃ〜はげしくだめぽ。
茨城県も大洗や北茨城などでは津波の被害がありましたし、
潮来などは液状化被害も大きかったですが、
地震の揺れで建物がひどく壊れた場所は場所によっての差が様々でした。
地盤による所などが原因かもしれませんが、
水戸〜笠間あたりは被害の大きかった建物がかなり多いようです。 -
稲荷神社前の「門前通り」にこの食事・寿司”稲若”のお店があります。
二階のところに並んだ沢山の札のようなものはなんなのだろうなぁ?
門前通りには先の"松緑”や他にもレトロな商店がいくつも並んでいます。
また、稲荷神社ならではのいなり寿司での町おこしってのもやっていて、
色々ないなり寿司を食べさせるお店があります。
笠間名物いなり寿司電子かわら版
http://www.city.kasama.lg.jp/ss_info/inarizushi/
昔ながらの荒物雑貨のお店など、レトロ雑貨満載で、観光客に人気です。
アルマイト製品とか、懐かしの日用品いっぱいです。
他にもレトロな生活雑貨とユーズド家具のお店があったり、いつの間にかオープンカフェ付きに雑貨店も出来ていましたね。 -
笠間はお祭りの時でなくても、お花を見に来たり(笠間稲荷は菊祭りも有名です)、陶器を買って、レトロを楽しみ・・・と色々遊べる場所です。
今日は 二連発でお花見はとほほな結果になったので、つつじもまだ咲き始めという事なのでやめにしてこの後 帰る事にしました。
画像の御殿は、笠間日動美術館そばのホテル”山の荘”なのですが、
どうも、営業をやめてしまったようです。
こちらも震災で壊れちゃったのかぁ?
古美術品や甲冑などがわんさか飾られたものすごい装飾だったみたいで、
いっぺん泊まってみたかったのになぁ。
震災以降、出かける度にあの3.11で失われてしまったものを見せつけられてしまいます。
次に来た時は、無いかもしれない・・・。
レトロや古いもの、いつまでもあると思うなよ。と自分に言い聞かせるのでありました・・・。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
42