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 なんで今まで震災後の東北に行かなかっただんだろう。震災から一年以上経った今、そんな後悔にも似た感情が頭をよぎります。記憶を風化させないためにも、被災地の空気を感じておきたい。そう決心した私は、重い腰を上げ旅に出ることにしました。低コストで高効率、「オレ流」被災地めぐりの始まりです。<br /><br /><br />**情報は2012年5月のもの。<br /><br />== 東日本大震災 被災地10ヶ所めぐり ==<br />その1 - 仙台滞在、荒浜地区、松島町 &lt;==<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10670277/<br />その2 - 石巻市、門脇小学校<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10670285/<br />その3 - 女川町、大川小学校<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10670287/<br />その4 - 南三陸町、大谷海岸、気仙沼市<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10670289/<br />その5 - 陸前高田市、大船渡市、釜石市<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10670292/<br /><br /><br />更新:<br />2013/05/10 ストリートビューへのリンク追加

東日本大震災 被災地10ヶ所めぐり その1(仙台滞在、荒浜地区、松島町、レンタカー、高速バス)

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2012/05/12 - 2012/05/12

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世界攻略者

世界攻略者さん

 なんで今まで震災後の東北に行かなかっただんだろう。震災から一年以上経った今、そんな後悔にも似た感情が頭をよぎります。記憶を風化させないためにも、被災地の空気を感じておきたい。そう決心した私は、重い腰を上げ旅に出ることにしました。低コストで高効率、「オレ流」被災地めぐりの始まりです。


**情報は2012年5月のもの。

== 東日本大震災 被災地10ヶ所めぐり ==
その1 - 仙台滞在、荒浜地区、松島町 <==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10670277/
その2 - 石巻市、門脇小学校
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10670285/
その3 - 女川町、大川小学校
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10670287/
その4 - 南三陸町、大谷海岸、気仙沼市
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10670289/
その5 - 陸前高田市、大船渡市、釜石市
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10670292/


更新:
2013/05/10 ストリートビューへのリンク追加

  • [目次]<br /><br /> 訪問の意義<br /> 高速バス事情<br /> レンタカー事情<br /> 仙台滞在情報<br /> 若林区荒浜<br /> 松島<br /> まとめ

    [目次]

     訪問の意義
     高速バス事情
     レンタカー事情
     仙台滞在情報
     若林区荒浜
     松島
     まとめ

  • [訪問の意義]<br /><br /> 震災から一年が経ち、多くの人の頭の中で、東北大震災のことが風化されつつあります。これはある意味仕方がないことで、実際私は阪神大震災について、ほとんど覚えていません。当事者でない人がメディアを通じで情報を得たところで、しょせんはこんなもの。心に残らないのです。<br /><br /> そこで、今度こそはと現地に足を運び、自分の目で今の被災地を見て感じることにしました。被害の大きさを考えると、一年後が遅すぎるということは、決してありません。

    [訪問の意義]

     震災から一年が経ち、多くの人の頭の中で、東北大震災のことが風化されつつあります。これはある意味仕方がないことで、実際私は阪神大震災について、ほとんど覚えていません。当事者でない人がメディアを通じで情報を得たところで、しょせんはこんなもの。心に残らないのです。

     そこで、今度こそはと現地に足を運び、自分の目で今の被災地を見て感じることにしました。被害の大きさを考えると、一年後が遅すぎるということは、決してありません。

  •  そして行くからには、ニュースで話題の被災地をすべて訪問したい。とりあえず頭に浮かぶのは、仙台荒浜地区、石巻、女川、大川小学校、南三陸、気仙沼、陸前高田、大船渡、釜石の9つの地域。さらに観光地・松島も加えて全部で10ヶ所。これらの場所を短期間で回るという壮大なプランです。<br /><br /> 問題は費用ですが、高速バス、格安レンタカー、車内泊。この3つを組み合わせば、なんとか低費用で行けることが確認できました。計画がより具体的になるにつれ、気持ちも盛り上がってきます。春になり、そろそろ東北も暖かくなってきた頃。もう行くしかないでしょう。<br /><br /> その前に、下準備として、高速バスとレンタカー、仙台での過ごし方について軽くおさらいしておきます。<br /><br />地図: ピンクの点 - 下から仙台、荒浜地区、松島、石巻、女川、大川小学校、南三陸、気仙沼、陸前高田、大船渡、釜石。

     そして行くからには、ニュースで話題の被災地をすべて訪問したい。とりあえず頭に浮かぶのは、仙台荒浜地区、石巻、女川、大川小学校、南三陸、気仙沼、陸前高田、大船渡、釜石の9つの地域。さらに観光地・松島も加えて全部で10ヶ所。これらの場所を短期間で回るという壮大なプランです。

     問題は費用ですが、高速バス、格安レンタカー、車内泊。この3つを組み合わせば、なんとか低費用で行けることが確認できました。計画がより具体的になるにつれ、気持ちも盛り上がってきます。春になり、そろそろ東北も暖かくなってきた頃。もう行くしかないでしょう。

     その前に、下準備として、高速バスとレンタカー、仙台での過ごし方について軽くおさらいしておきます。

    地図: ピンクの点 - 下から仙台、荒浜地区、松島、石巻、女川、大川小学校、南三陸、気仙沼、陸前高田、大船渡、釜石。

  • [高速バス事情]<br /><br /> 何かと話題の高速バス。今ではこれなしでの国内旅行は考えられません。私の場合、主要なオペレーターが集まる楽天バスで検索し、それで路線がみつからない場合のみ、現地系のバス会社を探します。<br /> <br /> 仙台までの相場ですが、東京からだと2500円-4000円で昼便もあり。名古屋、京都、大阪からだと6000円-8000円くらい。お金に余裕があれば3列シートがベストですが、混んでいない4列バスを狙う手もあります。運行会社は、サクラ観光、ウィラー、旅の散策ツアーなど複数。<br /><br />参考:<br />楽天バス - http://travel.rakuten.co.jp/bus/

    [高速バス事情]

     何かと話題の高速バス。今ではこれなしでの国内旅行は考えられません。私の場合、主要なオペレーターが集まる楽天バスで検索し、それで路線がみつからない場合のみ、現地系のバス会社を探します。
     
     仙台までの相場ですが、東京からだと2500円-4000円で昼便もあり。名古屋、京都、大阪からだと6000円-8000円くらい。お金に余裕があれば3列シートがベストですが、混んでいない4列バスを狙う手もあります。運行会社は、サクラ観光、ウィラー、旅の散策ツアーなど複数。

    参考:
    楽天バス - http://travel.rakuten.co.jp/bus/

  •  久しぶりに高速バスに乗ってみると、かなり進化しているのに気が付きました。業界最王手のウィラーでは、3列と4列を混在させた飛行機のようなバスを多用しています(写真)。また、予約のウェブページや車内説明書きも、これまで蚊帳の外だった外国人旅行者を意識した作りになっていて評価できます。<br /> <br /> さらには、バス会社によっては無線LAN付きだったり、シート毎にビデオモニターを付けたりと至れり尽くせり。高速バスの進化はまだまだ続きそうです。<br /><br />参考:<br />ウィラー・トラベル - http://travel.willer.co.jp/

     久しぶりに高速バスに乗ってみると、かなり進化しているのに気が付きました。業界最王手のウィラーでは、3列と4列を混在させた飛行機のようなバスを多用しています(写真)。また、予約のウェブページや車内説明書きも、これまで蚊帳の外だった外国人旅行者を意識した作りになっていて評価できます。
     
     さらには、バス会社によっては無線LAN付きだったり、シート毎にビデオモニターを付けたりと至れり尽くせり。高速バスの進化はまだまだ続きそうです。

    参考:
    ウィラー・トラベル - http://travel.willer.co.jp/

  • [レンタカー事情]<br /><br /> 車の運転があまり好きではない私は、当初、公共交通機関を使って被災地を回ることを考えていました。線路が一部不通なので、割合的にはバス7,電車3といった感じです。各路線のスケジュール十数枚を机の上に広げ、どうやったら効率よく回れるか半日腕組みして考えてみました。が、結果はギブアップ。3日で主要スポット回れなくもない。でも、一部の町へのバスが極端に少ないため、非常に効率が悪いのです。そこで諦めてレンタカーに方向転換したのですが、これが正解でした。車でしか行けない場所もたくさんあるし、何より途中、自由に止まって自由に行動できるのが魅力です。<br /><br />地図: 仙台近郊のJR路線。紺色の部分が代替バス運行エリア。

    [レンタカー事情]

     車の運転があまり好きではない私は、当初、公共交通機関を使って被災地を回ることを考えていました。線路が一部不通なので、割合的にはバス7,電車3といった感じです。各路線のスケジュール十数枚を机の上に広げ、どうやったら効率よく回れるか半日腕組みして考えてみました。が、結果はギブアップ。3日で主要スポット回れなくもない。でも、一部の町へのバスが極端に少ないため、非常に効率が悪いのです。そこで諦めてレンタカーに方向転換したのですが、これが正解でした。車でしか行けない場所もたくさんあるし、何より途中、自由に止まって自由に行動できるのが魅力です。

    地図: 仙台近郊のJR路線。紺色の部分が代替バス運行エリア。

  •  気になるのはレンタカーの相場と保険。この世界にも価格破壊が進行中で、大手ではないチェーン店の場合、マーチやヴィッツなどのコンパクトカーが一日3000-4000円程度で借りられます。これが大手の場合だと、6000-7000円。<br /><br /> 「非大手」というのは何とも微妙な表現ですが、準大手というほどの歴史はないけど、無名というほどいかがわしくもない格安チェーンのことです。「地名 + レンタカー」で検索すればたくさん出てきます。こういうところは、ガソリンスタンドや中古車販売店などが片手間でやっているのを、チェーン店本部がうまく束ねて全国展開していたりします。大手ほど車が新しくないといっても、せいぜい数万キロ。自動車保険も全く同じ無制限の保険です。<br />

     気になるのはレンタカーの相場と保険。この世界にも価格破壊が進行中で、大手ではないチェーン店の場合、マーチやヴィッツなどのコンパクトカーが一日3000-4000円程度で借りられます。これが大手の場合だと、6000-7000円。

     「非大手」というのは何とも微妙な表現ですが、準大手というほどの歴史はないけど、無名というほどいかがわしくもない格安チェーンのことです。「地名 + レンタカー」で検索すればたくさん出てきます。こういうところは、ガソリンスタンドや中古車販売店などが片手間でやっているのを、チェーン店本部がうまく束ねて全国展開していたりします。大手ほど車が新しくないといっても、せいぜい数万キロ。自動車保険も全く同じ無制限の保険です。

  •  トータルでの料金ですが、レンタル料に通常の保険が含まれているので、それにカーナビ(一日500円程度。大手だと無料が多い)と保険の免責保障部分(一日1050円)がオプションで加わります。免責保障をつけるかどうか非常に悩みますが、被災地といっても、普通に道路を走っている限り釘を踏んだり、ガレキ満載トラックとすれ違ったりということはまずありません。感覚的には、自宅から知らない土地に日帰りドライブするような感覚です。<br /><br />--免責保険について。-- <br />興味のない人は読み飛ばして下さい<br /><br /> 免責保険は少しわかりにくいので、具体的に例を挙げます。もし追突事故を起こしたとすると、免責保障を付けておけば対物の免責(5万円) + 車両の免責(5万円)の計10万円を支払わずに済みます。ただし、どの保険でもカバーされない部分があり、それはレッカー代とNOC(ノンオペレーションチャージ)。車を修理している間、商売できないレンタカー会社への保障として、20000円または50000円(自走不可の場合)支払います。これは実際の修理にかかる時間にかかわらず一定です。自走不可は極端な例なので、軽い追突を例にとると、12万円払うところを、免責保障を買っていれば2万円で済む。これが最も現実的なケースです。ややこしいでしょ。ほとんどの人はよくわからないので、とりあえず支払っているようです。

     トータルでの料金ですが、レンタル料に通常の保険が含まれているので、それにカーナビ(一日500円程度。大手だと無料が多い)と保険の免責保障部分(一日1050円)がオプションで加わります。免責保障をつけるかどうか非常に悩みますが、被災地といっても、普通に道路を走っている限り釘を踏んだり、ガレキ満載トラックとすれ違ったりということはまずありません。感覚的には、自宅から知らない土地に日帰りドライブするような感覚です。

    --免責保険について。--
    興味のない人は読み飛ばして下さい

     免責保険は少しわかりにくいので、具体的に例を挙げます。もし追突事故を起こしたとすると、免責保障を付けておけば対物の免責(5万円) + 車両の免責(5万円)の計10万円を支払わずに済みます。ただし、どの保険でもカバーされない部分があり、それはレッカー代とNOC(ノンオペレーションチャージ)。車を修理している間、商売できないレンタカー会社への保障として、20000円または50000円(自走不可の場合)支払います。これは実際の修理にかかる時間にかかわらず一定です。自走不可は極端な例なので、軽い追突を例にとると、12万円払うところを、免責保障を買っていれば2万円で済む。これが最も現実的なケースです。ややこしいでしょ。ほとんどの人はよくわからないので、とりあえず支払っているようです。

  •  レンタカーを借りる場所ですが、やはり仙台市内が一番便利です。次に店舗が多い石巻や気仙沼。どうしてもバスで行けない場所にだけ、短時間現地でレンタカーを借りるという手もあります。<br /><br /> また、レンタカーは交通機関としてだけではなく、宿泊施設として利用することもできます。車のタイプがワゴン車や大型車に限定されますが、車内泊にすれば宿代が浮くだけでなく、スケジュールに自由度が生まれます。そういう私も、今回車内泊で回りました。どの車が車内泊に向いているかは、以下のページを参考にして下さい。<br /><br />車内泊に適した車<br />http://hikaku.fxtec.info/syachuhaku/index.php?%E8%BB%8A%E4%B8%AD%E6%B3%8A%E3%81%AB%E9%81%A9%E3%81%97%E3%81%9F%E8%BB%8A

     レンタカーを借りる場所ですが、やはり仙台市内が一番便利です。次に店舗が多い石巻や気仙沼。どうしてもバスで行けない場所にだけ、短時間現地でレンタカーを借りるという手もあります。

     また、レンタカーは交通機関としてだけではなく、宿泊施設として利用することもできます。車のタイプがワゴン車や大型車に限定されますが、車内泊にすれば宿代が浮くだけでなく、スケジュールに自由度が生まれます。そういう私も、今回車内泊で回りました。どの車が車内泊に向いているかは、以下のページを参考にして下さい。

    車内泊に適した車
    http://hikaku.fxtec.info/syachuhaku/index.php?%E8%BB%8A%E4%B8%AD%E6%B3%8A%E3%81%AB%E9%81%A9%E3%81%97%E3%81%9F%E8%BB%8A

  • [仙台滞在情報]<br /><br /> 今回の旅の起点は宮城県の仙台市。ここから太平洋沿いに岩手県の釜石市まで被災地を巡りながら北上し、その後また仙台に戻ってきます。起点かつ終点でもあるため、スケジュール上どうしても仙台で一定時間過ごすことになります。そんなわけで、仙台での滞在・時間つぶし情報を少し紹介しておきます。

    [仙台滞在情報]

     今回の旅の起点は宮城県の仙台市。ここから太平洋沿いに岩手県の釜石市まで被災地を巡りながら北上し、その後また仙台に戻ってきます。起点かつ終点でもあるため、スケジュール上どうしても仙台で一定時間過ごすことになります。そんなわけで、仙台での滞在・時間つぶし情報を少し紹介しておきます。

  • ==安く宿泊==<br /><br /> 高速バスのスケジュールにうまく合わせれば、仙台に泊まる必要はありません。でも、予定外のケースを考えて、仙台での宿泊オプションを見ておきましょう。仙台は県庁所在地なので、市内や駅前にホテルは多数あります。ですので、ここでは格安の宿泊方法についてのみお話します。<br /><br /> 仙台駅周辺に激安ホテルの類はないようなので、思いっきり安くあげようとすると他の大都市同様、漫画・ネットカフェの類になってしまいます。ネットカフェは、西口だとヤマダ電機近くにiCafe、東口だと出てすぐに激安店、さらにクリスロードにポパイがあります。ナイトパックの相場は1500-2500円くらい。男性向けには、クリスロード近辺に個室鑑賞系の店が3軒ほど。また、駅の東西連絡口は夜間も開いているので、人目を気にしなければ野宿も可能です(つまりホームレス!)。<br /><br /> 自家用車やレンタカーの場合、有料パーキングでも車内泊可能です。こちらは駅前で一晩700円-1000円くらい。<br /><br />写真: クリスロード。仙台七夕まつりの会場でもあります。

    ==安く宿泊==

     高速バスのスケジュールにうまく合わせれば、仙台に泊まる必要はありません。でも、予定外のケースを考えて、仙台での宿泊オプションを見ておきましょう。仙台は県庁所在地なので、市内や駅前にホテルは多数あります。ですので、ここでは格安の宿泊方法についてのみお話します。

     仙台駅周辺に激安ホテルの類はないようなので、思いっきり安くあげようとすると他の大都市同様、漫画・ネットカフェの類になってしまいます。ネットカフェは、西口だとヤマダ電機近くにiCafe、東口だと出てすぐに激安店、さらにクリスロードにポパイがあります。ナイトパックの相場は1500-2500円くらい。男性向けには、クリスロード近辺に個室鑑賞系の店が3軒ほど。また、駅の東西連絡口は夜間も開いているので、人目を気にしなければ野宿も可能です(つまりホームレス!)。

     自家用車やレンタカーの場合、有料パーキングでも車内泊可能です。こちらは駅前で一晩700円-1000円くらい。

    写真: クリスロード。仙台七夕まつりの会場でもあります。

  • ==朝の時間==<br /><br /> レンタカーの店が開くのはたいてい朝の9時か10時。夜行バスで来たならば、それまで時間を潰さなければなりません。駅前で朝から開いているスポットといえば、西口近くで行われる仙台朝市(写真)くらいでしょうか。朝市といっても、常設の八百屋が魚屋さん数軒が朝から営業しているだけ。でも活気があるので、それなりに楽しめます。

    ==朝の時間==

     レンタカーの店が開くのはたいてい朝の9時か10時。夜行バスで来たならば、それまで時間を潰さなければなりません。駅前で朝から開いているスポットといえば、西口近くで行われる仙台朝市(写真)くらいでしょうか。朝市といっても、常設の八百屋が魚屋さん数軒が朝から営業しているだけ。でも活気があるので、それなりに楽しめます。

  • ==昼の時間==<br /><br /> 次に昼に時間が余ってしまった場合です。正直、仙台ってあまり見所が多くないんですよね。有名どころだと、町が見渡せる仙台城跡くらい。ここで伊達政宗の銅像の写真を撮れば、仙台観光も半分終わったようなものです。仙台駅からのアクセスは観光スポットを巡回する「るーぷる仙台」(写真、30分間隔)か普通の市バスを使います。料金はどちらも片道250円。自分の車で行けば時間の短縮になりますが、駐車場代(400円)を考えるとあまり節約にはなりません。ここはやはり、「るーぷる仙台」の運転手の名調子を聞きながら訪問するのが通というものでしょう。<br /><br /> もしたっぷり時間があまってしまったら、蔵王へのドライブや内地の温泉郷へ行ってみるのも悪くありません。

    ==昼の時間==

     次に昼に時間が余ってしまった場合です。正直、仙台ってあまり見所が多くないんですよね。有名どころだと、町が見渡せる仙台城跡くらい。ここで伊達政宗の銅像の写真を撮れば、仙台観光も半分終わったようなものです。仙台駅からのアクセスは観光スポットを巡回する「るーぷる仙台」(写真、30分間隔)か普通の市バスを使います。料金はどちらも片道250円。自分の車で行けば時間の短縮になりますが、駐車場代(400円)を考えるとあまり節約にはなりません。ここはやはり、「るーぷる仙台」の運転手の名調子を聞きながら訪問するのが通というものでしょう。

     もしたっぷり時間があまってしまったら、蔵王へのドライブや内地の温泉郷へ行ってみるのも悪くありません。

  • ==夜の時間==<br /><br /> 最後に夜の時間です。高速バスの集合時間は、行き先にもよりますが、だいたい9時-12時くらい。それまでなんとかしのがなくてはなりません。まず思いつくのは、楽天イーグルスの本拠地 - クリネックス・スタジアム(写真)での野球観戦。JR仙石線でたった二駅(宮城野原駅)なのでアクセスは楽々。試合前に仙台駅から直通バスも出ています。<br /><br /> いまさら野球なんて..という人には、歓楽街の国分町がいいかもしれません。仙台駅から地下鉄で2,3駅。飲み屋などが並び、復興景気に沸く現地の様子が体験できるはずです(たぶん)。<br />

    ==夜の時間==

     最後に夜の時間です。高速バスの集合時間は、行き先にもよりますが、だいたい9時-12時くらい。それまでなんとかしのがなくてはなりません。まず思いつくのは、楽天イーグルスの本拠地 - クリネックス・スタジアム(写真)での野球観戦。JR仙石線でたった二駅(宮城野原駅)なのでアクセスは楽々。試合前に仙台駅から直通バスも出ています。

     いまさら野球なんて..という人には、歓楽街の国分町がいいかもしれません。仙台駅から地下鉄で2,3駅。飲み屋などが並び、復興景気に沸く現地の様子が体験できるはずです(たぶん)。

  • [若林区荒浜]<br /><br /> 準備が整ったところで、今回のテーマである被災地訪問に出発です。まずは、仙台中心部から最も近い若林区荒浜に向かいます。仙台駅から東に11キロ。20分くらい。<br /><br /> 写真は震災前の荒浜地区の様子。海岸と田んぼに挟まれた900世帯ほどの小さな集落で、町を囲むように松林が植えられていました。ここでは震災で200人近い人が犠牲になったと言われています。<br /><br /><br />写真: 黄色い点は上から、ガソリンスタンド、荒浜小学校、慰霊碑。<br />

    [若林区荒浜]

     準備が整ったところで、今回のテーマである被災地訪問に出発です。まずは、仙台中心部から最も近い若林区荒浜に向かいます。仙台駅から東に11キロ。20分くらい。

     写真は震災前の荒浜地区の様子。海岸と田んぼに挟まれた900世帯ほどの小さな集落で、町を囲むように松林が植えられていました。ここでは震災で200人近い人が犠牲になったと言われています。


    写真: 黄色い点は上から、ガソリンスタンド、荒浜小学校、慰霊碑。

  •  カーナビに従い、海岸沿いの荒浜地区を目指します。仙台市街地を抜けると、海水でダメージを受けた田んぼが両側に見えてきます。そこを走り抜けた先に半壊のガソリンスタンド(写真)があり、ここから先が荒浜の住宅地です。いや、「住宅地だった場所」というのが正確な表現かもしれません。津波で住宅地全体が破壊されてしまい、ガレキが取り除かれた今ではただの荒地にしか見えません。

     カーナビに従い、海岸沿いの荒浜地区を目指します。仙台市街地を抜けると、海水でダメージを受けた田んぼが両側に見えてきます。そこを走り抜けた先に半壊のガソリンスタンド(写真)があり、ここから先が荒浜の住宅地です。いや、「住宅地だった場所」というのが正確な表現かもしれません。津波で住宅地全体が破壊されてしまい、ガレキが取り除かれた今ではただの荒地にしか見えません。

  •  ガソリンスタンドのある交差点から海側に200メートルほど進むと、荒浜小学校(写真)があります。現在は閉鎖され、アスファルトに舗装された校庭には、被災したオートバイが仮置きされています。校舎自体もダメージを受けていますが、目に見える損傷は一階部分のみです。<br /><br /> 地震発生後、多くの住民がここに避難してきました。津波は二階までしか達しなかったため、上階に避難していた400人近い生徒や住民が助かりました。しかし、津波で孤立してしまったため、翌日の自衛隊ヘリによる救出まで学校で一晩過ごすことになります。

     ガソリンスタンドのある交差点から海側に200メートルほど進むと、荒浜小学校(写真)があります。現在は閉鎖され、アスファルトに舗装された校庭には、被災したオートバイが仮置きされています。校舎自体もダメージを受けていますが、目に見える損傷は一階部分のみです。

     地震発生後、多くの住民がここに避難してきました。津波は二階までしか達しなかったため、上階に避難していた400人近い生徒や住民が助かりました。しかし、津波で孤立してしまったため、翌日の自衛隊ヘリによる救出まで学校で一晩過ごすことになります。

  •  校舎とは対照的に、隣の体育館は大きく損壊しています。南側の破損がひどいことから、校舎で一旦ブロックされた津波が一気に流れ込んできたものと推測されます。

     校舎とは対照的に、隣の体育館は大きく損壊しています。南側の破損がひどいことから、校舎で一旦ブロックされた津波が一気に流れ込んできたものと推測されます。

  •  この学校と数軒の半壊家屋を除いて、海まで何もありません。すべて壊され、流され、最終的にはガレキに変わりました。ここにどんな建物があったか知るには、残された建物の基礎を見て判断するしかありません。

     この学校と数軒の半壊家屋を除いて、海まで何もありません。すべて壊され、流され、最終的にはガレキに変わりました。ここにどんな建物があったか知るには、残された建物の基礎を見て判断するしかありません。

  •  この焼け野原のような景色の中に、一カ所だけ黒いブロックが集まった場所があります。近くまで行ってみると、やはり墓地でした。この地方では、黒い墓石を多く使っているようです。津波で散乱した墓石や遺骨の約半分は、元の位置に戻されたり、他のお寺に移されたりされました。その一方で、未だ多くのお墓が荒れたままです。<br /><br /> 日本人はお墓に対して強い責任感を持つ民族。自然災害とはいえ、先祖に対して申し訳ない気持ちで一杯でしょう。もちろん、身内や親族に不幸があった人は、それどころではないかもしれません。<br />

     この焼け野原のような景色の中に、一カ所だけ黒いブロックが集まった場所があります。近くまで行ってみると、やはり墓地でした。この地方では、黒い墓石を多く使っているようです。津波で散乱した墓石や遺骨の約半分は、元の位置に戻されたり、他のお寺に移されたりされました。その一方で、未だ多くのお墓が荒れたままです。

     日本人はお墓に対して強い責任感を持つ民族。自然災害とはいえ、先祖に対して申し訳ない気持ちで一杯でしょう。もちろん、身内や親族に不幸があった人は、それどころではないかもしれません。

  •  幸い墓石は重いので、遠くまで流されたりしません。また、メインの墓石は名前が書いてあることもあり、所有者の特定も比較的容易です。逆に、修復されていないお墓を見ると、このお墓の親族は無事だったのだろうかと、少し心配してしまいます。<br /><br />写真: 墓地の横にまとめて置かれた未整理の墓石。

     幸い墓石は重いので、遠くまで流されたりしません。また、メインの墓石は名前が書いてあることもあり、所有者の特定も比較的容易です。逆に、修復されていないお墓を見ると、このお墓の親族は無事だったのだろうかと、少し心配してしまいます。

    写真: 墓地の横にまとめて置かれた未整理の墓石。

  •  大部分が更地になっているこの地区で、その原型を保ったまま放置されている家屋がポツポツとあります。全部で5-6軒。これらの家屋は、震災から一年以上経ってから来た私にとって、津波の規模を知る数少ない手がかりです。<br /><br /> ほとんどの家は南向きに建っているので、やはり窓の大きい南側の一階が大きな被害に遭っています。この写真で言えば、正面が南向きの部屋。右手側が海側(東)。屋根の上にあるのは、津波で乗り上げられた他の家の瓦屋根です。これから、津波は少なくとも二階の上まで到達していたのがわかります。

     大部分が更地になっているこの地区で、その原型を保ったまま放置されている家屋がポツポツとあります。全部で5-6軒。これらの家屋は、震災から一年以上経ってから来た私にとって、津波の規模を知る数少ない手がかりです。

     ほとんどの家は南向きに建っているので、やはり窓の大きい南側の一階が大きな被害に遭っています。この写真で言えば、正面が南向きの部屋。右手側が海側(東)。屋根の上にあるのは、津波で乗り上げられた他の家の瓦屋根です。これから、津波は少なくとも二階の上まで到達していたのがわかります。

  •  その一方で、屋根が全く無傷な家も存在します(写真)。その違いは何でしょうか。恐らく、手前の建物の高さや、漂流物の大きさなどが関係しているのだと思います。ところで、これらの建物はなぜ解体されないのでしょう。全壊じゃなくて半壊だから? 所有者が解体を拒否してるから?それとも所有者に連絡がつかないから?そのあたりの事情はよくわかりません。

     その一方で、屋根が全く無傷な家も存在します(写真)。その違いは何でしょうか。恐らく、手前の建物の高さや、漂流物の大きさなどが関係しているのだと思います。ところで、これらの建物はなぜ解体されないのでしょう。全壊じゃなくて半壊だから? 所有者が解体を拒否してるから?それとも所有者に連絡がつかないから?そのあたりの事情はよくわかりません。

  •  市の復興計画(中間案)によると、この一帯は大きな防災エリアとして、公園のような施設に造り変えられるようです。もちろん、ここに住んでいた住民は別に用意された土地に移り住むことになり、長年かけて構築してきたコミュニティも一から作り直しです。

     市の復興計画(中間案)によると、この一帯は大きな防災エリアとして、公園のような施設に造り変えられるようです。もちろん、ここに住んでいた住民は別に用意された土地に移り住むことになり、長年かけて構築してきたコミュニティも一から作り直しです。

  •  続いて、学校前の道路を通って海岸まで行ってみます。かつてここには海岸公園があり、その敷地にたくさんの松の木が植えられていました。それが今では一部残すのみで禿山のようになっています(写真)。防潮林として期待されていたのですが、10メートルの津波から集落を救うことはできませんでした。

     続いて、学校前の道路を通って海岸まで行ってみます。かつてここには海岸公園があり、その敷地にたくさんの松の木が植えられていました。それが今では一部残すのみで禿山のようになっています(写真)。防潮林として期待されていたのですが、10メートルの津波から集落を救うことはできませんでした。

  •  防波堤の手前には震災の記念碑があり、たまに人がやってきては参拝していきます。3.11の一周忌の法要では、2000人近い住民が参列しました。<br />

     防波堤の手前には震災の記念碑があり、たまに人がやってきては参拝していきます。3.11の一周忌の法要では、2000人近い住民が参列しました。

  •  防波堤の外側は小ぶりの砂浜になっています。かつては仙台市民の海水浴スポットとして賑わいました。海岸のガレキはすでに撤去され、ごく普通の状態です。荒浜地区全体がそうですが、ガレキの撤去と更地化はすでに大方片付いており、後は再開発を待つだけです。とはいうものの、日本の行政のスピードからして、今の「何もない」状態が、あと何年か続きそうです。<br /><br /> 今後、この地区がどう変わっていくのか。グーグルマップを通して、遠くから見守りたいと思います。

     防波堤の外側は小ぶりの砂浜になっています。かつては仙台市民の海水浴スポットとして賑わいました。海岸のガレキはすでに撤去され、ごく普通の状態です。荒浜地区全体がそうですが、ガレキの撤去と更地化はすでに大方片付いており、後は再開発を待つだけです。とはいうものの、日本の行政のスピードからして、今の「何もない」状態が、あと何年か続きそうです。

     今後、この地区がどう変わっていくのか。グーグルマップを通して、遠くから見守りたいと思います。

  • [松島]<br /><br /> 荒浜の次は東北一の行楽地である松島へ。ここは、どちらかと言えば軽傷の被災地ですが、途中にあるので寄っていきます。アクセスは仙台駅から25キロ、車で約1時間。高速を使うと多少時間を短縮できます。電車だと松島海岸駅まで約40分。<br /><br /> 遊覧船乗り場周辺が一番賑やかなエリアで、湾内をクルーズするのならこの辺りに車を駐車します。駐車場は20分100円から。中心部から500メートル離れたところに市営の無料駐車場があります。<br /><br />

    [松島]

     荒浜の次は東北一の行楽地である松島へ。ここは、どちらかと言えば軽傷の被災地ですが、途中にあるので寄っていきます。アクセスは仙台駅から25キロ、車で約1時間。高速を使うと多少時間を短縮できます。電車だと松島海岸駅まで約40分。

     遊覧船乗り場周辺が一番賑やかなエリアで、湾内をクルーズするのならこの辺りに車を駐車します。駐車場は20分100円から。中心部から500メートル離れたところに市営の無料駐車場があります。

  •  松島にも津波は来ましたが、入り江に折り重なるように位置する小島が緩衝材となり、1メートルほどの津波で済んだようです。松島町全体の死者は二人だけ。一年たった今、目抜き通りに津波の痕跡は見あたりません。湾内の小島も海岸沿いある松並木も以前のままです。<br /><br /> 松島は東北きっての観光地。非常に皮肉なもので、東北の応援にやってきた観光客たちは、被害の比較的少ない仙台市街地や松島などにお金を落としていきます。本当に被害が大きい場所では、ホテルの再開さえままなりません。

     松島にも津波は来ましたが、入り江に折り重なるように位置する小島が緩衝材となり、1メートルほどの津波で済んだようです。松島町全体の死者は二人だけ。一年たった今、目抜き通りに津波の痕跡は見あたりません。湾内の小島も海岸沿いある松並木も以前のままです。

     松島は東北きっての観光地。非常に皮肉なもので、東北の応援にやってきた観光客たちは、被害の比較的少ない仙台市街地や松島などにお金を落としていきます。本当に被害が大きい場所では、ホテルの再開さえままなりません。

  •  松島といえば、湾内の観光クルーズ。主に小島や奇石などを見て回るのですが、海からだと平面的で絶景という感じはしません。そこで、大高森、扇谷、富山、多聞山などの周辺の山までドライブして上から見下ろすのが正しい松島の楽しみ方。せっかく車で来てるので行きたかったのですが、時間がないので断念。無料駐車場からの眺め(写真)で我慢しておきます。<br /><br /> 今回、仙台を出発したのが夕方だったため、荒浜を見学した後、松島は夜通過しただけでした。ここに載せた写真は帰りに立ち寄った時のものです。

     松島といえば、湾内の観光クルーズ。主に小島や奇石などを見て回るのですが、海からだと平面的で絶景という感じはしません。そこで、大高森、扇谷、富山、多聞山などの周辺の山までドライブして上から見下ろすのが正しい松島の楽しみ方。せっかく車で来てるので行きたかったのですが、時間がないので断念。無料駐車場からの眺め(写真)で我慢しておきます。

     今回、仙台を出発したのが夕方だったため、荒浜を見学した後、松島は夜通過しただけでした。ここに載せた写真は帰りに立ち寄った時のものです。

  • [まとめ]<br /><br /> 私が今回訪問した仙台市荒浜地区は、宮城県の長い沿岸に位置する一つの集落に過ぎません。近いところでは、名取市や多賀城市なども同様の被害を受けています。その町の数だけ人や家が流され、学校や墓が被災し、多くの人が避難生活・移転を余儀なくされています。そのことは頭ではわかっていても、なかなか実感しづらいものがあります。<br /><br /> これだけでも甚大な被害ですが、荒浜は私にとって旅のスタートポイント。この後、より被害の大きかった石巻・南三陸の地域を回っていくことになります。そして、その被害面積、津波の高さ、被災した建物の状況に改めて驚かされるのでした。<br />

    [まとめ]

     私が今回訪問した仙台市荒浜地区は、宮城県の長い沿岸に位置する一つの集落に過ぎません。近いところでは、名取市や多賀城市なども同様の被害を受けています。その町の数だけ人や家が流され、学校や墓が被災し、多くの人が避難生活・移転を余儀なくされています。そのことは頭ではわかっていても、なかなか実感しづらいものがあります。

     これだけでも甚大な被害ですが、荒浜は私にとって旅のスタートポイント。この後、より被害の大きかった石巻・南三陸の地域を回っていくことになります。そして、その被害面積、津波の高さ、被災した建物の状況に改めて驚かされるのでした。

  • [リンク集]<br /><br />==国内旅行記一覧==<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/?dmos=dm&amp;sort=when&amp;view_mode=list<br /><br />==海外旅行記一覧==<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album?dmos=os&amp;sort=when&amp;view_mode=list<br /><br /><br />==震災関連 動画==<br />多賀城の被害 <br />http://www.youtube.com/watch?v=c2qlBVi4OvM<br /><br /><br />==ストリートビュー==<br />荒浜小学校<br />http://goo.gl/maps/1HQDd<br />荒浜海岸線沿いの道路(旅行記の表紙と同じ位置)<br />http://goo.gl/maps/Gfe6w<br />松島メインストリート(本文中の写真と同じ位置)<br />http://goo.gl/maps/lTJq9

    [リンク集]

    ==国内旅行記一覧==
    http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/?dmos=dm&sort=when&view_mode=list

    ==海外旅行記一覧==
    http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album?dmos=os&sort=when&view_mode=list


    ==震災関連 動画==
    多賀城の被害
    http://www.youtube.com/watch?v=c2qlBVi4OvM


    ==ストリートビュー==
    荒浜小学校
    http://goo.gl/maps/1HQDd
    荒浜海岸線沿いの道路(旅行記の表紙と同じ位置)
    http://goo.gl/maps/Gfe6w
    松島メインストリート(本文中の写真と同じ位置)
    http://goo.gl/maps/lTJq9

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 白い華さん 2012/07/09 06:48:35
    私も 「今年2月 & 5月」・・・に 奥松島。女川を 訪問。
    お早う御座います。
    世界攻略者さん、「長距離バス & レンタカー」で 沢山の 東北・被災地を 廻られて、詳しい〜!レポート。
    とっても、読んでいて・・・、心が 痛みました。

    また、「長距離バスでや、レンタカー。そして、仙台街中・・・での 過ごし方。の 説明」も ホント、次回・・・出掛ける!人に 向けた、『 親切!な 解説ぶり 』が、とっても、解りやすくて、心に・・・沁みました。(♪)
    ホントに、 有難う。

    レンタカーでの 「車中泊」は、もし・・・気まま!な ひとり旅。でしたら、季節的にも いい〜!かもしれない。ですよね。
    朝、日が登って、さ〜!っと、次の被災地。にも スグ、出発できますし、
    宿代!が 節約・・・は 大きかったですね。(♪)

    奥松島「野蒜駅」には、 雪のシーズン(今年2月)と GW・・・の 二度!訪問。
    そして、石巻 & 女川・・・には、 GWに 行きました。

    女川・・・は、ホント、20m級の 大津波!が 来た。とも お聞き!しましたが、かなり・・・山。にも 来ていて、その被害ぶり!も ビックリしました。

    でも、こうゆう・・・被災地!訪問。は、
    「実際、見る・・・って 悪くない」と 私も 思います。
    GWは、娘と フィアンセ同伴・・・の 「被災地!を 一度、みておきなさい」の 旅。と なりました。(笑)

    「自分の 人生観!の 何か・・・」にも なりましょう。が、
    「被災地!を 自分が ずっと・・・忘れないコト」としても、現地!で 見ること。は、とっても、効果的!って しみじみ、思います。
    「人ごと・・・では なくて、忘れず、ずっと、応援したい」

    続き!と 云うか、これから・・・が 「東北・被災地巡り」の 旅行記!は スタートですね。
    どうぞ、頑張って 仕上げてくださいね。
    「旅行記 50枚制限」は 大丈夫???
     
      これからも ヨロシクお願いします。

    世界攻略者

    世界攻略者さん からの返信 2012/07/11 02:57:48
    RE: 私も 「今年2月 & 5月」・・・に 奥松島。女川を 訪問。

    白い華さん、こんにちは。
    ご丁寧なメールありがとうございます。
    残りの旅行記も近々載せますので期待していてください。
    次は女川編です。

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