2009/05/02 - 2009/05/06
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mocchaさん
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2009年に生まれて初めての韓国旅行での2箇所目、慶州での旅行記です。
ソウルよりKTXとセマウル号を乗り継いで約3時間半で慶州へ到着しました。世界遺産のある街なので、ある程度は便が良かろう…とタカを括っておりましたら、日本語は全く通じず、英語も片言の方々ばかり!そんな状況で路線バスやレンタサイクルを利用するわ、1人で史跡巡りをするわ…よく無事に過ごせたものです!
しかしそれを補ってあまりある文化や自然の魅力。一泊の滞在でしたが、アクシデントも併せてとても良い思い出となりました。
表紙写真は大陵苑内の古墳です(何とマニアック…)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 自転車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ソウルを午後発のKTXに乗り、東大邱で乗り換えます。
けっこうギリギリに乗ったので、車体写真でまともなのはこれだけという…!不覚!! -
東大邱で釜田行きセマウル号に乗り換えます。
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東大邱駅で見たムグンファ号。
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同じく東大邱駅で見た他のセマウル号。
東大邱駅では色々な列車が見れて楽しかったです。 -
セマウル号の座席。乗り心地は中々です。
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セマウル号のデッキ及びトイレ入り口。
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セマウル号の洗面台です。
内装、もっと色々撮影してくればよかった… -
東大邱駅で乗り換え時に購入した駅弁です。
海苔巻き、おいなりさんがメインという、スタンダートな行楽弁当って感じでした。
味は… -
そんなこんなで慶州到着です♪
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列車は釜田行きでしたので、慶州で乗車する人もたくさん居ました。
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遅れ馳せながら、こちらがソウル〜慶州の切符です。
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慶州駅外観。
古都らしく中々素敵なデザインでした。
まずはホテルへ向かおうと、観光案内所とガイドブックの情報を頼りに路線バスへ。
時刻表が無い事に軽くショック。忘れもしない10系統のバスに乗り、普門リゾートへ向かいます。 -
ホテルは慶州ヒルトンでした。
高級ホテルですがツインでもお値段手頃。 -
ホテル部屋からの眺めです。
バスの向こうの森は、普門リゾートの幹線道路からヒルトンのロータリーまで続いています。さすが高級ホテル…!
森の向こうは他のホテルです。 -
部屋のバーコーナーはこんな感じ。
とても充実していました。 -
この茶器がとても私好みでした。
よく持って帰らずに済んだものです…!(おい) -
室内はこんな感じです。
ベットも清潔、ジャスミンのルームフレグランスも漂う居心地良いお部屋でした♪
今度は長期滞在したい… -
夕食・就寝にはまだまだ早かったので、ホテル周辺を散策する事としました。
こちらはホテルの裏にある、普門湖に沈む夕日です。 -
遊覧船乗り場周辺は公園として整備されており、この日もたくさんの親子連れが過ごしていました。
-
同じく遊覧船乗り場周辺で見つけたレンタル…バギー?屋さん。
利用者結構多かったです。 -
公園で出会ったおでんの屋台。
当然食べました(^^;)牛すじ美味しかったですよ〜。 -
普門塔であります。
前の野外講演場では夕方〜夜間に催し物が開かれていました。
皆さん、この為に夕方遅くまで公園で過ごしていたのでしょうかねえ。 -
ホテル周辺を散策した理由には夕食のお店を物色していたというのもありまして…
それが殆ど軽食屋ばかり…そして夜には駅前まで出て、同行のT嬢のソウル行き切符を買うついでに?お店を探しましたが、良さそうな所が見つからず…
とうとうホテルに戻り、売店でカ…カップラーメン等を買って済ませました…orz
写真はホテル内の雑貨屋さん。売店以外にもこうしたお店が数軒ありました。 -
さて翌日。
特級ホテルに後ろ髪を惹かれつつチェックアウトし、慶州駅でT嬢とお別れであります。彼女はこの後ソウルで一泊し帰国致しました。
私は慶州で、怒涛の史跡巡りを開始であります。何せこの日の宿は釜山、一日で廻り、釜山へ移動しなくてはなりません…!
写真は駅前にあるレンタサイクルショップ(勿論ファミマでなく隣の黄色い看板のお店)です。英語もカタコトの私と、韓国語しか話せないおば様との交渉は何故か無事に済みました。今でも不思議です。
半日で4000ウォンでした。 -
まずは大陵苑へ向かいます。
走り出してすぐ、早速円墳を発見!テンション上がりました。
皇吾里古墳群に属する積石木郭墳で、4〜5世紀のものだそうです。 -
大陵苑の近くで、広い範囲でブルーシートを広げている場所を発見。
玄人にはモロバレ、発掘調査区です。ふふふ。
この日は誰もいませんでした。作業休みだったのかな。
こんな場所での調査なんてさぞかし楽しいだろう…いいなあ。 -
大陵苑の周辺はこのような塀でぐるり囲まれていますが、何の円墳を隠しきれるものではありません。ぽっこり顔を覗かせています。
苑の入口までひたすら南下します。 -
大陵苑の入口です。
入口は他に2〜3箇所あったようです。
門の前にはお約束のご当地キャラが居ました。係りのお姉さん達は可愛いのに、こいつらの怪しさときたら…! -
大陵苑の絵地図です。
苑内は史跡保存のほか、自然が多くまったりと過ごせる公園として造られていました。 -
味鄒王陵前はこのような感じでした。
陵内を塀で囲い参拝所を設けているのはこの古墳だけでしたねえ。 -
後はもうこんな感じで…
人目がなければ登り放題な感じでしたよ…(罰当たり)
苑内には23基の円墳が存在していまして、もうそこかしこでポコポコと造られていました。
1000年以上の時間が経っていますし(だいぶ崩れていると思う)、芝生を植えているせいもあるのでしょうが、嫋やかというか、円やかというか、柔らかというか、そんな印象を受けました。日本の円墳とはちょっと違いますね。
周溝がありませんでしたが、これは元々造られなかったのか?それとも検出できなかったか、あっても危ないから埋めてあるのかな?? -
苑内はこの白い花が見頃でした♪
何の木なのでしょう?ジャスミンの仲間でしょうか? -
このように池も設えてあり、地元の方々の憩いの場となっているようです。
円墳に囲まれてまったりできれば、ですけどね…?
いやいや、良い雰囲気の公園でしたよ。 -
大陵苑の南側ではこのような松林が広がっており、遊歩道が整備されています。散策にぴったりです。
ここを通り、次の目的地の瞻星台へ向かいます。 -
瞻星台です。
慶州観光ではあまりに有名な絵面。 -
なので裏側も撮ってみました。
7世紀の善徳女王の治世に造られた、東洋最古の天文台だそうです。 -
少しわかりづらいですが、写真手前側にみえる白く丸い石は、当時の王宮の建物跡です。柱があった所に石を埋めてあります。
そして背後に見えるのは古墳群。さすがに大陵苑内のものより若干崩れ気味でした。 -
多分、史跡内の整備に携わる方々でしょう。
10時の一服中のようでした(^^)
天気が良い日で、屋外でのお茶は気持ちが良さそうでした。 -
月城跡です。
周辺は現在も調査中との事で、見学箇所を少しずつ整備している最中でした。
王宮の南、小高い丘の上にあり周囲は濠がまわっています。防御用の出城ですね。 -
濠(土亥子)の説明看板です。
少し見づらいですが、ご興味ある方はどうぞ。
ちなみにこの旅行中は、こうした説明看板はできるだけ撮影するようにしていました。
ありがたい事に日本語が添えられているものが多くて助かりました。
韓国語・英語のみでも、撮影しておけば後で訳する事ができます。カメラ便利。 -
半月場城を通り過ぎると博物館まではすぐですが、先に校洞法酒周辺の街並みを見に行くことにしました。
校洞法酒以外にも、こうした歴史ある家屋が保存されています。
(勿論中に人が住んでいます) -
良い感じの路地です。
-
校洞法酒。
ここでしか販売されていないお酒です。
父からの情報によれば大層美味しいお酒だそうで…
しかし今回はフットワーク重視でしたので買いませんでした(;;) -
こちらは朝鮮王朝時代の有力者、崔氏の邸宅跡。
校洞法酒のすぐ傍にあり、内部の見学も可能です。 -
こういった土塀に歴史を感じますね…
-
校洞を出た後は国立慶州博物館へ。
その途中の屋台で買ったたまごパン、焼きたてでした。
甘さが丁度良くとても美味でした…! -
さて、その博物館ですが…
何故か写真が残っていない!!
有名な金の王冠も撮影しましたが、あまり綺麗に写っていませんでした。
なのでマトモだったこの子だけ。
銀製の帽子です。
内容はやはり面白い。時間の関係で考古館のみ見学しました。それも日本語解説無しで…!また行きます。今度は半日たっぷりかけて見学します! -
お昼には慶州駅前に戻り自転車を返し、次なる目的地の仏国寺へ向かうバスに乗る…前に、駅前にある城東市場を見学しました。
そんなに広い市場ではありませんでしたが、野菜、魚介、乾物、菓子、軽食屋…様々なお店がありました。 -
軽食屋が並ぶ通路。
とても美味しそうでした…! -
そんなあおずけ状態でバスに乗ったので、仏国寺に着いたらまずはお昼ごはん。韓国有数の観光地ですので、近くにはホテルや飲食店がとても多いです。
そんな中の一軒で食べた冷麺です。
ソウルを離れてから、多分初めて生水(を使っている)を口にしましたが、全く平気でした。
沖縄の水ではお腹を壊しましたが、韓国のは合っているのでしょうかね。
あ、冷麺は当然美味しかったです。これで7000ウォンくらいでした。 -
仏国寺参道入口の山門。
仏国寺は小高い山の山頂にありまして、バス停もたいがい高いところにあるのですが、降りてからもうちょっと登ります。 -
こんな感じで、ずっと坂道です。
途中はちょっとした散策もできるよう整備されており、屋台もいくつか出ています。
ここで初めて煎りはちのこを売る屋台に遭遇。
うん、無理!(;;)
韓国えはごく普通のおやつなんですけどねー… -
山門前です。
ちなみにこの建物は近代に復元されたものです。
仏国寺は15世紀に廃寺となり、一部取り壊されました。 -
斜めから見るとこんな感じです。
-
紫霞門をくぐって大雄殿へ。
仏国寺の本殿です。
左右のぼんぼり飾りが中々アジアンです(^^) -
屋根から下がっているのが魚板さんです。魚鼓として、時間の知らせなどに使われました。
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本殿向かって左側には釈迦塔があります。
建物と違い創建当時のものです。
国宝に指定されています。 -
こちらは右側の多宝塔です。
整備工事中でした。
釈迦塔と同じく創建当時のものです。こちらも国宝です。 -
こんな感じで、ぐるっと囲われて整備中でした…
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大雄殿軒の装飾。
ソウルの宮城をモデルに復元されているのでしょうか。 -
こちらは無説殿。いわゆる講堂です。大雄殿の隣にあります。
-
本堂・講堂から少し離れて、各々のお堂があります。
こちらは観音堂です。 -
舎利塔遠景。
一度日本に持ち出され、その後返還されたのは有名な話。
手前の白い説明板に詳細が記されています。 -
上の舎利塔近景です。
-
多分極楽殿の周囲だと思いましたが、このように多数の石積みがぁ!
さ、賽の河原?!とうっかりMY珍寺候補へ挙げてしまいました。
(珍寺については『珍寺大道場』というwebサイトをご参考のこと)
供養の為に皆様が積んでいくのでしょうか。 -
仏国寺は石段を登って大雄殿、その後無説殿から観音堂へ少し登り、毘盧殿〜極楽殿と徐々に下る造りになっています。
この写真は安養門を出たところ、でしょうか。 -
さて仏国寺から慶州駅へ戻り、釜田行きの列車が来るまで、街を散策する事としました。
先程市場の様子をご紹介しましたが、場外にもこのような露店が…歩道に所狭しと並んでいます。 -
品は食べ物が中心、野菜と果物がそりゃあものすごい量で、慶州の人々だけで食べきれるのかい!と驚きました。
もう少し滞在するのなら何か買って行くのになあ…とちょっと残念。 -
そのまま駅の北西の方までプラっと歩くと、高麗時代に建てられたという慶州邑城跡に着きました。
統一新羅が滅んだ後、慶州の中心はこちらへ移ったのですね。
日韓併合の時に取り壊されてしまいました。 -
現存する部分全てが丁寧に保存されている訳ではなく、奥の方では崩れそうな結構ヤバめな箇所も…
通りに面している部分は、芝を貼るなど公園のようになっていました。 -
慶州邑城には説明板もちゃんと設置されています。
こちらは18世紀末〜19世紀初頭の城の写真部分のみアップです。
この右側には説明文、簡単ですが日本語でも表示されています。 -
慶州パブテスト教会。
とても個性的なデザインで、特に塔は街歩きの良い目印になりました。
韓国の街では日本よりも教会を見かけることが多く、建物のデザインにも様々なものがあって見ていて楽しいです。
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