2012/04/08 - 2012/04/10
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na1430さん
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醍醐寺は真言宗醍醐寺派の総本山である。
歴史的には醍醐天皇を始め歴代の天皇皇族が、また太閤秀吉の醍醐の花見などを思い起こすことができ、由緒のある古刹である。
パンフによれば醍醐寺は弘法大師孫弟子、理源大師・聖宝が、創建し、山岳信仰の霊山笠取山(醍醐山)に登り、?(中略)准胝・如意輪の両観音を刻み、山上に祀った。とある。
真言宗の中でも、山岳信仰を行う異色の宗派である。
醍醐寺に興味を持ったのは、2001年現役リタイヤ前であったか、後であったか、この年東京国立博物館で開催された「国宝・醍醐寺展」を見てからである。
現在では何が出展されていたか個々には覚えていないが、醍醐寺展の一環として行われ、NHKが放送した、醍醐寺一山の約60~70名の僧侶による声明(しょうみょう)であった。真言宗(智山派、豊山派など新義真言宗系と高野山、醍醐寺派など古義真言宗)においては読経の中で声明を聞くことがあるが、一山の僧侶による声明にはえらく感動した。洋楽の3部合唱と同じように高音、中音、低音の声明がきれいな和音となって響き、声明に楽譜があるかどうか知らないが、まさしく楽譜があるがごとく唱えられていた。導師のインタビューで、出演に際しかなりの練習を積んできた旨語られていた。
新幹線のぞみは12時過ぎ京都駅に到着した。ホテルは京都駅前に予約してあったので、チェックインの手続きだけ済ませた。当初の予定では、JRと地下鉄を乗り継ぐつもりであったが、初めての醍醐寺であったので、急に気が変わって京都駅前からタクシーで向かった。
当日4月8日は四月第2日曜日で、醍醐寺では毎年1回行われる恒例の豊太閤花見行列が催される日であった。このためタクシーのドライバーから醍醐寺周辺は大渋滞しているとのことで、予め釘を刺された。
確かに渋滞をしていたが、さほどのこともなく、醍醐寺三宝院の前について驚いた。三宝院チケット売り場からの列は延々と続き、また霊宝館、山門方面も人、人、ひとであった(正月の浅草浅草寺仲見世通りを彷彿する。)。豊太閤の花見行列は山門の中で行われるため(係員の話。この行列は見物していない。)、しばらくして三宝院付近は入場者のみとなり、その後は比較的スムースに入場できた。
三宝院には枝垂れ桜の大木があった。桜はちょうど満開であった。
帰宅してからわかったのであるが三宝院の枝垂れ桜の写真を見た絵画に造詣が深い、高校時代の同級生から、奥村土牛の代表作「醍醐」はこの桜を描いたものではないかと言うメールが入った。
山種美術館ホームページ作品紹介の項で奥村土牛の作品はこの「醍醐」が紹介されているという。
作品「醍醐」と写真を見比べると、ほぼ同じ角度で撮影したものがあった。土牛は3、4日通い写生したが。作品はかなり後年に発表されているという。偶然とは云え、思い出深い写真となった。
山種美術館HP 作品紹介URL
http://www.yamatane-museum.jp/collection/collection.html
霊宝館のお目当ても枝垂れ桜である。
樹齢は優に400年を超えている。と云うことはあの太閤の醍醐の花見時すでに存在していたものだろう。一昨年三春の滝桜、昨年山梨の神代桜を見ているが、滝桜の樹齢は1,000年以上、神代桜は1,800年以上と言われている。確かにこれらの桜に比べれば幹も若い。しかし、枝の張り、花づきは見事の一語である。改めて枝垂れ桜の生命力には驚くばかりである。
翌日再度醍醐寺を訪れた。広々とした伽藍のある下醍醐の広い敷地内を散策してみた。三宝院、霊宝館の桜は枝垂れであるが、山門をくぐると咲き始めた桜もあるが山桜かどうかわからないがまだつぼみか、咲き始めで、金堂、大講堂周辺の桜が一部咲いていたのみだった。全体的にはかなり遅れていたようだ。
- 交通手段
- 新幹線
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三宝院の枝垂れ桜
太閤秀吉が醍醐の花見を行ったおり醍醐寺に桜を寄贈したとも云われている。
霊宝館の枝垂れ桜と比べれば幹、枝など、若いようにも思える。
三宝院の枝垂れ桜として有名である。
日本画の巨匠奥村土牛の代表作の1つと言われている作品「醍醐」はこの桜を写生したものである。 -
三宝院の枝垂れ桜
枝垂れ桜の左側に白壁の土塀があり、左側二屈折している。
この屈折の線によって、奥村土牛の作品「醍醐」がこの枝垂れ桜の右側から描かれていることが分かる。 -
今年の豊太閤花見行列は4月の第2日曜日で、たまたまこの日と重なったため、
醍醐寺は人、人、ひとであった。 -
根元から2本の枝別れがしている。
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奥村土牛が描いた作品「醍醐」はこの方向から描かれている。
しいて言えば土塀が鍵のてに屈折している。写真は幹の右側に縦の線があるが、作品は左側にある。しいて言えば写真のカメラ位置から、数歩左にキャンパスがおかれたことが分かる。
桜はまっすぐに伸びた幹だけ描かれている。
この作品は東京の山種美術館に掲げられているが、山種美術館のホームページ、作品紹介で奥村土牛の代表作品として掲載されている。
URLは山種美術館の作品紹介である。
画家が大勢連なるが、スクロールして見出してください。
右側に小さな写真があるが、作品「醍醐」をクリックすると拡大します。
http://www.yamatane-museum.jp/collection/collection.html -
三宝院庭園
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霊宝館の枝垂れ桜
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霊宝館の枝垂れ桜
樹齢400年以上と言われるが、優に400年は超えている。
今年は太閤秀吉没後414年ほど。醍醐の花見は晩年1598年の4月であり、この年9月に没している。太閤秀吉はこの枝垂れ桜を愛でたと考えられる。 -
枝垂れ桜
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枝垂れ桜の幹
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枝垂れ桜の幹
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枝垂れ桜
枝の張りが見事 -
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桜の品種はわからないが約100年と言われる。
ソメイヨシノは70〜80年の寿命と言われるので、別種と思われ、樹木に衰えがなく、見事な花が咲いていた。 -
幹はかなり太い
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幹の太さ、枝ぶり、花ともに素晴らしい。
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観光客行列を作っている。
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カメラを構えた観光客が多い。
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この桜の周囲も人が多い。
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枝垂れ桜
樹齢は比較的若い。枝垂れ桜の成長は他品種に比べ遅いので、樹齢はかなりいっているかも知れない。 -
醍醐寺の金堂
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醍醐天皇の菩提を弔うため建立された、五重の塔。
国宝である。 -
国宝五重の塔
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醍醐寺大講堂
平安末頃製作された醍醐寺最大の阿弥陀如来像が祀られている。 -
醍醐寺大講堂
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醍醐寺大講堂
下醍醐(伽藍)の桜は品種によって咲いていた。 -
醍醐寺大講堂
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不動堂。護摩道場
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醍醐寺
旧伝法学院 -
醍醐寺祖師堂
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この旅行記へのコメント (2)
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- yzr400さん 2012/04/27 22:21:39
- 見比べましたよ〜!
- na1430さん、こんばんは(^^
今朝方は会社へ行く前にお邪魔させていただいたの流し読みでしたが、帰ってからじっくり
拝見させていただきました。
ご紹介いただいた奥村土牛の絵と見比べましたよ!
斜めにのびている木は描かれてなくて後ろの壁の位置で何処から見たのかが判りますね♪
青い空と大きな枝垂桜がとても綺麗で、近くに住みながら見ていないのが悔やまれます、
来年は再チャレンジ目指したい所です。
2枚目、3枚目の枝垂桜の向こうに写る人々が混み具合を物語ってます、やっぱり土日は
避けて平日の早朝からアタックがいいかな?って悩みます。
yzr400
- na1430さん からの返信 2012/04/28 10:18:05
- RE: 見比べましたよ〜!
- yzr400さんこんにちは。
奥村土牛「醍醐」をご覧いただきありがとうございます。
前回書き込みましたように帰ってから知った次第で、ちょっと残念でした。最初からわかっていれば、ここをこんな風にとか想像しながら、書くところと捨てるところを知るのも肥やしになるんでしょうね。といっても子供のころから絵は下手でした。
> ご紹介いただいた奥村土牛の絵と見比べましたよ!
> 斜めにのびている木は描かれてなくて後ろの壁の位置で何処から見たのかが判りますね♪
予め知っていて(奥村土牛は超有名な画家の代表作ぐらいは知らなければと反省しています。もう遅いですが。・・)見れば、もっと丹念に見ただろうにと思うが、yzr400さんに引き継ぎをしましょう。笑・・・
> 青い空と大きな枝垂桜がとても綺麗で、近くに住みながら見ていないのが悔やまれます、
> 来年は再チャレンジ目指したい所です。
> 2枚目、3枚目の枝垂桜の向こうに写る人々が混み具合を物語ってます、やっぱり土日は
> 避けて平日の早朝からアタックがいいかな?って悩みます。
ちょうど豊太閤の花見行列の日だったので、地下鉄「醍醐」の駅から切れ目なく続いていました。(帰りに地下鉄で帰ったので地図で見ていた道でなく団地の中の通路に行列ができていて、自然に地下鉄駅までたどり着きました。まるで蟻の行列のようにとは言いすぎかな。)
この日を外せば、さほどのことではないかも知れません。たまたま翌日も行きましたが、月曜日でした。
再び行くことがあるや否やですが、yzr400さんのブログを期待しています。ありがとうございました。
na1430
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