2007/06/02 - 2007/06/15
126位(同エリア203件中)
れむさん
2007年6月に訪れた、リスボンに入り、マドリッドから出る14日間、ポルトガル・スペイン・モロッコのイベリア半島周遊旅行。
ポルトガルは2004年以来2回目の訪問。前回はリスボンから北上したので、今回はリスボンから東へ向かい、そのままスペインへ。その後の大まかな行程は、南下しモロッコ・タンジェへ。その後スペインに戻ってアンダルシアからマドリッドの感じで。あとは行き当たりばったり、そのときの気分で。
初日はフランクフルト経由でリスボン入り。2日目、リスボン観光後、世界遺産の街エヴォラへ向かう。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回の旅行はANAで貯めたマイレージで。フランクフルト経由でまず向かうはポルトガルの首都リスボン。
成田からフランクフルトまではANA、フランクフルトからリスボンまではTAPポルトガル航空で。ANAのほうはジャンボ機だったが、リスボンまでのポルトガル航空は小型の飛行機。 -
食事の方も軽食のバゲット。でもビールをオーダーしたらポルトガルの銘酒サグレスが出てきた。
飛行機はイベリア半島に入った後、大西洋岸沿いに、ナザレの街などを眼下に望みながら南下。夕暮れの迫りつつある外を眺めながら、サグレスビールを傾ける。 -
時刻は夜の9時前、まだ最後の残照が残る中、テージョ川とリスボンの街並みが見えてくる。
リスボンを訪れるのは2003年以来、2回目。郷愁の香り漂う、ユーラシア大陸の最果ての街。この街にまたやってきたんだと思うと、なんとなく懐かしいような切ないような、不思議な気分に。 -
小さなリスボン空港、フランクフルトで入国審査も終わっているし、あとはホテルに行くだけ・・・と思っていたら、ターンテーブルから荷物が出てくるまでやたら時間がかかって30分くらい待たされる。
ホテルは町の中心、ロシオ広場のすぐ近くにあるエコノミーホテル(名前忘れた)。安かった分かなり質素なホテルだったが、窓から眺めたリスボンの街の夜景はなかなか幻想的。
まだ夜の10時だが、日本時間では朝6時。飛行機で多少寝たとはいえ、睡魔が襲ってきて、すぐにベッドへ。 -
夜眠るのが早い分、朝は早く目が覚める。夏時間で日の出も日の入りも遅めのポルトガル、午前6時過ぎに目が覚めたときは、まだ外は薄暗い。
シャワーを浴びたあと、朝の散策へ。7時過ぎだが、日の出から間もないので、とても清々しい感じがする。ヨーロッパの街に来て朝のこうしたさわやかな中を散策すると、心がうきうきして、街をあてもなく歩くのがとても楽しい。
リスボン東側のグラサ展望台方面に歩き、サン・ジョルジェ城と4月25日橋を見渡す。 -
ロシオ広場と、丘の上に経つのが、18世紀の地震で廃墟と化したカルモ教会。
リスボンの中心のロシオ広場だが、まだ朝も早いせいか、人通りはまばら。朝日を受けて街並みが輝いて見える。 -
一旦ホテルに戻り、コンチネンタルの簡素な朝食を取った後、チェックアウト。荷物をフロントに預け、午前中はもう少しだけリスボンを散策。
向かうのはリスボンの下町、アルファマ地区。古くからの香りを残す、入り組んだ街並みが広がる素朴な地域で、特にあてもなくのんびりと散策してみるのが楽しい。
展望台からはオレンジ色の屋根に白壁の美しい街並みを一望。遠くにはサンタ・エングラシア協会の大きなドームと、右側にはテージョ川が輝いてみえる。 -
坂道の多いアルファマ周辺。入り組んだ道をレトロな市電が縫うように走っていき、趣きもまた満点。その美しい街並みに市電がまた、彩りを添える。歩き疲れたら市電に乗ってがたごと揺れるのもまた楽しい。
-
市電の通るサンタ・ルジア展望台から下の方へ降りていくと、アルファマ地区の中心ともいうべき、ひなびた街並みの中に吸い込まれる。
白壁、青空、空にはためく白いシーツ。白と青のコントラストの明るさの中に、庶民的で生活感あふれる雰囲気が漂う。人通りはまばらだが、人々のおしゃべりやテレビの音などが時折聞こえてきて、それがまた普段暮らしの姿を感じさせる。 -
ロシオ広場に戻り、昼食。
天気も良いので、ロシオ広場の老舗カフェ、スイッサのカフェテラス席で。
(ガイドブックなどにも載っている老舗カフェでしたが、それとはつゆ知らず、単にロシオ広場のよさそうなカフェだなと思って利用。2011年の旅行時に妻のお目当てでお菓子などの軽食を食べに来たが、2007年にここで食べていたとはまったく覚えていなかった。。。)
アルファマ散策でお腹もすいたので、昼からビフテキをがっつりと。ちょっと硬めでしたが。 -
スイッサのカフェテラスでステーキにビールを平らげ、ロシオ広場の往来を眺めながらしばし休息。
この後は荷物をピックアップして、リスボンを離れ、次の町、エヴォラへと向かう。 -
エヴォラはリスボンから内陸へ約100キロ、バスで1時間半ほどの道のり。リスボンのバスターミナルを出たバスは、テージョ川を渡り、午後の日差しの中、東へと道を進む。
リスボンの東に広がるアレンテージョ地方の田園風景を車窓から眺めながら、バスはやがてエヴォラの街へ。 -
エヴォラの街の歴史はローマ時代にまでさかのぼる。街の周囲をローマ城壁が取り囲み、城壁の外にはローマの水道橋が。
リスボンからのバスは城壁の外のターミナルに到着。10分ほど歩いて城壁の中のホテルにこの日の宿を取る。 -
エヴォラへの到着時刻が遅くすでに午後7時を回っているので、エヴォラの観光は翌日だが、日が暮れる前にしばし街を散策。それほど大きな町ではないので、当てもなく歩くのが楽しい。
世界遺産にも登録されているエヴォラの旧市街。白壁主体で黄色などのパステルカラーを用いた街並みは、明るい南国の雰囲気。でも夕暮れ時で人通りは少なく、乾いた空気の中でしんみり感を感じさせる。 -
街の中央から高台の方へ登り、カテドラルなどの並ぶ歴史地区の一角に建つのがローマ時代に建設されたディアナ神殿。
小さな神殿跡であるが、この周辺だけ時が止まったような空間が広がっていて、特に夕暮れ時にはなんとも切ないような不思議な気分にさせられる。 -
高台からは白壁にオレンジ色の屋根のエヴォラの街並みと、その向こうに広がるアレンテージョ地方の原野が広がる。
夕暮れ時のアレンテージョ地方を見つめていると、まさに大いなる田舎、ポルトガルに来たんだなと心に染み入ってくる。 -
日も暮れてきて、街の中心ジラルド広場はたそがれどきを楽しむ地元の人々で賑わう。
そろそろ夕食の時間。今回の旅行ではポルトガル滞在日数はそれほど多くない(というか、翌日にはスペインに入る予定だった)ので、ここは安くておいしいレストランの多いエヴォラで、ポルトガル料理を満喫。
ということで、ジラルド広場から歩いてすぐの郷土料理レストラン、「オ・アンタオン」へ。 -
ガイドブックによると、賞なども受賞している高級レストランだが郷土料理をメインにしているとのこと。
店の中は白が基調の綺麗なレストランだが、あまり型式ばってもいなくて気軽に入れる雰囲気。一人旅にとって、夕食はいかに心細い思いをせずに満喫できるかがなかなか難しいところだが、ここはひとりでも全然居心地が悪くない。
まずは豆料理の前菜。Salada de Feijao Frade com Atum(黒目豆(?)とツナのサラダ)。ポルトガルの伝統的なサラダらしい。 -
ホームメイドスープ。じゃがいものスープ・・・だったかな。。。あっさりしていて美味しいスープでしたが。
エヴォラの周辺、アレンテージョ地方は隠れた赤ワインの産地。お店の人に聞いて薦めてもらったのが地元産の赤ワイン「EA」(ハーフボトル)。
こうして土地のワインを飲みながらその土地の料理を食べるのは最高。 -
メインはこちら、名前は忘れてしまったが、エビやタラなどのシーフードが入ったグラタン。クリームのこってりした味わいが赤ワインにぴったりで、ポルトガルらしからぬ(?)、わりと洗練された料理だった。さすがは賞なども受賞する高級レストランなのか。
-
前菜・スープ・メインとがっつり食べてかなり満腹だが、せっかくなのでデザートも食べたい・・・というときに頼むのがこれ。フルーツカクテル。
生のフルーツにリキュールがかかって出てくる。お値段も手ごろだし、とてもさっぱりしてたまらない。エスプレッソなんかも一杯1ユーロくらいのお手軽な値段で飲めるので、迷わずオーダー。こうして財布を気にせずデザートまで楽しめるのはとても幸せ。 -
ここエヴォラも街は遅くまでにぎわっていて、夜10時を過ぎているのに街の中心ジラルド広場はこの人通り。
古本市みたいなものをやっていて、テントの出店で本や雑誌などを売っている。こんな時間でもまだまだ営業中。 -
町の中心は賑わっているが、ちょっと路地に入ると一気に人通りも少なく静かなたたずまい。
高台の歴史地区、ディアナ神殿はライトアップされているが、ここもまたひっそりとして静まり返っている。
ポルトガルの田舎町の、にぎわいと静けさを見ながらホテルへ戻りこの日も終了。翌日はエヴォラを観光後、さらに東へ。
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