初夏のロンドン一人旅

2010/05/20 - 2010/05/24

仕事をリタイアして時間がたっぷりとできたので、かねてから一度は行きたいと思っていたロンドンを自由気ままな一人旅で楽しみました。ちょうどANAでダブルマイルキャンペーンをしていて円高もあり即決でした。
今回はロンドンに4泊、ユーロスターでパリに移動しパリで4泊のスケジュールです。どちらも大都市だけあってホテルの価格が高めで全体予算もいつもより高めに設定です。
写真はハイドパークで普通に撮れた野生のリスです。ズームはしましたが、あまり人を怖がることもない様子でした。

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

2010年5月20日、ANA11:35成田発16:00ヒースロー空港着後、地下鉄でエクスペディアで予約したホテル、コプソーン・タラのあるハイストリートケンジントンへ直行しました。
駅前がこのようなしっとりと落ち着いたロンドンの街並みになっていて予想通り清潔な街に感激。アジア地区にあるような際限のない広告がないのがとても気に入りました。

建物の色、高さ、統一された規律性を感じるイギリスらしさを感じます。正面の2階建てバスの向こう側にはユニクロもありますが、ロゴが気のせいか控えめに感じます。

コプソーン・タラホテルです。エクスペディアの口コミで航空会社のクルーも利用しているとみたので予約しました。大都市ロンドンですからそこそこの料金は覚悟していましたが、クーポン利用で1泊12000円弱で部屋はやや古いですが広く清潔でした。
難点は地下鉄の線路がすぐ横なので2重窓からやや大きな音が入ってくるので早朝早く起こされます。しかし、この価格でこの場所、部屋の大きさなど文句はまったくありません。

ハイストリートケンジントン駅です。コーヒーショップやパン屋さんがあり、さらに駅の外にはスーパーもあり一人旅には大変重宝しました。ロンドンではコーヒーショップなどではテイクアウェイすると税金分が割安になるため価格が2つ表示されています。物価は東京とそんなに変わらないかなという印象です。

ハイストリートケンジントン駅周辺です。郵便ポストは日本が手本にしたのでしょうか、ひと昔前の日本に似たようなのがありましたね。

2日目
ロンドン市内は以外とせまく地下鉄や徒歩でじゅうぶん観光地をまわれそうなので、ホテルで朝食後、徒歩5分くらいのところにあるハイドパークにやってきました。東京の代々木公園の3倍位はありそうで散歩している人々も多いのですがあまり目立ちません。

ハイドパーク内の池には白鳥、木の上にはリスと動物も人をこわがるようすもなく自然な光景にロンドンではこれが当たり前といったふうでした。

パーク内には花も多く見かけました。ロンドンはもっと寒いと思ってたのですが、ごらんのような晴天です。5月だから東京では初夏の天気で不思議はないのですが、ロンドンでもこんな日本晴れのような天気があるんですね。

さらに驚いたのは馬場が普通に公園の中を通っており人は馬優先で馬場を横断しなければなりません。

広いハイドパーク内を1時間ほど散策してバッキンガム宮殿のある中心街に近い出入り口方面です。なにやら高い塔が見えますが、遠くから見えてなかなか着きません。

ハイドパークの次はおなじみバッキンガム宮殿です。観光客でごった返し写真を撮る位置に苦労しました。テレビなどでもおなじみの光景ですが、生で見るとオーラのようなものを感じました。

バッキンガム宮殿のそばにもきれいな花です。

徒歩でさらに20分位、ビッグベンです。となりのウェストミンスター寺院はなぜか入れませんでした。

ピカデリーサーカス近くのコンビニのサンドイッチで昼食をすませ、さらに歩くこと20分、大英博物館にきました。無料で入れるのはさすがロンドンです。

大英博物館には世界中から集められたもの、それも歴史を感じさせるものが多くかつての大英帝国の面影をみました。古代史に興味のある方にはわざわざ訪ねてくる価値がありそうす。

展示物は古代エジプトに関するものだったと思いますが記憶が定かではありません。

アラビア文字だと思いますが人の大きさからみて大きな石に彫ってあるのがわかります。

日本コーナーもありました。The Mitsubishi Corporation Galleries と書いてありますので三菱商事のギャラリーなんでしょうか。

明治天皇、皇后陛下です。教科書で見たような気がしますが、日本ではあまりお目にかかれなくなりました。

3日目、地下鉄の乗換駅ノッティングヒルゲートです。ジュリアロバーツの映画「ノッティングヒルの恋人」でこのようなシーンがあったと記憶していたのでおもわずシャッターを切りました。

地下鉄の車内は日本ほど混雑もしませんが、市内の交通渋滞をさけて移動は楽チンです。

地下鉄で市の西側のタワーブリッジまで来て、あとは徒歩で中心部まで戻ります。今日も天気はすばらしいです。

テムズ川に歩いているとマーケットに出会いました。そう、今日は土曜日なので、地元の人々でいっぱいでした。

マーケットではパン、野菜、果物などの食品や日用品などいろいろ見ているだけでも楽しめます。

セントポール大聖堂の前では馬に乗った警官でしょうか、カメラにポーズをとってくれました。

4日目、地下鉄でKewというところにある植物園（Royal Botanic Gardens)にやってきました。今日も暑いくらいの日差しで半袖TシャツでOKでした。

植物園内はスケールが大きく温室も大きく歩くだけで大変です。ロンドンらしいきれいな花を満喫できました。

温室もいくつかありますが、ここは蝶がはなたれていました。

温室では南洋植物もいくつか見られます。

目にやさしい緑は世界共通のようです。

5月としては暑い日差しの中、芝生の上を散策でき寝転がっているととても気持ちがいいです。

有名なピカデリーサーカスです。ここはショップが数多くあり観光客が集まってきます。この近くのフォートナム＆メイソンで紅茶などお土産を購入しました。

今日の夕食はガイドブックにあったピカデリーサーカス駅から5分位のインド料理マサラ・ゾーンです。やはり慣れ親しんだチキンのカレー味がおいしく価格もとてもリーゾナブルでした。

5日目、セントパンクラス駅からユーロスターでパリに向かいます。国際列車の始発駅だけあってさすが大きいです。パスポートコントロールを通るだけであとは普通に列車に乗るだけでした。

ユーロスターはこれが最初で最後と1等席をとりました。一人旅なので一人席はありがたいです。ただ、日本から予約するのに日本の業者のサイトにいってしまい、そこで予約をしたのですが、直接ユーロスターのサイトで予約できたようです。