ちゃあちゃん美しいサルラの街をほっつき歩く

2011/09/29 - 2011/10/01

2011年フランスの旅もいよいよ終わりに近づいた。最後のパリを除くとここが今回の旅の最終地。
最終地に選んで良かった。とても美しい路地がたくさんある街だった。
＊サルラは中世からルネサンス」、17世紀の建物が混在している街だそうだ。
1962年「マルロー法」（当時の文化相アンドレ・マルローが提唱した歴史的町並みの保存のための法律）適用第一号となり見事に復元された美しい街並みで街全体が博物館のようである（地球の歩き方より抜粋）＊

美しいけれど交通は不便。
サンテミリオンからはローカル一本で乗り換えなしで着いたが・・・・・
サルラの駅から街中まで2キロはあるし、バスは無し、電話ボックスは駅前にあったが壊れていたし、携帯は圏外でタクシーを呼ぶこともできず、結局スーツケースを引きずりながら炎天下（九月末だというのに真夏の暑さでした）宿まで歩いた。
背中の3本のアルザスワインが重かったぁ〜。
でも苦労して着いただけのことはありました。
もう一回行ってみたいところになりました。

エリア サルラ=ラ=カネダ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 徒歩

サルラは昼も夜も路地の美しい街、そしてフォアグラとトリュフの街です。
一生分くらいのフォアグラを食べました。
まずはゼイゼイ言いながらようやくたどり着いたホテル、「オテル・ドラ・メリー」から。
右側の花の植わったところがカフェ兼、パブ兼、朝食の部屋（料金別）です。
昼間はここからでも部屋へ入れます。

カフェは外にもあります。市庁舎広場を眺めながらゆったりとした時が過ぎて行きます。
カフェではランチも出来ます。

私の部屋は階段を上がって行ったこの廊下の突き当たり右手でした。
てっぺんの屋根裏風のお部屋。
綺麗にリノベーションされていました。

部屋に入ってまず、「わぁ〜可愛い(*^_^*)」
この窓は広場に向かって開いています。

シャワールームとトイレは別々になっていました。
今度行ったら同じお部屋をリクエストしたいです。

赤く縁どられた可愛い窓からはこんな景色が見えました。
夜になるとライトアップされた広場がまたステキ☆

いつまでも眺めていたい窓辺の景色でした。

部屋の窓辺から見える深夜の広場。

さて、一休みして喉を潤したら街歩き開始です。
オテル・ド・ラ・メリーの入口はこの路地奥左側にあります。
オーナー氏は日本人です。

彼は日本人初のシャモニー住民になった若きアルピニストです。
帰国してからDVD買っちゃいました。27歳の若きオーナー氏が写っています。
http://www.ivc-shop.com/shopdetail/019001000001/brandname/

ここに出てくる鈴木勝さんがオーナーさんです。
予約メールも日本語でできて言葉の壁ありまくりの私達には救いの神でした。

サルラの街はすべての路地を昼も夜も究めたくなる街でした。
路地歩き開始！！

今立っているこの高台の真下に綺麗な湧水の洞窟がありました。

これです。

路地じゃないところも歩きます。
もちろん。

花いっぱい。

サン・サルセド大聖堂裏の死者の角塔

路地の一角にあったオブジェ。
何だろう？
葡萄の搾り機かな？
はたまた印刷機かな？

路地の突き当りに行くと・・・

いきなりレストランが現れたりします。

こちらも・・・
路地の先はレストラン。

全ての路地裏レストランに入ってみたくなります。

何日滞在すればできるかな？

フランスの詩人ラ・ボエシの家。

ボエシって知らなかった・・・

夜はライトアップされてさらに美しく浮かび上がるポエシの家

蜘蛛の巣状に広がった路地だけれど迷うことはありませんでした。下って行けばこの市庁舎前広場に必ずたどり着きます。

そして唯一の大通りリパブリック通り。
この道は路地群のだいたい真中くらいにあるので路地で位置が分からなくなったら上るか下る道を選べばここか市庁舎広場に出ます。

市庁舎広場の突き当り方向へ向かいます。
左手にある鉄製の大扉は昔の教会。
今は昼間は市場になっています。
本日はもう閉店。
先に進みます。

広場の塀の上にはこんなお兄さんのオブジェが・・
誰？

その先の路地を抜けると・・・

フォアグラ広場に出ます。

まだまだ続く路地探検
つづく〜

この旅行記へのコメント （1）

• コクリコさん 2012/05/19 11:53:19

  サルラ!

  utamiumiuさん、初めまして!
  
  8月にサルラに行くのでサルラの旅行記を巡っています。
  
  予約したホテルがutamiumiuさんと同じホテルなのでビックリ。
  お部屋も雰囲気も良さそうですね。
  サイトから予約したら日本語でお返事いただきました。
  
  私はカオールから鉄道でスーイヤックへ行き、スーイヤックからバスでサルラへ行く予定です(これから調べなければ!)
  本数が少ないので不便ですが、とてもステキな町の様子なので楽しみです。
  今回はボルドー、サンテミリアンへは行かれないのですが、カオールで黒ワイン楽しむつもりです。
  
  生憎マルシェの日に滞在しませんが街歩き参考になりました!