さまざまなタイ旅行（２７）ミャンマーのタイレストランへ。

2011/12/28 - 2012/01/08

さてこれから市場を後にして、ここから１５０ｍ程離れた大通りに面しているタイレストランへ昼食を食べに向かう。ミャンマーへ来てタイ飯は少し気が引けるが、この大通りには税関前まで行かないと、ちゃんとしたミャンマーレストランは見当たらず、市場から一番近い場所と言ったらここしかない。

レストランへ行く途中の大通りにもさまざまなものがある。先ず「水飲み場」。町の所々には素焼きの壺に入れられた水が置かれている。日中の太陽が照りつけるような昼下がり、喉の乾いた人にとっては、良いプレゼントだ。当方こうした生水、置き水を飲む気もしないが、町の人にとっては慣れっこで、腹下しすることもないだろう。しかし時代が進んでいるので、今は普通の水道水じゃなくて、ボトルの水を配給しているかも知れない。

通りに面して建築中の小学校があり、通りから眺めていると、道路の角のプレハブのような部屋から僧侶が顔を出し、英語で急に話しかけてくる。話を聞くと、今ここの小学校を建築中である。幾ばくかの寄付をしてくれ、とのことである。ああ、僧侶が率先してこの様な慈善事業に参加している。良い事じゃないか。当方も奮発しようと思ったが、外国人、見栄を切ることもないだろうと、１０００キップ、約１００円程度を寄付し、先に急ぐ。

途中には警察署などもあり、カービン銃を抱えた警察官が歩哨に立っていたが、銃が珍しく、当方写真撮影をお願いしたら、気安く応じてくれた。ミャンマーの治安がどうかは知らないが、今でも自動小銃を抱えて警備に当たっているところ見ると、内戦ではないにしても、いつ何時ゲリラの襲撃があるか分からない緊張状態にあるのかも知れない。そんなこんな眺めながら漸くタイレストランに到着した。

エリア その他の観光地(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 4.0

道路の何百ｍ置きかにはこうした水の素焼きが置いてあり、通行人の喉を潤してくれる。

かなりの田舎でも今はこうしたボトルの水を飲んでいて、衛生環境は整いつつある。

大通りに面し、建築中の学校などもある。

学校の横の角にある部屋から僧侶が顔を出し、寄付を求めてくる。

通りの向こうには、この僧侶が所属しているお寺も見える。

電話局に電話代を払いに来る人々。

非常用なのか廃棄物なのか、大きなトランスミッターが置かれていた。

この町、地区の警察本部もある。

歩哨に立つ警察官。

漸くタイレストランにやってきた。

さあ、今日はどんなタイ料理を食べようか・・。