2012年1月 台湾北部旅行（３）「史記正宗牛肉麺」とおススメ饅頭屋「姜太太」

2012/01/01 - 2012/01/10

久しぶりに牛肉麺を食べたくなったので、訪台後まず向かったのが「史記正宗牛肉麺」。
白濁した清燉湯が特徴的な豚骨ラーメンのような牛肉麺を出す店です。
小菜なんかに手を出したいのをぐっと堪えて麺だけすすった後、立ち寄ったのは忠孝復興にある饅頭屋「姜太太」。
モチモチの中華パンに上品な味付けの餡がポイントの美味しい包子屋さんです。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩

台北火車站前の新光三越（新光摩天楼）出勤風景。
スタッフは建物脇の通用口から建物に入るらしいのですが、エレベーターがショボイのかズレ勤を考えていないのか大混雑。
効率性って考えないんですかね。学習しないっていうか、何ていうか。

少し早目の昼食です。
民生東路２段にある牛肉麺屋「史記正宗牛肉麺」へ。
吉林ロとの交差点付近にあります。

結構お高めの価格の牛肉麺。美味しさのポイントは・・・。
豚骨スープのような白濁した清燉湯かな？
紅焼タイプは見た目普通なんで、清燉牛肉麺がおススメかと。
スープは牛骨の匂いも少し残っていて、博多とんこつって感じ。久留米ほど臭いはない。
一言でいえば、手のかかった上品な牛肉麺って感じ。
牛肉麺が初めての人や苦手な人と一緒に行くと良いかも。

史記正宗牛肉麺
台北市民生東路２段65號

腹ごなしに近くの「勝立生活百貨」へ。
台湾のドンキっていうのは言い過ぎか？
コンパクトな店内に雑多に商品が詰め込まれていて、すごく楽しい店。
空港とかで土産買うなら、ここで買った方が１００倍良い。食品から生活雑貨、洋服、化粧品なんでも揃う。

大吟醸醤油ってどんな味かね。

焼肉焼ってどんなスタイル・・・？
焼きすぎで肉が焦げるでしょう。

今年のランタンフェスティバルは彰化ですか。
昼間、鹿港行って、夜はランタン祭・・・この動線で現地行ったら死ぬでしょう。
民族大移動の波に呑まれること確実。

台北のグルメは・・・小籠包に大腸包小腸に、パイナップルケーキ、タピオカミルク・・・粉モノばっかりすか。

お腹に余裕があったので、「姜太太」で饅頭を購入。ＭＲＴ忠孝復興站そばにある「姜太太」はかなり使える饅頭店。
味はもちろんのこと値段も良し、何より立地が良い。松山機場利用なら帰国の道すがら買えるしね。
日曜やってないのが残念かな。お腹に余裕があるならぜひ。

我が家イチオシの「素菜包」。
これは日本ではまずいただけない珍品。
文字通り動物性のモノを使っていない素食餡の饅頭ですが、味はしっかり、でもサッパリな美味饅頭なのです。
春雨の食感もＧＯＯＤ！

「豆沙包」はずばりあんまんなのですが、とってもシルキーな食感が楽しい、決してチープでないグルメ饅頭です。
ラードがんがんですけどね。二人ではんぶんこ。

せっかく忠孝復興に来たので、太平洋そごう復興店の地下３Ｆにある「ＣｉｔｙＳｕｐｅｒ」に立ち寄ります。
この店はナショナル田園のような高級スーパーなのですが、店内をぐるぐる見て廻るのも楽しいし、台湾のトレンドを把握するのにもばっちりな店です。
我が家では旬のフルーツを把握するのに活用してます。ここで今美味しいフルーツをチェックして、市中で買うってのが活用法です（ＣｉｔｙＳｕｐｅｒさんゴメンなさい）。

ここ数年、国策で台湾製造を推してる感じがします。
大陸の黒製品の関係もあるでしょうし、国内産品保護という観点もあるのでしょう。残念ですが、台湾においてトップブランドだった「日本製品」も原発の問題でＭＩＴや他国産にシフトしてます。
実際、上記のＣｉｔｙＳｕｐｅｒでも、毎度毎度、日本の物産展がイベント企画されていたのに、最近は「アメリカ」物産展が行われてたりするんです。
日本にいると気付かないかもしれませんが、海外でのニッポンブランドの失墜は著しいです。親日の台湾ですらそうなのですから、他国では・・・ね。日本人としてホント悲しいし、やるせない憤りを感じます。
ホント、がんばろう日本です。一人一人が日本を発信していかないと。
日本人として、自国の歴史、文化、見識、そしてプライドを自覚して国境を跨がないと・・・どんなに英語が話せても、世界は一つだと唱えても、他国の人たちは我々を日本人としてしか見てくれないし、日本ブランドを取り戻すのは私たち日本人しか出来ないことですから・・・と自分に言い聞かせているのです。