2012/02/20 - 2012/02/20
172位(同エリア926件中)
pioさん
CAF TOUR & TRAVEL社のツアーに参加しました。(80ユーロ)
http://www.caftours.com/
日本人は私だけ。家族あり、新婚さんあり、カップルあり、一人有り。様々な国の人が参加していた。
フィレンツェ在住の生粋のフィレンツェ女性が可愛いイタリア訛りタップリの語尾がクルクル回る英語で楽しい1日を作ってくれました。
誇り高きシエナの歴史を知り、ワインの里キャンティへ。
シエナでは現地のガイドさんが案内してくれました。 『シエナと言えば、傾斜の有るカンポ広場が有名ですが、かつては豊かな水源をフルに活用しローマ始め諸国へ水を売って財を成し、世界最古の銀行を開きイタリア全土の貴族にお金を貸して、またまた財が財を成し、フィレンツェなんて問題に成らない位だったのよ!』と、とても誇らしげに話して居た。
今は静かに眠った様な古都ですが、返ってどんなにかこのシエナは輝いた事かと、その凄さを想像させてくれました。3つの教会を訪ね歴史地区は深く足を踏み入れるとそこは中世。
キャンティはあまり好きなワインでは無いのですが、ぶどう畑に囲まれた小高い丘に建つレストランでシンガポールの女性とインドの男性の新婚さん、ルーマニアの新婚さん、カリフォルニアから一人旅の女性と同じテーブルを囲んでのランチも素敵でした。ベランダからは遠くの丘に見える霧に煙るサンジャミーノの塔。何とも幻想的。
ほろ酔い気分で塔の町サンジャミニャーノへ。
雨の中の塔の街は、石畳に馬の蹄の音が聞こえてるような錯覚さえ。
ピサへは最寄りの駅からチューチュートレインに乗換え観光。斜塔は3分で飽きて、与えられた時間はドォウモォの素晴らしさに縛り付けられておりました。いつの間にか闇の中に明かりが。雨に煙る街の明かりは何と不思議な魅力を持つものなんでしょう。チューチュートレインはピサの街を夢の街に変えてくれました。
朝乗り込んだバスがフィレンツェに帰った時はすっかり雨は上がり、世界遺産に浸った一日の贅沢な余韻を味わいながらホテルへ帰ったのでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
-
集合はサンタ・マリア・ノツベラ駅。
朝早く、人もまばら。 -
ローマ時代の城壁をくぐりフィレンツェから出発。
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バスの中で高い位置から見る景色は面白いね。
右の下に小さく写ってるのが生粋のフェレンツェレディのガイドさん。(見えるかなぁ)本日は1日お世話になりまーす。 -
こんな景色を眺めながら、ツアーガイドさんが盛り上げてくれる雰囲気を楽しみます。
語尾がクルクル回るイタリア訛りの可愛い英語と彼女の明るさと優しさに、参加者はメロメロです。 -
小一時間の道のりの後バスを降り、長いエスカレーターを上り、シエナ歴史地区に到着。
生憎の雨。傘を持って無い外人さんが多くて可哀想。。
私は勿論、折畳み傘を持って行きました。 -
シエナの現地ガイドさん。
『誇り高き美しきシエナ』をめいっぱいアピールして下さいました。
そして、現在も脈々と受け継がれてる明白なフィレンツェに対するライバル心。
これが、いかにもイタリアらしくて良いじゃないですか〜。
日本も戦国時代は都市国家?が沢山有ったわけで、これほどの愛郷心が有るって素敵だと思う。 -
雨の石畳って味が有ります。
町によって石畳も違うんですよね。 -
歴史地区。うんうん。歴史地区。
良いよね〜〜。 -
歴史地区は、こういうトンネルをいくつも通ります。
うーん。もう一人じゃ帰れない。迷路中の迷路の町です。
現地ガイドさんが居るのが肯けます。 -
イタリア文化と言うと、フィレンツェがすぐに思いつきますが、歴史的にみると、文化的発展を遂げたのは、フィレンツェよりもシエナのほうが先。11世紀から13世紀にかけて「シエナ派」が登場し、それが、フィレンツェに移り「ルネサンス」が生まれました。そのシエナの町並みを守っているのが、Fondazione Monte Dei Paschi Di Siena = シエナ・モンテ・デイ・パスキ財団。その大元のモンテ・パスキの像です。
とか・・・言ってたかと。。 -
1軒目の教会。
この中にその頃の壁が保管されてました。 -
2軒目の教会。
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ドンドン行きます。
ツアー慣れしてないから、結構慌ただしい。 -
ドーン。
おおおおお、これは、カンポ広場!
本当だ!路面が斜め!写真で見てたけど、これほどとは。
年に2回行われるパーリオ (Palio) と呼ばれる裸馬のレースも見に来たいな・・・ -
現在も市庁舎として立派に機能してるけど、時計は充てにしないでね。との事。
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あんまり見てると平行感覚を失いそう。皆、目が回らないのかなぁ。。。
ここがミートポイントです。1時間半後にここに集合して下さい。
と言った様な。。。え。嫌な予感。 -
ドンドン行きます。
お茶飲みたいなぁ・・・ -
まだまだ行きます。
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お店もゆっくり見たいよぅ。。
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現地ガイドさんが、「見てください。この美しい風景を。この美しい町を。あの美しい教会を!」と力を込めて言ってる。
あそこまで行くらしい。 -
まだまだまだ行きます。
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1300年代の頃のが残ってるんですって。ほえー。
古い町の中でも一番古い現役さんなんですって。 -
フィレンツェでは見れないタイプのお店。
入りたいなぁ・・・ -
ドーン!
おおおおおおお。シエナ大聖堂!美しい。
教会3軒目 -
本当はライバルのフィレンツェに負けない位の規模に広げて創りたかったんだって。でも疫病・飢餓・黒死病と続き、財政が逼迫して、1340年に基石が積まれたままなんだそうです。
充分美しいと思いますけど。 -
なんと個性的な。。
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象嵌と大理石
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黒と白の大理石に圧倒
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床ですよ?迫力に息を飲みます。
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ベルニーニに逢いに来たのですから・・・
お向いの美術館に行きたかったなぁ。。。 -
なんて美しい教会なのだろう。
感動で言葉も無い。
ベルニーニ他彫刻ははコピーらしく、本物はシエナ美術館に有るのだそうだが、大理石に象嵌のものや、楽譜は本物だ。
ふと我に帰る瞬間が有った。
気がつくと、教会の中にバスを共にしてたメンバーが誰も居ない。 -
滝汗。そう言えばツアーガイドさんが『ミートポイントはカンポ広場ね』って言ってたっけ。
嫌な予感が的中してしまった。
ここまで来る間も迷路を歩いてる様で、自分が何処をどう歩いてたかが分から無く成ってたのに・・・
時間は?やばっ!集合時間まで15分しか無い!!!
静かな町で殆ど人とすれ違わない。初老の男女3人に出会い、声をかけてみた。英語は全く通じず、相手も困ってた。困らせちゃってごめんなさい。
半べそ書いて闇雲に歩いていると、30代位のセニョリータに合った。どうせ英語は駄目だろうと、デジカメで撮っていたカンポ広場の写真を見せて「ここに行きたいんです。道に迷いました」と言ってみた。彼女は、英語でここをこう行って、右に左にと細かく教えてくれた。「どうも有難うございましたぁ〜〜」と思わず日本語がでた。すると、驚いた事に彼女は「ハイ」と返してくれた。
(´;ω;`)助かったぁ。。 -
何とか間に合って、汗を書いてるのは私だけ・・・
まだ全員は集まって無かった。ヨカッタ・・・ -
バスに乗り込み、キャンティの里へ向かいます。
そう言えばお腹も空きました。 -
一面のぶどう畑
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山の頂上の一軒家のレストランです。
キャンティが試飲できる(勿論販売してますってば)所です。 -
ツアーバス
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ミートペンネ
シンガポール系中国人とインド人の新婚さん。ルーマニアの新婚さん、アメリカの50代の女性一人旅さんと一緒にテーブルに座りました。 -
勿論。キャンティ。
渋みが特徴有るので、私は余り好みでは有りません。
と言いつつ、一人で白を飲んでました。 -
サラダと生ハムとチーズ3種。デザートは甘いワインにビスコッティを浸して食べるものでした。大人気です。(私は苦手です)
-
キャンティの赤は人気ですね。日本にもファンは多いですよね。
私はどうも渋みが苦手。 -
向うの丘の上に霧に噎ぶサンジャミニャーノが。
とても幻想的でした。
天空の城ラピュタかポーの一族かって雰囲気。 -
アップにすると少し見えます?
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お手洗いは1つしか無くて、階段を登って・・・
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ドアは狭いけど、中はまぁまぁです。
イタリアって、便座が無い所が多いのには閉口します。
ここも然りで。。 -
飾るセンスは今一かも。
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ドアノブ?は好きかも。
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オリーブ畑も有りました。
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ほろ酔い気分で出発です。
次はサンジャミニャーノへ。
しかし、ツアーってのは、大変だなぁ。。
慌ただしい・・・・
勝手に好きなだけ観る事が出来ないもんね。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- ももであさん 2013/04/07 07:39:15
- てんこ盛りの旅
- pioさん、おはようございます。たくさんの投票をありがとうございました。
朝からおなかいっぱいになりました。
トスカーナは良いですよね。大きな街も小さな街も期待を裏切らない。
そして誰もが‘おらが村意識’が高い。
フィレンツェにライバル心を抱くシエナのガイドさん好きです。
パッと目には分からないけれど、水の都シエナ。秘密の地下水路を巡る
ツアーもあるそうなので、ずっと見てみたいと思っています。
シエナ銀行前の像は、サルスティオ・バンディーニさんでは?
確かにペストが無かったら、強力な都市国家オルヴィエートかシエナが
もっと台頭していたでしょうね。
>ふと我に帰る瞬間が有った。(LOL)
ツアーって楽そうで、一種独特の緊張感があって面白いですね。
ガイドとメンバーに恵まれると、楽しいからあなどれません。
そしてサンジ ‘ャ’ミニャーノ
初イタリアでのハプニングで、ぼくにとっては幻のサンジミニャーノです。
ももであ
- pioさん からの返信 2013/04/15 22:08:29
- RE: てんこ盛りの旅
- ももであさん、こんばんは〜
おなか一杯になっちゃいました?^^;
素敵な旅行記、楽しく拝見させて頂いております。
ああ、こういう見方もいいな〜。こう動くんだ・・・みたいな・・・
凄いなー!凄いなー!の連発で、凄く参考に成ります。
(させていただいております。ペコリ)
これからも、度々お邪魔させていただきまーす。
一人旅の初心者です。行き成りイタリアに行って、自由気ままと、ドキドキの緊張感で、すっかり嵌り、癖になってしまいました。
其の後、少しのお休みがありますと、国内フラフラしています。
また、色々と教えてくださいね〜。
pio
-
- しょーきちさん 2012/07/10 21:46:09
- 御礼とお詫び
- pioさま
しょーきちです。
志摩旅行記にご投票戴きながら、ご挨拶がとっても遅くなり、申し訳ありませんでした。
海外出張、その後忙しく、フォートラへのアクセスが遠ざかっていました。
先週、作成途中の旅行記の公開ボタンを誤って押してしまい、大慌てで作成するという
ハプニングがありましたが・・・で未だ修正中です。
シエナ、いいですね。
集合時間への焦る気持ちよくわかります。
ですから、私は小刻みの集合/解散を繰り返す団体旅行が苦手です。
サンジャミニャーノ、いい雰囲気ですね。
旅行記アップのペースは遅いですが、よろしくお願いいたします。
- pioさん からの返信 2012/07/11 00:33:06
- RE: 御礼とお詫び
- しょーきちさま
お礼やお詫びなど、とーんでもないです。
お心使いいたみいります。
投票は素敵だなぁ〜と思って勝手に覗かせて頂いてますので
どうぞ、お気使いなさらないでください。
私の方こそ、投票を頂きましてどうも有難うございました。
私も夏場は仕事が忙しく、2月のローマ記を未だ書けてません(汗)
こうしてPCを立ち上げると、もう睡魔がぁぁ。。
そうこうしてるうちに、来週の広島行きがまた来てしまいます・・・
秋にはドーンと纏めて書けると・・書きたいと・・・書けるかな・・・と
思います。又、宜しければいらして下さいませ。宜しくお願い致します。
ご丁寧にどうも有難うございました。
pio
-
- ゆーりはまーさん 2012/04/05 21:39:57
- 幻想的
- pioさん、今晩は。
青空の下のイタリアがいいのは当たり前だけど、こんなイタリアもいいね!
シエナのような町にはこっちの方が好みかな。
ところでspumamiさんとのやりとりを見てたら・・・
毎日ワインをボトル一本ずつですか。羨ましい。
私もアルコールは嫌いじゃないんだけど、ハーフでいい気分になっちゃって
、それ以上だと心臓バクバク。
強い人が本当に羨ましい。
ゆーりはまー
- pioさん からの返信 2012/04/07 08:42:06
- RE: 幻想的
-
> ゆーりはまーさま
おはようございます。
そうなんですよ。古都の雨って、気を緩めるとタイムスリップして中世に連れて行かれちゃいそうですよね。
雨もまた善しってところですね。(^_-)-☆
でも、青空の下・新緑の頃のイタリアも味わってみたーい。でも、海外一人旅は始まったばかり。青空のイタリアはリタイア後に取って置きます。
出かける前情報では、『大寒波が西欧諸国を襲来中』でしたので、大雪覚悟でしたが、事のほか温かく、降雨量の多いとされる2月でも、本格的に降ったのはこの日だけで(この日も降ったり止んだりでしたが)とてもラッキーだったと思います。
えへっ♪
アルコールですか?
どこかの女優さんみたいに、「私の血はワイン」とは言いませんが、(笑)
地酒は旅の楽しみの一つでっす(#^.^#)
ハーフでいい気分に成っちゃうって、とっても素敵ですよぉ〜♪
チョコっとだけ飲んで、いい気分で夜を楽しむ。月明かり・星のまたたき・虫の声・昼間には騒音に消されて聞こえない木々の声、街角の猫、風の音、流れる水音、あらゆる物事が輝いて感じますよね。
私も飲み始めはそのつもりなのですが、気がつくと「あれ?無くなっちゃった・・・蒸発早っ!」って感じです。(*´∀`*)
-
- spumamiさん 2012/04/04 22:09:17
- キャンティ☆
- キャンティにも色々あるので「苦い」という概念を捨てチャレンジして下さい!
逆に私はキャンティは美味しい物って概念で飲んで「大した事ないやん!」って思うことも多々ありますが
今まで飲んだワインの中で忘れられないワインもキャンティです。
ワインって年代によっても味が違うし、美味しいと思っても
そのワインを探すのは至難の業・・・未だにあのキャンティ以上のワインには出会えてません。
とっさの時って日本語が出ちゃいますね(笑)
「ハイ」の返事は、さぞ嬉しかった事でしょうね〜
しかし、地図なしでDuomoからカンポ広場に戻るのは迷っちゃいますね
お店巡りはフィレンツェよりシエナの方が楽しかったので
お店に気軽に入れなかったのは残念でしたね
来年のフィレンツェ行きの時にシエナ再訪!!ですね♪
spumami
- pioさん からの返信 2012/04/05 01:32:16
- RE: キャンティ☆
- > spumamiさま
キャンティなんですけど、苦いんじゃなくて、渋いの。。。
キャンティファンには聞捨て成らないつぶやきだったかと思います。
ごめんなさい。。。
いつかそのキャンティちゃんに再会出来ると良いですね。
私ね、日本酒に目が無いんです。
日本酒で一番好きなのは、甲斐の春鶯囀なんです。
ワインにも澄んだ喉越しで品の良い淡い香りを求めちゃうんでしょうね。
ワインと日本酒は全然違う物なのにね。
イタリアに行くのは、ワインも楽しみの一つでした。
ミラノの初日を除いて、毎日1本ワインボトルを買って飲んでましたよん♪
ワインのアレコレはちっとも解りませんけども、
白が好きなのですが、チーズとワインは翌日の行動作戦計画時間に必需品で、毎晩1本開けてました。(アル中かいな)
写真を撮ってる日と撮ってないのも有りますが、安いの、高いの、スプマンテ。ローマは5泊、フィレンツェは3泊でしたので、ホテルに帰る前に寄る酒屋さんが「これ、飲んでみて」と何本か用意してくれる様にもなりました。(笑)
私が、「あーだこーだ、こんなん飲みたい。」[また明日ねー」とか言うもんだから、面白がってくれてたみたいです。
たったの10日で生意気を言わせて頂きますと、トスカーナ地方のワインも勿論美味しいと思いましたのですけれど、ピエモンテ州のワインのタイプが好みかもです。
今回の初イタリアで折角サンジャミーノにも行ったのに、Vernaccia di SangimignanoをBARで飲めなかったし、ホテルに買って帰る事が出来なかったドジも有りまして、(文句言いつつも、ランチでキャンティの白を1本開けてたので、ご機嫌ちゃんでしたから忘れちゃってました。)次回かどうかは分かりませんが、シエナとサンジャミーノは又トライしてみたいです。
今度はツアーじゃ無くて、やっぱり一人旅で(^_-)-☆
pio
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