2007/08/26 - 2007/08/30
12位(同エリア22件中)
さんしぇさん
1週間のパリの後、南仏へと足を向けた兼業主婦2人。
妻業嫁業親業、勿論仕事も全力投球の自分達へのご褒美旅行の
フィナーレは、ビーチでのんべんだらり。
家事を担ってくれる子供達、笑って送り出してくれただんな様方に
感謝です。
ニースの隣町ヴィルフランシュ、そしてエズのビーチへ。
1日目
・ニース空港
・ヴィルフランシュへ
・オテル・フロール
・ヴィルフランシュのビーチ
2日目
・Grasseグラ−スで調香体験
・ガリマール社で香水作り
・ニースの海辺
・ホテルのプールで
・ホテルのディナー
3日目
・ヴィルフランシュの隠れ家ビーチ
・エズへ移動
・Chateau Eza ホテル シャトー・エザ
・Ezaの部屋で
・ビーチの予約
・Eze界隈、路線バスで上を下へ
・エズ時間
・深夜の訪問者?
4日目
・エズのビーチへ
・レストラン&ビーチ“ANJUNA”
・クルーザーのお客
・フラゴナール社見学
・シャトー・エザでディナー
5日目
・エズの舞台裏
・帰国便ではらはら
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
パリから飛行機で1時間余り、光溢れる南仏はニースに
降り立ちました。
さて、ニースの界隈で4日を過ごす我々、移動の足に
ついて一考、と言うのは殊にニースはタクシーの行状が
よろしくないと事前サーチしています。
そこでバスを活用する事にすると、あら便利、7日パス
なるバスチケット15ユーロがありました。
ニース全域、単券で1,30ユーロ、ここ空港とニース
市内間は特例で(大きなラゲッジが乗る様に置き場所が
配慮された仕様になっていて、結果、一般路線バスより
も1度に大勢が乗れない為でしょうか。)片道で4ユーロ。
それと併せても5、6回の利用で元が取れてしまう、と
いう旅行者に優しい週間パスです。
パリのカルト・オランジュのように、フランスは各地方
毎に廉価なチケットの設定があって、旅行者にすこぶる
優しいと常々思います。
バスに収まり、1歩飛行場敷地から外へ出ると、あたりは、
やしの木の並木道、太陽はさんさん、右手に美しい海岸を
眺めつつ一路ニースへ。 -
幅広い遊歩道にはこんな観光トラムも。
わ、泳いでる。
横目にしながら、バスは更に市街地へ入って行きます。 -
サレヤ広場の手前、アルベールプルミエ公園には、
メリーゴーラウンド。 -
やがて、空港から30分余りでバスターミナルに
到着しました。
我々はここで乗り換えて、更に隣町のヴィルフラン
シュへと移動します。
乗りたいのは100番線、ニース⇔マントン(イタ
リアとの国境)を結ぶ王道路線です。
幸い4〜5本/1時間と、発着本数も多いので待た
されずに乗車、ここまで漕ぎつければ後一歩。 -
こんな、クルーザーのマストの林立する港を回り
こんだ後、バスは海から付かず離れずばりばりと
飛ばします。
後は降りるべきバス停で無事降りられるかどうか。
何しろ車内アナウンスは無し、時刻表には、始発
時間と主だったバス停の時刻のみ書かれていて、
それすらただの“目安”。
頼りは、手元に用意したバス停の一覧表のみ。
ただし、肝心のバス停の表示も走行中のバスからは
わかり難い。
まあ、一つ逃がそうが戻るのにそう歩く訳でなし、と、
ここは気楽に考えるが勝ちというのは学習済みです。
そして、やって来ましたSt.Estiveサン・テスティヴ
停にL’Octroiロクトロワ停。
どちらで降りても等距離と事前サーチしています。
サン・テスティヴを見送って、降車客の多い繁華な
ロクトロワ停で下車。
界隈は日曜の今日、何やら市場が展開しています。 -
軽い上り坂を、それでも息を切らす前には無事到着、
ホテルの向こうに海が望めます。
ホテルの入り口には、こうした一覧表が。
明朗会計で安心です。
Hotel La Flore ホテル・フロール 今回2泊お世話
になります。
ここは、ロジ・ド・フランスと言われる“ある程度の
庶民的なおいしいレストラン(郷土料理や、美食など)
を付随した宿を登録したもの”で、 フランス全土に
4000軒以上あるのだそうです。
口コミを元に、直営サイトから予約を取りました。
まず返事が迅速でしたし、食事の変更にも丁寧に応じ
てもらえ、事前の印象からして好感度大でした。 -
名前を告げると、特に書き込んだりの手続きも無く、
さっそく部屋に案内してくれる。
レセプション裏手の我々が2日間を過ごすは、1号室。
かれこれ広い、8畳いや10畳ほどもあろうかと思う。
バルコニーへの扉を開けながら、開けるとエアコンが
自動停止すると説明。
ムッシュ、あれこれくどくは言わず、では良い滞在をと。
嬉しいのはお手洗いが独立しているのと、バスタブ付き
で久し振りにお湯に浸れるのと。
特筆モノはやっぱりバルコンでしょう。
東の角部屋なので、全面海ビューとはいかないけれど、
何しろ広くて小さな寝室くらいありそうです。
そこに、鋳鉄のテーブルセットに今は折り畳んだビーチ
パラソル、リゾート気分盛り上がります。
さっそく、手洗い済みの生乾きの洗濯物を干すなんぞ、
どこまでも我々は主婦なり〜。
でもね、パリじゃ室内干しだったから、お日さんの下で
嬉しいったらありません。
その合間に、持参の湯沸し兼電熱お鍋登場。
ベッドサイドに使えそうなコンセント発見、さっそく、
海外仕様のプラグで接続。
かつて、部屋内で持込家電を使わせない様、細工した
コンセントを見たことがありましたが、さすがの3つ星、
大らかで助かりました、これで、ごはんが炊けます、
しめしめ。
晩御飯がてらお米を炊いておにぎりこさえ(更に主婦っ)、
浜風に吹かれながら頬張ったらどんなにかおいしい
でしょう。
さあ、おにぎりも用意万端、後は飲料水を調達して
行くぞ、ビーチ〜。 -
浜。
西に人の少ないビーチがあると、聞いています。
レセプションのムッシュに浜を尋ねた所、地図を出して
くれてここだ、とポイントしてくれる。
歩いて15分ですよ、と。
反対側の西側にはありませんかと訊くも、ありませんよ
と首をすくめるばかり。
ホテルを出て東へ。
じきに、ツーリスト・オフィス発見。
ここでも、そんな浜はないですよ、とにべもないながら、
地図に道順を書き込んでくれる。
内心訝しさ一杯ですが、ま、お勧めに従ってみましょう
かいと、素直に足を向けます。
ここは海岸からすると、少々高台なので、ゆっくり東に
向け降りていく感じ。
途中、部屋置きの為の水1リットルと、今飲むための
冷えたペリエを調達。
こういう時のガス入りミネラルはほんとにおいしいと思う。
色鮮やかな野菜や果物に目を瞠りながら、プルーンも。
道が入り組んで分かり難いながら、とにかく教えられた
東を目指し下へ下へと。
だんだん、大勢が行き交う辺りになったと思ったら、
もうそこが海。 -
海岸通りには、お土産店やらレストランがテラスを連ね、
18hの今はまだ夕ご飯には早く、食前酒とおぼしき
グラスを片手に話に興じる観光客やら、漁師然とした
ご常連やら。
みんな一様に赤銅色に焼けて健康そのものな風情。
ちなみに、みなさん“小麦色”と言うよりは赤身の
勝った焼け方をしている気がするのは、白人ゆえ?
海に目を移すと、この時刻まだまだ大勢が浜に寛ぎ、
あるいは海に戯れ。
我々も一角に陣を張り、海へ、早く早く。
ニースは小石の浜、比べてお隣のここは本来港だった
ところを人口的に手を入れて清潔な浜と成し、コート
ダジュール随一の美しさを誇っているのだそうです。
ここもやはり小石なので素足では少々痛いけれど、
まとわり付く砂が無いのはすこぶる快適です。
さて、水温もそこそこ足許に小魚が臆せずまつわって
くるのも珍しいやら嬉しいやら。
不思議に磯臭さがなくて、水はあくまでも透明で。
「泳ぐ!」
と大騒ぎしていた割にはとぷんと浸かってそれで気の
済む私、友に呆れられようがなにしろ足が地に付かない
ところまでは怖くて行けやしない。
ほんの水端でぱしゃぱしゃやって大いに満足です。
お行儀悪く寝そべりながらのおにぎりも美味しくて。
友と交替で海に浸かり、本を読んでは、うたたねして、
20hくらいまでの決して長い時間ではなかったけれど、
今日一日の大移動の末に思いっきり寛ぎました。
帰る頃には画像だとこんな薄闇に写り、びっくり。 -
実感ではたそがれよりもうんと明るいのですが。
街灯にも灯が入り、水面に滲むようで、それはそれは
美しかったこと。
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