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香水の街Grasseグラースで、マイ香水を作って参りました。<br />ニースからグラースへはバスで、そこからスタジオへは<br />タクシーの予定で動きました。<br /><br />2日目<br />・グラ−スへ<br />・ガリマール社で香水作り<br />・ニースの海辺<br />・ホテルのプールで<br />・ホテルのディナー<br />

’07晩夏 友と行く南仏4泊5日 2日目 グラースで調香体験

7いいね!

2007/08/26 - 2007/08/30

658位(同エリア2183件中)

0

15

さんしぇ

さんしぇさん

香水の街Grasseグラースで、マイ香水を作って参りました。
ニースからグラースへはバスで、そこからスタジオへは
タクシーの予定で動きました。

2日目
・グラ−スへ
・ガリマール社で香水作り
・ニースの海辺
・ホテルのプールで
・ホテルのディナー

旅行の満足度
4.5
同行者
友人
交通手段
高速・路線バス
旅行の手配内容
個別手配

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  • ニース北東のグラースの街、もともと手袋などの皮革<br />製品工業で繁栄し、そののち手袋のケモノ臭対策に<br />香水をつける要から、香水および花づくりの街として<br />発達したのだそうです。<br /><br />市内には数多の香水製造社がありますが、フラゴナール、<br />ガリマール、モリナールの三社が御三家のような存在<br />とか。<br /><br />このうち、日本語コースの個人を受け入れてくれたのが、<br />ガリマール社でした。<br /><br />あらかじめ今日か明日の調香体験コースの希望を打診<br />すると、今日の10h〜を指定されました。<br /><br />まずここヴィルフランシュから100番バスでニースへ、<br />乗り換えて500番でグラースへ、そしてタクシーで<br />現地スタジオ入りのつもりでいます。<br /><br />当初、7h過ぎのバスで行けば丁度良いと踏んだの<br />ですが、頃は日本で言うところのラッシュアワーでも<br />あり、用心にもう一本早い便で出かけることにしました。<br /><br />それが、道中どこにもラッシュのらの字もなく、至極<br />快調に見積もりの1時間半を大きく短縮。<br /><br />1時間少々でここグラースのターミナルに着いて<br />しまいました。<br /><br />料金は我々の持つ“7日間パス”に加えてニース⇔<br />グラ−ス、1時間が何と、1.30ユーロ(¥200)<br />でした。

    ニース北東のグラースの街、もともと手袋などの皮革
    製品工業で繁栄し、そののち手袋のケモノ臭対策に
    香水をつける要から、香水および花づくりの街として
    発達したのだそうです。

    市内には数多の香水製造社がありますが、フラゴナール、
    ガリマール、モリナールの三社が御三家のような存在
    とか。

    このうち、日本語コースの個人を受け入れてくれたのが、
    ガリマール社でした。

    あらかじめ今日か明日の調香体験コースの希望を打診
    すると、今日の10h〜を指定されました。

    まずここヴィルフランシュから100番バスでニースへ、
    乗り換えて500番でグラースへ、そしてタクシーで
    現地スタジオ入りのつもりでいます。

    当初、7h過ぎのバスで行けば丁度良いと踏んだの
    ですが、頃は日本で言うところのラッシュアワーでも
    あり、用心にもう一本早い便で出かけることにしました。

    それが、道中どこにもラッシュのらの字もなく、至極
    快調に見積もりの1時間半を大きく短縮。

    1時間少々でここグラースのターミナルに着いて
    しまいました。

    料金は我々の持つ“7日間パス”に加えてニース⇔
    グラ−ス、1時間が何と、1.30ユーロ(¥200)
    でした。

  • さて、ここからの足ですが見渡せどタクシーの影も<br />無く、バス運転手にタクシー乗り場を聞こうと、<br />目的地の「ガリマール社」の名前を出したのが<br />良かった、それを聞きとがめたバス待ちのさる<br />マダムが、ガリマールならこっちよ、と声を掛けて<br />くれたのです。<br /><br />こっち?<br />「このバスよ、これ(600番)で行ってQuatre<br /> chemins(4つの道)で降りるの。」<br /><br />奇しくもそのガ社にお勤めのマダムの、9h前の<br />出勤時間に丁度居合わせたのでした。<br />合間にインフォメーションで時刻表も貰い、見ると<br />降車停まで割にすぐのようです。<br /><br />そして、ものの10分程で到着、降りてすぐが<br />件のスタジオ。<br />マダムには親切にして頂き感謝申し上げました。

    さて、ここからの足ですが見渡せどタクシーの影も
    無く、バス運転手にタクシー乗り場を聞こうと、
    目的地の「ガリマール社」の名前を出したのが
    良かった、それを聞きとがめたバス待ちのさる
    マダムが、ガリマールならこっちよ、と声を掛けて
    くれたのです。

    こっち?
    「このバスよ、これ(600番)で行ってQuatre
    chemins(4つの道)で降りるの。」

    奇しくもそのガ社にお勤めのマダムの、9h前の
    出勤時間に丁度居合わせたのでした。
    合間にインフォメーションで時刻表も貰い、見ると
    降車停まで割にすぐのようです。

    そして、ものの10分程で到着、降りてすぐが
    件のスタジオ。
    マダムには親切にして頂き感謝申し上げました。

  • スタジオの扉をくぐると小さなショップと背中合わせに、<br />調香室があるのが見て取れます。<br />その中を白衣の数人が準備に余念がありません。<br /><br /><br />やがて名前を呼ばれ、受講料39ユーロ/1人を<br />収めるとまもなく、きれいな日本語が出迎えて<br />くれました。<br /><br />フィンランド出身のキリスティンさん(以後キリスさん)。<br /><br />胸もとの名札には使用可能言語がずらり、お国の<br />フィンランドはじめ、ノルウェー、仏はむろんの事、<br />英独伊そして日!<br /><br />この方の指導の許、いよいよこれから香りとの出会い<br />です。

    スタジオの扉をくぐると小さなショップと背中合わせに、
    調香室があるのが見て取れます。
    その中を白衣の数人が準備に余念がありません。


    やがて名前を呼ばれ、受講料39ユーロ/1人を
    収めるとまもなく、きれいな日本語が出迎えて
    くれました。

    フィンランド出身のキリスティンさん(以後キリスさん)。

    胸もとの名札には使用可能言語がずらり、お国の
    フィンランドはじめ、ノルウェー、仏はむろんの事、
    英独伊そして日!

    この方の指導の許、いよいよこれから香りとの出会い
    です。

  • オルガンと言われる調香台。<br /><br />エッセンスの入った小瓶が並びます。<br />香りのハーモニーを醸します。<br /><br />我々、それぞれ一卓づつを与えられ、まずは香りの<br />簡単なレクチャーから。<br /><br /><br /><br />パルファン、オー・ド・パルファン、オー・ド・トワレ、<br />オー・デ・コロンの順に濃度が希薄に。<br /><br />残香時間に沿って、ベース、ミドル、トップの3つの<br />ノート(香り)に分類するのだそうで、最も残香の長い<br />ベースノートから調香を始める事。<br /><br />また、小瓶のそれぞれはざっと100種類のエッセンス<br />で成り立っていて、我々が調香を終えた時には、結果と<br />して15種類ほどの小瓶を混合する事になるので、×<br />100で1500種のエッセンスの混合液を手にする事<br />になるんだそうです。<br /><br />さて、まずテストと称し、それぞれにキリスさんから<br />9本のサンプルを与えられ、ここから“好み”の3本を<br />選ぶよう言われます。<br />これで、個々の香りの傾向がわかるのだそうです。<br /><br />

    オルガンと言われる調香台。

    エッセンスの入った小瓶が並びます。
    香りのハーモニーを醸します。

    我々、それぞれ一卓づつを与えられ、まずは香りの
    簡単なレクチャーから。



    パルファン、オー・ド・パルファン、オー・ド・トワレ、
    オー・デ・コロンの順に濃度が希薄に。

    残香時間に沿って、ベース、ミドル、トップの3つの
    ノート(香り)に分類するのだそうで、最も残香の長い
    ベースノートから調香を始める事。

    また、小瓶のそれぞれはざっと100種類のエッセンス
    で成り立っていて、我々が調香を終えた時には、結果と
    して15種類ほどの小瓶を混合する事になるので、×
    100で1500種のエッセンスの混合液を手にする事
    になるんだそうです。

    さて、まずテストと称し、それぞれにキリスさんから
    9本のサンプルを与えられ、ここから“好み”の3本を
    選ぶよう言われます。
    これで、個々の香りの傾向がわかるのだそうです。

  • 友は3本とも果物系、同じく3本ともお花系が私。<br />その傾向に沿って、キリスさん、オルガンから選び<br />取った8〜10本の香りの小瓶を卓上に並べ、<br />言われます。<br /><br />「ここから、あなたの好きな香りを3本選んで、<br />用紙にそれぞれの名前を書き取って下さい。」<br /><br />これが簡単そうでなかなか決まらない。<br /><br />

    友は3本とも果物系、同じく3本ともお花系が私。
    その傾向に沿って、キリスさん、オルガンから選び
    取った8〜10本の香りの小瓶を卓上に並べ、
    言われます。

    「ここから、あなたの好きな香りを3本選んで、
    用紙にそれぞれの名前を書き取って下さい。」

    これが簡単そうでなかなか決まらない。

  • 好き、嫌い、にまず分別。<br /><br />とは思えど、その“嫌い”がさほどないのです。<br />それはそうでしょう、どの香りも、香水つくりのエッ<br />センスとして実際使われているもの<br />ばかりです。不快な匂いが使われるはずもありません。<br /><br />こうなると、“好き”に加え“面白い”や“馴染み”<br />など、自分なりに選択の間口を拡げて、しかもなる<br />べく第一印象で選び取るようにして行きます。<br /><br />そこでキリスさん、選んだ香りを一つ一つ説明して<br />くれます。<br /><br />私は、まずライラック、これは納得。<br />次が“琥珀”・・ってあの樹脂の?香りなんて<br />あったの?<br />で、最後がなんと“マッコウクジラ”の何やら!<br />何なのかは説明なし。<br /><br />面白いと思って選んだモノがクジラとは・・。<br /><br />で、キリスさん、目分量で(鼻分量?)3つそれ<br />ぞれに数字を書き込んでいきます。<br />例えば、ライラックは15、クジラが10とか。

    好き、嫌い、にまず分別。

    とは思えど、その“嫌い”がさほどないのです。
    それはそうでしょう、どの香りも、香水つくりのエッ
    センスとして実際使われているもの
    ばかりです。不快な匂いが使われるはずもありません。

    こうなると、“好き”に加え“面白い”や“馴染み”
    など、自分なりに選択の間口を拡げて、しかもなる
    べく第一印象で選び取るようにして行きます。

    そこでキリスさん、選んだ香りを一つ一つ説明して
    くれます。

    私は、まずライラック、これは納得。
    次が“琥珀”・・ってあの樹脂の?香りなんて
    あったの?
    で、最後がなんと“マッコウクジラ”の何やら!
    何なのかは説明なし。

    面白いと思って選んだモノがクジラとは・・。

    で、キリスさん、目分量で(鼻分量?)3つそれ
    ぞれに数字を書き込んでいきます。
    例えば、ライラックは15、クジラが10とか。

  • 次にシリンダーの目盛りに合わせ、数字通り15ml、<br />次に10mlと次々と加えていきます。<br /><br />やがてこの時点で、40ml、総量<br />100mlの“オー・ド・パルファン”になるそう<br />なので、このベースの容量だけで半ば近くを占める<br />訳です。<br />いかにベースが大切かってことでしょう。<br /><br />ここで一旦ビーカーに移し替え、再びシリンダーに<br />戻しという混合<br />作業を経て、キリスさんと一緒に香りを検めます。<br />正直、私には、「・・?」<br />クジラか?^^;<br /><br />キリスさん、ここにバニラを5ml入れるよう指示を<br />されました。<br />香りを和らげる効果があるそうで、本来は受講者の<br />好みで入れるのだそうですが、私の場合は、入れる<br />ようはっきり指示がとびました。<br /><br />ここらへんの匙加減がさすがのプロの業、香りが<br />ぐっと好ましいものに変わりました。<br /><br />さて、この要領でミドル、トップと計量混合を繰り返し、<br />合間に“鼻のための”休憩を挿みながら約1時間45分<br />で全行程を終えました。<br /><br />友のは、一貫してフルーティーで甘さの際立つ、いわば、<br />おいしそうな香りです。<br /><br />私のは、刻々印象が変わって取りとめがなかったのですが、<br />最終的には女らしい優雅な印象とキリスさんに講評頂き、<br />胸を撫で下ろしました。<br /><br />出来上がりを詰める瓶、茶色の薬瓶仕様なら無料、別の<br />飾り瓶なら応じて有料とのこと。<br /><br />小瓶の中で醸され続けるこの香り、2週間先から向こう1<br />年半くらいで使いきれると理想的とのこと、まずは2週間は<br />我慢です。

    次にシリンダーの目盛りに合わせ、数字通り15ml、
    次に10mlと次々と加えていきます。

    やがてこの時点で、40ml、総量
    100mlの“オー・ド・パルファン”になるそう
    なので、このベースの容量だけで半ば近くを占める
    訳です。
    いかにベースが大切かってことでしょう。

    ここで一旦ビーカーに移し替え、再びシリンダーに
    戻しという混合
    作業を経て、キリスさんと一緒に香りを検めます。
    正直、私には、「・・?」
    クジラか?^^;

    キリスさん、ここにバニラを5ml入れるよう指示を
    されました。
    香りを和らげる効果があるそうで、本来は受講者の
    好みで入れるのだそうですが、私の場合は、入れる
    ようはっきり指示がとびました。

    ここらへんの匙加減がさすがのプロの業、香りが
    ぐっと好ましいものに変わりました。

    さて、この要領でミドル、トップと計量混合を繰り返し、
    合間に“鼻のための”休憩を挿みながら約1時間45分
    で全行程を終えました。

    友のは、一貫してフルーティーで甘さの際立つ、いわば、
    おいしそうな香りです。

    私のは、刻々印象が変わって取りとめがなかったのですが、
    最終的には女らしい優雅な印象とキリスさんに講評頂き、
    胸を撫で下ろしました。

    出来上がりを詰める瓶、茶色の薬瓶仕様なら無料、別の
    飾り瓶なら応じて有料とのこと。

    小瓶の中で醸され続けるこの香り、2週間先から向こう1
    年半くらいで使いきれると理想的とのこと、まずは2週間は
    我慢です。

  • キリスさん、ご自分の日本語向上の助けにと、先ほど<br />仕上げた我々のレシピの仏単語の横に日本語訳を漢字も<br />加えて添えて欲しい、と仰います。<br /><br />電子辞書を引きつつ、抹香鯨・・、へ〜、こう書くんだ<br />と、逆に学ぶ始末。<br /><br />質問や雑談を交わすうちにも命名した名前のプリント<br />されたマイ香水を、はやばや渡されました。<br /><br />目前のオルガンに居並ぶ小瓶と同じラベルがおしゃれ、<br />とってもずっしりと嬉しい気分です。<br /><br />帰る頃には思わぬ“お免状”も授与(笑)されて。<br /><br />キリスさんのお陰で、充実した時間でした。<br /><br /><br />ちなみに配合のレシピはストックされ、今後の追加注文<br />にも応じてくれるのだそうです。<br />

    キリスさん、ご自分の日本語向上の助けにと、先ほど
    仕上げた我々のレシピの仏単語の横に日本語訳を漢字も
    加えて添えて欲しい、と仰います。

    電子辞書を引きつつ、抹香鯨・・、へ〜、こう書くんだ
    と、逆に学ぶ始末。

    質問や雑談を交わすうちにも命名した名前のプリント
    されたマイ香水を、はやばや渡されました。

    目前のオルガンに居並ぶ小瓶と同じラベルがおしゃれ、
    とってもずっしりと嬉しい気分です。

    帰る頃には思わぬ“お免状”も授与(笑)されて。

    キリスさんのお陰で、充実した時間でした。


    ちなみに配合のレシピはストックされ、今後の追加注文
    にも応じてくれるのだそうです。

  • ガリマール社のすぐにマックを見かけたので<br />フランスで初めてのマック体験してみました。<br /><br />5ユーロ余りのセットメニュー、日仏格差は<br />あまり無いんじゃないでしょうか。

    ガリマール社のすぐにマックを見かけたので
    フランスで初めてのマック体験してみました。

    5ユーロ余りのセットメニュー、日仏格差は
    あまり無いんじゃないでしょうか。

  • グラースから戻る途中のニース海岸で降りてそぞろ<br />歩いたのが、目抜き海岸通りのプロムナード・デ・<br />ザングレ。<br /><br />波際までびっしりデッキが並んでいる有料所と、無料の<br />浜とが交互に位置しています。<br /><br />無料のこちらが気楽で良いのですが、甲羅干しも朝夕に<br />留めておかないと、パラソルなどを持参しない事には、<br />大やけどが待っています。<br /><br />つい、アイスクリームを口にしたくなるこの陽射し。<br />撮影もそこそこにしないと、溶ける溶ける。

    グラースから戻る途中のニース海岸で降りてそぞろ
    歩いたのが、目抜き海岸通りのプロムナード・デ・
    ザングレ。

    波際までびっしりデッキが並んでいる有料所と、無料の
    浜とが交互に位置しています。

    無料のこちらが気楽で良いのですが、甲羅干しも朝夕に
    留めておかないと、パラソルなどを持参しない事には、
    大やけどが待っています。

    つい、アイスクリームを口にしたくなるこの陽射し。
    撮影もそこそこにしないと、溶ける溶ける。

  • ニースに道草しつつホテルに帰って来た時には、16h<br />をまわっていました。<br />今晩はホテルのディナーを予約しているので、今から<br />浜まで行くのは何とはなしに慌しい。<br /><br />それで、部屋からのぞきこめる階下のプールで過ごす<br />事にしました。<br />プール際にタオル等は用意があるそうです。<br /><br />水着の上にパレオ巻きつけ、ぞうりをぱたぱた言わせ、<br />部屋から直行のこの手軽さが嬉しいところ。<br /><br />滞在客が他に2組、挨拶を交わすくらいで、何ら干渉<br />されませず。

    ニースに道草しつつホテルに帰って来た時には、16h
    をまわっていました。
    今晩はホテルのディナーを予約しているので、今から
    浜まで行くのは何とはなしに慌しい。

    それで、部屋からのぞきこめる階下のプールで過ごす
    事にしました。
    プール際にタオル等は用意があるそうです。

    水着の上にパレオ巻きつけ、ぞうりをぱたぱた言わせ、
    部屋から直行のこの手軽さが嬉しいところ。

    滞在客が他に2組、挨拶を交わすくらいで、何ら干渉
    されませず。

  • ロジ・ド・フランスの“かまど”マーク、加入ホテルの<br />質、特に食事のランク付けで、ここホテル・フロールは<br />最上級のかまど3つを獲得しています。<br />ただし、“美食”ほどではない、と言うのが口コミ情報。<br /><br /><br />約束の7h30、先客が2組、席は特に予約席が設け<br />られていた訳ではなく、お好みでと言うので、窓際を<br />頂きました。<br /><br />男性1人のお世話なのでいささか煩忙、その分ゆっくり<br />時間が流れます。<br /><br />我々、ムニュ(定食)32ユーロ。<br />前菜+メイン+デザートのコース。<br />ここは、海辺だし魚もいいかなと思えど、どちらのお皿も<br />お肉系を選びました。

    ロジ・ド・フランスの“かまど”マーク、加入ホテルの
    質、特に食事のランク付けで、ここホテル・フロールは
    最上級のかまど3つを獲得しています。
    ただし、“美食”ほどではない、と言うのが口コミ情報。


    約束の7h30、先客が2組、席は特に予約席が設け
    られていた訳ではなく、お好みでと言うので、窓際を
    頂きました。

    男性1人のお世話なのでいささか煩忙、その分ゆっくり
    時間が流れます。

    我々、ムニュ(定食)32ユーロ。
    前菜+メイン+デザートのコース。
    ここは、海辺だし魚もいいかなと思えど、どちらのお皿も
    お肉系を選びました。

  • 魚!と、謳ったお店以外でフランスでおいしい魚に<br />出会えた試しが余り無く、幸い生ハムに、うさぎ、<br />どちらも食べたいお皿だったので。<br /><br />ピーマンの盛り合わせに生ハム添え、ピーマンが主役<br />扱いのようなメニューですが、はて?<br /><br />で、さすが野菜の底力、分厚いピーマンの果肉がとろり<br />と甘いこと。<br /><br />

    魚!と、謳ったお店以外でフランスでおいしい魚に
    出会えた試しが余り無く、幸い生ハムに、うさぎ、
    どちらも食べたいお皿だったので。

    ピーマンの盛り合わせに生ハム添え、ピーマンが主役
    扱いのようなメニューですが、はて?

    で、さすが野菜の底力、分厚いピーマンの果肉がとろり
    と甘いこと。

  • 骨抜き兎のポルシェッタ、マッシュルーム煮の詰め物。<br />ニースあたりの名物にporchettaと言う豚の詰め物が<br />ありますが、このメニューもそれのようです。<br /><br />と言う事は、スライスされていて今や不明ですが、<br />ひょっとしてこれ、さっきまで兎の姿をしてたかも。<br />だからか、詰め物がふんわりとしてジューシーで。<br />

    骨抜き兎のポルシェッタ、マッシュルーム煮の詰め物。
    ニースあたりの名物にporchettaと言う豚の詰め物が
    ありますが、このメニューもそれのようです。

    と言う事は、スライスされていて今や不明ですが、
    ひょっとしてこれ、さっきまで兎の姿をしてたかも。
    だからか、詰め物がふんわりとしてジューシーで。

  • このティラミス、大きいってば。<br />デザートが半分量なら、到って円満に食事を終えられる<br />のに、とはいつも思う事。<br /><br />苦しくも、収まってしまう今やフランス慣れ(?)した、<br />頼もしきは我が胃袋。<br /><br />食事に、おしゃべりに夢中になっては、ふと海に目を<br />やる度に色合いが深まり、それと共に岸辺の灯りが<br />煌々と光度を増して、飽きる事の無い美しい宵でした。

    このティラミス、大きいってば。
    デザートが半分量なら、到って円満に食事を終えられる
    のに、とはいつも思う事。

    苦しくも、収まってしまう今やフランス慣れ(?)した、
    頼もしきは我が胃袋。

    食事に、おしゃべりに夢中になっては、ふと海に目を
    やる度に色合いが深まり、それと共に岸辺の灯りが
    煌々と光度を増して、飽きる事の無い美しい宵でした。

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