2012/03/10 - 2012/03/13
349位(同エリア1218件中)
ricさん
昨年末の激務のおかげでたまっていた振替休暇をフルに取得し、ワシントン・ニューヨーク旅行を計画。
前半は1人で3泊のワシントン、後半は関西からやってくる友人とニューヨークで待ち合わせて5泊です。
1日目 成田発デトロイト乗り継ぎでワシントンDC着
2日目 ナショナルギャラリー、ハッシュボーン美術館★
3日目 国立航空宇宙博物館別館、ニュージアム
4日目 アムトラックでニューヨークへ移動
人工的に作られたワシントンDCはとにかく何もかもが巨大で、大国アメリカを思い知らされます。
またドイツのホロコースト博物館はあるのに原爆資料館はなく、ベトナム戦争もアメリカ兵の追悼碑はあるのに枯葉剤や地雷の被害についての博物館はなくて、この大きな国の正義について考えてしまう訪問でした。
★これは2日目の旅行記です。
この旅行のメインである、憧れのナショナル・ギャラリーを含め美術をたっぷり堪能した1日になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- デルタ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
昨晩はあまりに眠く、10時頃には倒れるようにして就寝。
すっきり起きてiPhoneの時計を確認すると朝5時半。
しかし部屋のアラームは4時半…あれ?
顔を洗いに立ったら、ドアの隙間からチラシが滑り込んでいた。
「春がきた!今日からdaylight saving time(サマータイム)です。時計の針を1時間進めてください。」
・・・iPhoneすごい。
たらたら準備をしたらテレビのニュースが始まって、眠そうなキャスターが「みなさん、今日からサマータイムですよ!」
ハイライトでは日本の地震が取り上げられました。あの日から1年。 -
最寄り駅近くにある、土曜は7時オープンのスタバ(平日は5時)。果たしてサマータイムの開始日には何時に開くのか?と一応8時くらいに行ったら開いてた。超不機嫌な店員さん。お客は老人だらけ。7時から開いてたのかも。
ヘルシーにヨーグルトと思ったけど、このヨーグルト300Kcal もあってビビる。
アメリカのスタバは美味しかったです。(イギリス比) -
朝食を食べたら行動開始。本日は美術Dayです。
地下鉄イエローラインでArchives(公文書館)駅へ。
地上へ上がると、建物の何もかもが巨大で、一瞬地図の比率がわからなくなりました。自分がどちらを向いているのかさえ…。
50?単焦点のレンズしか持って行ってなかったので、写真にはなんにも収まりません。 -
木蓮が見頃でした。このあたりには桜はなかったです。
-
着いたのはサマータイムで9時半頃なのに、街が静か過ぎる。
目当てのナショナルギャラリーに近づくと、警備の女性が「10時からよ」と。「今10時です。サマータイムではないですか」と聞くと、「サマータイムで言うと11時からよ」と。なんだそれ。
暇なので外から見るだけのものを消化することに。 -
国会議事堂です。正式には「連邦議会議事堂」だそうです。
逆光で撮りづらく、何だかカメラが言うことをきかない…。不穏。 -
国会議事堂を背に立つと前方にワシントン記念塔がそびえ立ちます。ジョージ・ワシントンの偉業を称えるものだそうです。
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DCの見所の一つである「スミソニアン博物館群」は、地図右手の国会議事堂、左手のワシントン記念塔に挟まれた公園を囲むように順序良く並んでいます。このあたりに居れば観光はほぼ済みそうです。といっても、議事堂と記念塔との距離は2キロほどあるので、かなり歩きます。
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国会議事堂を正面から。
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まだ開館時間にならない。暇です。
こっちは鳥までデカイ。 -
銅像と議事堂のコラボ写真でも。
Wikiによるとこの御方、「第20代アメリカ合衆国大統領。暗殺された二人目の大統領であり、初の左利きの大統領でもあり、大統領に選出された唯一の現職下院議員でもある」とのこと。 -
アメリカに鳥居があったので驚いた。
後ろにあるのは植物庭園。なにこのミスマッチ。
外国人の方がたくさんいたので、鳥居の間を二礼一拝(二拝したかったけど急に恥ずかしくなった)して通ってみた。じーっと見られた。 -
ここだけ開いていたので入ってみる。
そして気づく。
植物に興味がなかったことに…。(残念。) -
ぼちぼちかなぁとナショナルギャラリーへ向かう。わかりやすい案内塔。
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ワシントンも緑が多い。
そして、ワシントニアンはめっちゃ走る。
あっちもこっちも、ランニング中のワシントニアン。 -
ナショナルギャラリーの東館に近づくと、なんと工事中。
大丈夫かしら!!
中は!! -
正面玄関まで回ると、ちゃんと人が並んでた。
よかった。オープンと同時に入館。
荷物をすべて開けてのセキュリティチェックがあります。入館料は無料。ワシントンのスミソニアン博物館群はすべて無料、素晴らしいです。
余談ですが、私がナショナルギャラリーに行きたかったわけ。
昨年か一昨年、「ハーブアンドドロシー」というドキュメンタリー映画を見ました。ニューヨーク在住の元公務員老夫婦で、現代アートのコレクター夫妻を追いかけたものです。彼らは小さなアパートメントの中に1万点もの作品を蒐集し、ついにナショナルギャラリーに全て寄付しました。幸せなドキュメンタリー映画というのを、私はそこで初めて見て、その幸福の中にある現代アートに強く惹かれました。前から興味が強かったこともあって、いつかこの美術館に行こうと思っていました。
本当に、思ったより早く来てしまった。 -
フラッシュ撮影は禁止だけど、常設展示は撮影OK。
ナショナル・ギャラリーは西館、東館に分かれていて、この東館は現代美術のコレクションを展示しています。
入ってすぐにミロの三部作、カルダーのモビール。ううワクワク。 -
見所たくさんありましたが、作品をバシバシ撮るのが好きでは無いので、大事な作品だけ。
ハーブ&ドロシー夫妻のコレクション作品は6つほど展示されていました。寄贈は1万点ほどあるはずなのに、大量に裏で保管されている。
たったの6点でもうっとりするほど共鳴を呼ぶ作品群で、本当に感激しました。 -
東館(現代美術館)をかなり堪能して西館へ。
連絡通路はこんな不思議なデザイン。 -
実はこんな感じ。
アメリカ人は大きいから頭が天井に付きそうです。 -
西館は中世から近代までの美術作品が収められています。
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レオナルドダビンチの「ジネブラ・デ・ベンチの肖像」を撮る人を撮る。
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西館はやはり大変充実していて、もちろん印象派・後期印象派とどっぷり堪能しました。去年来日したワシントンナショナルギャラリー展で見た多くの作品と再会して、感無量でした。絵画をみてこんなに幸福感に浸れることがあるのかと驚いた。
来てよかったなぁワシントン。 -
さて、半日かけて(それでも駆け足に)ナショナルギャラリーを終えて、ハッシュホーン美術館に来ました。これもスミソニアン博物館群の一つで、現代美術館です。
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ハッシュホーン。カメラのオートフォーカスが合わなくて、おかしいな…。
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光のインスタレーション。
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ハッシュホーンのミュージアムショップでアリス・ニールの画集に出逢い、この世の終わりくらいに悩む。
かなり重い…
悩みながら、まだ閉館まで時間があるのでもう1軒見たいとふらふら。
各館のクローズも近いので、思い入れの小さい自然史博物館に来てみた。 -
象です!
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骨格標本です!
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ほんの入口あたりで気づいてしまったけど、私、動物にすら興味がなかった。むしろ怖いです動物。
早々に博物館を出て彫刻庭園を歩くことに。箱根みたいです。 -
何かの博物館前がスケート場になっていました。
この頃夕方5時くらい。
またも眠気がひどいので、そろそろ地下鉄で帰宅します。 -
昨日のリサーチによると、最寄り駅のフードコートは早々に閉まってしまうので、帰りは1駅前で降りて、ペンタゴンシティのフードコートでタイ料理のヌードルを調達。美味しかったです。
この時、事件が。
室内だからか、カメラのモニター暗いな?と思っていたら、徐々に真っ暗に。
何とカメラが完全に壊れていました。露出をいじっても関係なし、AFも効かない。どうも絞り羽根が閉じたまま動かなくなった模様でした。
旅行2日目なのに!と半泣きながら食事を終え、ホテルに戻って部屋の無料Wi-FiでひたすらメーカーのFAQやQAサイトを調べるも故障としか書いておらず。
何かにすがりたい気持ちで、メカ好きの父にメールで相談すると、「安いデジカメを買え、それまでiPhoneでやり過ごせ」と。
ありがとう父。そうしよう。
すっきりしたのでこの日も早々に就寝しました。3日目へ続く〜
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